『世界が重なって見える』
はい、デバフです。
重瞳のせいで物が二重に見えています。これでは戦闘どころか生活に影響が───
『呪霊を食べる』
───ありませんね。
ここまで肉体に大きな変化が起きれば絶対何かしらの悪影響が出ると思うんですけど。
角で周囲を認識してるおかげなのか?視覚に頼らないで動ける?
………(生物学の本を読む)
エコーロケーションとかの、普通の生き物でも持っている能力の範疇ですかね?
ここまでスムーズに新能力を獲得するとは。
“面”を初めて捉えた時といい、すごい適応力ですね。まこーらかな?
ほも君の角は呪術的に強い力を持っているので、まだ気づいていないだけで変なカラクリとかありそうです。
おそらく神経とかもちゃんとありますね、これ。
呪力量、操作、出力の向上。呪力の生産。完全に肉体に一部として存在しているものです。
………角を折られたらほも君死んだりしない?
大丈夫かな?
まあ、もしものことを気にしてちゃあRTAは成り立たないので、ヨシ!(現場猫)
『黒閃が発生した』
正直もう村に呪力を込める必要はありません。
感覚を忘れないため、呪力出力の経験を積むためにやっています。
というか、ほも君が凄すぎて安心感が出てきました。これもう勝てるやろ(慢心)
呪力で肉体を回復できるほど呪霊に近いのに反転術式を使えるのはなんで?
試していませんが反転アウトプットも多分出来るので、対呪霊なら負けません(威風堂々)
見ただけで反転術式を覚えたのでやろうと思えば結界術なども出来ると思いますが、レギュレーション違反なのでこれ以上新しいスキルを獲得するのはやめておきます。
と、いうわけでぇ。
五条悟を想定して黒閃チャレンジ、ゴー!
『黒閃が発生した』『黒閃が発生した』『黒閃が発生した』『黒閃が発生した』『黒閃が発生した』『黒閃が発生した』『黒閃が発生し『黒閃が発生した』た』『黒閃が『黒閃が発生した』発生した』『黒閃『黒閃が発生した』が発生した』
面白いことになってますね。
黒閃が発生した直後に黒閃を重ねるとこのような表記になります。
なんでこんな練習をするかというのは実戦でわかります。本番をお楽しみに!
『外が騒がしい』
はい、また2年経ちました。2007年の夏、ついに五条悟と戦う時です。
どうやらもう村の中に強い呪力を持った存在が入ってきたようで、もうすぐ戦闘になります。
緊張しますね。ここでやらかしたら一生悔やむでしょう。失敗したらRTA辞めます。(縛り)
『
あれ、これ、五条………?
『………君が、この村に呪いをかけたのかい?』
は?え、いや───
『夏油傑が現れた』
アイエエエエ!ゲトウ!?ゲトウなんで!?
記録 2007年6月
◾️◾️県◾️◾️市(旧◾️◾️村)
任務概要
村落を囲う結界、及び村落内に満たされた呪力による不完全な領域展開
その原因と思われる
・領域が完成する可能性も踏まえ、特級術師夏油傑(高専3年)を派遣
・担当者(夏油傑)の派遣から2日後、『窓』による調査で戦闘が行われた痕跡を確認
・不完全な領域が崩壊していないことから担当者(夏油傑)を死亡と断定
・特級術師五条悟(高専3年)を派遣することに決定
「村一帯が領域に?」
「『窓』の調査では村内に呪力が満たされているそうだ。今はまだ不完全だが、外側の結界が領域の外殻になりかねん」
領域展開。
それは呪術の奥義にして必中必殺の技。
何かしらの対処方法を持たなければ一級術師でも死にかねない、最悪の状況。
「休みも取れない状況で悪いが、行けるか?」
「─────傑」
はい。と答えはした。
ああ、私の声は掠れていないだろうか。私の眼は澱んでいないだろうか。
私は、いつも通りだろうか。
最近は呪霊がウジのように湧く。
祓う、取り込む。その繰り返し。
親友───悟は◾️◾️になってしまった。
理子ちゃんは助けられなかった。あの男に目の前で殺されてしまった。
黒井さんは助けられなかった。私は最期の瞬間すら会えなかった。
「私は、なんのために………」
彼女たちの死に意味はなかった。彼女たちが居なくとも、天元は同化を成功させた。
術師には意味が必要だ。弱者の救済、他者を助けることこそ術師の意味だ。
だが、私は負けた。悟も負けた。
………それだけだったら。二人とも敗北しそれで終わったのなら、この悩みはなかったのだろう。
悟は立ち上がった。あの男を超えた。
私は自分の
『親に恵まれたな』
「黙れ」
救われるべき弱者だった彼女たちとの永遠の別れ、その悲しみ。
彼女たちを殺した男への怒り。彼女たちを守れなかった自分への怒り。
立ち上がった悟への嫉妬。一人で最強になってしまった………置いて行かれた焦り。
『パチパチパチパチ』
「黙れ」
笑顔で拍手をする信者。彼女の死を喜ぶ猿ども。
呪霊を取り込む不快感。終わりのない戦い。
『じゃあ』
『非術師を皆殺しにすればいいじゃないですか』
咄嗟に出てしまった言葉。
誤魔化さなければ。
『夏油くん』
『それは“アリ”だ』
「お願いします!あの化け物をどうにかして………
任務のために村に入る手前で、元々村の住人だったという人たちに会った。
彼らは異常が起こる村を捨て、別のところに移り住んだらしい。
話を聞けば、化け物が家を壊し、人を襲い、土地そのものを殺していると言う。
「大丈夫です。
私は、なんだ?
悟に追いつけない。あれから進んでいない。
『
───過去の声が蘇る。
ああ、あれから随分変わってしまった。
「………私は専門家ですから」
ほら、誤魔化した。嘘でも◾️◾️と言えない。
結界の中は異常なまでに呪力で満たされていた。だが、領域ではない。
術式が付与されていない。何かの儀式としては使えるかもしれないが、必中でも必殺でもない。
幸運だ。
未だに慣れないが、《うずまき》で飲み込めばいい
───ああ、それでも。どれだけ我慢して呪霊を取り込み、集めたとしても。
「悟には届かないな………」
◾️◾️にはなれない。並ぶことすら、出来ないだろう。
「………ん?」
子供がいる。
ボロボロの服、サイズの合っていない靴。
着ている物だけ見れば、貧しい子供だ。
だが───
「(なんだ、これは───)」
角だ。頭から捩れた螺旋を描く角が生えている。
その赤目は瞳孔が別れ、別々のものを見ている。
悍ましさすら感じさせるその異形、生物としての奇形に相対した夏油は。
「………君が、この村に呪いをかけたのかい?」
それでも呪術師としての使命を全うするために、目の前の悪魔に話しかけた。
───居たんですか。(TSタグ)
(性転換タグは)居たさ。最初から。