サイヤ人に転生した俺が転スラ世界で最強になる件   作:ランカー

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外へ

カイス「へぇ〜、リムルは通り魔に刺されてこっちの世界に来たんか。」

 

リムル「そういうカイスは、なんでこっちの世界に?」

 

カイス「ああ、コンビニ弁当を買いに行く途中で車に轢かれて、それでだ。」

 

リムル「なるほどな〜」

 

 ヴェルドラが消失してからどれくらい経ったのか分からんが、俺達はまだ一向に出口を見つけられず、洞窟の中を歩き続けている。

 その際、リムルは洞窟の中にある草や鉱物を大量に、溜め込んでいた。

 そして今、俺とリムルはお互いの前世の話をしていた。

 俺の前世では大越空良という名前で、まだ大学生だった事を話した。

 リムルは前世では三上悟という名前で、ゼネコン勤務に務めてるサラリーマンだったそうだ。

 年上だったからさん付けで呼んだ方がいいかと聞いたら

 

リムル「いいよ。さん付けじゃなくて、呼び捨てでいいよ。」

 

 と、リムルがそう言ったので今後、俺とリムルは互いの名前を呼び捨てで呼び合う事になった。

 

カイス「にしても、スライムに転生だなんて、ビックリしたんじゃねぇか?」

 

リムル「まあな。でも、スライムも意外といいぞ。」

 

カイス「ほぉーん。」

 

リムル「なあカイス、お前は転生してサイヤ人になって何か出来るか?」

 

カイス「気弾を放てる事と尻尾を動かせるくらいだな。他に何が出来るのかは俺もまだよく分かってない。」

 

リムル「そっか・・・ん?待てよ、尻尾が生えてるサイヤ人って事はもしかしてカイスも・・・」

 

 俺がそう言うと、リムルは何か1人で何かを考え始め、そして俺の方を向いてきた。

 

リムル「なあ、ちょっと後ろを向いてくれないか?」

 

カイス「?なんでだ?」

 

カイス「?、これでいいか?」

 

リムル「おう。それでいい・・・ぞ!」

 

カイス「!?」

 

 リムルに突然後ろを向いてと頼まれたため、不思議に思いつつも俺は後ろを向いた。

 その瞬間、リムルが伸ばした手?みたいな物で、腰に巻きつけてる尻尾を握られた。

 

カイス「あっ・・・なっ・・・」

 

リムル「おお!やっぱり尻尾を握られると力が抜けちゃうんだな。」

 

 リムルに尻尾を強く握られた瞬間、全身の力が抜けてしまい、立つことも出来なくなり、そのまま倒れ込んでしまう。

 なんとか立ち上がろうとしても、力が入らず立ち上がることが出来ない。

 

カイス「り、リムル・・・し、尻尾を・・・は、離せ・・・!」

 

リムル「ああ、悪い悪い。」

 

 俺がそう言うと、リムルは尻尾を離してくれた。

 その瞬間、全身に力が入り、立ち上がることが出来た。

 そして俺はリムルに仕返しするために、振り向いてリムルを鷲掴みして持ち上げた。

 

リムル「!?ちょ、カイス!?」

 

カイス「リムル、よくもやってくれたな・・・!たーっぷり礼をしてやるよ!」

 

リムル「ちょ!待て待て!悪かった悪かったってー!」

 

カイス「うおおおおりゃあーーーっ!」

 

リムル「う、うわああああああっ!!」

 

 俺はさっきの仕返しで、遠くを狙ってリムルを思いっきり投げ飛ばした。

 リムルは勢いよくぶっ飛び、岩にぶつかって跳ね返りながら、どんどん奥の方へ行ってしまい、最後は洞窟の天井にぶつかって真下の池に勢いよくドボォン!という大きな音と共に池に落ちた。

 

リムル「う、うう〜・・・」

 

 池の底からリムルが浮かび上がってきた。

 何度も何度も洞窟の岩にぶつかったからなのか、あちこちへこんでいた。

 この後俺はリムルを回収して、再び出口を探し始めた。

 にしても、予想はしてたが、俺もサイヤ人だから、尻尾が弱点なんだな。

 またさっきみたいに尻尾握られたら力が抜けてしまうから、悟空のように尻尾を鍛えないと。

 もし何かと戦う事になって尻尾を握られたらやべぇからな。

 俺はそう決めた。

 

