ソニックXデート・ア・ライブ 作:ソニックよりシャドウ派!
テイルス「簡潔に言うと琴里にスカウトされたんだ」
詳しくは追々…
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剣の少女は臨界に戻った後、あの機械の軍団の猛攻撃に巻き込まれた1人の少年と一匹のハリネズミについて考えていた。
「あれでは助からんか…」
無論、少女だって自衛のために人を傷付けた事はあるが、自分のせいで無関係のものが死んで心が痛まない訳ではなかった。
「だがあのハリネズミは…見ていると何かとても安心できる気がする…もしや」
あの青いハリネズミ、名は確かソニックだったか、会ったのは2度目だが何処となく安心感も感じていた、もしかしたら生きているかもしれない、あの少年を助けて自分も生き延びてるのかもしれない…
「ふふ…そうだとしたらまた会えるといいな」
少女は生まれて初めて微笑んだ…
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「はぁはぁやったぞ…全クリだ…」
「コングラッチュレーションズ!お疲れ様だぜシドウ!」
マイリトルシドーをクリアした士道は徹夜のせいかとても疲れて見えた。
「おおっ!お疲れ様だぜぇ、お兄ちゃん!」
「お兄ちゃん的にはずっとそれで居て欲しいよ…」
「…僕が言うのもなんだけどこのゲーム本当に効果あるの?」
テイルスは特に恋愛経験はないがこのゲームの効果について疑問視した。
「こんだけ苦労してやって何の効果もなしとかそれこそやだ。」
士道は力尽きたように倒れながらそういった。
「完全に燃え尽きてるな。」
「真っ白になっちゃダメだぞ!お兄ちゃん!」
「今日も学校だけど…休んだほうがいいんじゃないか?」
「特殊栄養剤!」
琴里が取り出したのはテイルスの作った一瞬で元気が出るすごいドリンクである。
「ちょっそれ僕が作ったやつ!勝手に使わないでよ!」
「よし!元気出た!」
「効果てきめん!」
「…はぁ…」
元気いっぱいになった士道と喜ぶ琴里を尻目にテイルスは嘆くような呆れたようなそんな声を発した。
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「なあ五河?学校の前になんか猫だがハリネズミだかっぽい生物がすごい速さで走っていったっていう学校の都市伝説がたったさっき出たんだが…」
「は?とうとうボケたのか殿町?」
士道の悪友殿町宏人である、なんか最近やけに絡んでくる頻度が上がってちょっとうざい。
「ピンポンパンポーン」
チャイムが鳴った。
「じゃ、またな五河」
「おう、まだお前がボケてないことを祈るぜ」
と言っても同じクラスなのだが。
「はーい、ホームルームを始めますよー起立きおつけ、礼。」
士道達のクラスの担任である岡峰珠江、通称タマちゃんである、というかそっちの呼び方のほうが定着している。
「はい皆さーん、今日は…えーっとこのクラスに転入生が来ていまーす」
「…え?」
「入ってくださーい。」
「え?は!?」
士道は思わず大きな声を出してしまった、なんか妙に見覚えのある…というかソニックである。
「え?猫さん?」
「いや案外ハリネズミかもよ?」
「ちなみにハリネズミのトゲはライオンも殺せる程強い」
クラスの三人娘亜依、舞依、美依である、まるで世紀末世界でも逞しくやってそうなコントである。
「…!?」
普段冷静な折紙もこれには驚いた様子を隠せなかった。
「あ…ああ…」
「五河くん!?」
士道は気絶した、徹夜でのゲームの疲れや、ドリンクの副作用、さらに実を言うとここに来るまでに折紙のアプローチを食らったので疲れてちょっと倒れてしまった…
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「シドウ?」
「は!?ここ保健室か?」
「ああ、そうだぜ」
目の前にはソニックと折紙が写っている。
「目を覚ましてくれて良かった士道、私のキスのおかげ」
「は?」
「…王子様にアプローチするのは結構だが、嘘をつくのはどうかと思うぜ?」
「なぜバラすの?ソニック・ザ・ヘッジホッグ?」
「待て、なんで俺の下の名前知ってるんだ?」
一応偽名で登校しているソニックは驚いて折紙に聞き返した。
「あなたが何者かと話しているところを見たその時の携帯にそう書いてあった」
「お…おう…」
「ええ…」
ソニックは少し引いた士道はドン引きした。
