いかにしてその転生者は世界を変えるのか   作:抹茶螺旋

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而立-17

 父が死んだその日から、ランクルク・アスタバイオンの周りには死神が彷徨いていた。

 最初に父が、次いでバゴイスが、臣下達が。

 その数を思い出すたびに心が張り裂け、今にも自分の頭を叩き潰したくなるが、忘れる事も、逃げる事も彼には許されていない。

 

 死者達が舗装した道を歩き続けてきた。

 歩み続けることが自分に与えられた使命であり、捧げられた命への報いだと、自分に言い聞かせて前を向いてきた。

 それでも、命は命だ。

 他の何物にも代えがたく、特別以外の何物でもない。

 それが自分の前で失われていく光景は、たとえ何度見たのだとしても、慣れることはないだろう。

 

 目の前に転がる、フレン・エトラルトの魔女帽子と右腕を見て、ランクルクは改めてそのことを認識した。

 

 魔集石が爆発する直前、彼女は自分を突き飛ばし爆発に巻き込まれた。

 咄嗟の出来事で、反応が遅れた自分を庇ったのだ。

 その結果、彼女はこうして腕だけとなって散った。

 

 ──また、私は置いて行かれた

 

 自分の弱さが嫌になる。

 毎度毎度、守られてばかりで何も出来ない足手まとい。

 ただ、自分が皇帝の息子だからと、それだけで生き残っている。

 自分はただの子供でしかないというのに。

 もっと生きて欲しい人がいた。

 生きるべきであった人がいた。

 もしも自分がここにいなければ、死ななかった人がいた。

 どれもこれも、自分のせいだ。

 

 項垂れて、自己嫌悪で頭がどうにかなりそうな時でも、人はどうしてか頭の片隅には冷静な自分がいる。

 その冷静な部分の自分が、音を捉えた。

 

「まさか、こんなことになるとわな」

 

 苛立ちまじりの声で、ラムースが近づいてきた。

 

「クレス・パラトスを騙し、貴様を捕まえて殺すだけだったというのに、よくもまあここまでわが手元で跳ね回ってくれたな。後で殺そうかと思ったが、気が変わった」

 

 背中の触手を全てランクルクへと向ける。

 青銀に煌めくそれらは全て、刃物のような鋭さが見て取れた。

 

「今、殺す」

 

 彼の情無き一言に、ランクルクは思考を現実に引き戻されていく。

 人一人死んだとして、戦場では誰も気に留めはしない。

 それは普通の事で、いちいち立ち止まることではないのだから。

 そうした合理に合わせられない者から、死んでいく。

 運命は、人に非情を選択させる。

 今、彼女の死を悼む事は許さないと。

 

 ◇

 

 騎士庁舎、庭園。

 

 無数の触手から逃げ切ることが出来たのは、幸運でしかなく、足元に転がっていた『姿くらましの魔剣』が無ければ、

 自分はあの場で穴だらけの死体に変わっていた。

 あの場から離れても、決して逃げ切れたわけではない。

 ラムースはまだ、追いかけてきている。

 足音は自分のもと近付いている。

 

「ランクルクゥ!」

 

 遠くから、自分を呼ぶラムースの怒鳴り声が聴こえる。

 居場所がバレたのかという恐怖に心臓がバクバクと鼓動を加速させる。

 

「幾ら逃げようとも無駄だ! あの転生者がここに駆けつけるよりも速く、貴様を見つけ殺してやるぞ!」

 

 殺意が、聞こえてくる。

 まだ見つかってはいないという一瞬の安堵と、聞こえた声からそこまで距離が離れていないという事実が、彼の恐怖心を煽る。

 

 ────どこかに隠れないと。

 

 あるいは、どこかに逃げなければ。

 一秒でもはやく、この場から離れたい。

 少しでも安心が欲しいという一心で、周囲を見渡す。

 庭園の中は色彩豊かな花々が咲き並ぶ。

 それらは綺麗に整えられており、このような時でさえなければじっくりと鑑賞したいほど美しかった。

 

