ようこそ一之瀬がハッピーエンドを迎える教室へ   作:スカビオサ

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31話(速攻)

8月11日 午前8時

 

『厳正なる調整の結果、あなたは優待者に選ばれました。グループの一人として自覚を持って行動し試験に挑んで下さい。本日午後1時より試験を開始いたします。本試験は本日より3日間行われます。兎グループの方は2階兎部屋に集合して下さい』

 

これが8時にメールで送られてきた文面だ。

「どうやら僕は優待者みたいだね」

 

僕たちは今、昨日と同じメンバーで集まっていた。

 

「私は優待者じゃなかったみたい」

「俺もそのようだな」

 

どうやら今、ここにいるメンバーは僕以外優待者では無かったらしい。

そうして少し待つと、帆波のチャットアプリに通知が立て続けに届いた。

 

どうやら優待者は僕の他に猿グループの森山君、犬グループの米津君みたいだ。

 

金田君に優待者を教えるように連絡はしている。どこかで隙を見て連絡をしてくれるはずだ。

名前の読みと十二支で想定してあった法則は無理やりなものも含めいくつかあったが、幸いなことに一番オーソドックスなものが該当してそうだ。

 

「グループのメンバーの名字の頭文字をクラスを無視して、50音順に並べていった時に、そのグループの十二支の順番に当たるのが、優待者、そう見て間違いはなさそうだね」

「そうだな、それに当てはめた場合、各クラスの優待者が3名になる。公平性はあるし、この法則が正しそうだ」

「一応、金田君からの連絡も来るはずだからね、届いたら改めて確認しよう」

 

1時間ほど経ったタイミングで金田君からCクラスの優待者に関する情報が届いた。

それをみんなで確認していく。

 

「こ、これは…どうやら当たりみたいだね」

「よっしゃー!で、どうするんだ?と言っても、まだ解答は出来ないんだっけ?」

「残念ながらね、取り敢えずは何事も無かったように試験に臨んでくれれば良いよ。解答した後も素知らぬ顔で過ごすようにね」

 

僕はもう1通ある人物から届いたメールも確認する。得られた情報はBクラスの1人だけだが、法則と一致するな。

 

「よし、やっぱり法則は間違いなさそうだ」

「クラスの皆にはまだ伝えない方が良いかな?」

「そうだね、変に気取られても面倒だし。ただグループディスカッションの終了後、端末に連絡するから、すぐ確認するように伝えておこう。連絡する人は厳選して、グル-プの中でも信頼できる人にお願いしたい」

 

帆波は端末を操作して、対象の人物へ連絡を行った。今回得たポイントは一旦クラスで全て吸い上げる。2割は全体に還元するけど、優待者を指名した者だけ得をするようにはしない。

 

よし、準備は完了だ。

 

「取り敢えずは解散しようか、ただ不必要に他クラスとは接触しないようにね」

 

僕たちの雰囲気から何かしらを察されても面倒だからね、察した程度で法則にたどり着けるわけも無いが警戒しておくに越したことは無い。

 

 

 

 

 

午後1時前

 

僕たちAクラスは他クラスより一足先に兎部屋に入室していた。

特に何もせず、ぼーっとしているとBクラスの生徒が入って来た。

 

「無人島での失策が響いたか?木之原」

 

え?何?初対面で煽ってくるじゃん。というか誰だこいつ。

 

「ごめん、君のことは認識していないんだ。名前を教えてもらえるかな?」

「町田だ。それにしても他クラスの名前も覚えていないとはな。それでこの試験を乗り越えられるのか?」

 

苛々しつつも、名前を答えてくれる。

 

「あの表の事なら覚えているよ。けど僕は大したことの無い人物の顔は覚えていなくてね、君の顔と名前が一致してなかったんだ。ごめんね」

 

そう言ってやると、分かりやすく怒りで顔を赤らめる。元Aクラスはこんなやつばっか。

 

「ふん、竜グループに選ばれなかったくせに随分と余裕だな」

「ブーメランかな?君が今、ここにいる理由を教えようか?」

「ふんっ」

 

彼は鼻を鳴らして、僕から離れた席に座る。他のBクラスのメンバーも追従し、横の席に座る。

雑魚が、二度と逆らうなよ。

その後も、続々と他クラスが入室し、席がすべて埋まった。

 

「ではこれより1回目のグループディスカッションを開始します」

 

簡潔なアナウンスが流れる。ん?これだけ?

もう開始で良いんだろうか?

