TS気怠げ少女の憂鬱〜どうでもいいけど平和に生きたい〜   作:雷雷帝王

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第7話 アイツの武器/人が龍癌に!?レイさん 顔が近いです!

 

Side レイ

 

 オレはお茶会で散々質問攻めにあった後、愛の龍神が経営してるラブ·コーポレーションの社長室に来ていた

 

「ごめんねぇ、レイちゃん。急に泊まりにしちゃって」

「いや、別にいい。……で、話しってなんだ?」

「愛し子ちゃんに武器作ってあげようと思ってね」

「はぁ?それとオレに何の関係があるんだ?」

「お·お·あ·り·よ♪レイちゃん、血と皮膚を少し貰ってもいい?」

 

 ……は?

 

「……は?」

「ああ、変な意味じゃないわよ。ただ、愛し子ちゃんにあげる武器の素材に必要なだけ」

「……お前、まさか」

「そう!そのまさかよ!愛し子ちゃんにあげる武器なんだもの龍神の素材で作ってあげたいじゃない!」

「……他の奴らはどうした。特に、勇気の龍神は」

「他のみんなからは承諾貰ったわ。それと、勇ちゃんならさっき粛清した時に貰っちゃった♪」

「いや、貰っちゃった♪じゃねぇよ。どうすんだよ、アイツの素材使うならすぐに居場所バレるぞ」

「そこら辺は安心して。私達が邪魔するから」

「……そうか、分かった。いいぞ、血でも皮膚でも好きなだけ持ってけ」

「そう、ありがと♪完成は明日の昼頃にになると思うから楽しにしててねっ♪」

「……そうかよ」

「……泊まりじゃなくてもいいのよ?」

「あ?何だよ、急に」

「愛し子ちゃんに会いたいんでしょ?」

 

 は?オレがあのバカ女に会いたいだと?そんな訳無いだろ。アホらしい

 

「……成る程、無意識なのね」

「?なんか言ったか?」

「ううん、何でもないわ。それじゃ、久し振りにお泊まり会をしましょうか」

「お泊まり会って、2人しか居ないだろ」

「そんなことは無いわ!今日は3人よ!」

 

 愛の龍神がそう言って扉の方へ指を指すとそこから派手に出てきたのは海の龍神だった

 

「そうですわ!(わたくし)がお泊まり会に参りましたわ!」

「……マジかぁ」

「さっ今日はこの3人でお泊まり会よ!」

 

 そこからはトントン拍子で進んでいった。なぜか勝手にどっちがオレと一緒に風呂に入るか決めたり、寝る時になぜかオレが真ん中にされたりと色々あったが無事、無事?朝を迎えた。オレは朝飯を食べて適当に昼頃まで過ごした

 

「レイちゃ〜ん、武器、出来たわよ〜」

「はぁ、やっとか」

「ジャーン!どう?カッコイイでしょ?」

 

 それは片手で持てるサイズの両刃剣だった。七色の円を中心に柄と刀身が伸びており柄はシンプルな黒色で刀身は水色の透明感がある色をしていた

 

「……成る程、円の中に龍神とオレの素材を入れてるのか」

「ふふ、それだけじゃ無いわよ!刀身はレイちゃんが作ってくれた氷を使ってるの!ほら、レイちゃんの氷って全然溶けないし、しかも壊れないじゃない?だから使って見たの」

「……ふーん、あっそ」

「もう!もっと興味を持ってもいいのよ!」

「ん?……悪い、RINEだ」

 

 オレはアプリを開いて来ていたメッセージを見た。その送り主は

 

『レイさん!今って暇ですか?昨日、お嬢様の友達が出来たのでレイさんに紹介したいです!』

 

 バカ女だった。……お嬢様の友達、まさかな……

 

「悪い、急ぎの用が出来た。それ、運ぶのに最適なのはあるか?」

「無いわよ」

「……は?」

「だから、これを隠して持ち運べるケースば無いわよ」

「じゃあ、運べないぞ」

「ふふん、この剣の真骨頂を見せてあげる!レイちゃん、この剣を触って小さくなれって心の中で言ってみて」

「……」

 

 オレは愛の龍神の言う通りに剣に触りながら小さくなれと唱えた。すると剣は腕時計の様な形になった

 

「……これは、腕時計?」

「そうよ!この剣は龍神のチカラを色々頑張ってフル活用して腕時計にもなれる優れものよ!」

「成る程、確かにこれなら肌見放さず持てるな。じゃ、オレは用を済ませてそのまま帰る」

「そう……また、いつでも待ってるわ」

「……ああ、今度は愛し子も連れて来る」

「それって、彼氏を紹介するってこと!?」

「はぁ?ちげぇよ。一応、()()()()()()()()()()

「……そうね、分かった。楽しみに待ってるわ。行ってらっしゃい」

「……行ってきます」

 

 オレは腕時計を持ってバカ女の所へ急いだ。そして、最悪の再開を果たすのだった

 


 

Side ヨウカ

 

 私はレイさんに昨日の朝ぶりに会えることに胸が高まっていた。レイさんのことが好きと自覚してから会うのは初めてだから不安も少しあるけど、早くレイさんに会いたい気持ちでいっぱいだった

 

「ふふ、いいわぁ。恋する乙女の顔は……」

「カスミちゃん、変なスイッチ入っちゃってる」

「ところでさ、お前の好きな人ってなんて名前なんだ?」

「そういえば聞きそびれてしまっていたわね」

「私も気になるかも……」

 

 そういえば昨日、カスミちゃんの勢いにずっと押されっぱなしで名前、教えて無かったっけ?

