林檎と青い青春を   作:時計台のカワウソ丸

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遅れましたぁ! テストを英語以外は終わらせられましたが! その後怠惰に支配されまして……、すっごい執筆にかかってしまいました。すみません。


色々な確認のため一話から見返したんてますけど、初めての小説なのもあって荒いっすね、これ。いつか書き直します。


駄目な大人

 

「それって……ッはい! よろしくお願いします、ユーリさん、先生!」

「へぇ、先生も変わり者だね〜、こんな面倒なことに自分から首を突っ込もうだなんて」

「けど、これで私達も希望が見えてきた」

 

ようやく緊張が解けたのだろうか、アヤネさんとシロコさんが胸を撫で下ろし、安堵している様子を見せた。ホシノさんは、ちょっと呆れてるようだけど声音は明るかった。

それから、ホシノさんはあくびをしながら、眠たげに。

 

「ふぁー、おじさん。色々あってちょっと疲れちゃったよ、二人はこれからどうするの? 連邦生徒会に戻るのか、アビドスに泊まるのか。もし泊まるなら学校の空き教室使ってもいいよ〜、寝袋も毛布もあるはずだから」

「じゃあ、お言葉に甘えて泊まらせてもらおうかな、あっユーリはどうしたい?」

「先生が泊まるなら私も泊まろうと思います。先生の補助が仕事ですし……あっ」

 

仕事、只今絶賛貯まり続けているであろうシャーレの書類仕事、それが頭をよぎった。先生の耳元で、

 

「あの……」

「ん? どうしたの」

「書類仕事はどうするんですか? ここにいる間たまり続けますけど……」

 

硬直、一切の体の動きが止まった。少しの沈黙のあと、震えた声で

 

「……み、未来のことは未来の私に任せるよ……」

 

大丈夫かな。

 

「んっ先生、どうかした?」

「えっ? いや、うん。な、なんでもないよ。あは、あははー」

 

挙動不審だ。ほんとに大丈夫かな……。

 

「それじゃあ先生、早速案内するね〜」

 

挙動不審の先生と私を連れてホシノさんは「さーさーよってらっしゃい、見てらっしゃい選り取り見取りだよー」だなんて言いながら案内してくれた。

 

結局あのあと先生は、寝るまでずっと落ち着かない様子だった。

……本当に大丈夫かな。

 

 

――――――――――――――――――――――――

 

朝、先生が教室を出ようとした音で目が覚めた。時計の針はまだ六時を指していた。

 

「おはようございます。……どこか行くんですか?」

「え、あぁおはようユーリ……ごめん起こしちゃった?」

「いえ、気にしなくても大丈夫ですから」

「ほんとごめんね? ……えっと、これ、をね?」

 

先生は少し気まずそうに自分の口の前で煙草を吸う仕草をした。おそらく煙草を吸いに行くのだろう。

 

「えっ……あ、あぁ。なるほど」

「えっと、ユーリ。喫煙所とか、知らない?」

「喫煙所、ですか……すみません、わかんないですね……」

「そっかぁ……」

 

その言葉を聞いて先生は「やっぱあんまりないのかなぁ〜……ホシノに聞けばわかるかな。いやけど……」と頭をかきながらそうぼやいてる。

都市では、そもそも喫煙所というものの存在が希薄だったし、私自体吸わないからわかんないけど、

まぁ、未成年に喫煙所の場所を聞くのもアレだろう。

 

「……よければ一緒に探しましょうか?」

「えっそんな、悪いよ」

「大丈夫です。やることも特にないので……」

「そっかぁ……なら、お願いね?」

 

 

 

結果としては散々だった。

 

「……ないねぇ……」

「ありませんね……」

 

おそらく大人が少ないのもあるのだろう。喫煙所がない。それらしき影が見つからないのだ。

 

「……そろそろ戻ろうか、これ以上ユーリを歩かせるのもアレだし」

「あの! 私のことは気にしなくて大丈夫ですよ……?」

「いやいや、そういうわけには……ん?」 

 

先生の視線が前方に向いた。そこに視線を合わせると、セリカさんが道の向こうから歩いてくるのが見える。彼女もこちらに気付いたようで、

 

「……げっ」

 

とっ、声を漏らしていた。

 

「おはよう、セリカ」

「き、気安く話しかけてこないで! 私、先生のこと認めてないから! ……もちろんあんたもよ!」

 

指を突きつけそういった彼女は、指を下ろし、続けて、

 

「まったく二人してこんなところをうろちょろとしてたら、駄目な大人の見本みたいに思われるわよ?」

「ぐふぅ!」

「先生!?」

 

隣で先生がダメージを受けた。

……まぁ、早朝から喫煙所を探してるなんて、結構駄目な大人と言っても差し支えないのではないか?

 

「あははっ、手厳しいな……ははっ」

 

まだダメージから抜け出せない先生を横目に、私は、

 

「えっと、セリカさんはこれから学校ですか?」

「私が何しようと、あんたには関係ないでしょ?」

 

ようやくダメージから抜け出せた先生が咳払いをして口を開いた。

 

「ねぇ、これから学校に行くならさ、一緒に学校に行かない?」

 

 




続きは三日後に出します。出して見せます。出せなかったら林檎の木の下に埋めてください。


 
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