サイヤ人に転生した俺が転スラ世界で最強になる件   作:ランカー

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名付け

スライム「で、どうする?」

 

ヴェルドラ「ん?どうするとは?」

 

空良「ヴェルドラを封印してる無限牢獄(コイツ)をどうにかしてやりてぇんだよ。」

 

スライム「ああ。友達が300年も封印されたままなんて、可哀想だしな。」

 

ヴェルドラ「お前達・・・!」

 

スライム (そんなウルウルした目で見られても!)

 

空良 (ちょっと、怖えな。)

 

 ヴェルドラと友達になった俺とスライムさんは、ヴェルドラを封印してるこの無限牢獄をどうにか出来ないか考える。

 そう言ったらヴェルドラは、瞳をうるうるとさせて俺とスライムさんを見てきた。

 

ヴェルドラ「脱出方法があるならありがたいが・・・」

 

空良「ヴェルドラ、一つ思ったけど何かしら力使って自力で破ること出来ねぇのか?」

 

ヴェルドラ「無理だな。我のスキルは我と同様に封印されて使えぬのだ。だから自力で破るのは不可能だ。」

 

空良「そっか・・・」

 

 ヴェルドラが持つスキルも封印されちまってるなら、やっぱ俺達でどうにかするしかねぇな。

 とは言っても、どうすりゃいいんだ?

 

スライム「ちょっとやってみるよ。『大賢者』、『捕食者』で無限牢獄を捕食しろ。」

 

 スライムが近づいて無限牢獄に触れると、所持してるとスキルを使って破ろうとしたようだが、弾かれてしまう。失敗だな。

 

ヴェルドラ「無理であろう。」

 

スライム「ダメか。」

 

空良「ちょっと離れろ。はあっ!」

 

 軽く何発か気弾を無限牢獄に向けて放って当てた。

 まあ、予想してたが、こんなんで無限牢獄を破れる訳ねぇか。

 無限牢獄を拳で何度も殴ってみたが、びくともしない。

 

空良「うーん、やっぱダメか〜」

 

スライム「なあ、お前はサイヤ人に転生したんだろ?だったらもっと力を出せるんじゃないか?」

 

空良「そうだな。・・・はあああああああっ!」

 

 悟空達が気を高めるように、俺も全身に力を入れた。

 だが、全く変化しなかった。

 

空良「・・・あれ?」

 

スライム「なんだ?悟空達のように気を高めようとしたのか?」

 

空良「ああ。でも、なんも起こらねぇ。」

 

ヴェルドラ「ふむ。よく分からんが、集中力が足りてないのではないか?もっと集中してみろ。」

 

空良「あ、ああ。・・・はあああああああっ!」

 

 深呼吸してから気合いを入れて、さらに集中力を上げて再び全身に力を入れる。

 すると、俺の体から白いオーラが出てきて全身が包まれる。

 

スライム「お、おお!」

 

ヴェルドラ「ほう・・・!」

 

空良「うおおおおおお!・・・あっ!」

 

 だがうまく維持できず集中力も途切れてしまい、全身を包んでいた白いオーラは消えてしまった。

 

空良「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ・・・!」

 

スライム「だ、大丈夫か?」

 

ヴェルドラ「ふむ。うまくいかなかったようだな。」

 

空良「あ、ああ・・・。まあ、転生したばっかだし、まずは今の体に慣れないとな。」

 

スライム「その後、地道に修行するしかないな。」

 

空良「ああ。」

 

 激しく息切れする俺にスライムは心配して近寄ってきた。

 見ていたヴェルドラがそう言い、俺は近くの岩に座ってそう言った。

 

空良「それより、結局ヴェルドラを封印しているこの無限牢獄とやらを破ることは今の俺たちでは不可能っちゅう事だな。」

 

スライム「ああ。そうだな。なあ、どうにか出来ないか?」

 

空良「?誰と話してんだ?」

 

スライム「俺のスキル、『大賢者』にだ。」

 

空良「大賢者?」

 

スライム「あー、後で説明するからちょっと待ってろ。」

 

 俺がそう言うと、スライムは誰かと話し始めた。

 スライムさんは『大賢者』というスキルを所持していて、その大賢者にヴェルドラを封印してる無限牢獄をどうにか出来ないか、可能性を検討してもらってるようだ。

 

スライム「なあ、俺の胃袋に入らないか?」

 

 少しすると、スライムさんはヴェルドラに向けてそう提案してきた。

 それを聞いて、俺もヴェルドラも思わず沈黙してしまう。

 

空良「いきなり何を言い出すかと思えば、どういうことだ?」

 

スライム「ああ、俺のスキルの大賢者によると・・・」

 

 俺がそう聞くと、スライムさんは説明をしてくれた。

 スライムさんには、『大賢者』の他に『捕食者』というスキルを持っていて、その2つのスキルで外側から無限牢獄を解析し、ヴェルドラは内側から破壊できないか試みる。という方法らしい。

