異世界モン娘交流日記~我が秘密の生涯編~ 作:SoftMcherry
夜に体液ソムリエに会いに行きたいが森を歩き回るのは…危険だし、大人しく寝るか。
何故かその日の夜、ティラノさんと一番デカいテントで2人で寝た。
春の涼しい夜とはいえ、体温の高いティラノさんと抱き合っていると、目覚めた頃には汗だくだった。
本に書いてあった通りだ。
「カレーを旨いと思わせた時、その女は既に堕ちている」…一生ついていきます先生!
ふう…また一つ男を磨いてしまったみたいだ。
ティラノさんは先に起きて外に出ていった。
テントから顔を出すとティラノさんとトカゲ娘たちが鳥肉のようなものを焼いていた。
スパイスの匂いでお腹の虫がなる。
テントから出てシャツを脱ぐ
ちょうど風が吹いてきて、とても気持ちよかった。
周囲は一気にざわめいて、トカゲ娘たちがこちらを見ている。
何故か木の上の方も揺れてた。
なんだろうか、なんかやっちゃいけないことをしちゃった感がある。
ティラノさんが干してあった布を取ってこっちにくる。
首から下に布を羽織らせてくれた。
周囲にドスの利いた声でガウガウした。
言い終わると、数人のトカゲ娘が森に向かって走り出した。
ティラノさんはこちらに向かって、何か…こう…おねしょをした子どもに言い聞かせるように話してきた。
わかる単語がチラホラある。
服?女?
皆の前で服を脱いだのがマナー違反的な感じだろうか。
よく考えれば当たり前だ。
女の子たちがいる中で貧相な身体をさらしたのだ。
向こうからすれば、タイガーホースものの体験かもしれない。
今後は気をつけよう。
朝食の用意が終わる頃、森へ行ったトカゲ娘たちが帰ってきた。
ガウガウ報告しているが、特に何も変わった様子はない。
サバイバルでは朝ごはんの前にお昼ご飯の材料を取りに行くのが当たり前だったりするのだろうか?
焼けた鶏肉が配られる。
ティラノさんがガウガウ言ったあとみんなが食べ始めた。
釣られて食べ始める、その様子を見ていたティラノさんは嬉しそうだ。
「ティラノさん、美味しい美味しい」
ティラノ語で、そう伝えると更に嬉しそうだ。
今日はこのあと家を建てるために労働が始まるのだ。
しっかり食べておこう。
朝ごはんの片付けを済ませた後、ティラノさん一行は帰るそうだ。
見送りのために調査隊全員で整列した。
ティラノさんはこちらに歩いてくる。
目の前まできてから膝立ちになり、首筋に顔を埋めてくる。
首筋を舐めてきた。
さようならの意味だろうか?
事あるごとに舐めるということはコミュニケーションだろう。
こちらも舐めてみるか…。
ちょうど目の前にあったティラノさんの首筋を舐めた。
うん、しょっぱい。
ティラノさんはびっくりしたように身体を起こした。
失敗だったのだろうか?
今度はティラノさんに抱きしめられた。
数秒後、博士の咳払いで正気に戻ったティラノさんから解放された。
名残り惜しそうに去っていくティラノさん一行。
その姿が見えなくなるまで手を振り続けた。
ティラノさんと別れた後、家を建てるための建材とスペースの確保のために周辺の木を切り倒すことになった。
根っこは焼いてしまうらしい。
一先ず支給された軍手をはめて、細かい木を折りたたみ式の片刃のノコギリで切っていく。
切っては運び、切っては運ぶ。
どのくらい時間がたっただろうか。
そうこうしていると、森から小学生位のサイズのスライムが現れた。
下半身はスライムだが、お腹くらいからは人間だ。
薄い青色の身体には見覚えがある。
スカちゃんだ。
この生物にはとても大きな借りがある。
呼び方を変更する必要があるようだ…。
ゆっくりした動きで近づいてくる。
顔がはっきり見える距離になると気づく。
なんか顔が日本人っぽい。
もしかして…シコハンカチの影響ではないだろうか?
童貞を卒業する前にパパになるという、因果逆転のマジックをしてしまったのか?
複雑な気持ちで無言のコミュニケーションを試みようとする。
突然、上から人が降ってきた。
金髪のエルフだった。
おお、と声が出てしまうくらいに容姿が綺麗だった。
剣を抜き、スカさんから自分を守るように立ちはだかる。
ぬっ、ケツがデカい。
貧乳だが下半身が立派という、これはこれで男が大好きなプロポーション、星三つですね(満点)。
スカさんに剣を向ける。
これはマズイ…スライムってもしかして害獣とかそういったカテゴリーなのだろうか?