〜その後〜

 

カイス「はあっ!だりゃあ!おらっ!」

 

 俺は今、ブラックスパイダーという大きな蜘蛛と戦っていた。

 ブラックスパイダーは糸を出して俺の動きを封じようとした。

 それを俺はかわして、接近して何度もラッシュを繰り出し、最後に繰り出したアッパーで吹っ飛ばした。

 

カイス「おらああああああっ!」

 

リムル「ちょ、危な!」

 

 俺は吹っ飛ばしたブラックスパイダーの後ろ右脚を掴み、そのまま大きく振り回し、そして投げ飛ばした。

 その際、ブラックスパイダーがリムルにぶつかりそうになったがな。

 投げ飛ばされたブラックスパイダーは近くの大岩と激突し、倒れた。

 だが、辛うじてまだ生きているようで、起きあがろうとしていた。

 

カイス「リムル!」

 

リムル「ああ!水刃!」

 

 リムルが前に出て、水刃という水の刃を何発も放ってブラックスパイダーを細切れにした。

 細切れにしたブラックスパイダーは、リムルに捕食された。

 それによってリムルはスキル『粘糸』、『鋼糸』を獲得した。

 このようにリムルは、洞窟内の魔物を捕食して多くのスキルを獲得していったのだ。

 俺が魔物を倒す、もしくは弱らせてからリムルが捕食する感じだ。

 ただ、一部の魔物はグロくなった状態で捕食することになったから、それでぐったりしてしまったがな。

 

リムル「ワレワレハ、ウチュウジンデアル。」

 

カイス「おおっ、喋れるようになったじゃねぇか!」

 

 次に捕食したジャイアンバットという巨大な蝙蝠を捕食し、リムルは『吸血』、『超音波』というスキルを獲得した。

 それにより、蝙蝠の超音波を発生させる器官を利用して練習を重ねた結果、リムルは話せるようになった。

 

 そして俺は、舞空術を使って空中を飛行することが出来るようになった。

 どうやら『舞空術』というスキルを獲得してたらしい。

 だが、最初は思うように浮遊、飛行することが出来ずにいたが、リムルとの訓練をしたおかげで飛ぶことが出来るようになった。

 ただ、洞窟は狭いから軽く浮遊して移動するくらいだけどな。

 

 それから数日が経ち、ついに俺達は洞窟の出口と思われる巨大な扉を見つけた。

 

カイス「おおっ!やっと出口だ!」

 

リムル「でもあれ、どうやって開けるんだ?」

 

カイス「そうだな・・・俺の気弾であの扉をぶっ飛ばしてみるか。」

 

 俺はリムルの前に出て、手のひらに気弾を出現させて放とうとする。

 だがその時、扉の向こうから3人の気配を感じた。

 それにより、俺は手のひらの気弾を消し、リムルを抱えて物陰に隠れた。

 

リムル「ど、どうした?」

 

カイス「扉の向こうに誰かがいる。今は隠れた方がいい。」

 

リムル「お、おう。」

 

 俺達がそう言っていると扉が開き始めた。

 扉が完全に開くと、3人の人間が入ってきた。

 

?「はぁ、やっと開きやしたぜ。錆び付いてしまって鍵穴もボロボロでやす。」

 

?「仕方ないさ。300年誰も中に入ったことがないんだろう。」

 

?「いきなり襲われたりしないですよね?・・・まぁ、いざという時は『強制離脱(エスケープ)』使いますけど。」

 

 2人の男と1人の女がそう言う。

 おそらく、この世界の人間なんだろうな。

 見た目からして、冒険者ってところか。

 

カイス「リムル、アイツらに話しかけてみるか?」

 

リムル「・・・いや、やめとけ。お前はサイヤ人で、尻尾が生えてる以外はほぼ人間と同じだからまだいいけど、俺はスライムだしさ、あの3人の前に出たら確実に襲われるだろ。」

 

カイス「そうだな。じゃあ、アイツらがどっか行くまで隠れてっか。」

 

