林檎と青い青春を   作:時計台のカワウソ丸

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私、先生登場までのユーリちゃんの実績積みが思ってたよりも長くなりそう怖くなる。少なくともあと3話ぐらいいる。


猫探し

 

窓の外で遠くのほうで爆破音と小鳥のさえずりが聞こえる朝だ。都市にいた頃と比べて熟睡できることがえている。都市にいた頃は夜中に何回も起きてたのに、

携帯を見ると何件か依頼が来ている。

猫探しや力仕事、事務作業とかだ。私は猫探しの依頼を受けることにした。

依頼人に依頼を受ける事を伝えると、住所が送られてた。どうやらここに来いとのことらしい

依頼に出る前にのどが渇いたため、荷物を持って自動販売機がないか部屋から出て探す。確かロビーにあったはずだ。ついでにチェックアウトを終わらせてしまおう。

私は自動販売機で水を買った。 

……ちょっとぬるい

そして私は受付に入る獣人の人に、

 

「あの、チェックアウトを」

「うん、あぁ勝手にどうぞ、ただ行ったらもう入れねえから忘れ物が無いように」

「えぇ大丈夫です」

「はい、じゃあ勝手にどうぞ」

 

私は多分今夜もお世話になるであろうホテルに別れを告げ、依頼人の下に歩みだした。

さて歩いてから40分ほどで依頼人の家に付いた。

依頼人の家は10階ほどのマンションだ。

マンションの入口にはそわそわと動いてる人がいる。容姿はミレニアムの制服に白衣を来ている少女だった。あの人が依頼人だろうか?

 

「あ、あの依頼人の方ですか?」

「もしかしてユーリさんですか!? あの私の猫ちゃんが昨日の停電で居なくなっちゃって! あっこれ私の猫ちゃんの写真です、名前は黒って言います! とても人懐っこい子なんです!」

 

依頼人はそう言って白衣の胸ポケットから取り出した写真を押しつけるように渡してきた。写真には赤い首輪に鈴が付いた物をつけたをした黒い猫が写っていた。

 

「どうか速く見つけてやってください! お願いします!」

 

彼女は私の手を掴みひざまついて懇願した。

 

「え、えぇ分かりましたから、ど、どうか落ち着いて」

「これが落ち着いていられますか!!」

「ひっ」

 

彼女は顔を鼻息が当たるぐらい近づけて、

 

「今まで外に出たことがない子なんですよ!こうしている間にも私の黒がお腹をすかしているかも知れない! もしかしたら車に轢かれて怪我をしているかも知れないのに! それなのに落ち着けですって!! あぁもうとにかく探してきてください!」

「わ、分かりました」

「私はこっちを探してきます。ユーリさんはあっちをお願いします!」

 

そう言って彼女は風の様に走り去っていった。

台風のような人だったな。

私は彼女に言われた通りの方向に歩き始めた。

と言っても暗く狭い場所を確認しながらだか、

依頼人の言う通りの今まで外に出たことがない子なら逃げ出した後、周囲を怖がり、家やその周辺の狭い場所に隠れている可能性が高いのだ。

 




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