ソニックXデート・ア・ライブ 作:ソニックよりシャドウ派!
「どうしてこうなった…?」
士道は現状に思わずこんな発言を漏らしてしまった、精霊の機嫌取りと狂三攻略の為のデートの誘いを気にしたあまりトリプルデートを始めてしまったのだもはやうっかりミスどころではない大惨事である
『まっ、そんな三股糞野郎兄にも手を貸してくれる慈悲深き妹様が居るんだから感謝しなさいよね』
「お前だって承認しただろ⋯!?」
そう、琴里は普通にこの作戦に承認したのである、何を考えているのかは分からないが取り敢えず味方がいなさそうなのはいつも通りで安心した、ソニックもどっか行ったし
「僕が隣にいるから大丈夫だよ?」
「サンキューテイルス!」
味方は居た、この可愛らしい狐が頼れる唯一の味方であるその技術力で存分にサポートしてくれることだろう…
「いやでも三股はダメでしょ色々不味いよ?変態伝説をこの学校に轟かせちゃうよ?次やったら強制ヘリテイルだからね?」
前言撤回、やっぱり味方は居なかった、強制ヘリテイルって何するつもりだろうか、スカイツリーから飛行体験なんて出来ればご遠慮願いたいのだが⋯
「まっ王子様に対して騎士様が近くに居ないなんて騎士様として失格だからな」
とこっそり遠くから眺めているソニックが言った、今回ソニックがボディガード役をやっていないのには訳があって⋯
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「えっ?遠くからやるの?」
「ああ」
ソニックはボディガードの役をテイルスに譲った、何故かというと、恐らく先日の件から察するに狂三は士道を狙って居るということ、そしてソニックは恐らく警戒されているであろうことから先手を打ちにくいという点からである。
「まあ大丈夫さ、あいつ意外と優しい所ありそうだし、王子様とお前なら何とかなるだろ」
「でもソニック、あの時は平気なフリをしてたけど実は怖かったんだよ、きっと死ぬところをみてたら耐えられなかったよ…」
「いざって時は通信機で俺に連絡すればいいだろ?すぐに駆けつけるからさ」
「んで、そのあいつの意外と優しい所ってなによ?」
琴里は尋ねた、これまでの精霊と違い自分の意志で人を殺したりする相手に対してそう思う理由が知りたかったのだ
「これ見てみな、あちなみにこれはエッグマンのロボ」
「ああ、それね」
そのロボにはいくつか風穴が空いていた
「でも動物が中に入ってるところだけは全く傷がないねちゃんと開いてるみたいだし」
「んで、前クルミの上に小鳥が飛んでたのを見たってわけだ」
「それでどういうこと?」
「よくよく考えてみな司令官殿、小さい動物にも優しかった奴が元々人間に対して厳しいなんてなんか変だと思わないか?」
ソニックはそう言うのだが…
「にしても彼女のやってることを許容できるかは話は別よ、一刻も早く封印した方がいいわ!」
「それになんで僕?ソニックより前に僕は彼女にあってるから警戒されると思うんだけど…?」
しかし、ソニックが言いたいのはあくまで本人が観察する必要はなく近くから監視できればいいということなのである。
「テイルスそこでお前の技術力の出番ってわけだ、幾度も俺のことを救ってきただろ?王子様一人を守るなんてそんなこと容易いことのはずだぜ?」
「あ、うん、言われてみればそうだったね、ごめんソニック」
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「じゃっ、僕はそろそろ下がるね」
「えっ監視役やってくれるんじゃないの?」
何も知らぬ士道はそう言った
「僕じゃなくて僕のロボットがね、僕の操作で遠隔で調べればいいかなって思って」
「え?なんで?」
「それは…まあ追々ね」
「いや追々って…」
下手に話さない方が良いという考えなのだが、なんか寧ろ気になられてるような気がするのは気のせいだろうかとテイルスは思った。
そんなことを言ってるとちょうどよく十香がやってきた。
「シドー!待たせて申し訳なかったのだ!」
「いや、いいよ、俺も今来た所」
と、取り敢えず月並み?にそれっぽいことを言ってみたが…これからどうデートしようか真面目に悩んでいた、あんまり待たせすぎると狂三や折紙との仲が拗れるだろう、かと言って定期的に抜け出しては十香が不機嫌になってしまうだろう、もしそれで逆流して力が解放されて…なんてしたら大変であるのだ。
