【書籍化決定】種付けおじさんIN戦国   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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又兵衛の娘達はロリ巨乳

「又兵衛の息子も元服かぁ……時間が経つのは早いね」

 

「そうですねぇ左近様」

 

「おいおい、もう僕より又兵衛の方が偉いんだから様付けは辞めてくれよ」

 

「では左近殿で」

 

「うんうん、そうでなくっちゃね」

 

 長男元服の執り行いをやってもらった左近殿こと下方貞清殿と俺は一緒に食事をしていた。

 

「この料理は何て言うんだい?」

 

「これは油淋鶏という大陸の料理で、熱田に来ていた商人から料理の事を耳にして、自分なりに工夫を凝らしてみた料理になります」

 

 勿論嘘である。

 

 油淋鶏が日本に伝わるのは昭和の時代であり、前世の俺が食べていた油淋鶏は戦後に日本人向けにアレンジされた物であり、元は片栗粉を付けない素揚げの状態であった。

 

 今回は砂糖を蜂蜜で代用し、じゃがいもの量産により片栗粉も大量に作れるようになったので、現代の油淋鶏を作ってみた。

 

 外はパリパリ、中はサクサク。

 

 甘酸っぱいタレが絡んでとても美味しい仕上がりになったと自負していたが……

 

「うん、又兵衛の料理久しぶりに食べたけど、やっぱり美味しいね」

 

「ありがとうございます」

 

 左近殿の口にも合ったらしい。

 

「いやぁでも出世すると思ったけど、織田家一門入りするとは思わなかったな。おめでとうね」

 

「はい、俺自身お市を嫁にできるとは思って居らず……」

 

「まぁこれで又兵衛は成り上がり者って馬鹿にする者は居なくなったんじゃないかな。陰口でも信長様の耳に入ればキレるだろうからね」

 

「実際、これで信長様がこちらの温泉に来て療養頂くのに口出しされることが無くなった方が俺的にはありがたいですよ。親族……お市の顔を見るために温泉に向かうって言えば多くの人が納得しますし」

 

「療養? 信長様の体のどこかが悪いのかい?」

 

「いや、一門衆や家臣を大勢失ったことや、油断できない戦局で、気を張りつめていらっしゃる。気を張り続けると、体に大きな負荷がかかり、病気につながってしまうので……」

 

「なるほど予防ですか」

 

「ええ、その通り……疲労も溜まっているのでゆっくり休むことも必要かと」

 

「確かにそうだね。僕も信長様が大好きだから、長く健康でいて欲しいな」

 

「そうですよね……左近殿は酒は飲みますか?」

 

「うーん、少し頂こうかな。どぶろくかい?」

 

「いえ、実験的に作った清酒と言う酒になります。どぶろくをよく濾した酒と言えばいいでしょうか」

 

「飲んでみれば分かるか」

 

 清酒を入れた器を差し出し、左近殿がクイッと飲んでいく。

 

「ずいぶんと辛いね。ただ辛さの中に甘さがあって、これは食欲が進むね! 酒好きの人達からすると毎日飲みたい酒になるだろうけど」

 

「うちでも量産には至ってないので……現状料理酒として使うに留めていますが」

 

「うーん、勿体ない気がするけど……」

 

 ちびちびと酒を互いに飲みながらおつまみとして湯葉刺しを出す。

 

「プルプル柔らかい白いの……これはいったい……」

 

「豆腐を作る時に出る湯葉を重ねて刺身にした物です。わさび醤油で食べてみてください」

 

「どれどれ……」

 

 ツルッとした食感の後にぷにぷに弾力のある歯ごたえが刺身に似ており、それでいて味は豆腐に近く、わさび醤油と湯葉の風味が口の中に広がる。

 

「これは美味いな。酒が進む」

 

「おつまみとして油淋鶏より最適と思いまして……油っぽい油淋鶏の後にお腹に優しい湯葉刺しは口の中を整えてくれますので」

 

「なるほど……これも食い合わせと言うやつかな?」

 

「はい!」

 

 食事を終えた俺と左近殿はこれで解散となり、お土産を持たせて帰らせるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「土壁はここからここまで、前方に木の柵で堀に入れんようにする感じで」

 

 俺は冬の間にと堂洞城の改築工事を行なっていた。

 

「大蔵、井戸の方はどうだ?」

 

「駄目です、全然湧きません」

 

「どれ、俺が掘るから他に人員を回せ」

 

 結局のところ壊されて城としての機能が落ちていた場所の修復が主で、元々空堀になっていた部分は掘り直して、深さを確保し、城主や城に寝泊まりする屋敷の整備、食料や武器弾薬を備蓄するための倉を増設したりと、やることは多かったが、そこまで費用と時間は掛からずに再建することが出来た。

