ようこそ一之瀬がハッピーエンドを迎える教室へ   作:スカビオサ

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36話(水)

8月28日 夕方6時

 

「あれ、水が出ないな。うん?」

 

蛇口を捻っても水が出てこない。一度、締め、もう一度開ける。やはり水は出てこない。夕食を作るために野菜を洗わないといけないんだが…困ったな。

 

「どうしたの?」

「蛇口を捻っても水が出てこなくてさ。何でだろ?」

「ちょっと携帯見てみるね…あっ、これかな?」

 

そう言って、帆波は端末の画面を見せてくれる。どうやら水道局のトラブルで寮全体の水が出なくなっているらしい。

 

「となると、水を使う料理は厳しいか…」

「一応、食堂で水は配ってるみたいだけどね、ただかなり混みそうだから、避けられるなら、そうした方が賢明かも」

「だねー」

 

返事をしながら、冷蔵庫を開ける。中には飲料水やスポーツドリンクが何本も入っている。その都度、貰ったり、買ったりするのは面倒だから、そこそこの数は常備してある。冷蔵庫以外にも置いてあるし、飲用するに当たり、困ることはなさそうだ。

 

「ただ、となると寮のトイレや風呂は使えないのか…」

「タンクに水はあるだろうから、一度だけって感じだね。ケヤキモールまでダッシュしないといけないかも」

「それは嫌だな。水も制限があるのに、汗をかきたくない。今日は早めに寝よっか。長引けば早朝まで掛かるらしいし、風呂は明日の朝、入るしかないね」

 

ちゃんと毎日、風呂に入る身としては、少々抵抗がある。だがこればかりはどうしようもないな。この学校には多くの施設があるが、流石に銭湯は無かったはずだ。

 

「そうだね、じゃあ料理はどうしよっか?」

「そうだな…」

 

いつの間にか馴染んだ二人だけの空間。その心地よさを存分に味わいながら、こんなアクシデントも偶には悪くないなと思う。

二人で夕食を食べ、早々に歯を磨き、就寝することにした。

 

 

 

 

 

22時頃

 

携帯が鳴る。こんな時間になんだ…と思ったが、まだ22時、健全な高校生なら、まず起きている時間ではあるか。

どうやら帆波も起こしてしまったらしい。

 

「ごめん、うるさくして、ちょっと出るね」

「私も目が覚めちゃったし、起きるよ、誰から?」

 

僕は端末を見せる。

 

「綾小路君から?何かあったのかな?」

「さあ?少し話してくるね」

 

帆波から距離を取り、綾小路からの通話に出る。

 

「もしもし?」

「ああ、もしもし。悪いな、急に電話を掛けて」

「問題ないよ、独りで寝てただけだから」

「単刀直入に聞くが、水余って無いか?」

「水?ああ、なるほど。結構あるよ、どれくらい欲しい?」

 

断水で彼は水を切らしてしまったんだろう、案外、そういう所もあるんだな。

 

「500mlのペットボトルで十分だ。今から部屋に行っても良いか?」

「えっ、部屋?ああ、分かった。部屋の前で待ってるから、そこで渡すね」

「助かる、ありがとう」

 

部屋の外で少し待つと、綾小路君がやって来た。

 

「はい、これ」

 

水を手渡す。

 

「本当に助かった。何度もすまない」

「エレベーターの時の事なら、気にしないでよ。丁度、帆波と一緒に占いに行ってたから、場所としては近かったし。それに友達だからね。まあ、こんなんで貸しにできるなら、存分にするけど?」

「無理な注文には応えられないが、それでも良いなら、借りておく」

「十分だよ。となると得しちゃったかな。水はもっとあるし、2Lのとか、あげようか?」

「いや、これで大丈夫だ。感謝する。じゃあな」

「うん、じゃあね」

 

会話もそこそこに彼は去って行った。彼とは同じ階層の筈だが、エレベーターの方へ向かって行く様子を見ると、困っていたのは彼では無いのかもな。変に詮索をする理由も無いため、僕は部屋へと戻り、もう一度寝ることにした。

 

 

 

 

8月31日 8時20分 寮 ロビー

 

「本当に良かったの?今から断ってもいいけど?」

 

隣にいる彼女は揶揄うように、僕を見ながら言う。顔は満面の笑みで、喜びの感情が溢れてるみたいだ。

 

「決めたことだから、今更文句は言わないよ…」

 

僕は俯きながら返す。そもそも今から止めるとして、どういう理由にするんだ。本当のことを伝えたら、僕、もうリーダーやれない…

 

「でも、本音は?」

 

彼女は手をマイクのように使って、僕に尋ねてくる。

 

「かなり嫌だね」

 

素直に気持ちを伝えてやると、さらに彼女は嬉しそうにする。こんなに喜んでるなら、この機会も悪くは無いか。そもそも僕の我儘で、友達との思い出を邪魔するのは違うからな。

