ソニックXデート・ア・ライブ   作:ソニックよりシャドウ派!

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 あ、ちなみにこの作品のもう一つのコンセプトは未熟な士道を引っ張っていく完熟ヒーローなソニックです。


第1の精霊〈プリンセス〉

 ソニックとテイルスが五河家に住み着いてから一ヶ月…

 

 「最近暇だなー…」

 

 「それ1週間くらい前からずっと言ってるよね、ソニック。」

 

 「この街も行けるところあらかた行ったからなぁ…」

 

 結局テイルスの解析の結果、ここはソニック達が居た世界とは別の世界ということが分かった。

 ソニックは最初こそ、知らない世界に胸を躍らせていたのだが…最近は士道に止められてあまり遠いところに行けず、異変も起こらずに暇な毎日を過ごしていた。

 

 「というか今日アイツ(シドウ)学校じゃないのか?まだ寝てて大丈夫なのかよ?」

 

 「もう琴里が起こしに行ったよ。」

 

 「ひゃあああああああ!!!!」

 

 「…ちょうど今戻ってきたけど」

 

 何やら琴里が慌てた様子で帰ってきた、どうやら士道にくすぐりを食らわされそうになったらしい。

 

 「怖いよソニック…ぐすん…私…くすぐられちゃうのかな?」

 

 「…くすぐられるのが嫌ならもう少し静かに起こしたら?」

 

 テイルスが突っ込んだ、琴里は起こし方がいつも雑なのだ。

 

 「まあ気にすんなってお前には俺がついてるだろ?な?」

 

 「う、うん…」

 

 琴里はそう言うとソニックの後ろに隠れた、よほど嫌らしい。

 

 「おはよー、ソニックにテイルス。」

 

 「おはよう士道。」

 

 「グッモーニング!シドウ!」

 

 「うっうううううう…私…私…」

 

 琴里は相変わらずソニックの後ろで震えたままだ。

 

 「大事な妹をあまり悲しませるもんじゃないぜ?プリンス?」

 

 「プ…プリンス…?…おーい琴里…?」

 

 ソニックのジョークにちょっと驚いた士道はそのまま琴里に呼びかけた。

 

 「は…はい…!な…なんでしょう…?」

 

 「そんなに怖がらなくても大丈夫だ。オレコトリトモダーチ。」

 

 「いつものお兄ちゃんに戻ったのだ?」

 

 そう言うと琴里は士道の胸元に泣きついた、いつもの事ながら調子のいい妹である、義理だけど。

 

 「緊急速報です昨日発生した空間震について捜査が今朝より続いています…」

 

 ニュースでは空間震と呼ばれる空間を削り取るような災害についてのニュースが報道されていた、原因は不明ながら30年前に発生したユーラシア大空災で極めて大きな被害が出てからその後頻発したそうな、今は防災手段も確立し、大して危険な災害でもなくなったが、それでも警戒するに越したことはない。

 

 「最近空間震の発生頻度も増えてきたな…」

 

 「そうだね…ちょっと予定より速いか…でも…」

 

 「ん…?どうしたんだ琴里…?」

 

 「あ…いやいや何でも…」

 

 「食事前にチュッパチャップスはよくないんじゃないの?」

 

 「ソニックサン!?オンドゥルルラギッタンディスカー!?」

 

 「はいはいケンジャキはいいからチュッパチャップス禁止な」

 「嫌なのだ!嫌なのだ!」

 

 「食事前だけだろ…我慢してくれよそれくらい…」

 

 兄妹のやり取りをソニックは少し微笑ましげに見ていた…がテイルスは何か考えがあるかのように眺めていた。

 

 「どうしたんだテイルス?」

 

 「…ん?い、いや?何でもないよ…?」

 

 「…?」

 

 何か隠し事をするような様子のテイルスに疑問を抱いたが、今は深入りしないことにした。

 

---

 

 「やっぱり士道の料理は美味いな。」

 

 「ありがとなソニック…テイルスもありがとうな。」

 

 「折角住ませてもらってるんだもん、これくらいのお手伝いは当然だよ。」

 

 家事は士道とテイルスがやるのが基本になっていた、総合的には士道への負担は減ったらしい。

 

 「…?」

 

 テイルスの携帯に着信があった。

 

 「もしもし?…うん…分かったよ今行くからね。」

 

 「どうしたんだテイルス?」

 

 「ごめん士道、ソニック、僕特別な用事があるんだ、先に行ってるねー」

 

 「用事ってなんだ?」

 

