掴めヒーロー!   作:妖狐アルル

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今回は相手が相手なので変身する数がおおいですよ!


準決勝 爆破対多彩=死闘

準決勝、我ながら随分上がってきたものだ

ヒーロー嫌いな癖して一丁前に順位キープして、下手すれば優勝だ

「俺は……何がしたいんだろうな」

教えてくれよ…萌美

 

「大丈夫?…顔色悪いよ」

声をかけられ顔を上げると銀髪の髪が目に映る…

「柳か……いやなんでもねぇ」

隣に腰掛ける柳にはなんでもないとは言ったが正直どうしたのか

「言えない?」

 

「…何がだよ」

「悩み、私じゃダメなら耳郎さん呼ぶ?」

なんでそこで耳郎なんだよ…誰にも言えねぇよ

顔を逸らし手に握る珈琲に目を向ける

「そっか……うらめしいけどもう聞かない」

 

「でもその状態で勝てる?爆豪君に」

爆豪か、日頃はあの態度で問題児としか見られないがセンスはピカイチなんなら感もいいらしい

先程の切島との戦いも俺との戦闘記録も見てたからだろうからか、早々と切島の個性の弱点に気づいて連続の爆破でKO勝ちしていた

 

「……どうだろうな」

缶コーヒーを煽り空を見る、ムカつくほどマイペースに雲が流れていく

「話せば楽になる…でもそれが無理なら後から話してよ」

「は?」

何言ってんだお前??

 

「今話すのは嫌なんでしょ? なら終わったら全部話してよそう考えたら少しは楽にならない?」

それ問題先延ばしにしてるだけ……いや今までもそうか

ヒーロー嫌いでヒーロー目指してるのも世界を見たいから、この間違った世界を見るため

 

でもそれは別にヒーローじゃなくてもいいはず、ただ俺は理由つけてヒーローの道を捨てきれてないだけ

そんな俺なら後から話すか…そうだな

 

「柳……体育祭終わったらよ聞いてくれよ…そうだな耳郎と上鳴にも聞いてもらうか」

俺の今までのこと、今も考えてること

「うん、聞くよ だから頑張って」

小指を立ててこちらにむけてくる柳

「約束」

優しそうに微笑んでこちらを見つめる

 

約束の指切りか……

「約束ね! 星司!」

萌美……あぁあの時のお前も

そんな笑顔だったな…

「えっ?」

 

「いや なんでもねぇ」

差し出された小指に自分の小指をかける

「約束だ……とりあえず」

ステージに目を向ければマフラーを凍らされた飯田の姿が映る

どうやら準決勝第1試合は轟の勝ちのようだ

 

「あの爆破野郎から倒さねぇとな」

席を立ちて観客席の出口にむかう

「紅音!…頑張って」

柳野応援を背に手を軽く降り控え室に向かう

 

[準決勝!第2試合はA組の爆破番長!でも頭も冴える爆発ボーイ!爆豪勝己!!]

「ぶっ殺してやるぜ…」

[相手は冷静な判断に様々な姿を使うリングソルジャー!紅音星司!!]

「顔がヒーローの顔じゃねぇぞ爆破野郎」

 

俺の前にいる獰猛な笑顔を隠さない爆破野郎基、爆豪が対峙している

「では…準決勝第2試合初め!」

ミッドナイトが初めの合図と共に鞭を地面に打ち付けた瞬間、爆豪は右腕を爆破させながら突撃してくる

 

振り向けられた右腕を左足で蹴り上げ右手からリングを抜く

「チッ!」

「油断も隙もない野郎だ エンゲージ!

出現したテガソードに先程引き抜いたセンタイリングを差し込む

 

「やらせるか オラァ!!

腕からBON!BON!と小気味よく爆破される音を聞きつつ、ターンで後ろに下がり右腕を左にむけ2度テガソードを叩きトリガーを引く

鷹のレリーフが浮かび、赤いスーツが回転しつつ装着され鷹の顔を模したマスクが光を集め形成される

 

サンバルカン!!

前後ろを両手で抑え、ガチャリと音を立てマスクをしっかり固定させる

「しょうゆ顔の時やつか!」

左手の爆破で飛び上がった爆豪が振りかぶった右ストレートを放つ

 

「バルイーグル!」

両手を鷹が翼を広げるように爆豪の右ストレートを弾く、弾かれた手からBON!!と爆破が起きる

「はぁ!」

「っと オラァ!」

こちらが反撃で右手からのチョップを出せば、左手で爆破し弾き負けじと右の手を広げこちらを爆破する

 

「ッゥ!…」

直撃ではないがこの威力、見掛け倒しではないよな

「はっ!」

だが、これで距離は少しだがとれた 空にジャンプし太陽を背に爆豪と向き合う

 

「ッ…眩し」

イーグルダイビング!