「なんで俺のことそんなに知りたいんだ」
「士道にはそっち系の趣味もあるという噂を聞いた、噂は噂に過ぎないけど確かめるに越したことはない」
「「ねぇよ!そんな趣味!」」
全力で抗議した少年とハリネズミであった。
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廊下にて…
「ところでなんでお前は入学してきてるんだ?」
「司令官様の意向と俺の志願だよ、王子様の安全なロマンスのためにはナイト様が必要不可欠だろ?」
「!?…取り敢えずあんまり校庭走り回るなよ?」
独特な言い回しに思わずドクンとなってしまった。
「なんでだ?」
「お前都市伝説になってるぞ?」
「都市伝説ってなんだ?UMAみたいなもんか?」
「…まあそんなところだ」
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本拠地を失ったエッグマンとボロエグは再建のために奮闘中であった。
「ボロエグ、基地再建まであとどのくらいかかるんじゃ?」
「1ヶ月は掛かりますエッグマン様。」
「ええい!ワシを序盤は蚊帳の外にする気じゃな!」
「メタ発言はおやめください!」
「どうせこんなシーン映ってるのも尺稼ぎじゃ!」
「原作でメタ発言してたからって暴れていいわけじゃない!」
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放課後…
「士道?反応が検知されたから取り敢えず一旦回収するわよ」
「いや、今度はちゃんと姿を見たい」
「正気?」
「いざとなったらソニックが回収する気が満々だし」
「ヘーイ!」
「はぁ…分かったわよもう勝手にしなさい、取り敢えず学校から離れて(ほんっと調子狂うわ…)」
内心呆れた琴里であった。
結局、反応通り剣の少女…〈プリンセス〉は現れた。
「士道、ソニック3階よ。」
「了解、実際近くで見ると冷や冷やするな。」
「オールライ!任せとけ!」
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3階にて…
「フン、また貴様らか…名くらい名乗ってみたらどうだ?」
「悪いな今日はお前に用があるのはこっちの王子様らしいんだ」
「オウジサマ?」
「あ、あの…」
「…貴様の名前はなんだ?」
「士道、私たちのナビゲートに従って頂戴?」
琴里がそう言うと空中艦〈フラクシナス〉のモニターに3つの選択肢が現れた。
「1,俺はただの通りすがりです!やめて!殺さないで!」
「2,人に名を聞く時は自分から名乗るものだぜ?」
「3,俺は五河士道!君を救いに来た!」
「総員選択」
それと同時に〈フラクシナス〉のクルーたちが選択する選ばれたのは…3だった。
「まあ、妥当なところね」
「まあ、それ以外進展があるとは思えませんしね」
そう答えたのは〈フラクシナス〉の副長神無月恭平である、この時は真面目に見えるが、折紙とは別ベクトルの変態である。
「士道3よ。」
「ええ…ちょっと」
「ファイト!だぜシドウ」
「俺は五河士道!君を救いに来た!」
その言葉が口から放たれると同時に十香の指からビームが飛んだ!
「ひゃうっ!?」
「ふざけるな、次にそんなことを言えば容赦はしない」
「まあまあ、名前は分かったからいいだろ?ちなみに俺はソニック・ザ・ヘッジホッグだ」
ソニックは取り敢えず宥めることにした。
「確かにそんな名前だったな…ふむ、一理あるな」
士道はその言葉を聞いて安堵した。
「…なあところで君の名前はなんなんだ?」
「前にも言っただろう、私にそんなものはない。」
「…え?」
「何ぽかんとしてるのよウスラトンカチ、名前がないならつければいいじゃない」
「…なら俺がお前に名前をつけてやるよ…!」
思わずそんなカッコつけた声が出てしまって自分でも驚いた士道。
「む?」
「あ…いや…」
「…フッ」
ソニックは士道に対しよく言ったと言わんばかりに微笑んだ。
「まあいいだろう一応聞いてやる」
「そ…そうかありがとう」
「だ…だが勘違いするなよ?別にお前と話そうと思ったわけではないからな?バーカバーカ!」
「「え?」」
これまでのミステリアスな雰囲気はどこへやらなんだか子供じみた言い回しである、思わずの気の抜けた声が出た士道とソニックであった。
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命名の儀…