 ふいに、ランクルクは自分の城にある庭の事を思い出した。

 もう長い事、庭の花を見ていない。

 最後に見たのはいつだったろうか。

 まだ風が冷たいころであった気がする。

 庭師に頼んで一つ苗を植え、毎日水を上げていた。

 なかなか芽が出ない日々が続き、ようやく芽を出し始めた矢先、あの夜の惨劇が起きた。

 それ以来、花を眺める暇などなく、ここまできた。

 なんだか無性に、家が恋しくなった。

 

 ──どうして()はこんな目にあっているのだろう。

 

 理由などいくらでもあるが、欲しているのは過程ではなく道理である。

 自分が一体何をして、なんの罪があって怪物から隠れて息を潜めなければならないのだろう。

 自分が皇帝の息子であるから、自分を殺さなければ都合が悪いから。

 ふざけるな、そんなものはお前たちの勝手ではないか。

 

 ──僕はまだ、何もしていない。

 

 皇子として、生きてきただけだ。

 ただ、生きていただけ。

 自分はまだ、何も成せてなどいない。

 何一つ、選択できていない。

 行動を、思考を、目的を、自分の命さえも誰かに委ね、自分が選び抜いたと思えるものは何一つない。

 今もそうである。

 自分では敵わないから、自分が死んだらいけないから、誰かに助けてもらおうとしている。

 それは選択ではない、逃げだ。

 状況にその選択肢を選ばされ、思考を停止しているにすぎない。

 

 ──うんざりだ

 

 この状況も、運命の言いなりとなっている自分にも、嫌気がさしてくる。

 自己嫌悪混じりの怒りが、感情を支配していき、冷静な自分を抑えつける。

 そして、ランクルクの中で、何かが切れた。

 

 ──もしも、理不尽がこれからも僕に付き纏い続け、そのたびに蹲って運命に許しを請い続けるしかないというのなら。

 

 ──そんな僕は死んでしまえ

 

 決意を胸に、蹲っていた少年は立ち上がった。

 この理不尽な世界に、怒りをぶつける為に。

 

 ◇

 

 ランクルクを見つけた時、彼は庭園の隅で恐怖に怯え震えているだろうと、ラムースは考えていた。

 しかし実際のところ、彼は意外にも庭園で待ち構えていた。

 それも堂々と、剣を片手に。

 

「気に食わんな。何故、そのような表情が出来る? 貴様は状況が分かっていないのか?」

 

 彼の顔に先ほどまでの恐れはなく、ラムースが戦地で数多見てきた、立ち向かう者のそれであった。

 この目を離した僅かな時間で一体どういった心境の変化があったのか。

 大して興味はないが、気に食わなかった。

 

 ラムースの二つ名である『絶望』の由来は、彼の実力ではなく嗜好から由来するものだ。

 他者を追い詰め、恐怖で顔を歪ませ、絶望に沈む表情を眺めるのが彼は何よりも好きであった。

 そうした趣味の悪さもあり、他者の表情変化には聡かった。

 

「これがどれ程馬鹿げた行動かは、分かっている」

 

 ランクルクは答える。

 その声にはラムースがバゴイスに擬態した時に近い怒気が込められていたが、

 彼の眼付はひどく冷静で醒めていた。

 

「それでも、()はもうこれ以上、自分を誰かに委ねたくはない」

 

 ランクルクは剣を両手で握り、ラムースの方へと構える。

 剣を握る手に震えはなく、些か型に嵌りすぎるきらいがあるが、綺麗な構えであった。

 その姿を見て、ラムースの苛立ちが加速する。

 

「自分で何かを選び取ると? 愚か者が! 貴様のような弱者に、選択肢などありはしない!」

 

