サイヤ人に転生した俺が転スラ世界で最強になる件   作:ランカー

11 / 11
運命の出会い

 とある日、俺とリムルはランガとフェンネルを連れて、村から離れたところにある湖に来ていた。

 この間、俺と戦った際にリムルが見せた黒嵐星狼、獲得した新たなスキル『黒稲妻』の事を聞いたランガが興味津々で、見たいと言ってきたため、俺がリムルに事情を言うとリムルは軽く承諾してきたのだ。

 

リムル「いいかランガ。よ〜く見てろよ。」

 

ランガ「はい。」

 

リムル「リムル、変〜身!」

 

フェンネル「これが、話に聞いていた黒嵐星狼か・・・!」

 

 そう言ってリムルは、黒嵐星狼の姿へ擬態した。

 それを見たランガとフェンネルは驚いた。

 それにしても、いつ見てもかなり大きいな。隣にいるランガと大きさが全然違うな。

 

リムル「からの〜黒稲妻!」

 

 リムルは、額に生えてる2本の角から大きな黒い稲妻を放った。

 その黒い稲妻は、湖の真ん中にある岩に当たると跡形もなく破壊し、周囲に湖の水が降り注いだ。

 

カイス「おー!やっぱ中々の威力だな。俺も喰らった時けっこうヤバかったからな。」

 

リムル「うーん、でもこれは使い所を考えないとな・・・」

 

ランガ「黒稲妻・・・!流石は、我が主!」

 

フェンネル「お見事です。リムル様。」

 

カイス「よーし、次は俺の番だな。フェンネル、お前もよく見てろよ。」

 

フェンネル「はっ。」

 

 リムルが終えると、今度は俺が前に出る。

 修行して出来るようになった『あの技』を見せるために。

 一度深く深呼吸をした後、両手の手首を合わせてから右腰辺りにまで持っていく。

 

カイス「か〜め〜は〜め〜」

 

 その掛け声と同時に俺の体は白いオーラに包まれ、秘められたエネルギーを集中させて行くと両手に小さな青白い光球が形成され、次第に大きくなっていく。

 

カイス「波ーーーーーー!!」

 

 その掛け声と共に両手を勢いよく前に突き出すと青白いエネルギー波、かめはめ波が放たれた。

 かめはめ波は一直線で進んでいき、障害となる木々は全て薙ぎ倒されていってやがて着弾すると大爆発が起こり、その衝撃は離れてる俺達の所にも来るほど。

 

フェンネル「おおっ!」

 

リムル「今のカイスでこの威力か・・・!」

 

カイス「どうだフェンネル、これがかめはめ波だ。」

 

フェンネル「かめはめ波・・・!お見事ですカイス様!」

 

ランガ「カイス様も流石です!」

 

 その後、俺はリムル達と別れて修行しに行った。

 今日はちょっとある物を鍛える事があってな。

 ある物というのは、腰に巻いてる尻尾だ。最近、また生えてきてくれてな。昨日、みんなに尻尾がまた生えた事を言ったらビックリして、そしたらリムルがリグルド達を集めてヒソヒソと何か話してたけど、なんなんだったんだろうな?

 まあ、それはさておき、サイヤ人は尻尾を握られると力が抜けてしまうという弱点が存在する。それを克服するために、俺は尻尾を鍛えることにしたのだ。

 

カイス「97〜98〜99〜ひゃー『バキッ!』へ?どわああああっ!」

 

 大きな木があり、枝もそこらの木より太方良さそうだと思い、そこで尻尾を鍛えるため、枝に尻尾を巻きつけてぶら下がった状態になってそのまま懸垂をしていたのだが、俺の体重が重いせいなのか、枝が折れてしまって顔から地面に落ちてしまった。

 

カイス「イチチチチ・・・!あー、枝が折れちまった。しょうがねぇ、懸垂はやめっか。」

 

 また折れるかもしれないから懸垂は断念し、尻尾立てふせをする事にした。無論、尻尾だけで立てふせをするのだからうまくバランスも取れなくてかなり苦労したがな。

 

カイス「496・・・497・・・498・・・499・・・500・・・!」

 

 とりあえず尻尾立てふせは今回ぎ初めてだから、目標は軽く500回達成にしておいて始めたが、なんとかできた。

 数分後、俺は一旦村へ戻る事にして、舞空術で空を飛んで行った。

 村に向かってる途中、複数の気配を感じ、その方向に行って見ると巨大な蟻に追われている4人の一同を発見した。

 

