ジャマ神のヒーローアカデミア   作:競馬好き

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邂逅Ⅲ:脳無VSジャマ神

ブゥウンッブゥウウンッブゥウウウウンッ!!

 

ゾンビブレイカーを唸らせながら脳無を圧倒していくジャマ神バッファ。その光景を、雄英高校ヒーロー科一年A組のの生徒たち、そして担任である相澤は驚愕の表情で見守っていた。

 

「おいおいおい、嘘だろっ!!オールマイトを倒せるように作られたんだぞ脳無は!!あいつなんなんだ!!」

 

青年、死柄木弔は身体中をかきむしりながら怒りを露にしていた。それもそうだ、確かにこの脳無はNo.1ヒーロー、オールマイトに一矢報いることが出来る特別製。それを、急に現れたぽっと出の存在に圧倒されているのだ。そら怒りたくなるのもわかる。

 

「すごい・・・」

 

「ええ、全く寄せ付けてないわ」

 

緑でチリチリとした髪の少年、緑谷出久とカエルのような格好をした少女蛙吹梅雨は、バッファの戦いを分析していた。

 

「あの脳無に攻撃される度に出てくるバリア、あれが完全に脳無の攻撃を無効化してるんだ。しかも自動防御。それに、あのチェーンソーもすごいよ、いったいどこの会社が作ったんだろう?」

 

「えぇ、でも・・・」

 

「確かにあの人は強い、でも脳無の再生力のほうがダメージを上回ってる」

 

二人の指摘の通り、圧倒はしてるがダメージを再生で相殺されてしまっている。もちろんそれにバッファも気づいていた。

 

(ただのゾンビフォームじゃ、出力不足ってところか。なら、こいつを使ってみるか)

 

ヴワァアアッ!!ZOMBIE STRIKE !!

 

バッファはゾンビストライクで脳無と距離を取ると、金色のスロットのようなバックルを取り出した。

そして、デザイアドライバーにあるボタンを押し、180度回転させる。

 

リボルブオン!

 

「「「ええええ!?」」」

 

音声と共に、ゾンビブレイカーが宙に浮きバッファもフレーム共に宙に浮いた後180度回転する。

胴体のアーマーが下半身のアーマーへ変化し、上半身が無防備な状態となる。

 

「足技主体に変えたのかしら?」

 

「違うと思う、あれ見て」

 

SET!!FEVER !!

 

黄金のバックル、フィーバースロットをセットすると、戦場に相応しくない軽快な音楽が流れ始め、バッファの上半身の右横に金色のフレームにカジノスロットの三分割された画面とレバーが現れ、画面が回転し金色のSLOTの文字が映し出され、さらにもう一回転し今度はZONBIEの文字に変わる。

 

ZOOOMBIEEE!!HIT!!FEVER ZOMBIE!!

 

ZOMBIEの文字を写していたカジノスロットはゾンビアーマーへ変化して上半身に装着され、紫色の腰マント、バッファムレーターが黄金の腰マント、フィーバークロスムレーターに変化し、フィーバーゾンビフォームジャマ神が降臨する。

 

「遊び、終わりだ」

 

バッファは走りだし脳無を捉えると、バーサクローで切り裂き、地面に叩きつける。

 

POISON CHARGE !! TACTICAL BREAK!!

 

ギャリギャリギャリギャリギャリ!!!

 

脳無の体でカバーをスライドさせてタクティカルブレイクを発動し、地面に倒れている脳無に押し付け、肉体を削り取っていく。

 

ZOMBIE STRIKE !!

 

フィーバースロットの反対側に装着されたゾンビバックルの鍵を操作し、ゾンビストライクを発動。脳無を何度も踏みつけ、クレーターを作り出す。

これ以上好きなはさせまいと脳無も反撃に出る。しかし、またすぐに抑えつけられ、バーサクローとゾンビブレイカーで切り裂かれる。

 

ZOMBIE STRIKE !!

 

またゾンビバックルを操作し、ゾンビストライクを発動。今度は飛び上がり、体重を乗せた攻撃を叩き込む。

地面にめり込み、身動きが取れなくなった脳無。それを見たバッファは止めを差す。

 

GOLDEN FEVER VICTORY !!

 ZOMBIE GROUND STRIKE !!

 

脳無を蹴り上げ、落ちてきたところにハイキックを叩き込んだ。

バッファの必殺キックを叩き込まれた脳無は吹っ飛んでいき、壁に激突し、大爆発を起こした。

 

「す、すげぇ・・・」

 

峰田が、圧倒的すぎるバッファの勝利に心の声が漏れる。

 

「クソクソクソクソクソ!!テメェなんなんだよ!!クソが!!ラスボス来る前にゲームオーバーとかそんなんありかよ!!」

 

弔は体をかきむしりながら怒号をバッファへ放っていく。バッファは振り返り、弔を見るとイラついたように言った。

 

「次はお前をあーしてやろうか?」

 

POISON CHARGE !! TACTICAL BREAK!!

 

と同時にカバーを蹴ってスライドさせ、タクティカルブレイクを発動し、横薙ぎ。斬撃が射出され、弔とその横に居る黒霧に迫っていく。

 

「これは不味いですよ死柄木、撤退します!!」

 

黒霧は個性を発動し、撤退していく。

 

「おい!!牛野郎!!次会ったとき必ずぶっ殺してやるからな!!」

 

「やれるもんならな」

 

弔の捨て台詞にそう返答すると、ゾンビブレイカーを地面に突き刺し、肩をぐるりと回した。

 

「ふー、終わったな」

 

(Mission Clear)

 

頭の中に音声が流れ、脳無討伐ミッションは見事成功したようだ。

バッファが転送されるのを待っていた。その時。

 

 

もう大丈夫!!なぜって?私が来た!!

 

運悪く、No.1ヒーローが到着してしまった。

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