ソニックXデート・ア・ライブ   作:ソニックよりシャドウ派!

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 2回くらい短編で出てきた狂三さんがようやく出てきます。


キラーイズグッドナイト!
転校生と…どこかで見たような少女?


「はぁーい、実は今日このクラスに転校生が来るんですよ!」

 

 本当に唐突なたまちゃん宣言である。

 

 すると黒い髪で片目を隠した十香にも劣らないほどの容姿を持った少女が現れた

 

「皆様、これからよろしくお願いしますわ」

 

 なぜだろう興味ありげにこちらを見ている気がする…

 

 すると目を戻してチョークで自分の名前を黒板に書いた。

 

「わたくし、時崎狂三と申しますわ」

 

 男子生徒の興奮する声が聞こえるが書き終わると相変わらずその目はこちらを見ていた、すると目を戻して…

 

「わたくし、精霊ですのよ」

 

「…え?」

 

 士道達は少しその発言が引っかかったような反応をし、他の生徒は困惑したが彼女は表情一つ変えない

 

「…は、はい!とっても素敵な自己紹介でしたね!じゃあ…あの席に…」

 

 そうすると指定された席に向かって歩いていった…

 

「あ…あの…俺実は…」

 

「ごめんなさい」

 

 殿町がガビーンと凍りついた。

 

「よろしくお願いしますわ、五河先輩?」

 

「あ、ああ…よろしく…」

 

 妖艶な感じで言われたのでちょっとドキドキした、十香が鋭い目で見ている、折紙が殺意の混じった目で見ている。

 

---

 

 数日前、ここはASTのシミュレーション室での模擬戦中…

 

「くっ、強い…」

 

「あなたもなかなかやりやがりますね、ここまで持ち堪えられたのは久しぶりでやがりますよ」

 

 その少女は崇宮真那、どことなく彼氏…いや士道を彷彿とさせる姿をした少女、もう既に折紙以外のASTの精鋭は敗れていた。

 

 ライフルを構えて攻撃を行うが真正面からでは通じない…

 

「わりぃですがそれくらいでは傷をつけることも…おおっ?」

 

 ライフルを投げる行動に少し驚きと感心を見せながら真那が言う、今こそ好機!

 

「はあっ!」

 

 一瞬の隙を突いてレイザーブレードを突きつける…が…

 

「ふう…あぶねぇでやがりました…褒めてやります」

 

 相手の防御意識のほうが一瞬早かった

 

「これで終わりです!」

 

 そして反撃を受け…シミュレーションが終了した…

 

「他はともかくまああなたは見どころがありやがりましたよ、名前は?」

 

 彼女への敗北に歯を噛み締めながら折紙は答えた

 

「…鳶一折紙…階級は一曹」

 

「じゃあ鳶一一曹、これからよろしくお願いしやがります」

 

 そう言うと握手してきた、気に入らないという気持ちがあるが嫌という気分もそこまでない、それに応えた。

 

 それからブリーフィングが始まったのだがそれより真那に関して気になることがあった

 

「あなたは精霊を殺したという、参考にしたい」

 

 ブリーフィングを退屈そうに聞いていた真那は答えた

 

「ああ…あいつは他の精霊とは同じじゃねぇんですよ」

 

「…?」

 

「〈ナイトメア〉…既に10000人以上もの人間を直接その手に掛けたとされる最悪の精霊…それがここに来たんでいやがります、まあこれについては後で皆にも詳しく話しますよ」

 

 折紙はちょっとがっかりしたようだ。

 

「…そう、でも気になることがもう一つある、あなたは士道と…あの青髪の少年とどんな関係なの?明らかにその時だけ反応が違った」

 

 ブリーフィングを退屈に聞いていた真那だが士道が写った時だけはかなり大きな反応をしていた

 

「士道?兄様のことで嫌がりますか?流石の洞察力でやがりますね、そういう鳶一一曹はどんな関係でいやがりますか?」

 

 折紙と士道の関係など決まっている…

 

「恋人、現在交際中…」

 

「え?」

 

---

 

 学校にて狂三に言われて一緒に校内を回っている士道。

 

「それで時崎…」

 

「狂三でよろしいですわ」

 

「狂三は何処に行きたいんだ?」

 

「次は…保健室ですわね」

 

「え?なんで?」

 

「怪我人が出ては大変な時に場所を知らなければ困ってしまうではありませんの?」

 

「ま、まあそれもそうか…」

 

「フフフ…」

 

 狂三が楽しげに笑った。

 

『士道、前回はちょっとあんまり出られなかったから飛ばすわよ』

 

「あ、ああ」

 

『まあまだ選択肢は出てないから待って?』

 

「ん?どちら様と話しておられますの?」

 

 狂三がちょっとしょんぼりしながら聞いてくる。

 

「あ、ああ…ごめん」

 

「構いませんわ、さあ!行きましょう!」

 

 そうしてむしろ自分が引っ張られていった。

 

『押されっぱなしじゃない…!』

 

「だってしょうがないだろ!」

 

---

 

 〈フラクシナス〉にて…

 

(狂三…)

 

 令音は少し考え事をしていた、ここで攻略しておくべきか、そうでないのか…悩ましかったのだった…

 