 「まさか女の子とデートに行くとかか?」

 

 士道とソニックが続けて聞く。

 

 「ま…まさか!そんな訳無いじゃん!行ってくるからね!」

 

 そう言うとテイルスは玄関から出ていった。

 

 「何なんだろうな?」

 

 「さあ?でもなんか楽しそうじゃん。」

 

 「お前なあ…また変なところ勝手に行ったりするなよ?」

 

 「それよりお前そろそろ時間じゃないのか?」

 

 時計を見てみると…後20分でHRが始まる時間だった。

 

 「え?うわあ!?いつの間に!?」

 

 「じゃっ俺はちょっとその辺走ってくるぜ!シーユー!」

 

 「いってらっしゃーい!」

 

 「いやちょっと…?ソニックさん!?」

 

---

 

 しばらくソニックが走り回った後…

 

 「ここは天宮市じゃないか…大分走り回ったしそろそろ士道の学校に行ってもいいか…」

 

 そうして士道の学校である来禅高校に向かって走った。

 

 「ん?」

 

 妙な気配を感じ取ったソニックは立ち止まった、実のところソニックはこの気配を感じ取るのは初めてではなかった、ある時走り回っている最中ソニックはこの妙な気配を感じた後、その方向へ近づいてみると不思議な美しい少女とクレーターがあったのを発見したのだ。

 

 「あの時は随分な歓迎だったな…今度こそ一言くらい話して置きたいぜ!」

 

 すると何か轟音が鳴り響いた。

 

 ソニックが近づいてみると…

 

 「…また…その顔…」

 

 士道とかつて見た美しき少女がいた。

 

 「ヘイ!シドウ!ちょっと失礼するぜ。」

 

 「え?ソニック?」

 

 「む?お前は一度会ったことがあるな?」

 

 「おう、あの時はいきなりビーム撃ってきて随分なご歓迎だったじゃないか、折角だまた会えたんだし3人で話し合いでもしようぜ?」

 

 「黙れ、そう言ってお前もこの男と一緒に隙をついて私を殺すつもりだろう。」

 

 「お、おいちょっと!?」

 

 「はっ、そのつもりならとっくにお前に攻撃してるぜ?折角なら戦いより話し合いでもしたほうが楽しいだろ?」

 

 「ふむ、まあ確かに2度も顔を合わせるなどメカメカ団の連中を除けばめったに無いことだここはひとつお前の…うん?」

 

 少女はそう言って士道やソニックと話そうとしたそのときであった、何やら覚えのある感覚を感じ取っていた。

 

 「速く逃げろ…!巻き込まれるぞ…!」

 

 「巻き込まれる…?」

 

 「シドウ!上だ!」

 

 ソニックがそう言うと上空に全身に武装を取り付けた少女達の姿があった、少女達は全身の火器を剣を持った少女に向けて放つが剣の少女はそれを容易く切り払ってみせた。

 

 「こんなものは無駄だとなぜ学習しない…!」

 

 すると1つのシルエットが剣を構えながら向かってきた。

 

 「あれは…鳶一!?」

 

 鳶一折紙、士道のクラスメイトで凄まじいスペックを持ち何かと士道にアプローチを掛けてきていた少女である。

 

 「士道、下がって。」

 

 「小賢しい…!」

 

 「待ってくれ!なんでこんなことになってるんだ!」

 

 士道を守るように前に立つ折紙、それに向かって剣を構える少女、士道はただ困惑する他無かった。

 

 「ちょっと待ちな!王子様と王女様の話し合いなんだ引っ込んでてくれよ」

 

 「あなたは何者?邪魔をしないで。」

 

 「そこに立つな私もまだお前を斬るつもりはない。」

 

 間に入ったソニックに対し、邪魔だという目を向ける2人の少女。

 

 「斬りたければ俺だけを斬りな!斬れるもんならな!」

 

 ソニックはそう言うと士道たちから距離を取って挑発するような仕草をした。

 

 「ふん。」

 

 「私も無関係のものを切りたくはない。」

 

 そう言うと折紙は再び剣の少女にレイザーブレードを向けた。

 

 「はあっ!」

 

 「!?くっ…」

 

 するとソニックは目にも止まらぬ早さで折紙に向けて突撃した、折紙はソニックに鋭い視線を向けた。

 

 「邪魔をしないでと言ったはず…!」

 

 「言ったはずだぜ?斬りたければ俺だけを斬りなってな!」

 

 しかし、その瞬間全方位からミサイルが飛んできた。

 