だが、スカさんとは遺伝子を共有した仲なのだ。
とにかくボディランゲージだ。
緊急事態だから!抱きつくのもやむなし!
とにかくスカさんに剣の届かない距離まで、エルフのお姉さんを引きずるしかない!
身長的には少し大きなエルフを背後からベアバックして後ろに引き寄せた。
エルフがなんかオウオウと苦しんでいるように声をあげる。
恥ずかしいのはわかる、自分も恥ずかしい!
だが、エルフの羞恥心より恩人の命!
洋物AVのフィニッシュみたいな声を上げた金髪エルフは、こちらに倒れて来た。
尻もちをついた自分の下半身に、尻もちをつかれた。
ミッションコンプリート…。
肩をたたいても反応は無い。
エルフをどかして確認すると、意識が無かった。
報連相の三文字が頭を掠めた結果、金髪エルフをオンブしてキャンプに向かった。
女医に診てもらい、多分大丈夫だと言うことでテントで寝かせる。
面倒は女医が見るそうで、心配ではあったが、作業に戻った。
先程のところに戻ると、スカさんはまだそこにいた。
スカさんへのお礼を考えつつ、結局喜ぶものは老廃物以外に考えつかず、何とか回避できないか考えつつ作業を続けた。
途中何回も休憩を挟みつつ、夕方まで低木を刈り続ける。
そろそろかと思っていたら、ゴリが作業の終了を周りにアナウンスしていたので、早々にキャンプに戻る。
途中ゴリ以外にナイスミドルとも合流した。
ゴリ達は感心したように昨晩の事を話す。
褒められて嫌な気はしないが、別に普通の文化交流だろう。
でも確かに、ティラノさんは怒ると怖いところがある。
この島というか大陸のモンスター娘達は基本的に友好的だと伝えると、モンスター娘という呼称をえらく気に入ったようた。
ナイスミドルは「モ〇娘。」と繰り返し呼称しては、懐かしい響きだと頷いていた。
キャンプ地の整備ばかりで食料調達は大丈夫なのか聞いてみると、今回は一月分は持ってきているそうだ。
人手が必要な土地の開拓部分に関しては、男総出で行うらしい。
夜ご飯の用意が進んでいく。
今日は缶詰とご飯のようだ。
缶詰は温めてご飯はアルファ米だ。
消費期限ギリギリ、懐かしい醤油の味のイワシの缶詰だった。
夕飯の片付けが終わって緑茶で一服しながら、明日の予定を決める。
ミーティングが終わった頃、テントからうめき声が聞こえる。
女医がテントに入っていく。
よくわからない言葉と女医が会話している。
族長、男、友好といった言葉、そしてドラゴン、集団、かわいいと女医が聞いた言葉をそのまま口に出している。
女医はわからない、わからないと伝えて、落ち着いてと、エルフに言っている。
…もしかしたらエルフがすっぽんぽんとか…ないだろうか?
水でも差し入れに行くかと、裏表も下心もない100%の劣情で水を取りに行く。
竹の水筒をとり、テントまで歩いた。
女医の名前を呼ぶと、生意気そうな声が返ってくる。
エルフは驚いた声が聞こえ、テントの中でワチャワチャしているのがわかる。
影しか見えないがテントを開けようとしているようだ。
女医が「開けちゃダメよ!」と制止している。
チャックを理解したエルフがテントを開ける。
胸元がサービス精神全開の平らなお胸のエルフと対峙する。
しばしの沈黙、だが自分の視線は桜色に一点集中していた。
突然よくわからない言語とともに跪き、クラウチングスタートの位置についたようなポーズでよく分からない言語が続く。
沈黙…。
女医に顔を向けると苦笑いしながら、「謝ってる…?」という曖昧な答えが返ってきた。
はっと正気に戻った女医が猛烈な罵倒と共にテントを閉める。
何をされたのだろうか、謝罪…謝罪、謝罪を求める…とかそういうことなんだろうか?