(ソニックくらい足が速ければなあ…)
なんて事を考え出してしまう、彼くらいの速さがあれば多分、無理矢理トリプルデートも出来るだろう…ソニックがそんなことやるかは別にして。
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「ハックション!!誰か俺の事浮気野郎とか言わなかったか?」
ソニックはなぜか知らないが浮気というワードに引っかかったそんなことした覚えはないのだがなぜだろうか。
「ま、いいか暇だし適当に散歩でもするかな…」
そんな事を言うと…急に既視感のある気配を感じた、既視感といっても数え切れない旅と冒険を経験したソニックにとってはそれを特定するのは簡単ではない…かと思われた…。
「あー遂に見つけたー!愛しのソニック様ー!」
「エミー!?ワッツ!?」
元の世界に居るはずのピンクのハリネズミエミー・ローズだった、なんか士道もこんな気分だったのかなとか思いつつ、ソニックは止まった。
「エミー、お前もこっちに来てたのか!?」
「え?私とソニック様が出会ったのは今日が初めてでしょ?」
…そういえばあっちのエミーの方がちょっと大きい気がするし、昔はこんな感じの格好というか大きさだった気がする。
「それにしてもソニック様に名前を覚えてもらえるなんて!あーたまらないわ!そうだデートしましょう!私は水族館に」
「…」
士道もこんな気分だったのだろうか、そんな事をまた思った。
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「す、すまんトイレ…」
「お、おう…そうなのか?」
水族館デート中、そろそろ折紙の待ち合わせ時間だ、士道大好き過ぎてちょっと怖い彼女だが待たせすぎると流石に怒るかもしれないし、これ以上十香との中がこじれてほしくないのだ、いろんな意味で。
「と、ソニックではないか!?」
「へい…!シドーとのデイトは楽しいか?トオカ…。」
ソニックが現れた…よく分からないピンクのハリネズミとどうやら疲れた様子で…。
「うむ…だがシドーはトイレとか言って行ってしまったのだ」
「そうか…それは残念だったな…それで…」
「そういえばソニック」
「なんだ?」
「その女は誰だ?」
誤魔化してさっさと横を通ろうとしたが…今日ほど自分達の足の速さを呪った日はないだろう…どうしてこう間が悪いのだろうか、神様みたいな存在がいるなら聞きたいところだぜ。
「私はエミー・ローズ、ソニック様の彼女よ!よろしくね!」
「エミー!?!?」
「むう…なにやら鳶一折紙のような言い回しなのだ…!」
流石にあいつよりはエミーのほうがマシと信じたい、いくらなんでも思い人(この場合正しくは思いハリネズミ?)に媚薬持った者与えるとかは流石のエミーもやらないだろう多分。
「鳶一…折紙?誰よそれ?それよりアンタも誰かとデート中?」
「むう…だがトイレに行ってしまったらしいのだ…」
「それあんた多分騙されてるわよ」
「む?そんなことはしないはずだ!シドーに限ってな!」
…深い事情は一応知らないこともないが別に言う必要はないよなって思いながらソニックはスルーした。
「なんなら今から占ってあげようかしら?」
「なあエミー速く行こうぜ!俺はイルカショーが見たくなったんだ!時間なくなるぜ?」
機転を利かせてごまかした、王子様…頑張りな!なんて。
「え?あっらーごめんなさーい、じゃあまたね…えっと…」
「夜刀神十香だ!これからもよろしく頼む!」
「十香じゃあねー!」
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テイルスのロボが近くを飛んでいる、士道を監視しているようだ、ちなみに光学迷彩という無駄に高価な技術を使っているため目視で監視するのは困難である。
「なんかしれっとDisられてなかった?」
「気の所為じゃないのか?それより速く折紙の所に…」
「だからトリプルデートなんてするもんじゃないのに…」
その通り過ぎる話であるごめんなさい。
「一応埋め合わせはします…多分。」
「それ十香にいいなよ」
「はい。」
災難な目に遭いつつも仕方ないがなんとなく納得のいかない士道であった。
ながいはなしがはじまる…エミーをテコ入れに出したぜ!!!!!!