色々な確認のため一話から見返したんてますけど、初めての小説なのもあって荒いっすね、これ。いつか書き直します。
「それって……ッはい! よろしくお願いします、ユーリさん、先生!」
「へぇ、先生も変わり者だね〜、こんな面倒なことに自分から首を突っ込もうだなんて」
「けど、これで私達も希望が見えてきた」
ようやく緊張が解けたのだろうか、アヤネさんとシロコさんが胸を撫で下ろし、安堵している様子を見せた。ホシノさんは、ちょっと呆れてるようだけど声音は明るかった。
それから、ホシノさんはあくびをしながら、眠たげに。
「ふぁー、おじさん。色々あってちょっと疲れちゃったよ、二人はこれからどうするの? 連邦生徒会に戻るのか、アビドスに泊まるのか。もし泊まるなら学校の空き教室使ってもいいよ〜、寝袋も毛布もあるはずだから」
「じゃあ、お言葉に甘えて泊まらせてもらおうかな、あっユーリはどうしたい?」
「先生が泊まるなら私も泊まろうと思います。先生の補助が仕事ですし……あっ」
仕事、只今絶賛貯まり続けているであろうシャーレの書類仕事、それが頭をよぎった。先生の耳元で、
「あの……」
「ん? どうしたの」
「書類仕事はどうするんですか? ここにいる間たまり続けますけど……」
硬直、一切の体の動きが止まった。少しの沈黙のあと、震えた声で
「……み、未来のことは未来の私に任せるよ……」
大丈夫かな。
「んっ先生、どうかした?」
「えっ? いや、うん。な、なんでもないよ。あは、あははー」
挙動不審だ。ほんとに大丈夫かな……。
「それじゃあ先生、早速案内するね〜」
挙動不審の先生と私を連れてホシノさんは「さーさーよってらっしゃい、見てらっしゃい選り取り見取りだよー」だなんて言いながら案内してくれた。
結局あのあと先生は、寝るまでずっと落ち着かない様子だった。
……本当に大丈夫かな。
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朝、先生が教室を出ようとした音で目が覚めた。時計の針はまだ六時を指していた。
「おはようございます。……どこか行くんですか?」
「え、あぁおはようユーリ……ごめん起こしちゃった?」
「いえ、気にしなくても大丈夫ですから」
「ほんとごめんね? ……えっと、これ、をね?」
先生は少し気まずそうに自分の口の前で煙草を吸う仕草をした。おそらく煙草を吸いに行くのだろう。
「えっ……あ、あぁ。なるほど」
「えっと、ユーリ。喫煙所とか、知らない?」
「喫煙所、ですか……すみません、わかんないですね……」
「そっかぁ……」
その言葉を聞いて先生は「やっぱあんまりないのかなぁ〜……ホシノに聞けばわかるかな。いやけど……」と頭をかきながらそうぼやいてる。
都市では、そもそも喫煙所というものの存在が希薄だったし、私自体吸わないからわかんないけど、
まぁ、未成年に喫煙所の場所を聞くのもアレだろう。
「……よければ一緒に探しましょうか?」
「えっそんな、悪いよ」
「大丈夫です。やることも特にないので……」
「そっかぁ……なら、お願いね?」
結果としては散々だった。
「……ないねぇ……」
「ありませんね……」
おそらく大人が少ないのもあるのだろう。喫煙所がない。それらしき影が見つからないのだ。
「……そろそろ戻ろうか、これ以上ユーリを歩かせるのもアレだし」
「あの! 私のことは気にしなくて大丈夫ですよ……?」
「いやいや、そういうわけには……ん?」
先生の視線が前方に向いた。そこに視線を合わせると、セリカさんが道の向こうから歩いてくるのが見える。彼女もこちらに気付いたようで、
「……げっ」
とっ、声を漏らしていた。
「おはよう、セリカ」
「き、気安く話しかけてこないで! 私、先生のこと認めてないから! ……もちろんあんたもよ!」
指を突きつけそういった彼女は、指を下ろし、続けて、
「まったく二人してこんなところをうろちょろとしてたら、駄目な大人の見本みたいに思われるわよ?」
「ぐふぅ!」
「先生!?」
隣で先生がダメージを受けた。
……まぁ、早朝から喫煙所を探してるなんて、結構駄目な大人と言っても差し支えないのではないか?
「あははっ、手厳しいな……ははっ」
まだダメージから抜け出せない先生を横目に、私は、
「えっと、セリカさんはこれから学校ですか?」
「私が何しようと、あんたには関係ないでしょ?」
ようやくダメージから抜け出せた先生が咳払いをして口を開いた。
「ねぇ、これから学校に行くならさ、一緒に学校に行かない?」
続きは三日後に出します。出して見せます。出せなかったら林檎の木の下に埋めてください。