太陽を背にそのまま猛禽類が獲物を空から狩るように、急降下で接近し開いた両手で切り裂くように爆豪に仕掛ける

「バカが!近づけば!」

向かってくるであろう方に両手を向けた爆豪、パチパチと音を立て両手の平が光る

 

「くっ!」

「ぶっ飛べやぁ!!」

叫びと共に爆発した両手により急降下の勢いもありそのまま直撃してしまう

「ぐわああ! あぁ!!」

[ここで紅音!初めてと言ってもいい直撃を食らった!]

 

「このまま死ねや!」

更に両手から爆破を喰らわせようとする爆豪

「何度もくらうか!」

テガソードを握り、グリップを握る

エネルギーがテガソードに循環し、大きく円を描くようにテガソードを回し切りつける

 

〝フィニッシュフィンガー! サンバルカンフィニッシュ!!〟

「テガソード 太陽斬!」

夕焼けのように赤く染った剣先から斬撃を放ち爆豪の放った爆破に合わせて激闘の末の爆風が舞う

「うっ! のわあああ!」

爆風近くにいた爆豪がよろけるのを確認し、ツメガバックルを開き新たなリングを取り出す

 

「エンゲージ!」

そのままリングを入れ替え新たな力を解放する

It's morphing time!ゴーバスターズ!

「はぁ!」

レッドバスターにチェンジし、ワクチンプログラムの力で高速で移動しは爆風を突きぬけ爆豪の横を通過する際に殴りつける

 

「ぐぉ!?」

「まだだ はああ!!」

そのまま高速移動を続け、爆豪を囲むように走り回り通り抜け際にパンチやキックを打ち込んでいく

[紅音ここで姿チェンジからの高速バトルにシフトチェーンジ!]

[爆破を警戒したか 捕えられないように動く選択をしたか]

 

「なめるなやぁ!」

両手をしたに向け爆発でコンクリートの地面を爆破する、舞い上がった砕かれたコンクリートが煙となって舞う

「?……はぁ!」

目眩し?場所はわかって

「テメェのやり方パクるのに近いのは虫唾が走るがァ…効率的だよなぁ?」

 

突っ切った先に手をこちらに向けた爆豪、しまった!?

オラァ!!!

「ぐわああああああああああ!?」

スピードの乗った今の俺じゃ急旋回も出来ずその勢いのまま爆豪の爆破に当たり吹き飛ばされる

「ぐぅ…あぁ」

 

「どうした?ダウンか赤野郎!」

「…いいやまだだ」

ツメガバックルからリングを抜きテガソードに差しグリップを引く

〝センタイリング!〟

〝ボウケンジャー!!〟

「デュアルクラッシャー」

立ち上がりデュアルクラッシャーを構え爆豪に向けて放つ

「ミキサーヘッド GO!!」

コンクリート弾を爆豪に向けて放つ、動きを止めれば少しは

「それはもう見たんだよ!」

両手の爆破で飛び上がりコンクリート弾を交わされる、やっぱりダメか

 

「クソっ!」

空に逃げた爆豪に向けて更にコンクリート弾を放つが小刻みの爆破で空をかける爆豪に交わされてしまう

「オラァ!死ねぇ!!」

「んん!?」

頭上まで来た爆豪が真上から爆破を撃ち落としてくる

 

「ああああ!?」

[紅音堪らずダウン!]

[……動きが鈍いな]

クソッタレが……

 

「紅音!負けないで!!」

「紅音ー!そのままダウンなんてロックじゃないよー!」

「負けんなー!紅音ー!!」

ッ……あぁ、わかってるよ

「星司!」

負けないよ……あぁ負けない

 

うおおおおおおおおお!!!

腹から声を上げて足に力を入れて立ち上がる、爆豪に目を向けツメガバックルに手をかける

「爆豪…とっておきの1つを見せてやるぜ」

「おもしれぇ…!」

ツメガバックルからリングを引き抜き回転、テガソードに装填する

〝センタイリング!!〟

 

右手を左に向けて2回叩き、1度回転してもう一度テガソードを叩きトリガーを引く

頭上に赤い歯車がガタガタと音を立て回転し、俺を通過し羽織のような姿にサングラスをかけたようなマスク 赤い歯車を着けたチョンマゲ

ドンブラザーズ!!いよっ!日本一!

ドンモモタロウ、ここに見参




テガソード 太陽斬
テガソードを使った個別技、太陽を描くようにテガソードを持つ手で円を描き切り裂く技

今回長くなるので2話編成となります

主人公の力で他の皆をユニバース戦士に返信させてもいい?8/1まで

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