 声を荒げ、彼は触手を一斉に震わせて、ランクルクへと伸ばす。

 少し前にラムースの触手は謎の力によって一度阻まれた。

 だがしかし、その後拘束目的での触手は阻まれなかった。

 このことから、謎の力がランクルクを守るのは直接的攻撃のみであり、拘束のような直接攻撃でない行為は弾かれないと、ラムースは推測する。

 拘束が出来るのならば彼を拘束し、縊り殺せばいい。

 謎防護はランクルクに触らせないように発動していた、触れた状況から発動は出来まい。

 

 ──―さしずめ貴様はあの防御で攻撃を押し切るつもりなのだろう? 存分とその防御を過信するが良い

 

 触手が迫る中、ランクルクの顔に恐怖はない。

 ラムースはそれを防護への自信だと思っていたが、真相は違う。

 

「シッ!」

 

 触手に捕まるすんでの所で、ランククルクは右に短く飛んだ。

 

 ──避けた!? 何故!? 防護はどうした!? 

 

 自慢の触手が避けられたことも驚きだが、それ以上にランクルクが回避を選択したという事がなにより驚きであった。

 これはラムースもあずかり知らぬことであるが、ランクルク自身もあの防護のことについては何も知らない。

 それが一回きりのものなのか、あるいは何度も守ってくれるものなのか不明な以上、ランクルクはこれに頼るのをやめた。

 どちらにせよ、今は何かに縋りたくは無かった、というのが彼の本心だ。

 

 回避した勢いのまま、ランクルクは手に持つ『姿くらましの魔剣』を強く握る。

 剣身が強く輝き、そして次の瞬間にはラムースの前から消えた。

 

 ──またそれか、なんなのだその魔剣は! 

 

 面倒極まりないのその魔剣の特性を内心腐しながら、彼は思考を消えたランクルクへと向ける。

 今、姿を消したランクルクがとれる行動は無数にあるが、状況から逆算しとるであろう行動は二つに一つ。

 逃走か奇襲か。

 こちらに対峙したことを考慮し、素直に考えて奇襲だと考えたいところだが、ここまでの行動はそう思わせる為のブラフで、本当の狙いが逃げる事だとした場合、奇襲に構えるような真似はできない。

 この庭は出入り口が一つしかなく、それもラムースの後ろにある。

 したがって攻撃するにも逃走するにもラムースに近づく必要がある。

 一つ、彼は妙案を思いついた。

 

「姿を消そうと無駄な事だ。吾輩と貴様の間にはその程度では埋まらない力量の差というものを教えてやろう!」

 

 ラムースは腕の形を変化させ、無数の触手に分化させる。

 彼は腕の触手を伸ばすと、周囲に振り回し始めた。

 ランクルクが隠れていようと関係ない。

 この部屋の全てを攻撃すればどこにいようとランクルクは逃れられないのだから。

 四方八方に飛び回る触手達は恐ろしい切れ味で周囲の物を見境なく破壊していく。

 草も木もそれ以外も全てが粉みじんになっていく。

 ただ腕を振り回すという行為でも、そこに広範囲かつ高速の切れ味が加われば、それは子供の駄々から一種の範囲攻撃に変わっていく。

 

「さあ、どうする? 聞こえているのだろう?」

 

 謎の力による防護がある以上、攻撃は弾かれるだろうが、触れた時点で位置に目星がつく。

 その時点でランクルクの優位は消える。

 

「これが実力差、世界の法則だ! 強者は一方的に自分の理を押し付け、弱者はそれに従う他にない! 絶望しろ! 平服しろ! それがお前たち弱者に選択できる唯一の行動だ!」

 

 踊るように、体を回転させて青き竜巻が周囲を切り刻んでいく。

 あらゆる塵と化していく、数分前まで美しき花が咲き誇っていた庭園は、今や見るも無残な惨状だ。

 周りに見えるのは塵と滓のみ。

 ラムースはひとつ、疑問を浮かべる。

 

 ──何故、触手がランクルクに当たらない? 

