林檎と青い青春を   作:時計台のカワウソ丸

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難産でした。ウタハこれであってるのかしら。

中指知らない人に言うとヤグザです。中指知らない人この小説読んでないと思うけど


剣術

 

 

「じゃあユーリ、早速見せてよ!」

「はい」

 

剣を引き抜き抜く。剣は赤色に発光している。どのような剣術がいいのだろうか?実用性より見た目重視の方がいいのだろうか?私は刀の刃を上向きにし、仮定の敵の目に剣先を向け、顔の横あたりで構えた。霞の構えだ。

モモイさんとミドリさんは私の剣を見て不思議そうにしている。

 

「わぁ」

「光ってますね」

「モモイさん、そこら辺の石を投げてくれません?」

「えっあうん、いいの?」

「えぇ、大丈夫です」

「えい!」

 

モモイさんは拳大の石を掴んだ私に向かって投げた。

結構な速さで投げてきたがこれぐらいなら、霞の構えから両手で振りかぶり、石を切り裂く、赤い斬撃が剣の軌道を彩った。切り裂かれた石は地面に落ちたあと砕け散った。破裂だ。ほんとに少しだが私の剣には破裂の効果が付与されている。

 

「はっ!」

「おぉ~」

「すごいですね、ユーリさん」

 

モモイさん達が私の剣術を見てると160cmぐらいの少女が目をキラキラと煌めかせて近づいてきた。

 

「な、なんだいその剣は、」

「あっウタハ先輩」

 

ウタハと呼ばれた少女は興奮が隠せない様子で私の手を取った。

 

「君の名前は?その剣見ても良い良いかな?」

「えっあ、ユーリです。ど、どうぞあっでも刃は触ると危ないので触らないでください」

「もちろん分かってるさ、……ユーリさんもう一回何か切ってもらえるかい?私のレンチでも良いから」

 

そう言うとウタハさんはレンチを渡してきた。なんでこんなもの持っているんだろう?

 

「えっあはい」

 

私は剣を鞘に入れ、ウタハさんが渡してきたレンチを上に投げて、自分の前に落ちてきた時に抜刀、横薙ぎで切り裂く、赤い斬撃が残る。切り裂かれて地面に落ちたレンチは落ちた瞬間に切られた部分を中心に亀裂が入った。

 

「これは、凄いねこれはどこで買ったんだい?、製造方法は?いや製造方法は言わないでくれ自分で調べたい」

 

私はウタハさんの熱意に押されながら言う。

 

「こ、これは外の世界のある工房で売られてました」

「ほう、さぞ名がある工房なんだろうね、その工房の名前は?」

「赤鍋工房です。けど今はありません……」

 

赤鍋工房、アヤさんと一緒にこの剣を買ったところ、まだ駆け出しの工房だった赤鍋工房は格安で、剣を売るからその代わりに宣伝してほしいと言われたところ、その夜彼の家族が中指の関係者に喧嘩を売りその復讐に彼も巻き込まれたらしい。

 

「そうか……」

 

ウタハさんは明らかにしょんぼりしている。

 

「じゃあその剣2日ばかり貸してくれないか?」

「良いですけど、今はモモイさん達の依頼をしているのでそれが終わったら、依頼してください」

 

ウタハさんが不憫に見えたのか、モモイさんがある提案をした。

 

「ウタハ先輩も一緒見ようよ」

「良いのか?」

「うん良いよ。その代わり私に何かあったら手を貸してね」

「分かった」

 

ウタハさんを皮切りに、私の振る剣が珍しいのか様々な人が集まってくる。多分中等部であろうオレンジ色の髪の少女。白色の髪の病弱そうな車椅子に座った人、その後に立っている肌面積の方が広いんじゃないかと思わせる程の服装をした少女、気づけば20人ぐらいの人達が集まっていた。なんだかこそばゆい。

1時間程度の演舞しているとモモイさんにインスピレーションが湧いてきたから今日はもうゲーム開発部に戻ろうと言われた。後は家事だけだ。

 

 

 

 

 

 




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