 「隊長!攻撃を中止して!まだ民間人がいる!」

 

 折紙は叫ぶが間に合わない。

 

 「シドウ!あぶねぇ!」

 

 「ソニック!?」

 

 ソニックは士道を庇いに行った瞬間周囲が光に包まれて…

 

---

 

とあるゲームセンターの中…青い髪の士道によく似た少年と白い髪の美しき少女がいた。

 

 「シン!見て!クマのぬいぐるみだよ!」

 

 「ミオ?欲しいのか?」

 

---

 

 「ソニック!起きて起きて!」

 

 「テイルス?なんでこんなとこに…ここどこだ?」

 

 「それも含めて僕に付いてきて、説明するから。」

 

 目が覚めると見覚えもない施設のような場所だった、どことなく近代的でしかしエッグマンの物とは異なるようだ。

 

 「あら、仲がいいじゃないソニック、アホ兄を庇った感謝と勝手に庇って死にかけた叱りを両方浴びせてやろうと思ったところよ。」

 

 「へ?琴里?」

 

 流石のソニックも気の抜けた声が出た琴里のリボンが変わって中身まで変わっていたので驚きが隠せなかったのだ。

 

 「これが精霊今あんた達が会ってきた少女で普段は臨界に存在し出現した瞬間周囲を吹っ飛ばす化け物、これがAST、陸自の対精霊部隊よ、精霊が出現するとと同時に向かい排除要はぶっ殺すのよ、で、ついでにこの機械達がGUNの軍隊まあこれはあなた達も知ってるわよね自動兵器だから精度はあまり良くないけど感知するとすぐに出撃して目標を排除つまりこっちもぶっ殺すのよ」

 

 「待て待て待て待て!」

 

 流石にストップを掛けた駄目だろ話についていけないのに先々話したらby士道の心の声。

 

 「何よアホ兄とバカハリネズミにも分かりやすく解説してあげてるのに、感謝の1つや2つも言えないなんて酷い兄を持ったわ、

ペットもね。」

 

 「ええ?」

 

 「へっ、俺をペット呼ばわりとはいい度胸じゃん、それより続き話してくれよ。」

 

 「え?今の話ついていけたのか?」

 

 「エッグマンの馬鹿げた計画の数々に比べたら屁でもないぜ!」

 

 「あっそう、で、士道あなたにはこの精霊をデレさせてほしいのよ。」

 

 「は?」

 

 「あなたには精霊の力を封じる力が…」

 

 「いやちょっと待て!俺交際の経験とかないんだぞ!」

 

 「あのオリガミって奴とは…」

 

 「そんな関係じゃない!」

 

 「俺にはちょっとそう見えたんだけどな…」

 

 …ついでに折紙からいつも追っかけてくる女の子のハリネズミことエミーと同じ物を感じたが…まあそれは別の話である。

 

 「まあいいわ、精霊攻略の訓練については令音のもところに行って私も行くわ」

 

 「じゃあ俺も。」

 

 「勝手にしなさい。」

 

---

 

 「ソニックにシンタローだね。」

 

 「士道です!」

 

 村雨令音、目にくまがあり何処か疲れているようにも見えるが、その上で大人のお淑やかさを感じる女性である。

 

 「ああそうだった…すまないシン。」

 

 「直す気ゼロか!もうシンでいいです!」

 

 「ん?シン?」

 

 ソニックはその呼び方に既視感を感じた…が、今は問わないことにした。

 

 「それでレイネ訓練用のソフトってなんだ?」

 

 「ああ…それは…」

 

 モニターにはリトルマイシドーの文字が映っていた。

 

 「え?何これ?」

 

 士道はぽかんとした目で見ている。

 

 「これが訓練用ソフトよ、あ、ソニックもやる?」

 

 「…いや、俺はいい。」

 

 なんか嫌な予感を感じたソニックは遠慮することにした。

 

 「ソニックサン!?オンドゥルルラギッタンディスカー!?」

 

 「はいはいネタ被りはいいからさっさとやりなさい士道。」

 

 「ファイト!シドウ!」

 

 「ちくしょおおおお!」

 

 こうして地獄の特訓が始まった…




 意外と長い…

 ちなみにエッグマン様も来てるらしいよ。

※おまけ、テイルスノート。
 GUN
 備考:国際防衛機構、無人機により警護が主体となっている、そのこともあって目的のためなら建造物や民間人を巻き込むこともあり、市民からの評判はあまり良くない、司令官はエイブラハム・タワー。
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