 私は軽い気持ちでレイさんの名前を言った。だが、それが間違いだった

 

「レイさんです!霜華(しもばな)レイさんです!」

「「!?」」

「……は?」

 

 私がレイさんの名前を口にした瞬間、みんなの雰囲気が重くなった。……もしかして

 

「みんな、レイさんと知り合いだったりする?」

「は?知り合い…だと、ふざけんな……!アイツはあたし達をうr『ドゴオォンッ!』!?何だよ!!」

 

 カスミちゃんが何か言おうとした時にファミレスの出入り口が吹っ飛んだ

 

「どこだぁ!!どこいんだっ!!」

 

 そこから入ってきたのは何処かで見た事あるような3人の男の人達だった。えーと、何処だったっけ?……あっ!昨日ハルカちゃん達をナンパして人達だ!なんて思い出していたら男の人達が私を見て叫んだ

 

「やっと…やっと見つけたぞっ!!ピンク髪のガキィーッ!!」

「わ、私!?」

「あぁそうだ、お前だ。お前のせいで俺のプライドはズタズタだ!!お前を殺さなきゃ、俺の気分が晴れねぇんだよっ!!」

 

 と、理不尽過ぎる理由で私を狙ってきた。けどこの人達、昨日よりも強くなってる……!?

 

「貴方達、ギフトを貰ったんですか」

「あぁ?ギフトォ?何だ、見たいのか?そんなに気になるなら見せてやるよぉ!!」

 

 そう言って男の人が炎を私に向かって放った。それは昨日よりも火力が大幅に上がっていた

 私は後ろにいるハルカちゃん達を守るために近くにあった椅子の破片に能力強化と侵蝕を使い炎に向かって投げた。すると炎は椅子の破片に当たったところから侵蝕によって呑まれていった。すると、炎を放った人がそれを見て驚いている隙に能力強化で一瞬で男の人達に近づき、顔面を思いっ切り殴った

 

「まだやりますか?次は痛い目じゃすみませんよ!」

「このガキィ……!舐め腐りやがって!ぜってぇぶっ殺してやる!!お前ら、いくぞ!」

「「おう!!」」

 

 男の人達は私を囲み、各々のギフトで攻撃してきた。が、攻撃が単調だった為避けるのにあまり苦労しなかった。私は攻撃を避けながら隙を見つけて包囲から逃れた。すると、3人に異変が起き始めた

 

「グッウゥ……!ゴロス、コロス!ゼッテェブッコロスッ!!」

 

 そう言いながら3人は体がどんどん大きくなって私より2周りぐらい大きくなった。そして、肌の色も変色して灰色の様な色に成り、所々にオレンジ色の血管の様な線が出てきた。……これってまさか!?

 

(りゅう)(がん)……!?」

 

 私は驚愕し、動けずにいるとさっきまで炎を使ってた人が私に炎で纏わせた拳を振りかぶった。私は咄嗟に避けたが、風圧と炎によりふっ飛ばされた。が、誰かが受け止めてくれた。私は振り向くとそこには……

 

「大丈夫か?」

「レ、レイさん!」

「悪い、遅くなった。こっちも色々あってな」

 

 私は今、レイさんの言葉を全く聞こえていなかった。何故なら今の状態のせいである。私は今、レイさんの右腕にくびれの部分を抱き留められている。そして左を見ればレイさんの顔がこれでもかとアップで映るのである

 ……レイさんって遠目で見ても綺麗だけど近くで見たらもっと綺麗なんだなぁ、というかおっぱいに顔を突っ込んだ時もだったけどレイさん、すっごくいい匂いする。なんだろう、いつも甘い物食べてるからなのか少しだけ甘い匂いがするけど嫌じゃない、むしろずっと嗅いでいたい匂いだなぁ。と、ピンク色に思考を染めていた

 

「?どうした、そんなに見つめて」

「!?い、いえ!何でもないです!!」

「?そうか。なら、とっとと倒すぞ。話はそれからだ」

「はい!」

 

 レイさんが居てくれたら私はもっと頑張れる!!と、心の中で意気込み、気合いを入れ直すのだった





 霜華レイ…龍神達から孫娘みたいな扱いを受けてる人、ちなみにお風呂は1人で入った

 虹束ヨウカ…最近1日に1回変態みたいな思考をする人、好き過ぎるからしょうがないねっ!
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