【書籍化決定】種付けおじさんIN戦国   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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桶狭間の戦い2 これで俺は地侍になったんだ!

 千秋季忠率いる熱田衆が壊滅したことで、今川義元は大高城から熱田に進路を変更。

 

 熱田の宮司や熱田の顔役を討ち取ってしまった事で、熱田の民意が離れることを危惧したのである。

 

 そのため今川本隊は急ぐために桶狭間を通る事になるが、この地が雨によりぬかるんでいたために進軍を一時停止。

 

 結構な強行軍だった為に休憩を取るのにおけはざま山(誤字に非ず)を選択したのである。

 

 休憩をしていると雨がどんどん強くなり、視界が不良となってしまう。

 

 その雨に紛れて織田本軍が近づいているとも知らずに……。

 

 

 

 

 

「皆の者、余は槍の不揃いの一団を今川本軍に賭ける。槍の長さが不揃いは支給品ではなく自前の槍ということだ。精鋭が揃っている……つまり今川本軍である!」

 

 簗田政綱がもたらした身なりが良く、槍の長さが不揃いの軍がおけはざま山で休んでいるという情報を信長は頭をフル回転させて、ここが賭け時と判断すると、信長は全軍をもって奇襲を選択。

 

 雨音が足音を消し去り、一気に敵軍に近づくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 時刻は13時頃……雨が小降りになったタイミングで今川本軍への奇襲が始まった。

 

 俺は雑兵なので、この場で手柄を立てなければならないため死ぬ気で活躍する。

 

 まず手始めに目の前で織田軍が急に現れて混乱する綺麗な鎧を着ている者を一閃。

 

 首を吹き飛ばし、討ち取った武将の髪で腰にぶら下げながら次の者を討ち取りに行く。

 

「織田の雑魚に負けるものか!」

 

 そう言って豪華な刀を振り回す武将が居たため、俺は捨てられた槍を掴むと、思いっきり槍投げの様に槍を飛ばす。

 

 40メートルほど飛んだか、こっちを見ていなかった武将の胴体に深々と突き刺さり、俺が叫ぶ。

 

「今川の将を又兵衛が討ち取ったり!」

 

 目付の人に分かるように大声で叫びまくり、次の獲物を狙う。

 

 混乱する今川の兵の首を刈り取り、蹴り飛ばし、前に前にと進んでいくが、遂に奥の方で織田方の勝鬨が上がった。

 

「今川義元、毛利良勝が討ち取ったり!」

 

 史実と同じ様に今川義元が討ち取られ、残りはボーナスタイム。

 

 俺は大将が討ち取られて混乱している部隊に突っ込み、殺傷の限りを尽くしていく。

 

「ここが働き時じゃあ! 出世のための糧となってくれぇ!」

 

 3つ目の名の有りそうな武将を討ち取ったところで時間切れ、織田軍がおけはざま山から撤退を開始したので、奪えそうな刀や槍を拾えるだけ拾って撤退するのだった。

 

 

 

 

 

 

 リザルトです……。

 

 足軽10、足軽大将2、旗本3、今川家臣2、敵国人衆1。

 

 これが記録に残った俺の武功である。

 

「お前の武功を気に入った者が嫁を出しても良いと言っているがどうする」

 

「本当ですか!」

 

 勿論答えは了承。

 

 婿養子という形であるが、これで地侍になることが出来た。

 

 出世の第一歩である。

 

 まだ信長様のお目通りになるとかそんな話では無く、信長様の家臣の家臣……つまり陪臣という立場であるが、頑張ったおかげで派遣社員程度の立場は手に入れた事になる。

 

 

 

 

 

 

「あんたが私の旦那になる又兵衛って奴ね!」

 

 婿養子になる家に案内されて開口一番で奥さんになる娘にそう言われた。

 

 随分と気の強そうなメスガキである。

 

 今回の経緯がまず武功を挙げた事で地侍に褒美で昇格させようであり、そのためには家格を上げる必要がある。

 

 家格を上げるのに手っ取り早いのが結婚で、配下として戦った森可成様から知り合いに手頃な娘がいると紹介があり、それが毛受家(めんじゅ)の分家であった。

 

 毛受家は元々尾張の稲葉村を開拓した地侍をルーツとする一族であり、稲葉村を今なお拠点としている。

 

