化け物狩りの少年は神々に愛される 作:お寿司のネタのサーモン
あらすじ
何だか名無しの様子がおかしいぞ?
翼めちゃくちゃ利敵行為しまくり!
二課内部
五月sids
五月「いいさね、あいつの、いや、千夜の過去を聞くがいいさね。」
五月「さあ、何処から話そうかね・・・」
五月「・・・・あいつがうちの組織に来た時のことさね。」
今から10年前・・・
ドギャン!
五月「何が起きた?」
その日のあたしは残業の眠気が覚めぬ中凄まじい音と衝撃で目を覚ました。
兵士「如何やら何か落ちてきたみたいです。」
五月「総員第一種戦闘配置!外にバケモノの反応はあるか?」
オペレーター「それが・・・先程まで強かったパターンがどんどん小さくなっていきます。」
そんな事を言っている間にもその大きな音は鳴り続けていた。
五月「・・・もしかして殴っているのか?」
オペレーター「そんな事あり得ませんよ!ただのヒトが仮にもバケモノに素手で勝てるわけがありませんよ。」
五月「・・・対MS部隊出動!」
部隊員達「「「「「了解!」」」」」
数分後・・・
部隊長「・・・五月司令官・・・民間人・・・いや未知の反応を持った子供を保護しました。
指示を仰ぎます。」
五月「・・・よし、中に入れろ。」
オペレーター「いいんですか!?彼はバケモノの可能性もあるんですよ!?」
五月「それでもよ。でももしバケモノの子供でも小さい頃から刷り込みで人類の味方にできると思うわ。」
オペレーター「・・・ですが。」
その険悪なムードの中先程部隊員が撮影した映像がモニターに映し出された。
それはもはや蹂躙としか言えない光景だった。
その中にいた”少年”は目の前の”獲物”をひたすらに殴りつけ動かなくなった”獲物”を貪り食っている映像だった。
オペレーター「これが・・・ヒトですか・・・?」
五月「っ・・・」
???「どうなっている?」
五月「冬月総司令官!?」
冬月「どうなっている?」
五月「はっ!現在謎の反応を持っている民間人の子供を保護しました。」
冬月「ならば治療の必要があるといって調べればいいだろう。」
五月「分かりました。」
それからは大変だったさ。
弦十郎「その少年が・・・」
ああ、今は名無しと名乗っている織斑千夜なのさ。
その時の千夜を保護している時に上層部の無能どもが速く殺せとうるさくてね、仕方なく相応の処置をしたのさ。
弦十郎「その処置とは・・・?」
【封印】さね。
弦十郎「【封印】・・・ですか?」
ああ、その時丁度本部に低ランクのバケモノ程度なら簡単に封じ込める事が出来る、”棺”があったからその中に睡眠剤を投与した千夜を封印したさね。
あの時は胸糞悪かったね。
冬月「これでいいのだろうか・・・」
その時の指令の目にはあの”少年”のバイタルサインの計測値が出ていた。
その計測値は異常だった、通常の子供のバイタルサインを大きく上回っているからだ。
副官「ですが・・・体の防衛本能が攻撃をしています・・・恐らく本人は無意識でしょうが。」
冬月「”棺”の損耗率がもう三日で30%か。」
研究者「Demon Classなら余裕で抑えられるはずなんですけどね・・・」
研究者「睡眠剤を投与するときも大変でしたがあの時とは比になりませんね。」
五月「投与するとき?暴れでもしたんですか?」
冬月「・・・死人が出た、あの少年が作り出した血の槍に貫かれてな。」
五月「!?」
冬月「あの時は暴れる少年を最高戦力の『ハンターズ』で拘束その隙に投与したということだ。」
あたいはびっくりしたよ、あんな子供に人を殺せる力があるなんてね。
その時のあたいの目には病人服姿で溶液に浸かり眠っている千夜を見ていた。
ビービービー!
冬月「どうした!」
オペレーター「大変です!あの少年に”棺”のシステムがハッキングがされています!」
冬月「何!システムクラックは!?」
オペレーター「駄目です完全に掌握されました!」
すぐさまモニターに『”棺”解放中。』と映し出された。
その時画面の向こうには件くだんの少年が裸同然の姿で”棺”の中から出て来た。
少年「うっ・・・」
少年「ここは・・・・?どこ?僕は・・・誰だっけ?」
五月「至急対MS部隊出動!速やかに彼を捕らえろ!」
部隊員達「「「「「了解!」」」」」
少年sids
何だかまだ眠いけど僕の中の何かが『寝るな。』と囁いてくる。
さっきまで如何やら水の中にいたらしい、道理で息がしずらい訳か・・・
???『このままじゃ戦闘行為は出来んな・・・吐くぞ。』
え?