 

「お待たせー」

 

どうやら、みんな来たらしい。今日集まったのは僕と帆波、網倉さんに、柴田君、神崎君、追加で渡辺君だ。

渡辺君は網倉さんが気になっているらしく、飛び入りで参加してきた。僕としても彼は話しやすくて、そこそこ親しくしてるし、大歓迎だ。網倉さんはカラフルなビニール鞄を手に持ち、その中にはバスタオルが入っている。

 

そう、僕たちはこれからプールに行くのだ。本来は水泳部しか使用できない特別水泳施設が夏休みのラスト3日だけ一般開放される。その最終日に合わせて、僕たちはプールへと向かう約束をしていた。

 

「じゃあ、早速行こうか」

 

帆波は網倉さんと話しながら歩いていく。こういう場だと男女で別れるの普通だ。恋人だとかは関係ない。

 

「にしても楽しみだな、プール!」

「だな、にしても飛び入り参加だったのに許可してくれて、みんなありがとな」

 

渡辺君は少し照れながら、感謝の言葉を伝える。ここにいる男子はみんな分かってるからな。

 

「いや、気にするな。勿論、一之瀬や網倉が拒めば、話は別だったが、そんなことは無かったしな」

「そうそう、俺は応援してるぜ、頑張れよ!」

 

柴田君は渡辺君の背中を叩いて、気合を入れている。

勿論、僕も応援している。ただ網倉さん自身には中学時代から好きな人がいるらしいんだよなあ…こういうのって伝えるべきなのか、どうか。やはり恋愛と言うのは難しい。

 

施設に到着すると、僕達は当然、男女に分かれ、更衣室へと入って行った。

男子側はさっさと着替えを済ませ、プールサイドに来ていた。

 

「何と言うか、ここって本当に水泳部の練習施設なんだよな?」

「屋台の出店もある。一種のお祭りのようだな」

「というか、あれって先輩じゃね?もしかしてバイトでもしてんのかな?」

「でも、バイトって原則禁止じゃなかったか?偶にカフェとかでも張り紙見るけどさ。高校生は禁止らしいぜ?」

「木之原は何か知っているか?」

「それは生徒会に情報が降りてないかということ?まあ…3年生の特別試験だね。売り上げを競う類のやつ。ポイント変動はそう大きくないから、特別試験として見れば、ゆるいイベントではあるけど。ただこれは内緒にしてね」

「なるほど…だからあの先輩がいるのか、俺、サッカー部でお世話になってるからさ、ちょっと行ってくるわ!」

 

そう言って柴田君は駆け出して行った。プールサイドで走って転ぶような真似だけは止めてくれよ…

 

「全く、落ち着きが無いな」

「でも、それが柴田の良いところだろ?」

「否定はしないがな。俺には上級生とのコネクションなど無いからな。それも1つの武器になる」

「神崎は真面目だな…」

 

「お待たせー!」

 

横から元気そうな声が響く。振り向くと、水着姿の帆波と網倉さんが立っていた。スクール水着では無く、普通?の水着だ。水着の種類が分からないから、何て言って良いのか分からないが、やっぱり綺麗だな。

 

「うう…俺、来てよかった…」

 

渡辺君の視線は網倉さんに釘付けのようだ。

 

「えっと、柴田君は?」

「部活の先輩の所に行ってるよ。ほら、あっち」

 

柴田君が向かった屋台の方を指さす。どうやら先輩と楽しく談笑しているようだ。

 

「私たちも後で堀北先輩と橘先輩に挨拶しにいこっか。少しだけなら貢献してあげても良いでしょ」

「試験の内容を知っている僕たちが商品を購入しすぎるのは、良くないけど、それぐらいなら問題ないだろうね、それにしても最近は橘先輩と仲良くしてるよね?」

「えっ、うん。やっぱり応援してあげたいなと思ってね」

「ああ…堀北先輩とのことか。でも、堀北先輩も橘先輩の好意には気付いてると思うよ。ただ南雲先輩含め、堀北先輩には敵が多い。明確な弱点となるものは作れない。だから敢えて気付かない素振りをして、距離を取ってる」

「それは…たとえ、そうだとしても、悲しいことだよ。私は結ばれて欲しいと思ってる」

 

彼女の善性と言うだけでは無いのだろうな、もしその思考の変化が僕によるものならば、これほど嬉しいことは無い。幸せにしたいと思っていても、その実、どうなのかは分からないから。

 

「そうだね、僕も、誰にでも少し壁を作ってる堀北先輩だからこそ、壁を作らない相手を得て欲しいとは思うよ。先輩自身が優秀だから、どうにかなってるけど、いつまでもそのままだと乗り越えられない局面も来るかもしれない」

