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901 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
顔面レモン#3品目発生!
http://news23.hkt.jp//news//202507310002.html
902 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
ハッピートリガーが捕まってからまた事件か
903 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
結局ニュージェネでも何でもなくて無関係な猟奇殺人ってことでおけ?
904 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
いや、犯人が今んとこ全員自首なんやろ
怪しすぎだろ
905 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
真犯人に自首させられてるなら、ガチでニュージェネ並みのヤバい事件
906 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
ていうか、ニュージェネ再来も人操ってたとかって話あったし、マジで同一犯では?
907 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
短絡的すぎ
908 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
真面目に考察しろカス
909 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
犯人がちびネズミ集めてたって話もあるらしいな
やっぱ力士シールみたいな役割なのかも
910 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
あれデマじゃなかったの?
911 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
>>>980 次スレ
912 名前:名無しさん@渋谷 2025/7/31
盛り上がってんだからスレ落ちないようにしろよ
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俺は仕事終わりに翠明学園へ向かう道中、俺はスマホでネオジェネ関連のスレッドを見ていた。
「俺が前に流したちびネズミのデマが、なんか本当みたいになってるな」
最初に樋上からバイトを頼まれた時にSNSに流した、『ネオジェネ事件現場でちびネズミが発見された』という誤情報になんか尾ひれがついている。
「実際、ちびネズミがネオジェネ事件を誘発しているのは真実だからな」
今回は一緒に着いてきた尾上が、ため息を吐く。
「それより、再来と同一犯だの、こいつは何をいっているんだ」
「適当なこと言って盛り上がりたいんだろ」
俺はスマホをしまう。
「ていうか、今回は一緒に着いてきていいのか?あんまり表立って動きたくないんだろ?」
「そうだが、ギガロマニアックスが近くにいるなら、確かめる必要がある」
そうしているうちに、俺達は翠明学園に到着した。
当たり前だが、出入り口は警官に封鎖されており、その周りをマスコミが取り囲んでいる。
「これじゃ近付けないな」
「どちらにせよ。学校には入れないだろ」
尾上はリアルブートしていないディソードを召喚し、人混みに向ける。
「……」
目を閉じて集中している。
「どうやら、この場に一人いるようだな」
「え?」
「少し身を隠す」
尾上はそう言って、サッとこの場を離れる。
「おいちょっと」
「お、いたいた」
人混みの中から出てきた一人の女子生徒が声をかけてきた。
「お前、良々……いや、ロロか」
あれ、何で俺はロロのこと知ってるんだ。
「へぇ、やっぱ事件現場に出るんだな」
ロロの手元にはディソードが握られている。
俺はすぐにディソードを召喚して応戦しようとする。
だが、
────妄想するな
「っ!」
俺は頭を押さえる。
その指示に従って、俺はディソードを消した。
「くくっ、それでいいんだよ。オレはお前が事件を追おうがしったこっちゃねぇ。ただ、良々を傷つけるつもりなら許さねぇ」
「良々って、なんのことだよ」
「何でもねぇよ。それより、現場に行きたいんだろ?」
ロロは親指を立てて、背中越しに校舎の方を指差した。
「連れてってやるよ」
◆
ロロに連れられて、俺は校舎内を案内された。
他の生徒や教員、警官達とすれ違うが誰も俺達を気に止めない。
「お前、何やったんだ?」
「認識阻害だ。それで聞かせろよ。ネオジェネ事件を調査して何をしたいんだ?」
「……お前こそ、いいのか?Truthに俺のことを報告しなくても」
「良々から聞いただろ?オレも良々も、Truthの思想に興味はねぇ。ただ事件の最前線に入られればいいのさ」
最初に会った時も、良々がそんなことを言っていたな。
「だったらいっそのこと、仲間になってくれないか?」
「それは無理だな。良々はともかく、オレはお前をそこまで信用してねぇ。それに樋上サンを裏切ったら、良々に危険が及ぶかもしれねぇしな」
こいつの行動原理はあくまでも姉のためか。
そんな話をしていると、事件現場である漫研の部室までたどり着いた。
数名の警官が現場の写真を取ったり、話し合ったりしている。
特徴的なのは現場の状況だ。
部屋の至るところに大きな槌を叩きつけたような打撃痕、さらに破壊された本棚や漫画の残骸、飛び散った血痕がいくつも残っている。
「死体はもう鑑識に回されたみてぇだな」
「そうだなって……て、あれ」
俺は教室の奥では、葵が警官と話している。
「ああ。あいつは第一発見者だからな」
葵と話している警官の中に、見覚えのある人物もいる。
久野里さんが、警官の後ろから葵の様子を観察していた。
あの人も警察のアドバイザーをしていると言っていたので、調査に参加しているのだろう。
「それでどうするんだ?調査するんだろ?」
「……」
俺はロロを一瞥して、サイコメトリーを発動させる。
────あんたが殺したのねっ!
