仮面ライダーStormDueler ~ライドウォーリアーズ~   作:地水

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 某ナンバー1なスーパー戦隊を受けて作った代物。

活動報告にて読者応募を書けていますが、話の構成上は定期的に最新話投稿が難しそうなので、何とか面白い話ができるように頑張ります。

とりあえずは、プロローグはとある戦いから。


Battle00:はじまりはどこかでライダーバトル

 それは、遥か未来の話かもしれないし、遠い過去の出来事だったかもしれない。

 

かつて、世界には魔神と呼ばれた超次元を超えた何者かが存在していた。

その名は【ライドマジン】、アカシックレコードの正体とも実在した最後の神とも言われるその存在は、自らの力の一部を世界の各地へとばら撒いた。

力は神秘の鉱石・ウォーリアストーンとなって、その資格者たる戦士達の元へと渡っていく。

彼らは原典(オリジナル)にはない固有の能力を宿し、自らも仮面の戦士としてその身に力を載せる……。

 

故に、彼らは『ライドウォーリア』と呼ばれていた。

 

 

――

 

 

 

某所。

何処かの街の裏路地であるそこでは二人の戦士が戦っていた。

 

「オラオラオラァ!」

 

その何者かが放つのは、右手に装備されたガトリングガンから無数の弾丸。

弾丸は勢いよく周囲の物体や建物の壁を破壊していく。

容赦のない戦士の攻撃が相手へと襲い掛かる。

 

舞い上がった砂塵から出てきたのは、一人の仮面の戦士。

モスグリーンのボディに銀色の装甲を身に纏い、水色の複眼の双眸を有したトカゲのような形頭部にはフェイスガードがつけられていた。

その右手に装備されているのはガトリングガンとチェーンソーが一体となった専用武装"ネオアルファスイーパー"。

 

相手の正体は『アマゾンネオアルファ』と呼ばれるライドウォーリア。

原典によれば彼の戦士は"アマゾン細胞"なる未知の細胞によって身体強化された最新鋭の戦士であり、自身の細胞を操作して強化することによって自分の手足のように武装を変質させ、行使することができる。

……もっとも、今のアマゾンネオアルファに変身している彼がこの戦士の事をどこまで理解しているのかは分からないが。

 

「ハッハッハッハッ! 戦士の力さまさまだなぁ! こんなに銃をぶっ放す快楽はいい女抱くくらいには普段味わえないからよぉ!」

 

ネオアルファスイーパーを乱射しながら、周囲を破壊していく。

迫り来るアマゾンネオアルファの銃撃にもう一人の戦士は、――真っすぐ突っ込んできた。

黒く輝くボディが黒い幻影となって弾幕の嵐を潜り抜け、アマゾンネオアルファの眼前へと迫る。

 

「なっ、コイツ!?」

 

いつの間にか接敵されたことに驚いたアマゾンネオアルファはネオアルファスイーパーのチェンソー部分・スイープソーを回転させ、斬りつけようと振り回す。

当たれば大ダメージ確実なその回転刃を黒い戦士は前転という形で地面へ転がって回避すると、アマゾンネオアルファの背中へ強烈な蹴りを叩き込む。

 

「ぐあぁっ!?」

 

思いっきり蹴り飛ばされたアマゾンネオアルファは顔面を強くぶつけるように地面へ倒れ込む。

きつい一撃を受けて悶絶するアマゾンネオアルファ……その背後からやってきたのは、同じく仮面をつけた一人の戦士だった。

 

黒く染まった生体ボディ、その手足には上を走る黄色と赤のツートンカラーの模様のリング。

飛蝗を模したその顔には赤い複眼を有した双眸が輝いていた。

彼は素手による徒手空拳で飛び道具と武器のある相手と渡り合ってきたのだ。

 

その名は、『ライドウォーリア・ブラックサン』

別名・BLACKとも呼ばれているその大自然を体現とした戦士は、悠然とした立ち振る舞いで歩いていく。

重苦しい程の感じる程の重圧を浴びせながらブラックサンは言葉を呟く。

 

「言いたいことはそれだけか? お前のゲスイ言動は聞き飽きた」

 

「チィ……なめんじゃねえぞ!」

 

激昂したアマゾンネオアルファは近づいてきたブラックサンを振り返りざまにネオアルファスイーパーで切り裂こうとする。

……だが、それを見透かしていたのか、ブラックサンの方が動くのが早かった。

 

「ライダーチョップ……!」

 

ブラックサンが繰り出したのは赤熱化した手刀による必殺技・ライダーチョップ。

まるで太陽が放つ強烈な光の如く輝くそれは、アマゾンネオアルファの武器・ネオアルファスイーパーを容易に破壊。

自慢の武器を破壊され、恐れ戦くアマゾンネオアルファ。

 

「なっ……俺のマイハニーがぁ!?」

 

驚愕しているアマゾンネオアルファ。

そんな彼へとブラックサンのライダーチョップによる手刀が叩き込まれた。

体中に走る強烈な激痛に耐え兼ね、アマゾンネオアルファはそのまま地面へと仰向けで倒れ込む。

 

すると、全身を身に纏っていたライダーの姿は光の粒子となって抜け落ち、最後に残されたのは……軍隊を思わせる迷彩柄の服姿の男性だった。

その男性の体から何らかのマークが描かれた鉱石が転がり落ち、それをブラックサンは拾って確認する。

 

「コイツのウォーリアストーンか……使うことはないだろうが、回収しておくか」

 

そう言いながら、ブラックサンの姿も光の粒子となって消える、かわりに現れたのは一人の青年。

黒髪と鋭い眼光が特徴的はアマゾンネオアルファだった迷彩服の男を一瞥した後、背を向けて去っていく。

 

 

また一人、彼の名前は『玄野 太陽(くろの たいよう)』。

ブラックサンのウォーリアストーンに選ばれた、数多に存在する仮面の戦士達・ライドウォーリアの一人である。

 

 

魔神の遺産・ウォーリアストーンを巡るライドウォーリア達の戦いの物語はココから始まる。

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