ソニックXデート・ア・ライブ 作:ソニックよりシャドウ派!
凜祢、鞠亜、鞠奈、凛緒、蓮「「「「「え?」」」」」
「シドー!これはデェトなのか!?」
「いや…これは多分違う!」
士道は十香を連れて街並みを歩いていた、霊力封印のための手順はまず精霊の士道に対する好感度を一定以上にまで高める必要がある、その為に取り敢えずデートしているのだが…ギャルゲー知識しかない士道にとってはデートとはそれ即ち茨の道であった。
「シドー!見ろ!チリドッグとやらが売ってるぞ!チリドッグとはなんだ!?」
十香が指を差した先にはホットドッグの屋台があった、確かに美味しそうな匂いがしてくる惹かれるのも納得だ。
「ああ、それはホットドッグにチリソースを掛けた…」
「ホットドッグとはなんだ!?」
詳しい説明は諦めた。
「…取り敢えず辛いから気をつけろよ?」
「分かったのだ!…む?ソニックも来ているのか?」
「え?ソニック?」
「なんで分かったんだ!?」
ソニックは驚いて目を見開きながら2人に近づいた。
「なにやらソニックのような匂いがしたのだ!」
「…匂いって…犬かよ?」
「それはちょっと失礼じゃないか…?」
「…?…ああ確かにそうだな!ゴメンな十香!」
そう言えばこの世界に来てから人間以外の二足歩行する動物を見てないなと思ったソニックは謝ることにした。
「?おお!よく分からなかったが取り敢えず許してやるぞ!」
そもそも人によっては愚弄されているとも取れる言い方だったという認識すらしてない十香であった。
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チリドッグを食べ歩きしながら(ソニックはもう食べ終わった)食べるのに夢中の十香を尻目に士道とソニックが話していた。
「というか、なんでお前がいるんだよ?」
「ナイト様が王子様の近くにいなかったらダメだろ?」
「ムムム…辛い…辛いぞ…」
「それよりその言い回しやめてくれないか?恥ずかしいんだが…」
「王女様を救えるのは王子様だけだろ?」
「だが…うまいぞシドー!」
「いやだって…ん?おおそれは良かった良かった。」
「むう…もっと構ってくれなければさみしいぞシドー!」
昨日までの美しく謎多き雰囲気を漂わせていた少女は何処へ、十香はまるで親に構ってもらえず駄々を捏ねる子供のようにそう言った。
「悪い悪い、ん?どうかしたのか?十香」
「いや、何少々人間共が多くてな、事を起こされる前にここで数を…」
十香はそう言ってビームを撃とうとした。
「待て待て待て!ここにいる人達はみんなお前のことを殺そうなんて思ってない!」
「む?そうなのかだが、私を見た連中は…」
「人間はそんな人ばかりじゃないんだよ!俺を信じてくれ!」
「むう…まあ士道がそこまで言うなら…」
「ふぅ…」
あわや大惨事になるところだった。
「む?」
子供が手に持った容器をゴミ箱に捨てて親に近づくと親は子供の頭を撫でた。
「!?…!ん!」
それを見た十香はチリドッグに入っていた容器をゴミ箱に捨て、士道に頭を撫でてくれと言わんばかりの仕草をした。
「あはは…よしよし」
「…!」
苦笑いしながらも士道は十香の頭を撫でると十香は喜んだ。
「というかソニックは?」
「む?そう言えば何処に言ったのだ?」
ソニックを探して辺りを見回す士道と十香を尻目にソニックはコンビニの上に立っていた。
「グッドラック!頑張れよシドウ!」
士道の観察を続けつつソニックは通信機を取り出した。
「レイネ、十香の好感度は?」
「順調に推移しているよ、君は先にデートタウンに向かってくれ」
「了解!」
ビューンッ!とまるで風のようなスピードで走っていった。
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数十分後…
「はあはあ…何時まで続くんだよ…」
「これもデートを盛り上げるためだよ」
デートシティのライトアップの為の電力が足りなかったため、ソニックに発電をやってもらうことになった、具体的にはケージの中を走るという古典的過ぎる方法である。
