良いんだな、芥見!
きれいな、空のような蒼い瞳。
きらきら輝いて、吸い込まれそうで。
「───
『記憶の旅が終わった』
あまりにも遅いので処理落ちしたかと思いました。タイムロス!
夏油傑から共有した知識で五条悟の存在を認識しましたね。これでヨシ!(現場猫)
結局夏油はどうなったんでしょうか。
ほも君は処理落ちしていたので、食べたりしていないはずですが………?
逃げたんでしょうか。確かに結界はあくまで呪いを閉じ込めるだけで術師は出られます。
まあ別に負け犬が一匹増えたところで私のチャートは狂いません。尻尾巻いて逃げな!
───そんなはずがない。
「悟。傑が、任務で───」
───負けるはずがない。
「上は、お前を派遣して事態の収集を───」
───だって、俺たちは。
「───オマエ、傑をどうした?」
報告にあった村。その中で。
人型にあるはずのない角
───どうでも良い
眼の中にある複数の瞳孔
───どうでも良い
呪霊とも呪詛師ともつかぬ異形
───どうでも良い
「───
「どうでも良い。死ね」
『五条悟が現れた』
戦いの始まりだ!
開始の合図は先制攻撃だぜヒャッハァ!
『黒閃が発生した』
『攻撃が当たった』
夏油の記憶を追体験したほも君は、当然無下限のことを知っています。
本当なら初手は無下限で止められ、そこから戦闘が始まるはずでしたが、今回はそんなこともなく。
無下限の手前で黒閃を発生させ、空間を歪ませる事で攻撃を当てられました。
しかし、黒閃が発生させた歪みを捉えて二撃目を繰り出しましたが、そちらは黒閃が発生しませんでした。
つまり───
『───”赫”』
『弾き飛ばされる』
はい。あんまり効いてません。
しかも手の内を見せた事で対策してきます。
『“赫”』『“赫”』『”蒼”』『“赫”』『“赫”』
『“茈“』『“赫”』『”蒼”』
つまり、射程外からの徹底した攻撃です。
連撃、連撃、連撃───!
無下限を突破されたことは純粋に驚いた。“赫”で大きな傷を見せない耐久性には苛ついた。
そして、心のなかで、ほんのすこし。
これ程強い相手なら、傑が死ぬのも───
「そんなわけねぇだろ!」
否定する。しなければならない。
俺達は最強だ。二人で最強だ。
“赫”を放つ。避けられる。
肉体の呪力強化、呪力をジェットのように噴射した事による加速、黒閃による超加速。
更に、
”蒼”による瓦礫の吸引、壁の作成及び足止め。
意味なし。周囲の瓦礫にはアイツの呪力が篭っている。それを感知すればこちらの動きもわかるし、瓦礫程度でアレは止まらない。
接近を狙った瞬間の“茈“。
呪力を多く纏う角に弾かれる。ダメージは分からないが、表面的な視点ではヒビが入った。
が、瞬時に回復した。
火力が足りない。命中させるにはアイツが速すぎる。近付けさせないので限界だ。
このまま行けば呪力消費の差で負ける。
おそらくアイツには、黒閃しか無下限を破る手段がない。つまり、接近するしかない。
チッ、と舌打ちをして。
「──来いよ虫ケラ。潰してやる」
『何か危ない気配がする』
シン・陰流の『居合』ですね。
五条ともなれば、即座に解除して無下限を発動し、こちらを狩る事もするでしょう。
その勝負、乗ったるわ(傲慢)
『正面から飛び出す』
行けっ流星のように!黒閃パンチだ!
『動きが止められた』
引っかかってて草ァ!
一瞬。
獣のように飛び出したソレは、五条悟の正面10m程で突如動きを止めた。
呪力を噴射して脱出しようとするが、後方にも無下限がある。
『居合』はブラフ。ヤツが飛び出すその瞬間に解除し、前面に無下限を貼る。
『自分の身を守らない』という縛りで自身から離れた位置に出現した無下限は、ソレを捕まえた。
「九綱、偏光、烏と声明、表裏の間」
呪詞と掌印を省略せずに放つその一撃を、更に『一点だけに攻撃する』という縛りで強化したもの。
その一撃が向かうべき箇所を、五条悟は見抜いていた。
「(一撃で終わらせるには
「虚式 ”茈”」
───最強の一撃が、放たれた。
『
何を四天王!?(素)(慢心が帰ってきた)
ほんの少しだけ
………まぁ、とはいえ。
『呪力出力が低下した』
『呪力総量が低下した』
『呪力生産量が低下した』
バッドステータスだらけです。
アオーン!許してピーヤ!とっとり!
もうやだ!小生やだ!
捕まった虫みたいに潰されて死んじゃう〜!
慢心して突っ込んだせいだぞテメェ!RTAは忍耐が大事だろうが!突発的なオリチャーに走るな!
今の牽制で火でも放てば良かったやんけ!何で真正面から突っ込んでんだよ!
『呪力を溜めている』
ほらもう五条が攻撃するよ。
終わる………RTAが。
完走失敗です………。
───RTAを失敗するのは良い。慣れている。
走者の
───しかし!敗北は嫌だ!
何が何でも勝ちたい!今そう思った!
だから───行くぞほも君!
どうせRTA失敗なんだ!
どうせ失敗ならレギュレーションを破ったとしても勝って終わらせたい!
と、いうわけでぇ(ネットリ)
五条悟は、トドメの一撃を加えようとしていた。
しかし、五条悟は見た。
呪霊ならざる怪異、ヒトならざる化性。
その、命の脈動を。
───
逆再生のように、或いはタイムラプスを見ているかの様に、
それどころか、背中には蝙蝠のような翼、腰には尻尾すら生えている。
角はただ再生しているだけではない。
2本4対だった角は、まるでドリルのように大きな一本に纏められている。
「───きゃ」「きゃきゃ」「きゃっきゃっきゃ。きゃきゃきゃきゃ」「きゃきゃきゃきゃ」「きゃきゃきゃっ」
そうして、
RTAにおいてレギュレーションは神への誓い。
それを破るということは、神に背くという事。
レギュレーション違反者=悪魔
L.E.D 照明完了。
レギュレーションを破ったので強制敗北。