僕の中の何かがそう言った後僕は凄まじい吐き気に襲われ嘔吐した。
僕の口の中から出てきたのは全部水?だった。
バシュウ。
何だか扉から出て来たごつい人達によって僕は捕らえられてしまった。
やめて・・・僕に触らないで!
少年「止めて!僕に近づかないで!・・・いやあああああああああああああああ!」
???『やれやれ・・・仕方が無いな・・・・ほれ、貸せ。』
そういった直後僕の意識は僕の中の何かによって深い闇に堕とされた。
少年sids out
特殊部隊員sids
隊員「いい加減にしろ!俺たちはお前を殺してもいいんだぞ!」
隊員「おい!相手は子供だぞ!」
冬月「いい加減にしろ・・・保護だ。」
少年?「・・・殺してやるよ!」
何故だ!先程まで寝ていたじゃないか!
それにあの特徴的な笑みは・・・バケモノのそれだ!
隊員「撃てえええええええええええええええええ!」
少年「ウルサイな。」 ブン!
その一言が発せられた直後さっきまで撃っていた仲間は死んだ。
血の剣で首を切られて即死だった。
少年?「さーてどんなお前はどんな味かな?」
そう舌なめずりしながらその仲間の死体に近ずく少年・・・いやバケモノを俺は撃ったが直前ではじき返された。
バケモノが出した血の盾ではじき返されていた。
バケモノが仲間の死体の足元まで行くとその首の切り口を舐めながら血を吸った。
少年?「れろ・・・ちう、ゴクッゴクッゴクッゴクッ。」
瞬く間に仲間の死体は干からびた。
少年?「あんまり美味しくなかったな・・・まあ人間にしては美味い方だったな。」
そう言いながら口についた血を病人服の袖で拭くバケモノ。
少年?「お前はどうだ?」
次の瞬間俺の意識は闇に落ちた。
五月sids
あの時出動させたのはその頃の最高戦力である『ハンターズ』だったが瞬殺されたさね。
五月「冬月司令官!どこへ行くんですか!」
冬月「私はあの子を止める!」
その時の冬月司令官は聞き分けがなくてね・・・・ひどい目にあったよ。
弦十郎「・・・具体的にはどんな目に?」
腕を切り落とされたのさ。
少年sids
・・・暗い・・・・そして寒い・・・・何だかこの感覚前にも味わった気が・・・そんなのイイカ。
???「・・・・・・・!」
誰かが呼んでる・・・?
お父さん?お父さんだ!
その出来事が僕の中の何かを抑え込めるには十分だった。
目を覚ますと目の前にはお父さん・・・いやお父さんに似た誰かがいた。
???「君・・・元に戻ったのかい?」
少年「うん・・・でも僕の中の何かがもっと血をよこせとうるさいんだ・・・だから僕から逃げて。」
???「安心してくれ、私は君には何もしない。」
少年「でも僕があなたに何かしてしまう、そんな気がしてならないんだ!だから逃げてよ!」
だがそのお父さんに似ている人は僕から逃げるどころか僕を抱きしめて来た。
???「もういいんだ、大丈夫だ。」
その時の言葉で僕の中の何かを抑える力が緩み少しだけ出てきた。
???『こいつの血はどんな味なんだろうな?』
一瞬僕の意識が闇に飲まれかけたけど持ち直したが遅かった。
???「ぐっ!」
お父さんに似ている人の腕は僕が出した血の剣で切り落とされていた。
あ、あああ!またやってしまった!やっぱり僕は他の人を傷つけてしまう・・・・またあの山に行かなきゃ人から離れなきゃ。
???「・・・・ここで大人が踏ん張らなくてどうする?・・・大丈夫だ!」
少年「・・・あ。」
???「大丈夫・・・大丈夫。」
そう言いながら残った腕で僕の背中を撫でるお父さんのそっくりさん。
久しぶり・・・・の大人からの愛情により僕は泣き出してしまった。
泣き終わった後僕はお父さんのそっくりさんにある提案をした。
少年「・・・ねえおじさん・・・・腕元に戻したい?」
おじさん「そうだなぁ・・・まああったほうがいいかな?」
