林檎と青い青春を   作:時計台のカワウソ丸

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朝起きて評価が黄色行ったら上々だなって思いながら評価見たら 橙だった。わぁ、

誤字報告ありがとうございます
にんにくえあ様に感謝の意を伝えます



病院

 

落ちてきたそれは腰から翼が生えている青い髪の女性。立った姿はまるで絵本に出てきた天使のように見えた。

彼女は右手に盾、左手に銃を持っていた。

彼女が落ちてきたところにはクレーターが出来ている。クレーターが出来るほどの衝撃を食らって傷の一つも付いていないように見えた。

 

「あれは……救護騎士団です!」

「救護騎士団?」

 

彼女は救護騎士団というのか、救護とはどんな意味だろうか、いやもちろん意味は分かるが救護に空から落ちる意味はあるのだろうか?もしかしてわざと怪我させてそれから治療して金をとる団体なのだろうか?

そんな事を考えていると救護騎士団の彼女がこちらに歩いて来た。

私は肩を怪我しているがせめてヒフミさんが逃げる時間は稼ぎたい。 

ヒフミさんを私の背中に隠した私は一歩前を歩き剣を抜き構える。

右足を引き体を右斜めに向け、剣を右脇にとり身体で剣を隠す。脇構えだ。この構えの特徴は剣の長さが相手は分からない事とどんな手を打つのが分かりにくいことだ

「ヒフミさん逃げてください時間を稼ぎます」

「えっちょ、ちょっとまってくださいユーリさんその」

 

私は敵に向かって駆け出そうとすると、後からヒフミさんとは違う声で

 

「酷い傷ですねそれに処置も甘い」

 

思わず振り向くとピンク髪の少女が立っていた。その少女はナース服のような物を着ていた。少女は私の右肩の銃創を見ている。

いつの間に、音もしなかった。ピンク髪の少女に向かって下から切り上げようとすると

いつの間に近づいてきたのか青い髪の女性に組み付けられてしまう。

 

「くっ離してください!」

「そんな暴れると傷が空いてしまうかも知れませんから、荒れないでください。ミネ団長お願いします」

「わかりましたセリナさん」 

 

そう言われるとミネと呼ばれた人に俵持ちされてしまう。

 

「あのユーリさんはどこの病院に?」

「あぁここですね」

 

ヒフミさんとセリナと呼ばれた人地図を広げて何を話している。何を話しているのだろうか。あと別に敵対的というわけではなさそうだ。じゃあ私はなんで俵持ちされているのだろうか。

抑えるだけならそのままで良いと思うのだが。

私が疑問に思っていると私は空を飛んだ。

 

「えっ」

 

速い、速い、速い、怖い、怖い、怖い、

私は今ミネと呼ばれた人に俵持ちされながら空を飛んでいた。もしかしたら人類で初めて道具なしで飛んだ人かも知れない。そんなくだらない事を考えても怖さは紛れなかった。

思わずミネと呼ばれた人の腕を少女のように思いっきり掴んで叫んだ。

 

「た、助けてくださいグレゴールさん!」

 

私は今、生まれて初めて陸上の有り難さが分かった。

 

 

 

  

気付いたら、教護騎士団という看板を掲げる白い建物の前に立っていた。赤十字のマークを見るに、どうやら病院のようだった。

 




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