水難ゾーン 柳
山岳ゾーン 取蔭
暴風・大雨ゾーン 庄田、黒色
倒壊ゾーン 拳藤、鎌切
火災ゾーン ポニー
土砂ゾーン 宍田、泡瀬
残りのメンバーは飛ばされませんでした
セントラル広場まで戻ってきたがそこに広がる景色は…予想より最悪だった
階段にめり込むヴラド先生、黒い巨漢に持ち上げられている相澤先生
担任であるプロヒーローは敗北していた
「そんな…ヴラキン先生」
「マジかよ……相澤先生達が」
予想以上に最悪のシチュエーションだ、相澤先生の個性を考えればあの巨漢の力を消さない訳が無い
つまりアイツの力は個性によるものでは無いと言うこと
「あそこ、梅雨ちゃん達がいる!」
耳郎が指さす方向には顔を少し出した、緑谷 蛙水 峰田そして柳がいる
向こうも広場の様子を見て唖然としているようだ
「とりあえず合流だ、3人共よく聞け」
俺の負担はデカいがこうするしかない
「上鳴 耳郎2人はあそこにいる4人をヴラド先生の所まで連れてきてくれ」
「連れてくるって行ってもよ!あんなの居たら」
「あの黒いのは俺が抑える安心しろとは言わないが、上鳴お前の力なら皆を守れる 頼んだぞ…取蔭」
「なに?」
この作戦、彼女にも動いてもらわなければならない
「君は俺と一緒に来てくれ 頼みたい事がある」
作戦開始だ
「はぁー……オールマイト来ねぇしカエロうか」
「おっ おい今カエルって」
「でもまぁ…卵の1つは粉々にして心をへし折ってなぁ!」
言葉と同時に駆け出す死柄木、狙いは蛙水
彼女が反応できずその顔に死柄木の手が触れようとした時、死柄木の背後から体をスパークさせた上鳴が体当たりをする
「ぎゃあああああああああ!!」
「今!4人共水から出て!」
後ろから続くように耳郎が叫ぶと4人は水から上がり、それを確認して1度離れた上鳴の後ろから耳郎が死柄木を水の中に蹴落とす
「今だ上鳴!もう1発!!」
「電力カツカツだってのに…頼られたらやるしかないじゃん!」
もう一度体から電気を発し水に手を突っ込む、すると電気は水をつたい
「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!」
水から上がることもできぬまま、より流れやすく伝わりやすい電撃をモロにくらう死柄木
「ぜぇ…はぁ…うぇーい」
「よくやった上鳴! 皆ヴラドキング先生の所まで移動するよ!」
「待って耳郎さん!相澤先生が」
「そっちは紅音が行ってるから!!」
モタモタする緑谷を立たせ走らせる耳郎
「ふんっ!」
相澤先生を掴んでいる巨漢の腕をテガソードで切り裂くと、掴んでいた相澤先生を離し自由落下する所を取蔭が上半身だけを切り離した状態でキャッチする
「っとと…OK紅音」
「避難だ、コイツ動きはしないが急ぐぞ」
腕を切られたのに声さえあげず立ち止まる脳無を無視し1度集合場所としたヴラド先生の元まで後ろを警戒しながら走る
「皆無事か?」
「レイ子!無事でよかった」
「切奈も 」
とりあえず負傷の酷い相澤先生も救助できたが、司令塔と思わしき奴も先程上鳴が上手いこと撃退したようだ
「上鳴やるじゃないか」
「うぇーい……おぉなんとかなぁ」
顔を見れば何とも言えない顔になりつつあるが*1本当に助かった
「今のうち上のみんなの元まで行きたいが…そうはいかなそうだ」
「殺せ…脳無あの餓鬼共を殺せぇ!脳無!!」
水から這い上がりうつ伏せになりながらも、こちらを血走る目で睨み呪詛のような叫びを放つ死柄木
その声に〝ピクッ〟っと反応した脳無がこちらに向けて走り出した
「お前らはいけ」
「そっ そんな紅音君だけじゃ!僕も!!」
「個性使って骨折する奴がいてどうする…適材適所だお前と上鳴は先生達を頼むぞ」
テガソードを構え脳無に向かってこちらも走る
「エンゲージ」
《センタイリング!》
テガソードから待機音が流れ、振り下ろされた脳無の巨腕をテガソードでタッチするように弾きトリガーを押す
瞬間、光が体を包み俺の後ろに一瞬ティラノを思わせるマスクを付けた戦士が浮かび上がりエネルギーの帯となり装着される
《アバレンジャー!!GOAAAAAA!!》
荒ぶるダイノガッツの戦士が、ティラノの口を思わせるマスクから雄叫びを上げ誕生する
「アバレイザー」
銃モードのアバレイザーを脳無の足元に放ち足止めを試みるが、気にすることなく走り抜けてくる
「なら」
アバレイザーを剣モードに変更し振り上げた右腕を切り飛ばす
「うらああ!!」
更にそのまま一刀両断、頭から切り裂くが、うじゅうじゅと音を立て再生していく
「こいつ…!」
「無駄だァ……脳無はオールマイト用に調整されてるんだ、それに」
にやぁと薄気味悪く笑うヴィラン
「死体を使ってるから痛みなんてないだろうさぁ!」
死体…だと?
「なんて事…」
「お前ら!人の心は無いのか!!同じ人間だろ!!」
緑谷の叫びも面白おかしく笑い飛ばす死柄木、顔に手を持っていき
「ねぇよ…俺達はヴィランだぜ?」
「ほらっ 脳無ボサっとすんなそこのレッドマン早く殺せ」
風を切る音と共に脳無がその巨体を迫らせる
「こんなやつら……こんな奴がいるから」
「紅音危ない!!」
耳郎の叫びと迫る脳無の巨腕
〝ドカーンッ!〟と音を立て振り下ろされた巨腕に砂煙が舞い紅音の姿も消える
「紅音! 紅音!!」
「ダメよ耳郎ちゃん…私達では」
駆け出そうとした耳郎を蛙水が引き止める
「ははっ……潰れた あ?」
砂煙が晴れるとそこには脳無の巨腕を受け止め、抑え込んだ紅音の姿が
「お前ら見たいなのがいるから……アイツみたいな目に合う人が増えるんだ!!」
瞬間、駆け巡るダイノガッツがほとばしる
「うおおおおおおおおおおおおお!!!」
身体中の白い模様が鋭く、光を反射する刃となる
「うらぁ!!」
アバレッド アバレモード発動
アンケート協力ありがとうございました!
この結果による話は職場体験後の話にオリジナル話の時に回収しますのでお待ちください!
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