(……)

 

 かつて彼女に『自分達』が行った行為は…まあまだ皆にいうつもりはないが、酷いものではあろう、恐らくまだ恨んでいるか。

 

(とはいえ、私が『私』の片割れであれということに気付いてないのは救いではあるな…)

 

 目的のため、止まるわけにはいかない、ここで止まればそれこそ今までの行為が全て無駄になってしまう…だから…

 

(すまないね…狂三)

 

---

 

 学校にて…

 

「え…ちょっと…」

 

「あら?士道さんが見たいと仰ったのではありませんの?」

 

「いや…そうだけどそうじゃないっていうか…」

 

『もうそのままいっちゃいなさい!』

 

 …士道が狂三に質問するターンになって選択画面が出てきたのまでは良かったのだが途中でパンツを見せてくれるように言うのをうっかりマイクを切り忘れたせいで選ばれた回答とは違う行動を士道が取ってしまった…でもなんか意外にも狂三の反応が良かった為にいい展開に進んでいるのでこれでいいやということになっていた…

 

 …ちなみに実は狂三が

 

(とても恥ずかしいですけれど…これも悲願の為ですわ…!)

 

 と考えていたのはここだけの話である…言わないでおこう。

 

「ええいどかんか折紙!?」

 

「あなたこそ!」

 

「こんな狭いところで喧嘩すんなって!」

 

「「ソニック(・ザ・ヘッジホッグ)は黙っていてくれ!(黙って!)」」

 

「「「うわぁー!?(!?)」」」

 

 小競り合いをしていたら3人は階段から落ちてしまった

 

「あらあら、」

 

「十香、折紙、ソニック?こんなところでなにしてるんだ?」

 

「いやちょっと見張りをだな…」

 

「うむ…」

 

「浮気は駄目」

 

「あら、士道さんはわたくしと散歩中ですのよ」

 

 狂三は少し機嫌が悪そうにそう聞いた。

 

「黙って、〈ナイ…時崎狂三」

 

 うっかり口が滑りかけた。

 

「今わたくしの…」

 

「時崎狂三」

 

「…まぁよろしいですわ…今日はこの辺りで…士道さん、続きはまた明日…」

 

「あ、あぁ…楽しみにしてるよ…」

 

---

 

〈フラクシナス〉の一室にて…

 

「うーん…」

 

 いつものようにコンピューターハッキングで狂三の情報を調べていたテイルスだが…

 

「これは伝えない方がいいよね…少なくとも士道には…」

 

 彼女の詳細を見ていると既に数多くの人間を手にかけているとか既に何回も死んでるのにまた出てくるとか出てくるので攻略は難航しそうだし、そもそも目的も知らないのに勝手に攻略とか始めるべきなのかとかなんかそこら辺の話が出てこないとか困ってる部分は多いのだが…とりあえず士道やみんなには話さないほうが良いかなと思ったテイルスであった

 

「直接会って話してみるかな?」

 

 気付かれない様にこっそり行く準備を始めるテイルスであった。

 

---

 

 雷禅高校の玄関前にて…

 

「それでは、また明日…」

 

「う、うむ…また明日だぞ」

 

 十香と挨拶すると狂三は下校していった。

 

「あいつは…」

 

「シドー?」

 

 なんだかただでは終わらなそうな気がした士道であった

 

---

 

 とある通り道…

 

 

「あっ♪あっ♪」

 

 楽しげに鼻歌を狂三は歌った、今日は本当に楽しかったのだ…少し悲願を忘れそうになるくらいに…。

 

「あらまだ駄目ですわね」

 

 だがあの方の力を頂ければ悲願を叶える為の力が手に入るのだ…その為には…

 

「あっ」

 

 なんて考えていると3人の男性とぶつかった

 

「おうお姉ちゃんちゃんと前見なよ?」

 

「あら申し訳ありませんわ?」

 

「おっ?謝罪だけじゃちょっと足りないねぇ?」

 

 どうやらナンパみたいである…まあ見られてないし好都合か。

 

「あら?もしかしてわたくしと交わりたいんですの?」

 

「交わりたいなんて飲み込みが早いじゃんお姉ちゃんもそういう経験あるのかい?」

 

「まあ、人並みには…」

 

 …ちなみに実際はあんまり経験がないのは秘密である。

 

「それじゃ早速やろうぜ!」

 

「はい!」

 

---

 

「反応はこの辺り…早急に片付けやがります!」

 

 真那は全速力で霊力の反応があったところへ向かっていった

 

「今度こそ間に合えば…ちっ」

 

 どうやら既に遅かったようである

 

「あらあら」

 

「やっぱりテメェでいやがりましたか、今度も殺してあげますよ」

 

「そう簡単に何ども殺されるわたくしでは…ん?」

 

「よそ見なんててめぇらしくも…え?」

 

 〈ナイトメア〉が何かに気を取られたような仕草をしたので続けて見てみたら黄色い影がやってきた…

 

「情報は正しかったんだね…残念だよ…まあ話は色々と聞きたいけどね?」

 

 その黄色い動物(?)はそう言った。




 実際テイルスくんはきょうぞうちゃんの情報とか諸々でどういう反応をするのかは気になるところ。
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