 

 まぁ引っ越すかと言えば引っ越さずに、結局は今までの広い屋敷で政務をするが……。

 

 再建した堂洞城には代官としてはじめの義父さんに防衛を任せることにした。

 

 お義父さんも上忍だったとは言え、城を任せられるとなれば気合が入り、更に伊賀から忍びを呼んで、忍び達が城では日夜鍛錬をすることになる。

 

 

 

 

 

 

 長男が元服したが、長女はというと、島に嫁いでいたが、今年第一子を出産。

 

 母親達に見守られながら産んだが、安産かつ4時間程度の出産時間で初産を終えた。

 

 というか、長女の年齢は数えで13歳……実年齢だと小学生の年齢である。

 

 島もロリコンの仲間入りである。

 

 ちなみに実年齢11歳で出産したのが前田利家の嫁さんまつさんであり、雫も実年齢11歳で出産していたので、島も含めた3人はロリコンと後世で呼ばれるだろうことが確定した。

 

 ちなみに10歳を超えた娘達は次々に家臣達の嫁となり、大蔵長安や武田恵瓊、的場昌長の3人も俺の娘達を嫁がせた。

 

 娘達も俺の遺伝子と1日3食の栄養満点の食事、そして夜には温泉に入って体を温め、農作業をしたり、料理の手伝い、武家の娘としての教養を身につけたパーフェクトロリ巨乳嫁を量産。

 

 仏門に入っていた武田恵瓊もその豊満な肉体美に負けてロリ嫁に搾り取られている模様。

 

 ちなみに俺が家臣達に性技を教えた影響か、娘達は父親の俺より旦那達のちんこは小さいが、技術で満足させてくれると高評価。

 

 と言いうか、家臣達俺より年上が殆どだから、年上の義息子ってことになるのか……恐ろしい話だ。

 

 この調子だと孫が増えるのも早そうである。

 

 

 

 

 

 夏場は定例になった浅井の領地襲撃をして、弱体化工作を続けつつ、久しぶりに京に滞在し、竹取のお義父さんと交流したり、貴族の人々と交流をしていた。

 

 そこで俺の血流に付いての話があり、平家系の名家と呼ばれる貴族の家の分家が丁度俺の母親の年齢と合致する娘がいたことになり、その流れを汲んでいるということにされてしまった。

 

「馬もこれで出自で馬鹿にされることは無くなったな!」

 

 ニコニコしている信長様が居たので、俺の為に手を回したのかと思ってしまう。

 

 実際は織田家一門になったことで貴族の方から売り込みを掛けてきたらしい。

 

「馬、もう何人か貴族から嫁を取るか?」

 

「いえ、十分ですよ……俺の嫁にしている竹取家は源氏の血筋で、家系図改変で平氏出身になったことで、武家の源平どちらも名乗れる状態になってしまったんですが……」

 

「あと藤原と橘を制覇すれば源平藤橘制覇だな! やってみるか!」

 

「嫌ですよ……京から離れられなくなりますよ」

 

 源平藤橘とは貴族の主要の家柄で、日本人なら元をたどっていけばこの4つのどれかに辿り着く。

 

 これ以外だと先祖代々農民もしくは渡来人であるということになる。

 

 ちなみに織田家は平氏の家柄であり、この朝廷関係で苦労していたのが徳川家康である。

 

 元々松平を名乗っていたが、松平だと家格的に朝廷から役職与えられんなと突っぱねられたので家格が高く、源氏方でもある徳川に血統ロンダリングの末に名乗るようになって三河守という役職を獲得出来たのである。

 

 織田は……金持ちだから金の力である程度自由にできてしまって……。

 

 まぁ俺を貴族の末裔にしたかったのはお市をどこの馬の骨に嫁がせた訳じゃないぞと信長様が外にアピールするための工作と俺が竹取家や京でお世話になった方々にお友達代金としてお金や食料を送っていたので、お零れに預かりたい貴族の方々が勝手に動いたのが奇跡的に噛み合わさったと言うのが正しいか……。

 

 あとは幕府から役職を貰えれば完璧だが……信長様と足利義昭の関係が急速に悪化しているから無理だろうな……。

 

 と言うか、京で過ごしていると、幕府の悪口をよく耳にするようになっていた。

 

 足利義昭の行う裁決が判官贔屓が酷いとか、幕臣の一部が権力を笠に着て町民の娘をレイプしたとか……信長様の直接統治を求める町民が多くなった気がする。

 

 これも信長様が忍び衆を使った情報戦術の一環なんだろうと思うが、幕府が京から追い出されるのも時間の問題だろうなという土壌が育っているように感じるのだった。

 

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