星も転生して来た   作:名無しナビ

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あけましておめでとうございます。

今年もぼちぼち投稿していきます。


中学生編
入学と違和感と土下座


 1週間前に中学生になった星野ソラです。今はアイが暮らしている家のリビングでくつろいでいます。

 

 この1週間でまぁ疲れましたよ。入学式では俺とアイとかなでかなり騒がれた。かなは子役で有名になっているから、そうなるのは必然だ。

 

 なら俺とアイが何故騒がれるのか。やはり和泉さんの影響で違う意味で有名だ。アイは言うまでもなくあの亡くなったアイさん。俺は謎の多き少年として有名だ。

 

 入学式が終われば次は部活勧誘時期になる。今通っている中学生は部活は自由入部だから、俺たちは入部する気はない。それを知らずに色んな所から勧誘が来る。

 

 先ずは運動部から言うと、俺をサッカー部なり野球部とかに入部させて、アイとかなを女子マネージャーとして迎えたいのだろう。仮に入部してもアイは俺だけのマネージャーになるだろうし、かな一応はマネージャーとしてはやるだろうけど、優先は俺とアイになるだろう。純粋に入部して頑張りたい人がいるだろうから、その人たちに対して迷惑になる。これを理由にして入部は拒否している。

 

 次は文化部というより演劇部だな。演劇部の人たちからの熱心な勧誘が今も続いている。かなは言わずもがな、俺とアイは小学生の頃にあった学芸会でやらかしているから、是非とも勧誘したいのだろう。ただかなはフリーとは言えドラマやモデルの仕事があるから時間に余裕が無いし、俺とアイがやろうものなら苺プロが飛んでくるから断っている。それでも諦めてくれない。

 

 因みにかなは事務所を辞めている。まぁこれに関しては事務所側の規則があるため、どう足掻いても辞めることになる。中学が一緒なのはちょっと驚いた。いや前世のかなはどこの中学に行っていたのは知らないから別にいいが。

 

 後はあかねが同じ中学じゃなかったことに残念がっていた。ここで同じ中学になれば絶対にかなが騒ぎ出すだろう。

 

「MEMちょがアイドルやっていないことに違和感があります」

 

 アイはスマホでアイドル関係の情報を見ていたのか、MEMちょの話題がなく違和感があるようだ。

 

「言われてみればそうだな。MEMちょの話題が一切聞かないな。もうこの時期なら既にアイドルやっていたんだが、やっていないのか」

 

「やっぱりこっちにママがいないから、色々違いが出てる。B小町を有名にしたのはママの手腕だしね」

 

「斎藤さんもそうだが、前世のお母さんの方がやり手だったから、あそこまで有名なったんだろうな。こっちではアイさんの実力で有名になったってところか」

 

「実際に1年くらいお休みした時に人気低迷しちゃったんだっけ? ママなら人気低迷なんてさせないのに」

 

「確かにな。それにしてもMEMちょがこの時期アイドルやってないなら、もうアイドルとしては出てこないんじゃ無いか? 配信者ならなりそうだな。前世でやっていたし」

 

「可能性はあるね。アイドル姿が見れないのは残念だけど、配信者になったらぜひ見ないと」

 

「そうだな。この世界の初期のMEMちょがどんなものかちょっと気になるな」

 

 アイとMEMちょに関しての話をしているとリビングのドアが開いて、挨拶をしながらあゆみさんが入ってくる。一度あゆみさんを見ると何処か表情が落ち込んでいた。俺が理由を聞こうとしたら、いきなり土下座をした。

 

「ごめんねぇ。あたしがヘマをして2人をモデル撮影に巻き込んじゃって〜」

 

「ごめんお母さん。何言ってるか分からない」

 

「右に同じく。椅子に座ってもう少し内容を教えてほしいんだが」

 

 あゆみさんは何故土下座してからモデル撮影の話が出てくるのか分からない俺たちは、一先ず落ち着かせてから椅子に座らせて事情を聞く。

 

「つまりお母さんは昨日ちょっとお高い飲食店で所属している事務所の社長と話して、あれよこれよと酔った勢いて私たちの名前を出しちゃったと」

 

「しかも今日になって不安になってきたから、社長に聞いたらバッチリ憶えているしなんなら録音もされていたと」

 

「はいその通りです・・・」

 

「あーこれはもうしょうがないね。お母さんがやっちゃったもんはしょうがないねぇ。これは私たちがお母さんの名誉のためにやらないよねぇ~」

 

 なんてことを言っているが、実際はめちゃくちゃ嬉しそうに言っていることが分かる。

 

「モデル撮影か。今まで目立っていたが、規模が違うのが来たな。因みに社長さんは俺たちの顔を知っているのか?」

 

「全く知りません。社長には2人の事は全く話してません」

 

「あぁ社長さんの胃がズタボロになってく姿が見える。ちょっと早いけど、モデル雑誌に載っても良いか」

 

「良いの! じゃあアイドル衣装着るね!」

 

「着るのは良いがバージョン1は止めろよ。苺プロが予想外の動きをして色々面倒になる」

 

「アレ着ること自体は良いんだ。てっきり止めると思ったけど」

 

「この際思いっきりやっちゃった方がいいかなって。既に苺プロにはバレてるから、今更コソコソやるのはねぇ」

 

「やった! あ、勿論ソラも着るよね?」

 

「折角だから着ようかな。でもモデル雑誌だから衣装を変えることはほぼ無いような気がするが、まぁ隙を見て着替えればいいか」

 

 俺がそう言うとアイのテンションが可笑しくなり、今にも椅子から落ちそうになる。俺はアイが椅子から落ちないように椅子ごと移動してアイを支える。

 

「ところで私たち以外に誰がモデルをやるの?」

 

「有馬かなちゃんと黒川あかねちゃんだね」

 

「かなとあかねか・・・」

 

「あかねちゃんは分からないけど、かなちゃんはぶっ倒れるかな。モデルをやり始めたのって私たちと一緒に載るためって言ってたし」

 

「いやあかねの場合はぶっ倒れる寸前で耐えるだろ。休みの日に何度も遊んでたりしてから、あかねはほぼほぼ手遅れだぞ」

 

「んーなんでそこまで放置しちゃったのかな~」

 

 わざとらしく言っているが、完全にこれは俺とアイのせいである。大体かなと同じことをやった結果が今の黒川あかねである。

 

「ーーーーーー当日まで言わなくていいか。直接会った時にどんな反応するか楽しみだな。因みに撮影日は?」

 

「今週の土曜日。足りなかったら日曜日も追加」

 

「了解。アイ、間違えてもかなとあかねに言うなよ」

 

「はーい」




雑・説明

 星野ソラと星野アイ

 撮影日が楽しみ。

 星野あゆみ

 社長と一緒にちょっとお高い飲食店に行って、酔った勢いで言ってしまった。内容は「あたしの娘と将来の息子なら、そこらのモデル何か一蹴するわよぉ〜」と言ってしまった。結果このザマである。

 MEMちょ

 ソラとアイの前世では早い段階でアイドルをやっていた。母親が倒れた時は直ぐに対応してもらい、アイドルを辞めることなく続けることができた。

 今世ではアイドルをやってないので、アイドル姿を見れないことに残念と思っている。
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