 直近では柴田勝家様の家臣として戦に参加していた為に、織田家の家督争いでは、弟の織田信行側にて参戦し、織田信長様に歯向かってしまう時もあった。

 

 今回の桶狭間の戦いでも毛受一族や上司の柴田勝家は戦に参加出来ずに名誉の回復が出来ていなかったのである。

 

 そんな毛受家の分家の1つが俺にお鉢が回ってきたのである。

 

 家督争いの際に今回結婚するメスガキの父親が戦死してしまい、母親と娘は他の一族に居候することになったのだが、森可成様の紹介で農民出身であるが、抜群の武功を挙げた俺を柴田勝家様に紹介した。

 

 柴田勝家様も足軽から成り上がった人物であり、身分の定かではないが、出世の為に頑張った俺を評価してくれて、毛受家の分家の娘を紹介してくれたのである。

 

 武功も相まって戦死してしまった今回結婚する娘の父親の領地約5石を生活の為に回してもらうというご厚意を毛受本家から受けるまでに至る。

 

「お嬢さんお名前は?」

 

「あたしは雫! 婿養子なんだから馬車馬の様に働きなさいよ!」

 

 などと言い出したではないか。

 

 俺は女性のステータスを見抜く力で雫の全てを見抜いていく。

 

 年齢11歳(数え年)初潮済み

 身長139センチ、体重35キロ

 スリーサイズB65W54H68

 絶壁痩せ型

 握力20キロ

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(武家の娘だったからか薙刀が使えるらしいな。あと居候という立場だったからか家事もそこそこ出来るらしい)

 

 とりあえず簡単な祝言を挙げ、褒美で貰った金で大工を呼んで新しい家を2軒ほど建ててもらう。

 

「なんで家を2軒も建てるのよ!」

 

「そりゃ俺の愛人を住まわせるためだよ」

 

「はぁ!? 愛人! 結婚して早々愛人なんて不純!」

 

「不純も何も子供を多く産む必要があるんだから仕方ないだろ……というか俺の性欲をお前1人で受け止められるのか?」

 

「はぁ? 何それ、私は武士の娘よ。夜の作法もバッチリなんだから!」

 

「ほう、言ったな。じゃぁ負けたら愛人住まわせるからな」

 

「良いわ、でも又兵衛が負けたら私の言う事を聞きなさいよ!」

 

 ということで初夜となったわけだが、雫は俺の20センチある男根に突き刺され、ノックアウト。

 

 ヤりたりなかった俺は未亡人になっていた雫の母親の望さんもアヘ顔にさせることに成功する。

 

 勿論強制排卵からの強制着床。

 

 種付けおじさんの本領発揮である。

 

 翌朝、起きた雫は母親に手を出したことに憤慨しながらも、自分1人では夜が耐えられないとして愛人を囲うことを許し、俺は巫女の玉ちゃんと紅ちゃんを呼び寄せるのであった。

 

 ただお腹が大きくなりかけの玉ちゃんと紅ちゃんには性行為すると流産に繋がるため、雫ちゃんとその母親で性欲を発散するのであった。

 

 

 

 

 

 種付けおじさんとなった俺は性欲がみなぎるが、それは活力がみなぎっている証拠でもある。

 

 5石の広い畑を鍬でガンガン耕して、大豆を植えていく。

 

「又兵衛は働き者ですげぇな!」

 

「余所者だから心配したぎゃ、村の困りごとをどんどん解決してくれるだぎゃ」

 

「雫のお嬢さんも良い旦那に恵まれたねぇ」

 

 1ヶ月もすると村での評価も上がっていった。

 

「でも又兵衛、雫ちゃんの他に綺麗な元巫女さんを孕ませて囲って羨ましいよな」

 

「んだんだ。美人な姉妹孕ませていて……絶倫だべな」

 

 などと村でも絶倫の噂が流れた……。

 

「うーむ、家畜が欲しいな」

 

「家畜か、馬か牛なら戦で奪ってくればええんやない?」

 

「それもそうだな」

 

 というわけで桶狭間の後だというのに、美濃の斎藤家との小競り合いに参加しにいき、足軽十数人をぶち殺して近くの民家から家畜を略奪。

 

 あと鶏が熱田の町で売られていたので雄雌数羽ずつ購入し、家の敷地に鶏小屋を作ったり、山から降りてきた鹿を罠にかけて屠殺し、近所の人と分け合いながら肉を食う生活を送るのであった。

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