というわけで、今回は現代最強を破るRTA。
その中でも、覚醒後五条悟を破るルート。
通称『限りを齎す者』を目指していきます。
今回のレギュレーションはこちら
・相手は覚醒後五条
・1対1
・万全の状態
・呪具、術式は使わない
・結界術や簡単な式神なども使用不可
・単純な呪力操作と身体能力、一握りの運で勝つ
まあ無理難題ですね。ひとまず、これがどれだけ厳しいか解説しましょう。
無下限呪術を破る方法は複数あります。
一つ目はパパ黒やミゲルがやったように、術式そのものに対して効果を発揮する呪具を使用する。
これは特級呪具の中でも更に希少な物ですね。
作中では『天逆鉾』と『黒縄』しか出てません。
もっとも、この作戦には最低でも
・作中最高レベルの肉体
・最高ランクの呪具
の二つが必要です。
覚醒後五条は既にこの手段を知っています。
当然対策されています。そしてレギュレーション違反です。
はい没。次!
二つ目は領域展開。
作中で何度も描写されている、領域の必中効果による攻撃の直撃ですね。領域展延もこの延長です。
問題点は宿儺レベルでもなければ押し合いに負けることと、当然ながら生得術式が必要な点ですね。
レギュレーション違反です。
はい没。次!
三つ目は天使や高羽のように、特殊な術式によって突破する方法です。
該当者が少なすぎることと、術式の練度や格の違いで効かない可能性があることが難点ですね。
ガネーシャの『あらゆる障害を取り除く』という術式も、最強の前では無意味でした。(1敗)
レギュレーション違反です。
はい没。次!
4つ目が獄門疆のような、封印ですね。
まあ作中最高の封印である獄門疆ですら一時的に処理落ちしますが。
しかもあれは『呪力の使用を止めさせる』ことで無下限を突破しています。
レギュレーション違反です。
はい没。次!
5つ目は、無下限の対象では無い物を利用することです。
五条悟の無下限呪術は、オートで“危険物”を分けて発動します。つまり、そこらへんの『空気』などは対象ではありません。
とはいえ空気中の気体を操作するのは術式などが必要ですし、効いたとしても秒で対処されます。
はい没。次!
6つ目が、『不可侵を中和無効化するように自らの呪力を変質させる』です。
ここにきてようやくレギュレーションに違反していない作戦が出てきました!
作中ではまこーらが無下限呪術に『適応』したことによって実現させましたね。
もしも『変幻自在の呪力』を持っていれば、同じ手で突破可能です。
無ければ無理です。宿儺ですら諦めました。
さて、ここまで多くの作戦を見てきました。
どれもさまざまな先人達が、その命すら賭けて切り拓いた作戦でございますが。
私が今回使うのは、偉大な先人と私自身が開拓した作戦です。
レギュレーションを守るために、私はとても考えました。夜しか眠れないほどに。
そしてついに、辿り着いたのです。今まで誰も考えなかった、しかし間違いなく効果のある作戦に!
五条悟の無下限呪術、その弱点。
すなわち、『世界そのものに作用する』攻撃!
まさか五条悟に、無下限呪術にこんな弱点があったなんて。開拓してくださった偉大な先人である両面宿儺様には感謝しかありません。
おっと。
『あれは魔虎羅の手本があったからできたことだろ』、『縛りの効果でノーモーションで打てただけで、いつもの馬鹿目隠しなら避けられてた』、『そもそもあれは術式だろ』。
はい。皆様の疑問もわかります。しかし、レギュレーションを忘れたわけではありません。
ここで重要なのは、『世界に作用するものは無下限呪術の対象外』ということなのです。
さて、ここでラスボスである呪いの王、両面宿儺をして『つくづく呪術師』と言わしめたあの男の言葉を振り返りましょう。
『打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した瞬間。
これは『黒閃』の説明です。
作中で何度も現象として発生したもので、皆様にも馴染み深いものでしょう。
更に、作中最高の呪力効率を持ち、呪力の流れが見える“六眼”を持つ五条悟は
『条件がタイミングとブレンド具合だけなら六眼で再現できるはずなのに実際は出来ない(つまり条件は呪力だけでは無い)』
その理由に、
『黒閃には
つまり、『世界に作用するもの』なんです!
