化け物狩りの少年は神々に愛される   作:お寿司のネタのサーモン

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第六の太刀 少年とデュランダル護衛任務の始まり

あらすじ

名無し(千夜)の過去が暴かれた。

響吸血の快感がクセになりそう。

 

 

 

あの後(分からなければ前話を読もう!)響は特殊災害対策機動部二課の司令である弦十郎さんに教えをこうらしい。

何故らしいのかというと単純にその場に俺がいなかったからだ。

そして今はと言うと・・・

響「やあぁぁぁ!!!」  ダダダダダ

名無し「昨日よりも格段に動きが良くなったな。

このままの調子で行こう」

響「はい!」

弦十郎「そうだ! 雷を喰らい稲妻を握り込むように打つんだ!」

緒川「忍術と言うものは案外簡単です、自分の中に強くしたい事をイメージしていたら自ずと体が動きますから」

響の修行をしていた。

え?なんでそんな事をしているのか?・・・そうだな・・・それを説明するには前日に遡らなくてはいけない。

 

 

 

 

 

前日

二課の中の名無しの部屋で

その日は休日だったから部屋で寝ていた所に

響「たのも──ー!」     ガチャ

名無し「いきなりどうしたんだ?響。」

俺は先ほどまで寝ていたからまだ眠気が覚め無いため、目を擦りながら部屋から出て来た。

響「えっとですね、私に修行をつけて貰えませんか!名無しさん!」

名無し「いきなり何だ?修行だなんて、第一お前は高校生だろ、授業はどうするんだ?」

響「もう考えています! 一番の親友である未来に適当な理由を付けてお休みにしてもらいます!」

名無し「ダメだ馬鹿者。」

そう言って響の頭にチョップをかました。

響「いて。でもでも私まだ訓練のノイズを倒せて無いんですよ! 攻めてノイズ位は一人で倒せる様になりたいです!」

名無し「駄目な物は駄目だ、第一お前は授業中にノイズの討伐任務を受けていないだろ、それはな言いたか無いが全て俺一人で壊滅させてるんだぞ? 

今更戦える様になったって大して役に立たないと思うがな」

だがその言葉はどうやら響の地雷を踏み抜くには十分だった様だ。

響「私はもう!自分の所為で他の誰が傷つくのが許せないんです!だから!戦える様になりたいんです!」

名無し「・・・良いだろう。その覚悟を決して無くすなよ?響」

響「え?じゃあ・・・・・」

名無し「ああ、修行をつけてやる、ただし協力者が居るがな。見てんだろ?弦十郎さんに緒川さん?」

緒川「バレてましたか・・・・相変わらず全力の気配遮断を見破ってきますね。」

弦十郎「俺はそう言うのは得意じゃ無いが・・・気配は隠してたはずだがな・・・すごいよ名無し君は。」

名無し「分かってますよここに来た理由は、響の修行を手伝うつもりだったんでしょ?」

弦十郎「ハハハ、そこまで分かっていたのか、そうだ私達大人が子供の頼みは断れない、何より我々が稽古をつけたいくらいだからな。」

名無し「じゃあ修行は何処でしますか? 山の中の方が俺は良いですけど。」

弦十郎「俺の家に裏山があるそこで修行をしよではないか。」

名無し「分かりました、響、明日から早速修行を始める。

場所は弦十郎さんの自宅の裏山だ、響は弦十郎の自宅を知らないから俺が自宅まで送る、予定時刻は朝7時だ、寝坊すんなよ?」

響「はい! 分かりました!!」

名無し「じゃあ俺は修行のメニューを考える、また明日だな響。」

そう言って響は二課の出口に向かった。

緒川「・・・随分と楽しそうでしたね。司令の特訓メニューは凄まじくきついものですけど」

弦十郎「そうか? そんなにキツイメニューにした覚えはないぞ?」

名無し「全員弦十郎さんみたいなスペックはしてませんよ? 皆有難迷惑してるんですから」

弦十郎「そう言うものか・・・時代は変わったな」

名無し「そうですよ、貴方の特訓メニューはバケモノの俺でもキツイと思うほどだ、そんなものを初心者の響に受けさせるわけには行かない、だから俺がメニューを考えるんですよ」

その言葉に弦十郎は反論できなかった。

 

 

 

 

 