「トメ!お前の名前はトメだ!」
ビームが飛んできた。
「うわあっ!?」
「なぜだか分からんが無性に腹が立ってきた」
トメ(仮)はご機嫌斜めだ。
「うーん確かにトメはちょっと古いというかなんというか…」
「そうだ、プリスナイト…とかどうだ?」
「悪くはないが何か気に入らん」
「ノゥ…」
ソニックのプリンセス+ナイトの渾身のネーミングは残念ながらボールであった。
「(4月10日…そうだ!)十香!お前の名前は十香だ!」
「ふむ?トオカ?…成る程トメ等とかに比べればよい。」
「…そうか…お気に召して何よりだ」
「…ソニックその名前はどうかと思うよ?」
「ええ?」
士道に興味を示した十香(仮)の裏でソニックはテイルスにダメ出しされていた。
そして黒板に夜刀神(令音考案)十香と書いた。
「ほう、なかなかいい名前ではないか気に入ったぞ」
「そうか(とっさに考えた名前なんだけどなぁ)」
十香は少し微笑みながらそう答えた、心なしか喋り方も緩くなった気がする士道だった。
「成る程、お前達にならば少し話してもよいかもな…」
「へっ、やっとその気になったのか」
「教えてくれお前がどういう道筋をたどったのかを…」
そう言うと十香は自分の歩んできた人生を語った。
「私もどう生まれたのかは分からない…目が覚めると空にはメカメカ団の奴らがいて攻撃してきたのだ」
「…メカメカ団?」
「ASTとかGUNのことだろ?」
「…」
士道は苦笑いした、所々子供っぽい十香に何処か保護者のような感情を抱きつつあった。
「私を攻撃しながらみな死なねばならないと言ってきた、私は自分が何者なのかも分からぬままメカメカ団を退け続けた」
「生まれながら死ななきゃならない命なんてあってたまるかよ!俺はそんなの認めないからな!」
「俺もシドウと同意見だな、お前が何者だろうが自由に生きる権利くらいあると思うぜ?」
「そうか?私を否定しないのか?」
「ああ!」
「…!?下がれ2人共、巻き込まれるぞ…!」
「えっ?」
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上空にて…
「日下部隊長!GUNからの通信!これ以上は時間の無駄と判断し攻撃を開始するとのことです!」
AST部隊の隊長日下部遼子は驚愕した、民間人の存在を確認したため攻撃を中止していたところにGUNは攻撃は強行したのだ。
「なんですって!?まだ民間人がいるのよ!」
「くっ!」
「待ちなさい折紙!」
折紙は遼子の静止も振り切って無我夢中でGUNの兵器に切りかかった。
「士道を傷つけさせはしない…!」
GUNの兵器を切り捌いていると目の前に見覚えのある青いシルエットを確認したソニックである。
「ヘイ!オリガミ!気が合うじゃん!ちょっと手伝ってくれないか?」
「あなたこそ士道のボディガードなら士道を連れて逃げてソニック・ザ・ヘッジホッグ」
「へっ、それはできない相談だねぇ、十香…〈プリンセス〉を放ってくれるなら考えるぜ?」
「…戯言を…!」
そう言って折紙はソニックに切りかかった。
「危ないねぇ…少し遊んでやっても…」
「ソニック?もう少しで回収するから戻って?」
「テイルス?でもまだ…」
「ごめんその近くにいたら回収するように僕がお願いしたの」
「え?ちょっと?うわっ」
折紙はテイルスとの通信中でも容赦なく切りかかってきた。
「…時間みたいだから次また遊んでやることにするぜ」
「…!…それでいい私も無駄にあなたを切りたくはない」
そして光に包まれた。
「…まっ、頑張れよ王子様」
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次の日…
壊れた来禅高校の近く、士道の頭は十香のことでいっぱいだった。
「何をしているシドー!」
「十香!?」
噂をすればなんとやら…である。
「デェトに行くぞ!」
「で、デート?」
そう言えば昨日強制送還される直前にデートの約束をしていたのだった、ちなみにソニックは飛び出していたので聞こえてなかった。
「デェト!デェト!デェト!」
「わ、分かったから落ち着いてくれ!」
こうしてラブロマンスが始まった…
アニメ勢な上にうろ覚えで描いてますごめんなさい!マジで!
※おまけ
テイルスノート
夜刀神十香
識別名:〈プリンセス〉
天使:〈鏖殺公〉
霊装:〈神威霊装・十番〉
備考:極めて高い戦闘能力を持つ精霊、古風で尊大な喋り方をするが実は純粋無垢で心優しい性格。