「うおおおおおおおおおおおおお!!!」
雄叫びを上げ腕から伸びた鋭く、そして鈍く光を反射する牙で脳無を切り裂く
えぐられた箇所からグチュグチュと音を立て再生していく傷口
「ウラァ!!」
更にその箇所に牙を振り下ろし繋がりかけた細胞線維を切り裂き足元を踵から伸びる牙で払い除けるように蹴りつけ、牙で皮膚をえぐる
「無駄だ 無駄!脳無は超再生にショック吸収、ソイツを倒すのなんて無理なんだよ!」
再生だけじゃなくショック吸収、打撃関係には強く調整されているな
対オールマイトってのは伊達ではないか
「それがどうしたぁ!!」
再生した右腕を振り下ろすがその豪腕を掴み、巨体を持ち上げコンクリートの地面に叩きつける
「うおおおらあああ!!」
そしてまた持ち上げ打ち付ける、これを何度も繰り返す
「無駄ってのがわかんないか? ヤケクソかよ」
そんな言葉を無視し思いっきり脳無を叩きつけ下半身が地面にめり込む
「再生は無限じゃない…さっきからジワジワとだが再生速度が落ちてきてる」
「なっ!」
「そうか 紅音君は我武者羅に攻撃してたんじゃない!個性の再生速度を確かめてたんだ!!」
ただひたすらに殴る訳ないだろ…ちょっと頭に血は登ったが我武者羅で勝てる相手ではないしな
「脳無!そこから早く出ろ!」
「いいや逃がさん!」
死柄木の言葉に従い両手を地面に着いた瞬間、両腕の牙で切り裂く
「コイツっ まさか」
「このままサンドバッグだ……次は貴様だ!!」
「ッ!」
俺の言葉に仰け反った死柄木を無視し、脳無を腕の牙で切り裂き足の牙で抉りとる
なるべく早くこいつを再起不能にし死柄木を片ずける、あの黒モヤが来ると逃げられる
「だからお前は早く眠れ*1」
もう既に再生が遅くなっていた脳無の首元を牙で切り裂く、そのまま脳無は上を向き機能を停止させる
「脳無!…おい脳ぐっ!?」
動かなくなった脳無に焦ったのか、死柄木が声を荒らげるがその顔を殴りつける
「言ったな? 次は貴様だ」
振り払った腕を急ぎしゃがんで交わす死柄木、そのまま蹴りつける事で下にあった顔を蹴り飛ばす
「テメェ!!」
鼻血を垂らした死柄木が手を開き振り下ろしてくる
正直動きの速度なんかを見ればテレフォンパンチみたいな物だが、先程蛙水を攻撃した際も拳を開いていた
つまり手のひらか指で発動する個性か
試しに腕の牙で手を防ぐと死柄木がニヤリと笑った
5本指が触れた瞬間、腕の牙がチリチリっと粉のように分解されていく
「そういう感じか!」
死柄木の開いた足に右足を入れ踵の牙で引っ掛けるように引きずり足を切り裂く
「うがっ!?」
怯んだ死柄木に更に右ストレート、左フック、そして削れてガタガタになった左腕の牙で顔面を殴りつける
「がはぁ!?…テメェ!」
「どうだ?痛いか?……お前はその程度じゃ許されない」
死した人間を使い、その人間の尊厳を破壊しいじくり弄んだお前みたいな屑の中の屑ヴィランは
「この適度では許さん!!」
項垂れた体制の死柄木の髪をつかみ持ち上げ、土手っ腹に右ストレートを叩き込む
「ごはぁ……オエエエッ」
胃液を撒き散らす死柄木に更に一撃くれてやろうとしていると、黒いモヤが死柄木を包み俺の手から消える
「死柄木弔!ご無事で?」
「ゴホッ…テメェがワープゲートじゃなかったら今塵にしてたよ 」
黒モヤも来やがったか…
「もう大丈夫……私が来た!!!」
後ろでドアが弾け飛び、顔を強ばらせたオールマイトがいた
「すみません死柄木弔 実は13号の相手をしている際に生徒1名を逃がしました…恐らく」
「本当にテメェがワープゲートだった事を感謝しとくんだな……黒霧」
ビュンと音を残し俺の横にオールマイトが並び立つ
「待たせたね紅音少年」
「待ってない」
えぇ!っと叫びこちらを見るオールマイト、敵が前にいるんだからよそ見するな
「黒霧逃げるぞ…ゴホッ 脳無回収しろ」
「かしこまりました」
黒モヤが辺りを覆うように脳無に広がる
「オールマイト!」
「任せたまえ!」
両腕を組み思いっきり広げる事でモヤを吹き飛ばす、オールマイトはパンチの圧でモヤを四散させる
「クソガキ…オールマイト覚えてろ俺らは必ずお前らに地獄を見せてやる……首を洗って待ってろよ」
振り向けば死柄木が黒いモヤから顔だけを出した状態で呪詛を唱え消えていく
こうしてヴィラン連合と名乗る集団による雄英高校の襲撃は幕を閉じた
あれこれオールマイト制限時間減らなくね??
職場体験先5/20まで
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