そして今に戻る

まあこんな所だ・・・え?どんな特訓をしているかって?そりゃあ勿論・・・

響「あの~稽古してくれるんじゃなかったですか?」

ただひたすらに同じ事繰り返して体が覚えるまで続けることだ。

名無し「いいや、これで合っているぞ」

名無し「俺の師匠達も同じ事をしていた、だから安心しろ」

響「でも・・・」

名無し「強さにでもも何もない、大体強さというものは長い時間をかけて徐々に大きくしていくものだ、焦ってはいけない・・・だがこのままでは時間がかかるな・・・少し厳しくしようか。」

響「やっと修行っぽいことができますね!」

名無し「・・・そんな事を言ってられるのも今のうちだぞ」

名無し「今から響には俺と弦十郎さんそして緒川さんにそれぞれ一撃当てられたら終わりだ、まあ俺達は本気だがな」

響「え!・・・私師匠達に一撃当てられるかな・・・」

そう言って不安になっていたが名無しの一言で火が付いた。

名無し「そんなんじゃお前の”大事なもの”が無くなるぞ?」

響「・・・やって見せます!私の大事なものを守る為に!!!!」

それから響は今まで経験したことのない絶望に立ち向かった。

 

 

 

 

 

数日後

ドガァア! 

弦十郎「フッ!……ちいぃ!まさか弟子に苦戦させられるとは!」

響は飛び上がり弦十郎の震脚の衝撃から避けこの数日間で養った我流の格闘術で弦十郎を追い立てる。

緒川「本当です!まさか開始数日間でもう私の全力に追いつけるようになるとは!」

更にその攻撃の威力を利用して加速し緒川の全速力の走りに追い付く様に走って行った、因みに彼女は生身だ。

だがそこを妨げるように名無しが飛び出し。

名無し「シィィ!」

ブン!  ドギャアアアアアアアアアア!!! 

まるで鉄製の棍棒の様な物がぶつかり合った音がした気がしたが、断言しよう、この音は響と名無しの蹴りがかち合った音だ。

響「私は!もう!未来を泣かせたくない!だから!私は名無し君!貴方を超える!」

名無し「良いだろう!バケモノの俺を超えて見せろ!立花響!」

緒川「今です!!!」  シュッ!

       『影縫い』

響「!」

名無し「ここだぁあああああ!」

響「掛かった!」

名無し「なにっ!」  バキィ! 「グハッ!」

響は影縫いをいともたやすく破り名無しに一撃当てた。

ここで影縫いについて説明しよう。

影縫いは一種の催眠術だ、響はこの地獄の様な訓練の前に緒川に影縫いについて教わり実践して応用などがある程度出来る様になった。

技が使えるということは対処方法を知っていて当然のことそこで響は考えた。

名無しは恐らく緒川が影縫いについて教えたとは思っていないだろう、だから敢えて影縫いに掛かった振りをしそこで出てきたら攻撃の隙を突いたというわだ。

響「やった!……油断大敵!師匠達!行きます!」

次の瞬間響は緒川でも目に追う事が出来ない速さで走り弦十郎に技を当てる。

弦十郎「ぬぅうううう!・・・グアッ!」

  『我流・無双拳』

弦十郎はそのスピードと重さが乗った連撃に遂に避ける事が出来なくなり一撃受けてしまった。

緒川「私は・・・勝てそうに無いですけどやるしかないですね」

響「行きます!」

緒川「!」  シュッ!

突然背後から攻撃してこようとした響に木の棒を投げつけたが……

緒川「マジですか!?」  バキィ!

棒を投げつけた響はまるで残像の様に消えていきその間に後ろから攻撃を受けて

  『我流・幻影拳』

響「・・・やったあああああ!」

今回の修行は終わりを告げた。

 

 

 

翼sids

翼は2年前のライブの事件のことを思い出していた。

翼(何故あのライブの時に奴が居なかった!何故大勢を助けることはして少数を見殺しにするんだ!)

翼(だが分かっている、これは私の我儘だと言う事は・・・だが思わずには居られない!)