というわけで、今回は『黒閃バカ打ち』チャートを走ります。これなら呪力と身体能力、一握りの運があれば勝てます!
とはいえ、天文学的な確率を越えなければいけません。黒閃が出たとしても、一発で五条が倒れるはずがありませんので。
はい、よーいスタート。
スポーンは現代。
名前は入力速度を考えて『』にします。
バグではありません。両親が名を付けなかったり、田舎の村で化け物として恐れられていたり。
ろくでもない理由ではありますが、名前が無いこともあります。
とはいえ名前が無いのは不便なので………ふむ。
先駆者達に倣って『ほも』君と呼びましょう。
さて、ほも君に必要なのは
1 呪力
2 身体能力
3 運
の三つです。
呪力は当然ですね。無ければ黒閃が打てません。
身体能力は火力を増やすという点。
更に『蒼』や『赫』、『茈』なんかを対処しなければならない以上、身体能力は高ければ高いほど良いです。
運は………うん。(激ウマギャグ)
黒い火花が微笑むことを祈りましょう。
『ここは………』
おっと、まさかの腹の中スタートですか。
腹の中スタートはその名の通り、母親の腹の中にいる状態からスタートすることですね。
かなり珍しいです。普通は意識がありません。
宿儺とかもこうでしたね。
『外に出る』
はい。腹の中にいても何もできないので、さっさと出ましょう。
ほも君、爆誕!輝かしい人生が始まりますね!
『………つめたい』
母親が死んでますね。出産は体力を使いますし、周りに誰もいないことから、おそらく一人で産んだんでしょう。
あと多分ほも君が栄養吸いまくったせいですね。
『さむい………』
あ、ほも君が死にかけてますね。
赤ちゃんなので、誰かに助けてもらわないと死んじゃいます。
ですが、安心してください!
そこに
『………きもちわるい』
しょうがないですね。赤ちゃんはまだ歯が生えそろって無いので、肉などは噛みきれません。
あと人喰いは病気を齎します。プリオン病とかレンサ球菌感染症とかですね。
ですがほも君は頑丈なのでなんとかなります。
ここでなんとかならなきゃどうせ五条には勝てないのでなんとかします。
『ちゅう、ちゅう』
順調に吸ってますね。
幼い頃から人喰いをしていると、社会に適合出来なかったり組織に所属出来なかったりします。
理由は様々です。周囲が気味悪がって弾かれたり、あるいは本人の認識が『人=獲物』だったり。
逆に、漏瑚などの知性を持った呪霊や宿儺、羂索などは気に入ったりします。
まあこのレギュレーション的にどうせ戦う時は一人なので、あまり痛手ではありません。
『………吸い切った』
そんなこんなで初めての食事が済みましたね。では、特訓の始まりです。
呪力の認識は無事に出来ていますね。
おそらく血縁者の血を吸ったことで、『浴』のように身体の呪物化が起き始めているのでしょう。
いい傾向です。
さて、呪力量を増やす方法ですが。
基本的に、呪力総量の絶対値は変わりません。
虎杖悠仁のように呪物を取り込んだりすれば増えますが、身体を乗っ取られる可能性もあります。
しかも、そのような呪物は探すのが大変です。
ですのでぇ。
『とんでるやつをたべる………まずい』
本来、こんなことをしても呪力は増えません。
あと普通に毒です。最悪死にます。
ですが、ほも君は普通ではありません。
擬似的な『浴』によりその身体は呪いに近づき、呪胎九相図のように人間と呪霊の間の存在になっています。
呪霊は呪霊を取り込むと強くなります。
これは相手を呪力ごと食べているんです。
つまり、呪いに近いほも君は呪霊を食べると強くなれるんです!