 

ヴェルドラ「ククク・・・クハハハ・・・クハハハハハハハハハハ!!」

 

 スライムさんの説明を聞いたヴェルドラは高笑いだした。

 それに驚きながら、俺とスライムさんはヴェルドラを見る。

 

ヴェルドラ「面白い!是非やってくれ!お前に我の全てを委ねよう!」

 

スライム「そんなに簡単に信じていいのか?」

 

ヴェルドラ「無論だ。ここでお前達の帰りを寂しく待つよりも、共に無限牢獄を破る方が面白そうだ!」

 

 ヴェルドラはスライムさんの提案を承諾した。

 それを聞いて、スライムさんはさっそく『捕食者』というスキルで捕食しようとしたら、ヴェルドラが待ったをかけた。

 

空良「どうした?何かやる事でもあったか?」

 

ヴェルドラ「うむ。お前達に名前を付けてやろうと思ってな。その変わりなのだが、お前達も我らの共通の名を考えよ。」

 

空良「名前?」

 

ヴェルドラ「ああ。同格と言うことを魂に刻むのだ。人間でいうファミリーネームというやつだ。」

 

空良「けどよ、俺はサイヤ人とはいえ、人間とほぼ同じだからな。名前なんて・・・」

 

スライム「いいじゃないか。せっかく名前をつけてもらえるんだしさ、ありがたくつけてもらえよ。」

 

ヴェルドラ「うむ。それに、この世界ではお前に名前は無いであろう。だから我がお前にカッコいい名前をつけてやる。」

 

 俺は人間だから断ろうとしたが、スライムさんとヴェルドラがそう言ったので、ありがたく名前をつけてもらうことにした。

 そして、俺とスライムは共通の名前を考え始めた。

 とはいえ、俺こういうのを考えるの苦手なんだよな〜どうしたもんか・・・

 暴風、嵐、竜巻、それぞれを英語にするとストーム、トルネード、ハリケーン・・・いや、どれもしっくり来ねぇな。

 うーん、と色々と考えてると1ついいのが浮かんだ。

 

空良 「(テンペスト・・・テンペスト!これ一択だな!)スライムさんよ、テンペストってのはどうだ?」

 

スライム「ああ、俺もちょうどそれを思いついたところだ!」

 

ヴェルドラ「テンペストか・・・良い、素晴らしい響きだ!今日から我は、ヴェルドラ=テンペスト!』

 

スライム「気に入ったのかよ!」

 

空良「気に入ったのなら、何よりだ。」

 

ヴェルドラ「次は我の番だな。まず、スライムのお前には『リムル』、そしてお前は確か、サイヤ人といったな・・・お前には『カイス』と名付ける。今日からお前達はリムル=テンペスト、カイス=テンペストと名乗るが良い!」

 

スライム→リムル「リムル=テンペスト!」

 

空良→カイス「カイス=テンペストか・・・いい名前だな!気に入ったぜ!」

 

 ヴェルドラはスライム、俺って順に名前をつけた。

 すると、俺に何か変化が起きた。

 カイス=テンペストという名が、俺の魂に刻まれたのだ。

 しかもなんか、力が溢れている気がした。

 

リムル「それじゃヴェルドラ、さっさと無限牢獄から脱出して来いよ。」

 

カイス「お前とまた会える日を楽しみにしてっかんな。」

 

ヴェルドラ「ああ。そんなに待たせずお前達と相見えようぞ!」

 

 俺達はいつかまた会う約束をし、リムルは『捕食者』を発動して、ヴェルドラを捕食した。

 さっきまで話してたヴェルドラがいなくなって寂しくなるが、いつかまた、会えるだろうな。そう約束したし。

 また会った時、悟空やベジータのように強くなった俺を見せてやっか。

 

カイス「んじゃ、俺達も行くかリムル!」

 

リムル「ああ、行こうカイス!」

 

 こうして俺達は、洞窟の外へ出るために動き始めた。

 だが、ヴェルドラの消滅によってこの世界の各国が大騒ぎになっている事を俺達は知る由もなかった。




今回らここまでです。
オリ主の名前どうしようか考えてて遅くなりました。
次回は外へ出て、ゴブリン達と会うまでの話です。

ヒロインについてなのですが、アンケートに挙げたキャラ全員をヒロインにして欲しいという意見をもらったのですが、どうしましょう?

5/28 突然で申し訳ないのですが、実施したヒロインアンケートをやり直すことにしました。なので一旦削除してまた始めました。
突然消してしまって本当にすみません。またアンケートのご協力お願いします。

オリ主のヒロインを誰にするか(再)

  • シュナ
  • ミリム
  • ルミナス
  • ヒナタ
  • 悪魔三人娘
  • テスタロッサ
  • ウルティマ
  • カレラ
  • その他
  • 全員ヒロインでいい
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