 

 ランクルクが姿を隠し、ラムースが周囲を粉微塵にし始めてから一分が経過するのにも関わらず、触手は彼に触れない。

 目に映る限り、隠れられるような場所は全て破壊した。

 彼は、一体どこに。

 

「お前の言っていることは、間違っている」

 

 自分の近くで、声が聞こえた。

 

 ──まさか

 

 ある一つの可能性が頭をよぎり、自分の背後を振り返る。

 やはり、というべきか、そこにはランクルクが立っていた。

 

 ◇

 

 時はランクルクが『姿くらましの魔剣』で姿を隠した瞬間に巻き戻る。

 ランクルクは姿を隠した瞬間、走り出した。

 目標は、目の前に立ついけ好かないスライム。

 バタバタと音を立てて接近するが、ラムースは気づかない。

『姿くらましの魔剣』の効果は名の通り姿を隠すものだが、厳密にはそれだけのものではない。

 この魔剣の効果発動時、所有者は姿は勿論のこと、

 音、匂い、気配、他多くの個人情報を隠蔽する。

『姿くらましの魔剣』の効果を正しく表すなら『所有者を認識出来なくさせる』というのが正しい。

 故にいくら音を立てようとラムースは認識しない。

 この事を生かし、最速で奇襲を仕掛けようとしたが、

 

「姿を消そうと無駄な事だ。吾輩と貴様の間にはその程度では埋まらない力量の差というものを教えてやろう!」

 

 ラムースが腕を広げ、部屋の中を無差別に攻撃し始めた。

 音速で振りかざされる無数の触手達、当然一つでも当たろうものなら終わりだ。

 だがしかし、この部屋の中であの攻撃を耐えるものなどありはしない。

 ならば、どうするか。

 答えは決まっている。

 

 ──この嵐を、通り抜ける! 

 

 彼が選んだのは、突貫。

 足を止めることなく、ランクルクは走り続ける。

 当然、この空間の中で派手に動けば、狙わずとも触手は彼へと迫ることになる。

 頭上より振りかざされる触手に対し、ランクルクはこれをさらりと避けてみせた。

 これは奇跡でもなんでもなく、彼の技巧から成したしたものだ。

 

 アスタバイオン家は代々、特殊な眼を持ちその眼で国を支えてきた。

 その眼はあまりに多くを認識する為、脳の処理能力が成熟するまでのあいだ、眼を隠して匂いと音で世界を認識させる。

 代々そうして育ったお陰か、アスタバイオンの血筋は眼以外にも隠れた特徴を得るに至った。

 アスタバイオンの血筋の者は皆、聴覚と嗅覚に優れている。

 個人差はあるが、ランクルクの場合は格段に優れていたといえる。

 普通、人間は視界に映るものしか認識できない。

 だが、彼はより広く、視覚の外を認識できる。

 故に、死角から迫る触手の動きも手に取るように理解できる、

 普段であれば、彼の聴覚、嗅覚でも無理だったろうが、

 この瞬間、死地に自ら立つ事で己の素質が花開いたのだ。

 

 ──右、左斜め後ろ、上方向、正面

 

 三次元的に迫る触手達を身を飛んでは跳ねて、空間を駆け巡る。

 かつてない肉体の酷使に、息が上がり始めるが、その疲労の痛みをアドレナリンが忘れさせる。

 一分に渡る、不可視の回避劇を終えて。

 彼はついにラムースの背中に辿り着いた。

 

「お前の言っていることは、間違っている」

 

 ラムースの言葉に彼は独り言をつぶやく。

 すぐさま、ラムースが振り返る。

 運悪く、魔剣の効果が切れたのだ。

 しかし、もう遅い。

 剣をラムースに目掛けて突き刺す。

 ぶつける場所は決まっている。

 彼が正体を現した時から、常に魔眼ごしに見えていた。

 肉体の中で煌々と赤く輝くスライムの心臓(コア)だ。

 ラムースの触手は、まだ伸びたまま、ランクルクの近くにはない。

 回避は不可能、防御は不可能。

 間違いなく当たると確信していた。

 ラムースの胸元から触手が出てこなければ。

 