「うん。やっぱりリーダーには弱さを見せられる相手が必要だと思うな」

 

微笑みながら、僕の方を見てくる。堀北先輩の方針は弱点を作らないように、恋人を作らないというものだが、僕は違う。例え弱点になりうるとしても、守りたい存在が居る方が力が湧いてくる、そんな気がする。

 

「おーい、あっちで南雲先輩がプールでバレーやってるみたいなんだけどさ、見に行かねえ?」

 

柴田君が戻って来る。この特別水泳施設にはプールが3種類ある。1つはスタンダードな泳げるプール。もう一つはレジャー施設で見るような流れるプール。最後にスポーツ用のプールだ。恐らく、そこでバレーをやっているんだろう。

 

「えっと…みんなは南雲先輩とあまり関わりが無いと思うけど、どうする?」

 

一応、確認をしておく。柴田君、帆波、僕は南雲先輩と関わりがあるため、顔を出しておこうかと思うが、普通は知らない先輩のバレー姿なんて興味ないだろうからな。

 

「俺は付いていく。次期生徒会長が殆ど確定している人なんだろう?その人の運動能力を見ておきたい。体育祭もあることだし、柴田から日頃、凄いと聞かされているからな」

「網倉はどうする?もし、良ければ、俺と二人で…」

 

渡辺君が勇気を出して、誘うが後半は尻すぼみになって聞こえていない。

 

「私も行くよ、折角みんなで来たんだし。全員で行動しよ?」

「ああ、そうだよな。俺もそれが良いと思ってた」

 

渡辺君はすぐに意見を翻し、網倉さんに同調する。

惚れた弱みだな。なるほど、外野から見ると恋愛模様と言うのは確かに面白いのかもしれない。

 

南雲先輩がいる方に近づいていくと、そこには綾小路君や堀北さん、他にもDクラスの生徒がいた。

 

「おっ、綾小路君じゃん、おはよう」

「木之原か、おはよう」

 

相変わらず無表情だ。最初は親しくなかったから、表情を見せないだけなのかと思ったが、偶に遊びに行っても、ずっとそんな感じだ。

 

「堀北さんもいるんだ。おはよー」

 

帆波が堀北さんに声を掛けている。二人の表情は対照的で、帆波は笑顔だが、堀北さんは苦しい表情をしている。

船上試験では僕たちのクラスが大勝したからな。Dとしては、あまり余裕も無いんだろう。

 

「ええ、おはよう、一之瀬さん」

「もしかして南雲先輩を見てた?」

「南雲先輩?」

 

どうやら堀北さんは南雲先輩を知らないらしい。兄が会長だし、副会長ぐらいは知っていてもおかしくないと思ったが。

 

「うん、生徒会で副会長をやってる先輩で、次期生徒会長になるって言われてる人だよ」

「生徒会…そうなのね」

 

まだ確執は解消していないか。南雲副会長に真っ向から逆らうのはやりたくないし、堀北会長にどうやって恩を返すか悩んでいたが、二人の間を取り持ち、兄妹の関係を改善するというのはどうだろう?いや、先輩が望んでいるとは限らないか…

 

黄色い歓声が上がる。南雲会長がアタックを決め、ポイントを獲得したらしい。プールでは他の試合も行われているが、ギャラリーは南雲先輩に夢中のようだ。

 

「運動神経は非凡なものを感じるけど、私も綾小路君も知らない時点で知名度からして凄いとは思えない。それこそ生徒会長の方が圧倒的に抜けているんじゃないかしら」

 

うわ…ブラコンだ。あんな兄を持てば、そうなる気持ちも分からないでもないが、そのクールな見た目からしてブラコンとか、堀北先輩はラノベ主人公か…?

 

「ふふ、堀北さんは会長の事がそんなに好きなんだね」

「好き嫌いの話では無いわ。実力があり、尊敬すべき人だと思っている。それだけのことよ」

「確かにね、堀北先輩と南雲先輩、そのどちらがより凄いかは分からないもん。まだ南雲先輩は試合に付きっ切りぽいし、もしよかったらクラス対抗でバレーボールでもしない?こっちは6人、そっちは7人だから、交代しながらでもいいしさ」

 

体育祭前の下調べか。確かに須藤君の身体能力は気になるな。明らかに体ががっちりしてて、アスリートタイプだ。暴力事件で停学になっていたため、クラスでは少し浮いているらしいが、それでも体育祭では脅威となるだろう。

 

綾小路君は…どうなんだろう?天才だという事は入学時のテストや船上でのことで察しはついているが、運動能力はどうなんだろうか?体つきは普通じゃないことは分かる。

 

「やるやる!俺も南雲先輩みたいに女の子の熱視線を集める!」

 

池君はやる気みたいだ。彼の事は良く知らないが、体つきからしてそれは難しいだろう。

 