カイス「なんだ、あれ?」

 

 何やら、前を走ってる3人は大声で叫びながらなんか言い争ってるような感じだった。と言うかあの3人、どこかで見たような・・・

 そう考えてると後ろにいた仮面を着けた女性が振り向き、剣を抜いた。

 すると、剣に炎が燃え上がり、その剣を前にかざすと凄まじい炎が巨大な蟻1匹を焼き尽くし、続けて他の巨大な蟻を次々と斬り倒していった。

 

カイス「へー、やるなあの女性。」

 

 俺はあの女性の戦いを見てそう呟いた。

 あの蟻の群れを1人で倒してくなんて、あの女性は相当な実力者なんだろうな。

 俺はあの女性と手合わせしてみたいと思ってしまったが、それは後回しだ。ひとまずあの4人を助けないとな。

 

カイス「はあっ!」

 

 そう決めた俺は、女性に襲い掛かろうとした巨大な蟻1匹を上空から強力な気弾を放って命中させ、一撃で倒した。

 

シズ「えっ?」

 

エレン「な、何っ?」

 

カバル「なんだ?誰かやったのか!?」

 

 4人は突然倒された巨大な蟻を見て何が起きたのか困惑してるところ、その4人の元に俺が空から降りて地面に着地した。

 

カイス「よっと、大丈夫か?」

 

エレン「ええ〜っ!?」

 

カバル「そ、空から、人が・・・!」

 

カイス「ただ空飛んで来ただけだが、何そんな驚いてんだ?」

 

カバル「いやいや!空を飛べる人なんて見た事ねぇよ!」

 

シズ「君、後ろ!」

 

 空から降りてきた俺に驚いてる2人に、俺がそう言うと重戦士(ファイター)の男性・カバルがそう言った。

 すると、2匹の巨大な蟻が俺を狙って向かってきたのを見て、仮面を被った女性・シズがそう叫んだ。

 だが、当の俺は焦っていなかった。

 

カイス「はあっ!」

 

 俺は振り向き、向かってきた2匹の巨大な蟻を一瞬で同時に攻撃して地面に叩きつけた。

 攻撃と言っても、2匹の蟻をただ殴りつけただけだ。

 2匹の巨大な蟻は俺の攻撃により、顔面が破壊されてそのまま絶命した。

 

カバル「なっ!?」

 

ギド「な、何が起きたでやんす!?」

 

エレン「は、速すぎて、見えなかった・・・!」

 

シズ (かすかにしか見えなかったけど・・・さっきの攻撃、中々重い一撃ね。)

 

 それを見た3人は一瞬でジャイアントアントを倒した俺の動きが見えていなくて、何が起きたのか分からず困惑した。

 だが、シズにはかすかだが見えていたようで、先程の俺の繰り出した攻撃が重い一撃だと見抜いていた。

 

カイス「まだいるか。・・・オラァ!」

 

 またも襲いかかってくる蟻に一瞬で近づき、思いきり蹴り飛ばしてやった。

 吹っ飛ばされた蟻は木々を次々と薙ぎ倒しながらも止まらず進んでいき、最後は勢いを無くして湖に落下してそのまま沈んでいった。

 

ギド「ま、また見えなかったでやんす・・・!」

 

カバル「ジャイアントアントを、こうも簡単に・・・」

 

エレン「シズさんもだけど、あの人も凄い・・・!」

 

シズ「君は、一体・・・?」

 

 4人を追っていた巨大な蟻の群れは俺が蹴り飛ばしてやった一匹を最後に全滅した。

 それを見た3人は呆然とし、法術師(ソーサラー)の女性・エレンがそう言うと、仮面を被った女性・シズは俺にそう聞いてきた。

 その問いに答えようとしたその時、彼女の後ろに倒れていた蟻が動き出した。

 

カイス「ん?まだ生きてる奴がいるぞ!」

 

シズ「えっ?」

 

 俺がそう言うと、仮面を被った女性・シズの背後に倒れてた蟻が起き上がり、襲いかかろうとする。

 振り返ったシズは剣を構えるが、突然頭を押さえて体勢を崩してしまい、それを機に蟻はシズへ襲い掛かろうとした。

 

エレン「シズさん!」

 

カイス「させるかよ!!」

 