「そもそもこういう演出ってもっと暗くなってからやるものだろ!なんで今やるんだよ!」
「あ…」
「おい!」
結局ソニックの懸念通りライトアップの効果はイマイチだった、ちなみに後にこのことを知った士道は密かにソニックに同情した。
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数時間後…
「はあはあ…」
ソニックはフラフラになりながら士道の後を追っていた。
「待ってろ…はあ…シドウ…はあ…ナイト様は必ず…はあ…王子様と共にあり…はあ…だからな…!はあ…」
息も絶え絶えである。
「…!?」
突然全身を寒気が襲った、何かこのままでは取り返しのつかないような…そんなことが起こる気がした。
「…危ない危ない…危うくナイト様失格の烙印を押されるところだったぜ!今行くぜシドウ!」
ソニックはさっきまでの疲れも忘れて全速力で走り出した。
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折紙は草陰の裏で対精霊用ライフル〈C C C〉を構えていた、狙いは夜刀神十香と名付けられた〈プリンセス〉。
「…私はこの世界にいてもいいのか…?」
「…世界がどんなにお前を否定しても俺はそれよりずっと強くお前を肯定する!」
〈プリンセス〉と士道の声が聞こえる、だがいくら士道の言う事でもその言葉にイエスという訳にはいかない。
精霊はこの世に存在してはいけない世界の為にそして精霊に殺された父と母の為に、必ず撃たねばならない。
幸い今回は〈プリンセス〉から放たれる霊力が弱いせいかGUNは居ない、邪魔は連中は居ない外しはしない必ず仕留める。
「…ターゲットロック」
照準を〈プリンセス〉に合わせトリガーを…
「…はぁっ!」
「…!?」
引こうとしたら突如として青い球体が突っ込んできた。
「王子様と王女様のロマンスを邪魔するんじゃないぜ!」
「…ソニック・ザ・ヘッジホッグ…!」
忌々しげにその青い球体の正体の名を叫ぶ。
「ならこれで…」
「遅いぜ!」
「うあっ…!?」
レイザーブレードを抜いて反撃しようとしたがその前に追撃が飛んできた。
「…なぜ…あなたは邪魔をするの…?」
「俺はナイト様役だからな、王子様もお姫様も守らなきゃならないんだよ…!」
「くっ…」
その声を最後に折紙の意識は遠のいていった…
「!?おい!オリガミ!?」
そう言って心臓に手を当ててみる…どうやら気絶しただけでまだ生きているらしい。
「ふぅ…良かった…てっきりやり過ぎたかと思っ…」
バタッ!安堵の言葉の直後ソニックもまた倒れ込んでしまった、どうやら体に疲れがどっと回って来たらしい。
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「そういえばシドー!さっきソニックの匂いを感じたぞ!」
「あ…ああ、そうか、よし、3人で祝おうぜ」
そんな事が起きてるとはつゆも知らなかった2人はいつの間にやらキスをして無事封印完了となった童話ならこれで終わりだ。
「うむ!」
「まあ、ちょっとぎこちなかったけどなかなか悪くなかったわよ士道」
「本当か?琴里」
「ええ、でもソニックに関しては倒れてるから速く拾ってあげなさい、今からまとめて回収するから、30秒以内に」
「えっいやちょっと?」
だが現実は童話ではないし、そこそこな無茶振りである。
「ソニック!?起きるのだ!ソニック!」
が、間に合う以前の問題だったようだ。
結局3人は無事回収されたのだった。
なんか琴里とか隊長の通信省きまくってるせいで2人共部下の事相手にしない冷血女みたいになってしまった…
テイルス「今回僕の出番なくない!?折角1章のクライマックスシーンのはずなのにさ!」
Q:なんでGUN攻撃したのに折紙さん普通にしてるの?
A:そもそも民間人巻き込んで攻撃するのどうなのってなった。
テイルスノート
名前:対精霊用ライフル〈C C C〉
備考:直撃すれば精霊の霊力を一気に内部から爆発させて致命傷を与えられるの対精霊用の強力なライフル。