少年「・・・もし治せるんならする?」
おじさん「今じゃなくていいよこれは私の戒めにするからね。」
少年「戒め?」
おじさん「君を殺そうとしてしまった・・・・そしてそのせいで君の手を汚してしまった、だからだよ。」
少年「・・・そっか、じゃあいまたいつか会いましょうね?」
おじさん「何を言っているんだね?君は外に居場所はあるのかい?」
少年「無い、でもここにいたら皆を傷付けてしまうだから人気の無いところに行く。」
おじさん「じゃあここで君の力を制御する術を身に着けたらいい。それまでは何も起こさせやしない・・・どうだね?」
その提案は余りにも魅力的だった。
少年「・・・いいの?僕はバケモノだよ?」
おじさん「それでもだよ。」
少年「・・・分かった。これからよろしくお義父さん。」
少年sids out
さてさて現代に戻って
弦十郎「それがあの名無し君の過去の一部・・・相当ひどい目に合ってきたんだな。」
五月「どうだい?あたしらを辟易するかい?」
弦十郎「いいや、あなた達がやった事は全て大人として正しい・・・子供を助けるのが大人の役目だからな。」
五月「そう言って貰って助かるよ。」
バシュウ
兵士「お話しの所失礼します。五月司令官、名無し様がお目覚めになられました。」
自動ドアが開き中から出てきた兵士の報告を聞いた五月は心底安心した声を出した。
五月「すまないね、あの坊やが目を覚ましたらしいのさ、先に上がらせてもらうよ?」
弦十郎「いえいえ、気にしないで下さい協力を要請したのはこちらです。そこまで腐っちゃいませんよ。」
五月「すまないね。お前ら行くよ!」
所変わって病院の一室で
名無し「ちう、ゴクッゴクッ。」
響「うっ///ん////」
大変な事になっていた・・・我々は気まずい・・・
時間は遡って10分前
名無し「・・・腹が減った・・・・」
どうする?ここに来てこんなに腹が減るとは思わなかった・・・やっぱり・・・血だな。
ぐう~~~
響「・・・お腹すいたんですか?」
名無し「・・・いたのか。」
響「最初からいましたよ・・・でお腹空いたんですか?」
名無し「ああ、・・・病院食は食えたもんじゃないがな。」
響「じゃあ何を食べるんですか?」
言ってもいいか(小声) 響「え?」
名無し「血だよ・・・俺はバケモノだからな。」
響「・・・・・・・・」
名無し「辟易するだろ・・・俺は人間じゃないからな・・・済まないな忘れて『いいですよ?』え?」
響「ですからいいんですよ。血を吸うの。」
名無し「いいのか?女子の肌に傷なんか残ったらいけないと『私が上げたいんです。』・・・」
響「今回の敵に私は役に立ちませんでした・・・だからせめて貴方の役に立ちたいんです。」
病人服で露になっている鎖骨部分を俺は凝視する・・・うまそうだ・・・
名無し「じゃあここに座れ響、後ろから吸う。」
響「はい///」
名無し「・・・・何かを違和感があれば言え・・・吸うぞ?」
響「はい////」
女子特有の匂いが俺の鼻孔をくすぐる。
名無し「カプッ・・・ブシッちう、ゴクッゴクッゴクッゴクッ」
俺の犬歯が響の首筋の皮膚を突き破りそこから流れ出る血を吸う。
響「うっ///ん////」
響の顔が真っ赤だけど俺が吸血する時の女子はいつもこうなるので俺は気にしない。
・・・そろそろやめるか。
名無し「ぷはっ・・・・済まないな。」
響「ひゃ・・・ひゃい。」
唇に着いた血を腕で拭いながら言う。
黒服「すみません。」コンコン
如何やら来客のようだ。
その後
名無し(美味かったな・・・・甘くてそれでいてコクがある。)
響(なにあの感覚・・・癖になりそう・・・)
各々先ほどのことで頭がいっぱいだったので黒服たちの話は聞いていなかった。
こんな感じに少年に血を吸われるのってエロイんですかね?
このままいいですかい?
-
いい!
-
駄目だ!