 そのままシズに襲い掛かかろうとした蟻を俺が横から腹部に拳を叩き込んでそのままアッパーで上空に突き上げた。

 その直後、上空から黒い稲妻が落ち、突き上げられた蟻に直撃して跡形もなく消えた。

 その衝撃で、シズの被っていた仮面が飛ばされる。

 3人はシズの元へ駆けつける。

 

エレン「シズさん大丈夫?」

 

シズ「え、ええ・・・」

 

ギド「今の、なんでやんす?」

 

カバル「黒い稲妻みたいだったが・・・」

 

 カバルとギドは武器を取り出して、周囲を警戒した。

 すると俺は、煙で姿は見えてないが気配を察知し、周りを見渡していると近くにリムルがいたのに気づいた。

 

カイス「・・・来たのか?」

 

リムル「ああ。リグルドから報告を聞いてちょっと様子見にな。お前が先に来ていたとは思わなかったけど。」

 

カイス「そうかい。・・・ってかよ、さっきの黒稲妻は下手すれば俺にも当たってたぞ。ちゃんとよく考えてから放てよ!」

 

リムル「お前には当たってなかったから大丈夫だろ!それにちゃんとさっきの蟻んこを狙って黒稲妻を使ったからな!」

 

カイス「どうだが・・・」

 

 俺が近くに来たリムルとそう言い合ってると、後ろにいる4人は首を傾げながら俺達を見ていた。

 

カバル「なぁあんた、さっきから誰と話してんだ?」

 

ギド「そ、そこに誰かいるでやんすか?」

 

カイス「あ?ああいるよ。ここにな・・・」

 

 カバルとギドが俺にそう聞くと、俺は煙の方を指差した。

 煙が晴れて、指差した方にいたのはシズが被っていた仮面を乗せたリムルだった。

 それを見た4人の内3人は・・・

 

カバル・エレン・ギド「「「・・・スライム?」」」

 

 と、愕然としてそう言った。

 

リムル「ムッ・・・スライムで悪いか?」

 

カバル「ああ、いや・・・スライムが喋れるなんて・・・」

 

エレン「信じられない・・・」

 

 喋るリムルを見て2人は信じられない表情でそう言った。

 まあ、そう言いたくなるのは分かるな。

 普通喋るスライムなんていないもんな。

 ・・・あ、でも、あのゲームでは喋るスライム出ていたな。

 

リムル「ほら、そこのお姉さんのだろ?すまんな。怪我しなかったか?」

 

シズ「ええ、大丈夫。助かったよ。ありがとう。」

 

 リムルは仮面を持ち主であるシズに返した。

 シズは仮面を受け取り、笑顔でそう言った。

 するとリムルはシズを見て何か驚いた?ようだった。

 

カイス『リムル、なんか驚いてる?ような感じしてっけど、この人がどうした?』

 

リムル『え、えっと・・・前にドワルゴンで俺の運命の人を占ってもらったって話しただろ?」

 

カイス『ああ、それで水晶に映った綺麗な日本人の女性だったって話してたやつだろ?けど、その話とこの人がどういう・・・まさか。』

 

リムル『あ、ああ。この女性が俺の、運命の人だ。会えるのはもう少し先だと思ってたけどな。』

 

カイス『ヘ〜でも、よかったじゃん。早く会えてよ。』

 

リムル『ま、まあな。』

 

 このシズという女性がリムルの運命の人か。

 確かにリムルの言ってた通り、綺麗な人だな。こんな綺麗な人が運命の人なんて嬉しいんだろうな。

 まあ、リムルはともかく俺は今も前世でも、恋愛に関してはあまり考えてないから、そういうのはよく分かんねぇけどよ。

 ひとまず俺とリムルは、魔物に襲われていた4人を連れて村へ案内することにした。




今回はここまでです

修行により、カイスが遂にかめはめ波を使えるようになり、森に住む魔物を一撃で倒せるほど強くなりました。

そして尻尾も再生し、弱点を克服しようと尻尾も鍛え始めました。ただまた満月が出てる日に、満月を見てしまったら大猿になる危険があるため、そこら辺はリムルが対策すると思います。
そして今回はリムルの運命の人、シズが登場しました。

師匠ポジションになって欲しいキャラアンケートを締め切ります。
その結果ですが、『全員』が僅差で多かったため、アンケート欄に書かれてるキャラ全員、カイスの師匠ポジションとなります。

それと別のアンケートを始めました。どこで超サイヤ人になるかについてのアンケートです。

それではまた次回

どこで超サイヤ人になるか

  • オークロード戦
  • ミリム襲来
  • カリュブディス戦
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。