白井が掌を向けると、空気が振動し、太田のすぐ横の壁に大きなクレーターができる。
────逃げるなぁっ!
次々と襲う白井の攻撃に対して、太田の方も応戦して空気の弾丸を放つ。
暴力的な撃ち合いの末に、勝敗は決した。
顔面が潰された太田の遺体、それを見て白井は満足そうに微笑んだ。
「……嫌な予感はしてたけどやっぱりか」
白井が恋人の復讐のために太田を襲った。
しかし、事件の犯人はまだしも、その関係者までギガロマニアックスだったなんて、そんな偶然あるのか。
「能力者同士の殺しあいってわけか。オレや葵ともやり合うことになるかもな」
「冗談は止めろ。早く白井を捕まえないと」
「止めとけ。白井は既に逃走している。こんだけ派手にやらかしたんだから、警察にも目をつけられてるだろうし、待っとけば捕まるだろ」
「能力者だぞ。警察が相手にできるのか?」
「しったこっちゃねぇよ」
ロロは踵を返す。
「認識阻害解けるぞ。オレについてこなくていいのか?」
「……」
俺は黙ってロロについていき、校内を立ち去った。
◆
「ロロ、何が目的だ」
校舎を出たところで、俺はロロに尋ねた。
「別に、俺はただ、良々の好きなグロいのを良々に見せてやろうと思っただけだ」
その場に良々はいなかったのに、こいつは何を言っているんだ。
「じゃあお前、これが何なのか知ってるか?」
俺はちびネズミのラバーストラップを取り出した。
「ちびネズミだろ?良々も集めてるんだから知ってるに決まってるだろ」
「そうじゃなくて、これをお前らがばらまいてる理由だよ」
「知らねぇよ。興味ない」
ロロは鬱陶しそうに手を払う。
「ていうか、樋上さんも知らねぇんじゃねぇの?そのストラップ、よその業者が作ってるし」
「よその業者?」
「ああ、眼鏡をかけた乳のでかい女だ。そいつがたまにうちにデカい段ボール箱を持ってくるんだよ。樋上さんも面倒くさそうにしてたよ」
眼鏡で巨乳、なんとなく覚えのある特徴だが。
なんにせよ、この様子だとTruthはノアに関わってもいないということか。
「じゃあな。くれぐれも余計なことすんなよ御門」
そう言ってロロは去っていった。
「行ったようだな」
そうして、入れ替わるようにして尾上が戻ってきた。
「私の存在は勘付かれていないようだな」
「多分な。ああ、それと事件のことだけど。太田を殺した犯人は白井だ」
俺はサイコメトリーで見た情報を尾上に伝える。
「渋谷全土のGEレートの上昇といい、事件関係者のギガロマニアックスの覚醒……渋谷地震の再現のつもりか」
尾上は怒りに震えた声で口にする。
「尾上?」
「白井や太田がギガロマニアックスになったのは偶然じゃない。ノアの影響を受けたことで覚醒したんだ。おそらく二人とも、空気の弾丸を飛ばすという限られた力しか使えないはずだ」
「ノアの影響って……」
「ちびネズミの周辺では、持ち主に都合のいいことが起きやすくなる。ノアが持ち主の潜在意識の妄想を無差別に具現化しているからだ。そこに副作用によるGEレートの上昇と、それに伴うバイオリズムの上昇が重なる。これらが脳に過剰な負荷をかけ、不完全なギガロマニアックスへと覚醒させている」
「それって、他にも町中の人間がギガロマニアックスになるかもしれないのか……?」
「可能性はある」
尾上は俺に背を向けた。
「とにかく白井を探すぞ」
「ああ」
俺達は手分けして白井を探すことにした。