【書籍化決定】種付けおじさんIN戦国 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
秀吉殿が墨俣城の城主となり、いよいよ斎藤家の美濃支配領域は美濃全体の5分の1程度となり、じわじわと追い詰めていた。
ただここで軍を出して一気に美濃を手中に収める……という動きにはならなかった。
今動くと、幕府から将軍暗殺による混乱を付いて実効支配した成り上がり者というレッテルを周りから貼られてしまうため、ここで一旦立ち止まり、足利家の誰が次の将軍になるか、誰が権力を掌握するか見定める必要があった。
あとは美濃支配の正当性を作る動きも活発化させる。
信長様は義父で今は亡き斎藤道三より国譲り状という書類を受け取っており、これだけでも美濃を治める正当性は十分であるが、斎藤道三の娘である帰蝶様や去年産まれた帰蝶様の実子である峰丸(斎藤道三の幼名から付けられたらしい)を使い、政治工作をすることで、美濃国人衆の人気を獲得していた。
これは効果てきめんであり、更に斎藤道三の末子である斎藤利治もこの政治工作に関与し、美濃国人衆は次々に信長様に降ったり、寝返りの内応を取り付けていた。
あとは稲葉山城を落とせば美濃全体を支配できる……というところまで進めていたのである。
ただ稲葉山城は堅城で、多少内部がガタガタしていても、落とすのに時間と犠牲が出てしまうと考えていた信長様は徹底的に弱体化工作を続けることになる。
ちなみにこの弱体化工作とは……信長様のよく使う十八番であり、今後敵対する大名や勢力には権威、金、兵力、政治……全てを使ってまず弱体化させるところから入り、徹底的に弱ったところでトドメを刺すという戦術である。
時間はかかるが、ローリスクハイリターンで結果が出るので信長様らしい戦術である。
秀吉殿に俺はお祝いとして秀吉の子供の遊び道具(積み木やでんでん太鼓)、それに寒さ対策として木綿で作った布団をプレゼントし、大いに喜ばれた。
「いやぁ、他の人達は槍だの刀だのをお祝いとして贈ってくださいましたが、オイラの子供の事を考えてくれたのは又兵衛だけだぎゃ!」
「いえいえ、俺も秀吉殿に負けないように出世しなければ……そうだ、お祝いとしてまた祈願していきましょうか」
「おお、それはありがたい! ねねも呼んでこよう!」
こうしてまた俺は秀吉殿とねねさんに精力を注入して子供が産まれるように整えてあげた。
すると数ヶ月後に会いに行ったら、またお腹が膨らんだねねさんと嬉しそうにしている秀吉殿の姿がそこにあるのだった。
大·豊·作
まさにそう言うしか無い光景がそこには広がっていた。
「領主様、オラかれこれ50年以上生きてきたが、こんな豊作見たことねぇよ」
「あ、あぁ……俺も正直驚いてる」
黄金かつたわわに実った稲穂が田んぼを埋め尽くさんと風に揺れていた。
田んぼの面積は500反と少し(1反で皆さんがイメージする田んぼ1枚)であり、戦国時代で上田と呼ばれる田んぼでも1反で1.2石取れれば上々、中田で1反1石、下田で1反0.8石くらいとされていた中、1反辺り6石も収穫出来たのだから大騒ぎ。
ちなみに現代農業でも1反の収穫量は約4石(1石150キロ計算)なので、6石は900キロもの米が収穫出来たことになる。
「村長! 村長! 米だけでねぇ、大豆も野菜も木綿も大豊作だ!」
「下流の村も豊作らしいが、これほどの大豊作はうちの村だけらしいぞ!」
「領主様の農法のおかけだ! 毛受様万歳!」
大喜びの中、村人総出で収穫作業をしていき、脱穀し、村の女衆達で俵を作製していき、玄米の状態で俵に詰め込んでいく。
「年貢は今年は1反2石で良い、それ以上は各家で扱って良い物とする」
と俺が言うと村人達は万歳三唱。
本来であれば500反で約500石、うち半分が税として取られるので残るのは250石……村人の数が約300人なので他の雑穀を合わせてようやく食っていける量である。
ただ今回は税を抜いても2000石も村に米が残る状態なので、米を腹いっぱい食べても余裕で来年まで持つし、米を売った金で農具を買ったり、牛を飼ったりすることが出来る。
それだけでなく、今回は他の作物も大豊作。
村人達は貧農クラスの収入から、全員豪農クラスの収入に上がるのであった。
で、問題になるのは保管場所が足りない問題。