数秒経っても、何も始まらない。ここは僕がやるべきかね。一応クラスではリーダー的な立ち位置な訳だし。

 

「このまま黙っていても始まらないからね。取り敢えずは僕が進行役を務めようと思うけど、問題ないかな?」

 

しーん。嫌な沈黙が流れる。

 

「そうですね、このままでは何も始まりませんし、僕たちから自己紹介を始めることにしましょうか」

 

浜口君がフォローを入れてくれる。彼はコミュ力高いから、本当に助かる。言葉の丁寧さも状況によって使い分けるのが上手い。

 

「自己紹介をしない場合のペナルティもあるかもしれないからね、僕は木之原葵、よろしくお願いします」

「ふん、自己紹介なんてする必要あるのか?」

 

何や、お前。

 

「じゃあ、町田君はしなくていいよ。どんなペナルティがあるかは知らないけど、それで僕たちが損害を受けることは無いだろうからね」

「では、次は僕が。僕の名前は浜口哲也です。よろしくお願いします」

 

次に別府君と、席の順番で自己紹介が進行していく。何だかんだ町田君もペナルティが怖かったのか、自己紹介をした。

何で噛みついて来た?

 

「さて、自己紹介は一巡したわけだけど、どうしようか?優待者当て、するかい?」

「必要ないな。どうせ、この会話で優待者を見抜けるはずがない。だったら最初から何も話さず、結果2を目指す方が賢明だろう。裏切者が出る結果3と結果4こそ、最も避けるべきだ」

「僕たちとBクラスはそれでもいいけどね。他クラスはどうかな?」

 

綾小路君の方を見て、話を振ってやる。彼は何も答えようとしない。

すると幸村君が声を上げた。

 

「Dクラスとしては反対だ。AやBはクラスポイントに余裕があるから、そう言えるかもしれないが、俺たちがAに上がるには、この限られた機会を活かす必要があるからな。結果2では差は縮まらない」

「じゃあ、優待者を見つけるってこと?でも、どうやって見つけるのよ?」

 

軽井沢さんが疑問を投げかける。Dはクラス内で方針を定めているわけじゃないのか?

 

「そう、結局のところ、話し合いで優待者を見つけるしかない、そういうことだ。だが、それだけで優待者がしっぽを出すとは思えないな」

「人狼ゲームみたいに占い師が居たりするわけじゃないもんね。一人以外が村人で一人だけが人狼、そんなの最初に吊るメンバーはどうしても適当になる。ってことかー」

 

人狼ゲームか、やったことは無いが、少し憧れがある。今は友達もいるんだし、いつか誘おうかな。

 

「だが、それで良いのか?優待者に逃げ切りを許すことになるんだぞ?」

「優待者は各クラスに均等に配置されている。逃げ切りを許し、優待者にポイントが入ったところで、全クラスが平等な結果に終わるだけだ。下位クラスが欲張りたいのは分かるが、AとBがそもそも協力する姿勢に無い以上、無駄だと思うがな」

「優待者が均等に配置されている保証は無いだろう!」

「先生の話を聞いていなかったのか、それとも事実から目を背けたいだけか?試験の傾向から見ても、これは間違いない」

「くそ…!」

 

幸村君、悔しそう…ただ、僕としても町田君の言うように特別話し合いを持つ気は無いんだよね。とりあえず、このグループディスカッションを乗り切れば、この試験はほとんど終わったようなものだし。後は綾小路君の観察と適当に攪乱して、どこかのクラスが優待者を間違えるように仕向けるとかそんな感じかな。2日目くらいで法則バレると思うけどさ。

 

まあ、どこかのクラスに法則と優待者教えるから、僕たちのクラスの優待者当てても良いよ、代わりにプライベートポイント頂戴って契約を迫っても良いんだけど、僕はあまりこの試験を早く終わらせる気は無いんだよね。

 

「そういう訳ですることないだろうから、だらだらしてようか」

 

そう言って僕は目を瞑る。さて、綾小路君は動くかな?

 

「おい!くそ、どうすれば…」

 

幸村君の焦りは感じ取れるが、綾小路君は特に何もしてこないな。今回の試験は捨てているのか、あるいはもう彼も答えにたどり着いているのか?