とはいえ、まだまだ人間の部分の方が多いのでそこまで効果がありません。
というわけで、いっぱい食べましょう。量を重ねれば身体が慣れます。
赤ちゃんの肉体はまだ弱いので、呪力で肉体を強化しながら戦います。
『………近くに動く存在はない』
あ、このメッセージが出たということは大体狩り尽くしましたね。
ここまでやれば呪力量にも変化があります。プールにコップを一杯入れたくらいですが。
呪術師の強さの指標は
・呪力量
・呪力効率
・呪力出力
・座学
・身体能力
などです。基本的に呪力量や出力はあまり変動せず、呪術を鍛えると言ったら効率を良くします。
虎杖がやっていた呪骸と映画を利用した特訓などは、呪力の扱い(効率)を鍛えていました。
なら呪力効率を良くする特訓をすべきでは無いか、という意見を持った方もいるかと思います。
これは後で説明しますが、もしかしたらこれによって逆に有利になるかもしれないのです。
あと呪力効率は黒閃を打てば自動で上がります。このチャートだとバカスカ撃つので、効率バフは青天井です。
もちろん最低限の特訓はしますが、そこまで鍛えることはしません。それより総量を増加させます。
あまり変わり映えしないので、倍速ー。
『腹が減った』
はい、2年経ちました。
あんなにも小さかったほも君も背が伸び、体重も増えました。
おっと、皆様にはまだ言ってませんでした。
今は2001年、まだ五条悟が高専に通っていないくらいです。
今回目指す『限りを齎す者』は、
つまり、覚醒前の五条をボコしてもダメです。
ほも君がボコして覚醒させたあとにまたボコす、ということをしてもいいのですが………ちょっと無理です。
というわけで、ほも君が戦うのはフィジギフと戦った経験のある五条です。
身体能力という観点では最高の存在を知っていて、尚且つ戦った経験がある五条はやばいです。
更に、時間が経てば経つほど五条は成長します。チート野郎がよ。
ほも君が戦うのは2007年の夏。出来れば夏油が闇堕ちする前か直後がいいですね。
なぜかと言うと、領域展開を未修得だからです。
親友の夏油が離反してから、五条は更なる強さを求めました。その影響もあり、夏油の闇堕ち後には無量空処を修得。
その他基礎的な能力もガチガチに固め、更に強くなりました。
なので覚醒後から夏油離反の2007年9月までの間に戦いたいんですね。
『じゃあなんで年下なんだよ』、『もっと時間をかけて成長させた方がいいのでは?』
確かに、安定性はそちらの方が良いです。
ですがこれはRTA。
アホみたいなガバ、クズみたいな運。
RTAに安定性を求めるな。
『あつい、いたい!』
あれ、ほも君が燃えてますね。
どうやら村の住人がほも君を気味悪がって殺そうとしているようです。
寝込みを襲いやがって………!
ほも君が何をしたって言うんだ!
ちょっと食べ物とか服とか盗んだり家を壊したりしただけじゃ無いか!
誰も殺してないのに!骨折ったり肉削いだりしたけど!
『きれい………かっこいい』
あれ?ほも君の様子が………
『おれも、おれも!』
あつい。いたい。
「死ね、化け物!」
「もっとだ!もっと火をつけろ!」
ぱらぱら。ぴかぴか。めらめら。
「村の平穏を守れ!」
「今ここで殺すんだ!」
きれいでかっこいいものが、そこにある。
「う、動いたぞ!」
「こいつ、死なない!こんなに燃えてるのに!」
おれ、おれも!
おれも、きれいでかっこよくなりたい!
『変幻自在の呪力を獲得した』
『火を纏う』
おお、これは呪力の性質変化の覚醒イベですよ!しかも後天的に発現したもの!
まこーらがやった『不可侵を中和する呪力への変化』がこれの最上級なんですよ!
多分今まで呪霊を食べても平気だったのは、呪霊の呪力と自分の呪力を同じにしてたからですかね。
蛇が自分の毒で死なないように、自分の呪力には耐性があります。
同じ呪力にしておけば、呪霊の呪力も毒にはならないでしょう。吐いた息をまた吸うのと同じですからね。
『燃やす』
はい、勝利です。当然ですね。
ちょっと燃えすぎて炭化してる人もいますが、食べちゃいましょう。
今回はここまで。次回も見てね!