予想を遥かに超える大豊作だったために保管場所が足りず、どうするかという問題が発生し、皆が悩んでいるので俺は家臣達を呼んで、村の裏山に赴き、シャベルを突き刺した。
井戸を掘る要領で土をガンガン掻き出して、穴蔵を掘りだし、そこに藁を敷き詰めて、保管場所にするように村人達に言っていった。
「領主様!!」
村人達はこれほど民を想ってくれる領主は居ないと感激し、涙を流すのであった。
掘り起こした土は粘土質であったので、焼き固めてレンガを作り、それを用いて蔵の作製も行った。
俺の屋敷にも新しく蔵が10棟ほど建てられた他に、パンやピザを大量に焼くための焼き窯と工房も建設された。
で、一通り動いているとあっという間に冬間近。
本来は収穫祭をもっと前にするはずであったが、忙しくて遅れに遅れてしまい、冬間近で収穫祭が行われたのである。
そりゃあもうどんちゃん騒ぎであるが、領主として威厳を出しながら酒盛りをしていても良い中、俺は鉄板を特注してもらい、中華麺にソースをかけ、野菜と一緒に焼き上げることで焼きそばを大量に作っていった。
「り、領主様自ら焼かなくても……」
「なに、今日は領民の為のお祭りだ! いっぱい食って冬の間に英気を養ってまた春から農作業を頑張ろうぜ!」
と盛り上げた。
俺が民と近い距離で接しているため、村人達の好感度というか忠誠心は振り切れ、冬の間に俺が戦の為に鍛錬を開くと言うと、村の若者達は率先して参加し、練度を高め、村の為に道の整備を行ったり、時には俺が出向いて出産に立ち会い、産婆の様な事をやったり、村人達の恋人や夫婦に精力を分け与えて子供が出来るように祈ったりもしてやるのであった。
また収穫量が多かったことで、家臣達にもいつも以上に俸禄(給料)を出すことができ、忍び連中にも好きな者がいるなら忍の里から連れ出してこいと言うと、瞬く間に夫婦が激増。
冬の間特に戦も無かったので村人達含めて子作り期間となるのだった。
「「「あへ〜」」」
木綿が収穫されて、木綿の布に綿を詰め込んだ布団を作り、それを敷いて更に激しい夜の大運動会が開催されて、嫁達は毎晩気絶するまで逝かされ続けた。
俺の精力も成長と共に更に進化し、精子を1日にガロン単位で放出することが出来るようになっていた。
しかもそれが薄いわけではなく、ゼリーの様に濃厚なのである。
嫁達の中に注入すると、ドロドロに濃すぎて垂れてこないって事が発生し、それが胎内で泳ぎまくる為に安定期に入り、皆ボテ腹になっていたが、そのお腹を精子で更に膨らませる事態となり、雫と年齢的に成長が止まっている雫の母親の望を除いて、嫁達は男のロマンであるメートル級おっぱいに成長していた。
で、現在布団の上に全員汗だくになり寝転びながら、気絶せずに生き残っていた雫にトドメの射精をし、その勢いで雫も力尽きて布団の上に倒れ込んだ。
俺は満足感と共にひとっ風呂浴びてくるかと薄着で外に飛び出して、家の近くにある温泉に入りに行く。
温泉も整備が進み、洗い場を整備した一昔前の銭湯の様になり、村人達にも開放していた。
ただ信長様とかが来ていると、客人用の場所は貸し切られて、蒸し風呂等が村人は使えなくなる。
ちなみに広さの関係で客人用は男女別になっているが、村人用は混浴になっていた。
俺は蒸し風呂に入りたい気分だったので客人用の風呂に入ると、遅い時間だったが、人影がある様だ。
薄暗いが体を洗い、風呂場に近づくと、若い男女が性行為をしていた。
「ん!? あ! り、領主様」
「え? キャ!」
「あぁ、気にしなくて良い、確かにこの時間だったらほぼ貸切だからな。背徳感で燃え上がるのも分からなくは無い」
「す、すみません」
「混浴じゃない場所なのに混浴してしまい申し訳ありません」
「いやいいよ別に……客人が来ていたら別だけどさ……それよりもせっかくだからもっと燃え上がってみないか?」
「「え?」」
俺は精力を思いっきり込めた手で2人背中を叩いた。
すると青年は勃起が止まらなくなり、女性は体の疼きが止まらなくなる。
「じゃあごゆっくり~」
俺はそのまま蒸し風呂で汗を流し、水風呂で体をキンキンに冷やして、椅子で整ってから風呂場を後にしたが、風呂場では野獣のように盛り合う2人がいたそうな。
翌日、風呂場の清掃に訪れた家臣によって精根尽き果ててぐったりしている青年とお腹を精子で膨らませた女性が発見され、ちょっとした騒動になるのだった。