【書籍化決定】種付けおじさんIN戦国 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
松永久秀殿から京に行く前に、もし武芸を磨くのであれば柳生道場を訪ねてみよと言われて、京に行く前に柳生宗厳が開いている道場を訪ねた。
この人物は松永久秀の家臣であり、元々は筒井家に仕えていたが、松永久秀が大和を支配するようになると松永久秀に仕えるようになり、道場を開いて自身の剣術を広めていた。
なお3年前に剣聖と呼ばれる上泉信綱にボッコボコにされて弟子入りし、そこで技術を再度学び、その結果無刀取り……現代では真剣白刃取りと呼ばれる技術に似た技を生み出した。
俺は知らなかったが、この人物を祖として江戸時代に大流行する柳生新陰流が生み出された。
というわけで、授業料を支払い、稽古を受けさせてもらったが、俺の剣術はどちらかと言うと叩き潰すという様な感じで力任せでそれでは刀が消耗するのが早いと怒られた。
間合いの取り方、足の運び方、正しい鍛錬のやり方、多数を相手取る方法などのしっかりとした剣術……だけでなく体術も学んだが、流石種付けおじさんの肉体……刀を男根と見立てることで、急速に技術を習得していき、なんだかんだ2ヶ月も滞在してしまったが、免許皆伝を頂いた。
まぁあくまで型を教わっただけなので、ここからより高みを目指さなければならないが……。
ただここで剣術をしっかり学んだことで弓、槍、刀の武芸3点セットをある程度マスターし、これが後々織田家と敵対する勢力に地獄を見せることに繋がるのであった。
本来の予定から遅れること2ヶ月……京に到着し、早速情報収集を開始。
するとまぁ酷いこと酷いこと……。
京の周りには疫病、餓死等で亡くなった浮浪者の死体がそこら中に転がっており、その亡くなった者の衣服や持ち物、髪なんかを孤児達が集めて金を稼いでいたり、貴族の人達が物乞いしているわ、野盗や野武士が廃墟で攫ってきた女と乱交しているわ……。
「地獄かな?」
これは酷い……。
そんな状態なので多少怪しい行動をしても周りも怪しい人だらけで全く目立つこと無く、情報収集が可能。
特に京近くの比叡山延暦寺の生臭坊主は金持ちなので俺が箱の中に入れていた干し椎茸……これを滅茶苦茶高値で買ってくれた。
民が飢えに苦しんている中、高利貸しで銭を儲けて、酒池肉林している生臭坊主共には流石に俺も思うところはある。
種付けおじさんとして周りを含めて笑顔になるような行動を心がけたい。
まぁ種付けおじさんがそんなことを言っても説得力はあまりないが……。
そうして調べていると……貴族の人達も金で凄い困っているのがよくわかった。
「さて、俺は俺のやり方で情報収集に勤しみますか……」
俺は早速貴族で礼儀作法等の技術を教えることは出来るが、貧窮して物乞いをしている貴族の方に目星を付けると、礼儀作法の勉強をお金を支払うので教えていただきたいと願い出た。
最初は訝しがられたが、俺が尾張の織田家家臣で千石の領土を持っており、京の情報収集を行っていることを素直に打ち明け、武士の方が貴族に礼儀作法を習うは誉れと持ち上げると、気を良くした貴族の男性は俺に礼儀作法を教えてくれることになった。
貴族の男性は竹取家という半家という位の貴族で、源氏一族を祖とする鎌倉時代に成立したまだ歴史の浅い家柄であった。
歴史が浅いと言っても、既に300年以上の年月が積み重ねているのだが……貴族の間だとそれでも新参者らしい。
家業は蹴鞠と雅楽らしい。
ただ朝廷で仕事をするため、他の礼儀作法全般もある程度(貴族の中でなので武士から見たら凄まじい熟練度)抑えていた。
ただ俺が目をつけたのはこの家の娘さんが病弱であるという点である。
お化け屋敷の様な場所に住んでいるのを見た俺は、これは金で謝礼するより米等の物品で謝礼をしないと、金があれば目をつけた悪者が金品を奪いに襲いかかってくると感じ、直ぐに食料品に換えてから支払うことにした。
竹取さんは俺の気遣いに感謝しながらも、厳しく礼儀作法を教えて頂いた。
俺は住み込みで教えを受けながら、お化け屋敷の様な場所では娘さんは更に弱ってしまうと、教えを受けさせてもらっているお礼として屋敷の補修と改築を行い、穴の空いた床や壁を張り替え、雑草の生えていた屋根を整備し、壊れた窯を積み直して、雨漏れや強風でも潰れないような人の住める屋敷に整備を行った。
