林檎と青い青春を   作:時計台のカワウソ丸

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こんなに遅れてしまってまじすみません。
活動報告でも書いたとおりですね親戚が亡くなりましてそれで気が病んでこんなに遅れました。一度書く習慣がなくなるとこんなに書けないんですね。


今は課題の山を見あげながらこれを書いているため次も遅れそうです。本当にすみません。


先生視点パート2

 

 

「失礼します、初めてまして先生、便利屋のユーリです」

 

扉を開けたユーリを見た時なんていうか儚げな子だと思った。

彼女の格好は何らかの赤い作業服みたいな物を着ていた。髪の色もキヴォトスらしく派手な赤が強めなピンク、たしかルビーピンクとか呼ばれる物だったけ?

こうして見るとここでは黒髪のほうが少ないのかも

 

「ああユーリ、早速で悪いんだけど仕事頼めるかな、そこにある仕事をユウカと一緒に片付けて欲しいんだ」

 

彼女は私の顔、正確には私の目元を見ながら心配そうな声で、

「えぇ、分かりましたけど……その、多少仮眠をとったほうが良いと思います」

「えっあぁ大丈夫、大丈夫ちゃんと寝てるよ、うん」

 

少なくともこの二日間は寝てないけれどもまぁきっと大丈夫でしょ。

うん、きっと、たぶん、おそらく、メイビー。

 

「なら良いんですけど……えっと珈琲でも淹れますか?」

 

珈琲、か正直苦手だけれどもユーリの心遣いを無碍にするわけには行かないしね

 

「うん、お願い、そこにインスタントがあるから、ついでにユウカの分もお願いできる」

 

私は給湯室を指差しそれを見た彼女は「分かりました」と答え珈琲を作りに行った。

少し待つと給湯室からユーリが顔だけをだし

 

「すみません、ユウカさん、先生砂糖とミルクってどうしますか?」

 

私は普通に砂糖マシマシミルクマシマシかなぁ。

 

「私はブラックでお願い、先生はどうしますか?」

「私もブラックかな?」

 

ユウカが「えっ」と言いそうな顔しているのを横目に後悔する。しょうがないでしょう? ユウカがブラックを頼んだのに私は砂糖マシマシミルクマシマシだなんてアレじゃん! ユウカにはもうバレちゃってるけどユーリにはまだ先生としての威厳を保っていたいのだ。

まぁブラックコーヒーで保たれる威厳などなくなってもいいと思うけども私は見栄っ張りなのだ。これぐらいの見栄は張らせて欲しい。

そんなことを考えてるとすぐにユーリが給湯室から出てきた。

 

「どうぞ」

「ありがとう、ユーリさん」

「ありごとうね」

 

目の前に珈琲自身の色とは裏腹に白い湯気を上げていた。

ま、まぁ最後に飲んだのなんて? 学生のころだし?

昔嫌いだった物を今好きになるなんてよくあることだし? 端的に言うと行けるでしょ、うん多分。そうだと信じたい。

恐る恐る目の前の珈琲に口を付ける。

香りとともに珈琲の苦味が舌を刺す。

 

「にがっ」  

 

そんな声が自然と出た。多分顔が少しゆがんでたと思う。よくもまぁミレニアムとかの子は飲めるね。

 

「あの……何かありました?」

 

珈琲から顔を上げると冷や汗をかき何かをやらかして心配で不安で仕方がないと言うかのようなユーリの顔が視界に映る。

 

しまった不安にさせてしまっただろうか?

 

「えっいや何でもないよ、ただブラックってこんなに苦いんだねって」

「……ミルクと砂糖を入れますか?」

「うーんいや大丈夫だよ、こっちのほうが目も覚めるしね」

 

そう言って珈琲に口を付ける。にがっ……なんていうか気弱な子なんだろうか。何か失敗とかそういう事をして失望されるのを恐れているように見える。にがっ……やっぱり砂糖入れてもらおうかな。いや目が覚めるとか言っちゃったしなんかこうあれだよねぇ。にがっ……ユーリがユウカの対面に座るのを眺めながらもう一回口を付ける。

にがっ。平気な顔で飲むユウカをこれからはもっと尊敬の目で見えそうだ。苦い。

 

それからは私そのまま仕事をした。少し疲れを感じ私は時計を見る。三時間ほど経っていたのか。

チビチビ飲んでいたコーヒーは時間には勝てなかったようでもう熱を失っていた。私は覚悟を決めマグカップのそこに残った珈琲を胃に全部叩き込む。

うぅ苦い。

 

「少し休憩を入れよう」

 

私はそう言いマグカップを持って席から立ち上がる。

やっぱりさ私は紅茶派なんだよねぇ、どうも珈琲は合わないというか苦いと言うか。多分私が子供舌なだけだろうけども。

 

あぁそうだ。

 

「ユーリ、君は紅茶は好き?」

「えぇまぁ好きですよ」

 

ユーリは「どうしてです?」みたいな事を言いそうな表情で答える。まぁ見てなって、えっとあとは

 

「いつものでいい?」

「はい、いつもありがとうございます先生」

 

私はみんなに紅茶を淹れるために給湯室に向かう。

棚から紅茶缶とかを取り出している最中、内容は分かんなかったけど微かにユウカとユーリが話していた。

 

 

 




先生視点がまだ終わってないけど次はユーリちゃん視点に戻る予定です。単純に難しいんだなこれ。あと書いててそんなに楽しくないのも一因です。気が向いたら書きます。

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