 スライムのリムルが話しかけに行ったら間違いなく攻撃されるだろう。そして俺も警戒される可能性は高い。

 何故かって?さっきあの男は、この洞窟に300年間誰も入った事がないと言っていた。

 俺みたいな尻尾が生えてる男が出てきたら確実に怪しまれるし、警戒されるだろう。

 それもあってリムルと話し合い、俺達はあの3人がいなくなるまで隠れる事にした。

 

?「じゃあ、あっしの『隠密技術(アーツ)』を発動しやすよ。」

 

リムル・カイス ( (隠密?) )

 

 俺達が不思議そうに見ていると、右側にいる男が両手の拳を合わせると、3人の姿が見えなくなった。

 

リムル「おおっ!!」

 

カイス「へぇ。」

 

 姿を消した3人は、どうやら洞窟の奥へ進んでいったようだ。

 足跡が残っているから、それで分かる。

 それに、姿が見えなくなっただけで、気配は完全に消えてる訳じゃないようだから、俺には分かる。

 

カイス「にしても姿を消せる能力か。この世界には、あんなのもあんだな。」

 

リムル「ああ。あれなら覗き見し放題だな。全くけしからん奴だ!後で友達になる必要があるな。」

 

カイス「・・・お前、何考えてんだよ?」

 

 そんな事を言い出したリムルに俺は呆れてしまう。

 何考えてるのかは、なんとか分かった気するけど、聞かない方がよさそうだな。

 そう思いながら、俺はあの3人が奥に進んで行って足跡が見えなくなったのを確認し、リムルを抱えて洞窟の外へ出た。

 そのまま空を飛び、周囲を見渡した。

 だが辺り一帯は森のようで、人が住んでそうな所はなさそうだな。

 

カイス「どうするリムル、このまま散策すっか?」

 

リムル「いや。ヴェルドラへの土産話もたくさん用意してやりたいし、歩いて散策しよう。」

 

カイス「そうすっか。」

 

 俺は地面に降りてから、抱えていたリムルを降ろし、森の中を歩き始めた。

 その途中、俺は広い所に来て特訓を始めてリムルにも付き合ってもらった。

 

カイス「はああああああああっ!!」

 

リムル「おおっ!いい感じだ!」

 

 俺は今、この間のように身体から白いオーラが出てきて全身がに包まれて、それを維持出来るようさらに集中した。

 洞窟にいる時も、魔物と戦う以外でも特訓はしてたが、中々うまくいかなかったが、今なら出来るような気している。

 

カイス「はああああああっ!はあっ!」

 

 特訓して数時間、ついに悟空やベジータ、クリリン達が気を高めてオーラを纏ったように、俺も白いオーラを纏う事に成功した。

 

リムル「おおっ!出来たじゃんか!」

 

カイス「・・・ああ、出来た!」

 

 オーラを纏う事に成功した俺はそのまま特訓を始めようとした。

 その時、向こうから武器を持った5人のゴブリンが俺達の元へやってきた。

 だが、ゴブリン達は怯えてるのか、身体が震えていた。

 

カイス 「リムル、コイツらって確か、ゲームでよく見るゴブリンか?』

 

リムル 「ああ。そうだ。でも、見た所、俺達の事を警戒してるみたいだな。」

 

リーダーゴブリン「グガッ・・・つ、強き者達よ。こ、ここで何をしておられるのですか・・・?」

 

 俺達がそう話してると、リーダーと思われる赤いバンダナを巻いたゴブリンがそう聞いてきた。




今回はここまでです。
次回はゴブリンの村に行く話を書きます。
ヒロインアンケートなのですが、締め切ります。
『全員ヒロインがいい』が多かったため、ヒロインはシュナ、ミリム、ヒナタ、ルミナス、悪魔三人娘になります。

それとまた新たにアンケート始めました。オリ主が最初に使う技についてのアンケートです。

それでは、また次回。

オリ主が最初に使えるようになる技

  • かめはめ波
  • 気円斬
  • ギャリック砲
  • 太陽拳
  • 残像拳
  • 魔閃光
  • 元気玉
  • 界王拳
  • その他
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