「なあぁ!?」

 

 突如出てきた触手はランクルク目掛けて伸びるが、謎の力によって弾かれる。

 しかし弾かれた衝撃で彼の姿勢は崩れ、手に持っていた『姿くらましの魔剣』は手から離れてしまう。

 形勢が、逆転する。

 ラムースの背中から無数の触手が形勢され、彼に殺到する

 

 剣が地に落ちるまでのその一瞬、ランクルクの時は極めてゆっくりと流れ始めていた。

 死の気配が再び眼前に迫るが、不思議な事に焦りは無かった。

 ふいに、頭の中で過去を爆速で上映し始めた。

 ダイジェストで過去を流し続け、急にとある場面で止まった。

 白の庭先で、今より幼い自分が父と話している。

 この場面は覚えている。

 剣術指南役に一本も取れずに涙を流し、そのことを父に話した時だ。

 記憶の中の父は自分の話を聞いてまずこう答えた。

 

『涙を流すな、お前は人の前で泣いてはならない人間だ』

 

 思い返せば、父は優しい人では無かった。

 皇帝、民を収める者として常に格と威厳があり、それをランクルクにも求めていた。

 優しかった記憶などほとんどない。

 

『ランクルク、お前は全てやりきったのか?』

 

 だがそれでも、ランクルクにとって父は敬愛に値する人物だ。

 

『真に何かを成し遂げたいと思うのならば、怠惰を捨てよ、誇りを捨てよ。飢えた獣が如く、貪欲となれ。

 わが国にて膝をついて諦めることが許されるのは全てを出し切った者だけだ』

 

 この時、父の言った言葉は強く理解できていなかった。

 しかし今、ランクルクは改めてその意味が分かった。

 

 ──まだだ

 

 彼は強く足に力を込めて、崩れそうな体勢を立て直そうとする。

 腕は反動の衝撃で頭上、万歳をしているかのような不格好な姿だ。

 

 ──まだ、終わっていない

 

 武器は手から零れ、地に落ちた。

 拾おうにも間に合わない。

 

 ──まだ、武器がある

 

 ならば別の武器を用意するしかない。

 少年は手を広げ、それをイメージする。

 

 ──来い……! 

 

 それはいつも彼の手元にあった。

 フレンに出会い、酒場で別れた時も、

 クレスと交渉し、地下牢に放り込まれた時も、

 そして今も、それは彼の傍にあった。

 強く、願う。

 確信はないが、ありえるかどうかは問題ではない、最後まであきらめないのが重要なのだ

 無駄だとしても、彼は抗い続ける。

 彼はまだ、全てを出し切っていないのだから。

 

 ランクルクの手に、光が集まり、何かを構成する。

 否、それは転移してきているのだ。

 小さな、短剣程度の大きさの光。

 それは一秒とかからず顕現し、彼の手に収まった。

 惨劇の夜に父から渡され、この日までの道しるべであった魔剣が。

 

「うぉぉぉぉぉぉアアアアアア!!」

 

 絶叫にも近い叫びで、ランクルクは逆手に持ったナイフを振り下ろした。

 




『先代皇帝』
・本名「シルバトリオ・アスタバイオン」
・ランクルクの父
・国民からは「帝国そのもの」と称される苛烈さを持ち、時には外道と諸外国から謗られるような事さえやってみせた。
・手段を選ばない人物ではあったが、帝国民を慮る人物であったも言われ、事実彼が帝位について以降、戦争で発生した死傷者は先帝時代と比べて見るからに減少したという。
・最期の言葉は「お前のやりたいように生きなさい」。
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