「あ、あの。私は運動苦手なので…見てます」

 

佐倉さんは辞退するらしい。人数も6対6なら丁度いいだろう。

 

「私は乗り気じゃないわね」

「堀北さん逃げちゃうのかな?」

 

帆波が挑発する。

 

「たかが遊びに逃げるもなにもないわ」

「確かに遊びだよ。でもクラスの縮図ではあるよね。どっちが意欲的でどっちがチームワークに優れているか、ある意味クラス対抗の模擬戦って感じ?それとも私たちとは戦いたくない?」

「…いいわ。やりましょう」

「それから試合を盛り上げるためにさ、負けた方が勝った方のランチを全額負担する。こんなオマケぐらいあってもいいんじゃないかな」

 

勝ったら、高いもん食べてやろ。Dのプライベートポイントは少ないはず。さらに削れるなら悪くない。あるいはここで手を抜いて、相手の戦力評価を乱すという手も…いや、そこまでして隠すほどの大層な身体能力でもないか。

 

「その条件も受けるわ」

 

そうして空いたコートを用いての試合が始まる。ルールは1セット15点の3セットマッチ。先に2セット取った方の勝ちで決まる。サーブ権はローテーションで得点を取った方が再びサーブ権を得る。

 

 

 

 

 

じゃんけんで最初のサーブは僕たちからに決まった。最初のサーブは渡辺君だ。彼の身体能力は平均以上、慣れない水上でも、そつなく相手陣地にボールを送る。とは言え、威力はそこまで。相手に上手く拾われ、須藤君の強烈なスパイクが僕を襲う。何とか触れるが、ボールは明後日の方向へと飛んで行ってしまう。

 

「みんな、ごめん」

「どんまい!」

「気にするなー!」

 

暖かい励ましだ。こういうところ、良いクラスだなと思う。サーブ権はあちらに移る。

 

その後は出来るだけ、須藤君に攻撃をさせない。つまり、攻めて初撃で得点を取る方向にシフトした。山内君が穴であることは一目瞭然だったので、徹底的に虐める。誰かが山内君のフォローに入れば、池君を虐める。サーブ権がこちらに回ると、相手に拾われ、須藤君に決められる。そうやって交互に点数を積み重ねていった。

 

山内君や池君がボールを落としまくることにキレた須藤君が集中力を欠いたのか、ボールをこちらの陣地外に打ち込んでしまい、こちらの点数となる。これで12-14。

 

サーブは神崎君だ。鍛えた肉体から強烈なサーブが放たれる。狙いは山内君。辛うじて拾うも、ボールは変な方向に飛ぶ。須藤君がすぐに動き、なんとかリカバリー。綾小路君からふんわりとしたボールが返ってくる。取り敢えず返すことを意識したボールだ。網倉さんが冷静に受け、帆波がトス。僕が全力で飛び上がり、ボールを相手陣地に叩きつける。水上なので爽快感は無いが、これで第一セットは先取だ。

 

「ナイス!」

 

帆波が手を掲げてくるのに合わせ、ハイタッチ。団体競技はあまり好きじゃなかったんだが、誰とやるかだなと強く実感した。

 

第2セットも、同様に攻め、守備に奔走する須藤君の隙を付きながら、点数を重ねた。10-15。僕たちの勝利だ。

 

「いやー、須藤君強かったね」

「それでも負けてしまったわ。約束は約束よ。ランチを奢らせてもらうわ」

「うん、ありがとう。ただ少し待ってて、南雲先輩に挨拶してくるから」

 

僕は3人で南雲先輩の方に歩き出す。南雲先輩も気付いたようで、こちらに向かってくる。

 

「なかなかの連携だったな。これは体育祭でも期待できそうか?」

「期待に応えられるよう頑張りますよ。南雲先輩も随分と活躍されていたようで」

「本当ですよ!サッカーだけじゃなく、バレーまであんなに上手いなんて」

「バレーもやってたなんてことは無いぜ。当然一番得意なのはサッカーだ。これから体育祭が始まるし、体を動かすために久しぶりにサッカー部にも顔を出すか」

「本当ですか、待ってます!」

 

何と言うか南雲先輩も尊敬される先輩やってんだなって感じだ。こういう運動部の先輩だと上手い時点で尊敬される傾向はあるのかもな。

 

「じゃあ、俺は戻るぜ。呼ばれてるんでな」

 

人気者の宿命と言うやつか。軽く話し込んで、南雲先輩はすぐ去って行った。

僕たちも堀北さんのクラスと合流し、屋台を見回り、色々と食べさせてもらった。こうやってコツコツ削っていくのが、後々に響くからな。出来るだけ、高いのを選んだ。

 

そうして僕たちは限られた時間を楽しみ、閉館時間の少し前に解散した。

今日で夏休みは終わり。明日から2学期が始まる。

 

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