あの後日数が過ぎ、合格通知を無事頂いたので桜舞い散る季節にまたこの門の前に立っている
合格通知が来た日はもう家族がお祭り騒ぎだった…嬉しいがあそこまで祝われると照れるな
拳藤達も無事合格したそうだがクラスはどうだろうか
下駄箱近くにデカく張り出されてる紙を見ると俺はA組、2人はB組のようだ
クラスに知り合いが入れば良かったんだがなぁ……仕方ないか
紙の下にあったQRコードを読み取り地図アプリをダウンロードする、学校の敷地を見る為の地図アプリ…もう驚く事もないな バス走ってたし
長い廊下を歩きつつ外の桜を見る、まさかまた学生をやり直す事になるとは…毎回入学した時に桜を見る度に思うよ
イヤホンから流れる曲を聴きつつ教室を目指す
「ドアデカ…バリアフリーだろうけど凄いな」
教室の戸を空け中に入るとボチボチと生徒がいる、さて黒板の前に座席表か「おはよう!俺は…」
まぁ分かってはいたが名前があ行だからかだいぶ前だな、ドア横前から二番目…まぁ出入りが楽だと思おう
「やぁ☆ 君が僕の後ろかな?」
なんか見た目違う世界観のキラキラ顔君が前か
「そうだね 紅音だ よろしく」
「ウィッ 僕は青山優雅☆ 僕のキラメキを君は特等席で見られるって事さ!」
だいぶキャラが濃ゆい奴だな…顔も濃ゆいけど
「私 芦戸三奈!よろしくね!」
振り向けば黒目の触覚ちゃん、芦戸三奈と言うらしい
「あぁ よろしく」
さて担任が来るまでまた音楽でも聴くか
…なんかドアの前からノソノソっと気配を立てず寝袋が這いずって入ってきてるのは見なかったことにしておこう
「君達が静かになるまでに8秒…合理的じゃないね」
先程の寝袋から無精髭の男が出てきてゼリーを啜る、さっきのここはヒーロー科だぞ! とか言ってたしもしや担任なんてことは…
「君達の担任の相澤消太だ よろしくね」
担任だったよ…
「まぁ自己紹介はいい これに着替えてグランドに出ろ」
寝袋から体操服を放り投げ教室を出ようとする相澤先生
「なっ!質問「却下」ッ!」
いつぞやの眼鏡君が相澤先生に質問を申し出たが、バッサリ切り捨てられ教室を出ていく
チラッと廊下を見れば他のクラスは列を組んで体育館に向かってるように見えるが
「考えても分からんか…」
放り出された体操服ではなく、家から後日持ってくるのが面倒で持ってきていた体操服を持ち地図アプリを起動させ廊下に出る
流石に寝袋に入ってたのは着たくないし
「更衣室は向こうだな」
「「「「体力テスト!!?」」」」
「入学式は?ガイダンスは?」
「そんな物は時間の無駄だ、体力テストは君達の実力を図る為の物……入試1位は爆豪か」
「あ?」
随分とガラの悪いのが1位だったようだが、あいつは救助ポイント等は取ったのだろうか?
「こいつを投げてみろ、個性有りでだ」
「へぇ……そんじゃ」
あれはボールか、なんか機械っぽいのもついてるがあれは測定の為か
「死ねぇぇぇぇぇ!!」
…言葉遣いヤバいな
「705.2m」
「すげぇ飛んだ!?」 「個性有りの体力テストか」 「何それ面白そぉ!」
むっ?相澤先生のこめかみがピクついたような
「面白そうか……そんな心構えで来たのなら、今回テスト最下位は除籍としよう」
「「「はあああああああ!?」」」
あー、マジ?
「そんないくらなんでも理不尽すぎます!」
「理不尽であろうが乗り越えろ、ヒーローにはヴィランの犯罪も自然災害も待ってはくれない Plus・Ultra乗り越えな」
面倒な事になったな……
「青山、紅音スタート地点に立て」
名前順でいえばそりゃ最初だよな、仕方ない
右手のリングを抜き取りクルリと回転させる
「エンゲージ」
右手に手を思わせる銀の篭手を装備しリングを装填する
《センタイリング!!》
軽快な音楽が鳴り、右手を左に構え1度叩く
「ケロッ何の音かしら?」 「本当にリングを使うのか…しかし一体」
周りもガヤガヤしてきたな、そのまま腕をおろしトリガーを押す
《ニンニン ニン ニンニニン!ニンニンジャー!》
テガソードから飛び出た手裏剣からエネルギーが溢れ、アンダースーツを形成 そのまま顔の前に止まりマスクが形成される
「「「「変身した!!??」」」」
「……僕より目立ってないかい?」
「個性の仕様だから仕方ないだろ」
ロボットが手を挙げそれを下に振り下ろす
足に力を入れそのまま一気に駆け抜ける
〝紅音 記録2.03〟
2秒はきらないか…まぁ仕方ない
一緒に走った青山は個性を使いすぎると腹が痛くなるとか、なんだそりゃ
俺の次に早かったのは眼鏡君…もとい飯田が3秒台、得意競技だったのか凹んでたけど十分早いだろ
次は握力検査ね
〝バキッ!〟
「あれ?」
「……測定不能」
壊れたけど大丈夫これ?
あの後相澤先生から別に予備はあるとの事だった、つまり過去にも壊したヤツ居るってことか
その後もそつなくこなしていると1人の生徒が目につく
緑谷出久、さっきから個性を発動させず素のフィジカルでこなしている と言うより使わないのか?
「このままでは本当に除籍になってしまうぞ!」
「ったりめぇだろ!無個性の雑魚が!」
無個性? まぁたしかにロボ自体は鍛えていれば全然破壊できる強度ではあったし
相澤先生が首に巻いた包帯?マフラー?で緑谷を縛り何か話しているな
「ケッ! 除籍宣言だろ」
君は随分と目の敵にするな、知り合い?
目を離した瞬間〝ズドンっ!〟と音が空を切りボールが凄い勢いで飛んでいく
記録は705.3m、ほんの僅かに爆豪の記録を抜かした
「やっとそれらしい記録が出た!」
「でも指が……」
「自分の個性で怪我をするのか? いやあの威力なら」
小指が痛々しい程に真っ青だ、あれは折れてるかもな…自分の個性によるノックバックの怪我か…
「どーゆう事だ!!デクゥ!!訳をいえぇ!!!」
横にいた爆豪が腕を爆破させながら緑谷に突撃していく
止めた方がいいか?って
「んだコレ!硬ぇ!?」
「捕縛布…特殊繊維で編んであるそう簡単には破れないよ」
髪を逆立て目を赤く光らせた相澤先生が爆豪を睨みつけている
「あんまり個性を使わせるな……俺はドライアイなんだ」
強い個性なのに勿体な
その後は特に言うことも無く、全ての競技を終えた
流石に原付には驚かされたが記録は俺1位、原付ちゃんが2位だった
なんか3人ほどから睨まれたが*1気にしないでおこう
「除籍は嘘 合理的虚偽ってやつさ」
「「「合理的虚偽!?」」」
合理的虚偽ね…嘘くせー
ってか緑谷お前顔どうなってんの?ムンクの叫びみたいになってるけど
しかしいきなり除籍をかけた試験か……面白くなってきた
まだ先の話なのですが、クロスオーバーする人をガリュードに変身させようと思うんですがアリかナシか(これによって主人公のオリジナル話が変わります)5/16まで
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有り!
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無し!