長い時間、沈黙が続く。

 

 

「ねえ、軽井沢さんだっけ、聞きたいことがあるんだけど」

 

動いたのはCクラスの真鍋さんか?目を開く。

 

「なに」

「私の勘違いじゃなかったらなんだけど…もしかして夏休み前にリカと揉めた?」

「は?なにそれ、リカって誰よ」

 

その後も険悪な雰囲気の会話が続く。どうやら真鍋さんは自クラスのリカさんがカフェでの順番待ちをしていた時に軽井沢さんに割り込まれたことを謝って欲しいらしい。軽井沢さんはそんなこと知らないと主張しており、完全に食い違っている。何と言うか、こんな調子で試験を乗り切る気があるんだろうか。

 

時間が経つたびにヒートアップしている様子だ。Cクラスは伊吹さん以外が軽井沢さんに詰め寄っている。流石に本人に許可も取らず、写真を取るのは駄目だろう。でもこういう女の争いって怖いっていうからな、関わりたくない。そんなことを考えつつ、傍観していると、軽井沢さんがこちらに来た。

 

「ねえ、この子たちに何か言ってあげてよ」

 

何で、僕に言うの?関わりたくないんだけど…

無視するわけにもいかないか。

 

「軽井沢さんが実際にトラブルを起こしたかはともかく、本人が嫌がってるのに写真を取るという手段は褒められたものじゃないと思う。取り敢えず、今後もこのグループで会う機会はあるんだから、そのリカって子に再度確認した方が良いんじゃないかな」

 

やんわりと告げる。

Cクラスの面々は納得はしていない様に見えたが、引き下がった。

 

「変な言いがかりはやめてよね、全く。ありがとう。木之原君」

 

上目遣いでこちらを見てくる。彼女がいる人間にすることじゃないぞ。というかあんた、彼氏いるでしょ、平田君と言うパーフェクトな彼氏がさ。

 

「構わないけど、早急に解決することを進めるよ。これから、このグループで何度か集まる機会もある。その度にいがみ合っていたら互いに辛いだろうからね」

「そう言われても、あんなのあっちの言い掛かりよ、こっちに出来ることなんて無いわよ」

「まあ、問題が大きくなるとリカさんって子も間違ってましたとは言いづらいもんね。その可能性も無くは無いけど…」

「でしょ?絶対私じゃないのに。ねえ、もしまた言い掛かり付けてきたら、守ってくれる?」

 

まーた、上目遣い。他の人にやってくれないかな。椎名さんの件で帆波には心配かけちゃったし、誤解されるようなことはしたくないんだけど。

 

「相手の取ってくる手段が目に余るならね。現時点ではどっちが正しいのか、僕には判断できない」

 

敢えて突き放す。頼るにしても自クラスにしたら、どうなんだ。

 

「そう、私の味方はしてくれないんだ」

 

そう言って、自分の席に戻っていくと思ったら、町田君の方に行ってた。やっぱりさ、ギャルってのは、これだから…!

清楚な人が一番だよ、本当にさあ…!

 

その後は、話し合いが進むことは無く、既定の時間が終了した。

 

僕たちはすぐ席を立ち、そのまま自室へと戻っていった。

優待者は僕だからね。僕たち卯グループがすることは特にない。

 

 

 

 

 

客室に戻り、クラスの優待者指名者に連絡を行い、少し待つと、通知音が鳴った。優待者を指名したことはクラスの仲間にも伝えず、あくまで知らないふりをすることも念押ししておく。これだけでも他クラスが答えに近づくのを遅らせられるはずだ。

 

『竜グループの試験が終了いたしました。竜グループの方は以後試験に参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

『牛グループの試験が終了いたしました。卯グループの方は以後試験に参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

『子グループの試験が終了いたしました。子グループの方は以後試験に参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

『虎グループの試験が終了いたしました。虎グループの方は以後試験に参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

『蛇グループの試験が終了いたしました。蛇グループの方は以後試験に参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

『馬グループの試験が終了いたしました。馬グループの方は以後試験に参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

『羊グループの試験が終了いたしました。羊グループの方は以後試験に参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

『鳥グループの試験が終了いたしました。鳥グループの方は以後試験に参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

『猪グループの試験が終了いたしました。猪グループの方は以後試験に参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

自分たちの優待者を除く全てのクラスを指名し終えた。これで勝ちかな。

 

「この後はどうする?恐らく時間が経てば、法則はバレることになるだろう。どこかに俺たちの優待者は当てられることになるが、取引でもしにいくか?」

 

ルームメイトの神崎君が話しかけてくる。今は柴田君と浜口君はいない。浜口君はまだごはんを食べていなかったらしく、別府君とご飯に行った。

にしても、神崎君も、そういう思考が板について来たな。

 