また俺は山に狩りに行き、猪や鹿を捕らえて肉にしたり、野草や川魚を集め、食事を豪華な物にしていった。
竹取のおっちゃんは元気になっていったが、娘さんは他にも病気を患っているためか、徐々に衰弱に向かっている気がする。
俺は織田家では祈祷師をしていること、病を祓う力があるのだが、そのやり方が邪であると竹取のおっちゃんに説明する。
最初の頃には相手にしなかったが、俺の謝礼により少しばかり懐に余裕が出来たことで、医者に娘を見せると
「手遅れです。内臓が弱りきっている……薬を与えてもかえって悪くするでしょう」
と言われてしまい、せっかく生活が上向いたのにと母親とおっちゃんは娘が助からないと嘆き悲しむ。
しかし、俺がしっかり娘さんを見せてくださいと言って、やせ細った娘さんを見せてもらうと、俺は助かると断言した。
「竹取さんにはいつもお世話になっているので代金は取りません。ただ娘さんに気を注入して少しずつ回復に向かわせます」
と言い、それから竹取のおっちゃんや奥さんが見ている状態で娘さんにマッサージを行った。
手に精力を込めて足ツボを押し、臓器にエネルギーを送り込む。
すると食事をしても吐かなくなり、咳の回数も減っていった。
娘の肌の色も土気色から徐々に肌色に戻っていく姿を見て、竹取のおっちゃんや奥さんも元気になっていく娘さんに対して俺に感謝を伝えていった。
ただおっちゃんに
「今娘さんには俺が気を外から与え続けている状態で、根本的な回復には至っていません。俺ももう数ヶ月したら美濃に帰らなければならない……そうなれば娘さんはまた病で衰弱していくでしょう」
「そ、そんな! どうにかならないのか!」
「方法はありますが……竹取さん、俺が娘さんを抱くことになります」
「な! 抱くだと!」
「陰陽道があるでしょ、男性が陽、女性が陰……交わることで正常となる。今娘の奈々さんは気を蓄えるための臓物が穴が空いている状態で、そこから邪気が入り、肺や心の臓を圧迫しているのです。私が手で送り込む力ではそれを塞ぐことは出来ず、より精気を送り込める男女の交わりでなければ塞ぎ切り、体内から邪気を追い払うことは出来ないでしょう」
「娘を……んん……」
するとそれを隣の部屋で聞いていた娘の奈々さんは部屋に入ってきて
「お父さん、私又兵衛さんに抱かれたい。しっかり病気を治したいし、子供を産むならこの人が良い!」
と言い出した。
竹取のおっちゃんは悩んだ末に娘を頼むと俺に預けた。
「俺が不埒な行いをしないか、見届けますか」
「隣の部屋で妻と声を聞かせてもらう」
「分かりました」
その夜にガリガリであばら骨が浮き出て頬もこけているが、顔のパーツは良くて、肉付きが良くなればアイドルをやれそうな貴族の奈々さんに俺の30センチ超えのビッグマグナムをぶち込んだ。
奈々さんは最初は悲鳴であったが、直ぐに喘ぎ声に変わり、舌をだらんと出し、鼻提灯をしながらの、ブッサイクな顔まで快楽でぐちゃぐちゃにさせる。
そのまま一気に胎内に射精を行い、続けざまに2回戦、3回戦と続けていく。
漫画の様に精液でお腹を膨らませることをさせて、奈々さんは白目を剥いて気絶する。
行為が終わり、俺は隣の部屋で聞いていた竹取のおっちゃんや奥さんに施術が終わったことを報告し、部屋に入ってぐったりしている奈々さんを見て、俺が乱雑に扱ったのではないかと竹取のおっちゃんは怒り出したが、奥さんが奈々さんの呼吸が整っていることに気がつく。
「これで治ってなかったら承知しないからな!」
と言われたが、俺の種付けおじさんのチートにかかればこの程度の病気は一瞬で全快である。
翌日起きた奈々さんは全身から力がみなぎり、呼吸も全然苦しくないと大喜び。
食事も今までは少食であったが、普通の人並みに食べられるようになり、肌の色も健康的な赤みがかった肌色に戻った。
竹取のおっちゃんは俺を疑って悪かったと謝り、俺も施術方法が方法だけに仕方がないとおっちゃんを気遣った。
それから竹取のおっちゃんは今回のことを貴族仲間に報告し、邪気を祓う凄腕の祈祷師が居ることを広めるのであった。
竹取家は架空の貴族です