平穏=火種
あの襲撃から2日後、1日臨時休校を挟み俺達は教室に登校してきている
「紅音!」
「耳郎か おはよう」
教室に入ると耳郎が駆け寄ってくる
「おはようじゃなくて!あんた怪我とかしてない?あの後病院連れていかれちゃうし!」
そういえばあの後来た教員と警察により俺は戦闘を行った為病院にいけと言われたな、まぁ行ったのは往歲の所だが
「特に問題ない 怪我もしてないしな」
「良かったぜ〜!紅音だけいなくなっちまうんだもん!」
肩に手を回しながら話しかけてくる上鳴
「そうか…そういやあの時はお手柄だったな上鳴」
そう言えば上鳴はそ〜う?と照れながらも俺の背中をバシバシ叩く…痛いからやめろ
「力加減しろ」
「寸鉄!?」
顔を陥没させた上鳴をよそに席に荷物を置き持ってきた本を開く
「紅音何読んでるの?」
「小説 昔観た映画の」
表紙を見せると芦戸は目を輝かせる
「懐かし〜!これ私も見た事ある!」
ちなみに俺が読んでいたのは、とある学生が先輩からもちかけられたバイトをきっかけにその先輩の親族と共に戦ったネット世界の夏の戦争の話だ
「好きなの?」
「あぁ…あの子との思い出でもあるしな」
よく家に来て2人で見たな、それはもう内容覚えるくらいに何度も何度も
「チャイムが鳴るぞ? 芦戸」
ひょいと時計を見れば針は5に近くなっていた、ないとは思うがあの担任が今日もHRをするなら時間厳守だろう
「おはよう」
「「「「相澤先生復帰早えええ!?」」」」
マジかこの担任…所々包帯を巻いた状態で教室に入ってきたのは先程ないだろうと言った我らが担任であった
「これくらいの怪我で騒ぐな…それにまだ戦いは終わっていない」
充分大怪我だろ
「戦いは終わってないって…まさかまたヴィランが!」
席を立ち身を乗り出す切島を一度睨みつけた相澤先生が言葉を続ける
「雄英体育祭が迫っている!」
「「「学校ぽいのきたあああ!!」」」
短時間に何度も叫ぶな…頭が痛てぇ
「いやいや!つい先日ヴィランに襲撃されたのに!」
「そんな事で体育祭を中止にできるほど俺達は暇じゃない、それに今回は過去のOB達が警護に入る 心配するな」
そういう事ではないだろ……
「いやいやそこは中止にしようぜ?」
「峰田くん体育祭見た事ないの?」
「あるわ!でもそうじゃねえだろ…」
今やこの世界は個性が蔓延ってる為かオリンピックは過去の物、ちなみに今それの代わりとなるような扱いで雄英体育祭は話題となる
話題となる、つまり今活躍するヒーローの目にも留まる
「これは君達の将来の為にもなる……ぬかるなよ?」
……ぬかるな、か
「私頑張る!!」
「顔が麗日じゃないよ!?」
休み時間、麗日の顔が険しい?勇ましい?顔で宣言しているのを横目に小説を開く
「ねぇねぇ 紅音はなんでヒーローになりたいの?」
芦戸の質問に、俺は言葉を詰まらせる
ヒーローになりたい理由……そんな物俺には無いただ俺はこの世界のあり方に疑問があっただけ
「……さぁな」
「えーなにそれw」
ヒーローなんて……俺は嫌いなんだ
「なっ 何事だぁぁぁ!?」
放課後、何故かうちのクラス前には大量の生徒、大方これは
「敵情視察だろ! 雑魚共が」
敵情視察って所は一緒だがそこまで言う必要ないだろ……今日もお見舞いに行きたいからこんな事に付き合うのも…おっ
心操視点
……お高くとまってるなA組まぁB組にも挨拶ってか宣戦布告しに行くし巻きで行くか
「はぁ……こんなの見せられると正直落胆「おおい 紅音何するつもりだ!?」はっ?」
俺が暴言を吐いた生徒に言い返そうとしたらA組の中から悲鳴に近い叫びが響いた
見ると窓枠に足をかけた奴が…っておい!?
「紅音が窓から飛んだああああああ!?」
「「「「はあああああああああ!!?」」」」
……ヒーロー科ヤバいやつしかいないのか…?
紅音視点
なんか面倒くさそうだったし窓枠から飛んで地面にショートカットしたが、何か上がうるさいな?
まぁ成功したしさっさと行くか
「今日はキランソウでも買っていこうか…」
まずは花屋に行かないとな
ガリュードめっちゃリングハントしてますねw
職場体験先5/20まで
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ミルコ
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