「他にバレる前に優待者の情報と法則を売りつけるってのはありだけど、今回はそれはしない。今回の試験を通して、各クラスの実力を少しでも見ておきたいからね」

「どこが当てようと問題は無い、そしてどこが当てるかで、その実力が分かるということか。Bにポイントを渡すと厄介だと思うんだが、その点はどうだ?」

「Bが当てるなら、他のクラスはポイントがかなり減ることになる。そうなれば士気も落ち込むはず。早めに心を折っておけば、今後が楽になる」

 

学年の支配を考えるなら、むしろBに取らせるべきではある。以降の特別試験で、CとDのポイントを極限まで削り、Aクラスを諦めさせて隷属させる。場合によってはこういう展開もある。学力が問われる試験ならCとDを崩すのは容易い。

 

「そういう考えも出来なくは無いか…」

 

一応は納得してくれたっぽいかな。やっぱり彼は頭が回る。誤魔化すのも大変だ。

 

「因みに木之原としては、何処が当てると思う?」

「順当に行くならCかな、次点でB」

 

龍園君向きだろう、こういうのは。彼なら間違いなく最初から法則の存在には気づいていたはず、その為に手も打っていたはずだ。ただこっちが速かった、それだけ。

つまり、ヒントがあれば、すぐに辿り着くだろう。

出来ればあと1日は綾小路君を観察したいが、保つだろうか?

 

「やはり龍園か…」

 

神崎君が続きをしゃべろうとした瞬間、通知音が鳴った。すぐにメールを確認する。

 

『猿グループの試験が終了いたしました。猿グループの方は以後試験に参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

「もう特定したの…?想像の数倍速いな」

 

誰が優待者であるかの情報はまだ分からないはず。せいぜい、残された3グル-プの優待者が同一のクラスであるぐらいだろう。

 

「いや、あるいは焦って指名した可能性もあるんじゃないか?」

 

それもそうかもしれないが…そう思って、猿グループのメンバーを確認する。

高円寺六助…!

やはり、彼か、彼なら法則性を…いやスタンドプレーが目立つ彼が他クラス、自クラスの優待者を把握できてるとは思えない。単純にその圧倒的な嗅覚で見破ってみせたか。

 

やっぱり只者じゃないな、無人島試験では早々にリタイアしたと聞き、安心していたが、やはり油断出来ない。

 

この後、少し待ったが、続いてのメールは無かった、やはり高円寺君で間違い無いんだろう、法則を見破ったのなら、残りの2グループも当てて然るべきだからだ。

 

「高円寺か…全く読めない人物だな」

「彼に関しては仕方ない、運が悪かったと思うしかないね、彼のいるグループを先に潰せれば良かったんだけど」

「猿グループはうちのクラスが優待者だからな、どうにもならないか。この速さで指名されては、交渉も満足に行えなかっただろうからな。そういう意味では悪くないと思うしかない」

 

交渉途中で高円寺君に当てられたら、交渉自体が破談になる可能性もあるし、でなくとも譲歩することになるからね。

 

「一先ずは様子見で行こう。午後8時までは暇だし、何かする?」

「と言ってもな、船内で遊び歩けば、その様子から俺たちが優待者を解答したのだと考えるものも出てくるだろう。今は客室でゆっくりするのが最善じゃないか?それとも他クラスに探りを入れる振りをするか?」

「探りを入れる振りか…悪くないけど、そうなると龍園君が動くかな。彼ならこの法則を導き出せるのが僕たちしかいないことに気付くはずだからね。何もしなければ、自身のアドバンテージを手放さないためにも他クラスに暴露はしてこないだろうけど、そこまですると損得関係なく、バラしてきてもおかしくない」

 

葛城君視点はどこのクラスが解答したかは分からない、まとまりのないDは除外するにしても、AとC、どちらかの線は残る。

 

堀北さん視点は、何も分からないだろう。坂柳派、葛城派の対立すらも把握しているのか怪しい。

 

龍園君視点は、Bがクラス内の優待者をすぐに全て把握するのは対立する派閥の都合上、難しいと考えるだろうし、Dは尚更と考えるはずだ。そうなるとAが自クラスであるCから情報を抜き出したという絵が浮かび上がってくる。まあ、僕が橋本君と繋がっていること、無人島試験で中立派が葛城派に流れ込み、坂柳派の一部も鞍替えしたことを踏まえれば、僕が橋本君からBの優待者を抜いて、法則を特定した可能性も考えるかもしれないけど…それは可能性としては薄いな。

 

きっと金田君はバレるだろう、ボコボコにされるかもしれないが、それも贖罪だ、頑張って欲しい。

 

そうして僕は金田君の無事を祈りながら、客室にて、戻って来た柴田君たちや、入って来た帆波、網倉さんらとトランプで遊びつつ、時間を潰した。

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