翼「奴に勝つにはどうすればいい・・・私が強くなればいいだけだ!」

翼sids out

 

 

 

一方その頃どことも知れぬ山奥では

???「ソロモンの杖・・・我々が譲渡した聖遺物の起動実験はどうなっている?」(英語)

古い受話器で会話をしている、何故か全裸の金髪美女がいた。

女「報告の通り、完全聖遺物の起動には相応レベルのフォニックゲインが必要になってくるの」(英語)

しかもその美女はソロモンの杖でノイズを出したり、消したりしている。

女「簡単には行かないわ」(英語)

???「ブラックアート・・・失われた先史文明の技術を解析し、ぜひとも我々の占有物にしたい」(英語)

女「ギブ&テイクね。あなたの祖国からの支援には感謝しているわ」(英語)

女「今日の鴨撃ちも首尾よく頼むわね」(英語)

???「あくまでも便利に使うハラか。ならば、見合った働きを見せてもらいたいものだ」(英語)

女「もちろん理解しているつもりよ。従順な犬ほど長生きするというしね。」(英語)

そう言って女は電話を終えた。

女「野卑で下劣産まれた国の品格さのままで辟易する。」

女「そんな男にソロモンの杖が既に起動していることを教える義理はないわよね、クリス。」

クリス「なあ・・・フィーネあいつは何だったんだよ。」

フィーネ「そうね・・・・そろそろ隠し通すのは無理ね・・・いいわ、教えてあげる。」

フィーネ「何て言ったらいいかしら・・・あいつらは私が私のままの時も厄介な奴らだったわ。」

クリス「フィーネがフィーネのままって言う事は・・・先史文明の時か?」

フィーネ「ええ、そうよ。」

フィーネ「あいつらに決まった名前は無いわ、寧ろ“名持ち(・・・)”の方が恐ろしいわ。」

クリス「名持ち?何で名前を持っているだけでそんなに恐ろしくなるんだ?」

フィーネ「これは私の持論なんだけどね、あいつらはこの世界に存在が普通の生物より薄いらしいの。」

フィーネ「存在が薄いと世界に与える影響も少なくなるわ、でも名前を持っているとこの世界に存在すると認められるの、存在が濃くなると世界に与える影響も大きくなるわ、だから名持ちは強力なの。」

クリス「じゃあ今回の奴は何だよ?」

フィーネ「あいつは比較的に最近生まれた奴よ、だから殺す事が出来たのだけれど……まあこう言った奴らを殺す傭兵の様な財団もあったわね。」

クリス「何だよ?」

フィーネ「今は二課と協力体制を敷いている対バケモノ特殊機動部隊通称MHSの最高戦力が今の二課には居るわ・・・正直に言って貴方では勝てないかもしれない。」

クリス「・・・安心してくれフィーネ、あたしはそう簡単に死なないからな。」

フィーネ「・・・それもそうね。」

 

 

 

 

夕方

弦十郎「了子くん!」

了子「何よ、そんなにさみしくさせちゃった?」

弦十郎「広木防衛大臣が殺害された!」

了子「ええ!本当!」

弦十郎「複数の革命グループから犯行声明が出されているが詳しいことは把握できていない。」

弦十郎「目下全力捜査中だ。」

響「皆連絡が取れないから心配していたんですよ!」

了子「あれ?壊れてるみたいね。」

了子「でも心配してくれてありがとう。」

了子「そして、政府から受領した機密指令は無事よ。」

了子「任務遂行こそ広木防衛大臣の弔いだわ!」

だがその場にいる全員気が付いていなかった、そのケースの裏に血がついていたのをたった一人を除いて・・・(弦十郎)

 

 

 

 

さてさて場所が変わって

了子「私立リディアン音楽院高等科。つまり特異災害対策機動部二課本部を中心に発生しているノイズ発生の事例からその狙いは本部最奥区画アビスにて厳重保管されているサクリストD『デュランダル』が最近不安定なので移送する必要があると政府は結論ずけました。」

響「デュランダル?」

了子「EU連合が経済破綻した際不良政権の・・・簡単に言えば借金ね。それを肩代わりすることを条件に日本政府が研究、保管をしている数少ない完全聖遺物の一つ。」

藤尭「移送なんてどこにですか?ここ以上の防衛システムなんて……」

弦十郎「永田町の特別電算室通称『記憶の遺跡』そこならば・・・という事だ。」

了子「デュランダルの予定移送日時は0500詳細はこのメモリーチップに記載されています。」

響「あそこがアビスですか。」

了子「東京スカイタワー3本分地下1800メートルにあるのよ。」

了子「それまで休んで頂戴、あなた達の仕事はそれからよ。」

 

 

 

 

 

作戦決行時間がやって来た。

弦十郎「防衛大臣を殺害した犯人検挙というていで街に検問を配備!記憶の遺跡まで一気に駆け抜ける!」

了子「なずけて『天下の往来独り占め作戦』!」

そうして始まるデュランダルの移送作戦・・・だが・・・何も起きないはずもなく・・

あの剣が目覚めるまで時はないぞ・・・名無し。




……疲れました。

このままいいですかい?

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