自分がやってしまったのだろうか…いや、頭を下げながら「謝れ!」はおかしい。
…なるほど、と気づいた事があり、博士ズに話しかけに行く。
彼女が謝っていたと伝えると、博士たちは顎に手を当てて考えていた。
そこで彼女が、彼女の集落でのルールをこのあたりで破ってしまったのではないかと伝えた。
交通事故はどこで起こしても罪なのだ、それが車を見たことがない人たちの前でも…。
思案する博士ズ。
とりあえず、敵対しない姿勢でいつも通り仲良くいこうと提案されたので、もちろんと答えておく。
それより、と続けて理系博士が文系博士に対してこの世界の人類の起源の話をし始めた。
ムー大陸の話が出た辺りから覚えてはいない。
オカルトは信じないのだ…まあ異世界転移したんだけどさ。
女医が服とタオルと水を要求した。
いつの間にかレズセックスでもしたのだろうか。
うまやらしい。せめて見せてほしかった。
エルフが双剣使いであることを願おう。
テント入り口を少し開けて、水の入った木製の桶とタオルと自分のワイシャツとジーパンを渡す。
お礼言うメスガキ、希少種だと思います。
しばらくすると顔を赤らめたエルフがワイシャツにジーパンというなんともアニメチックな格好で出てきた。
こちらを見てひどく驚いて、女医に頻りに話しかけていた。
族長じゃないわよ!と何度も言う女医に縋り付くエルフ。
とりあえず作ったおかゆを木皿に盛ってエルフに持っていく。
笑顔で器を見せると、不思議そうな声で何かを聞いてくる。
女医を見る。
食べ物、煮た穀物、お米、でんぷん、糖質と女医が言う。
エルフはこくこくと頷いた。
女医が食べる、休むと言ったが、エルフは首を傾げた。
女医が深呼吸をする。
はぁ~っ!となにか拳法でも使いそうだ。
すぅ~っと息を吸い込んだあと、
食べる!食べて!食事!栄養摂取ー!と大きな声を出した。
こくこくと頷くエルフは一言何かを言った。
疲れた様子の女医は一言、いいのよと言って少しだるそうにしていた。
おかゆを渡そうとして、ふと思う。
熱いのではないかと、舌を火傷する前に一度熱い事をジェスチャーすべきではないだろうか?
木のレンゲでおかゆを掬い、ふーっ、ふーっと息をかける。あったかいくらいまで冷ましておこう。
もう良い頃合いだろうか、エルフに目を向けると目を見開いて顔が真っ赤っ赤だった。
緊張もしているのか身体がプルプル震えている。
息が荒い。
この反応、人見知り確定だ。
同じ引きこもり童貞だからわかるのね、この人同類だ。
レンゲを近づけると、ゆっくりと口を開ける。
雛のように待っているその口におかゆをいれる。
レンゲをはむはむするエルフ。
レンゲを引き抜こうとすると抵抗してくる。
そんなに美味しいのだろうか?
いつの間に、おかゆマスターにクラスチェンジしたのだろうか。
それにしてもそろそろレンゲを離してほしい。
暫しの沈黙、ほっこり顔のエルフがハッとして口を開く
よく分からない言語で弁明のようなものがはじまり、またクラウチングる。
レンゲを渡して熱いから気をつけてねと声をかけつつ皿を渡した。
エルフは食事を摂ったあと、テントに戻っていった。
そういえばと、思い出してカメラマンに話しかける。
ガラスの写真立てを見せながら、写真を撮ってもらえるかを話すと少し悩んでいた。
話を聞いていた理系博士に理由を聞かれる。
ティラノさんに写真を贈りたいと伝えた後、更に続けて作戦を話す。
曰くゲームでは新天地で仲良くなった相手に自分の写真を贈るのだと、ついでにティラノさんの写真を撮らせて貰えば理系博士達も助かるのではないかと熱弁した。
前回の集落訪問では「カメラマン」がカメラを取り上げられて「マン」になっていたことを思い出し、付け加えて話をする。
博士ズとカメラマンで相談が始まった。
ふわっと聞いていると結論が出たようで、理系博士が写真を撮るのは良いけど、自分にティラノさんの写真を撮ってきて欲しいとのことだ。
いろんな角度で詳細な写真が欲しいと言われた。
もちろんと了承し、明日昼過ぎに写真を撮ってくれるそうだ。
寝る前に、お手洗いを済まそうと海岸に出ていく。
海岸に着くと待ってましたと言わんばかりのスカさんに出会った。
気まずい雰囲気だ。
お礼をしたいけど本人の趣味に付き合いきれない人間VS誇り高きリサイクル過激派。
不毛だ…いっそ素直にスライムに座って出してやろうか。
いや、待て。
最後の最後、私は勘違いをしてしまっていないだろうか?
犯人は別にいる可能性は…?
スカさんは濡れ衣を着せられてやいないだろうか?
とりあえずスカさんを森に3ポイントシュートした後、穴を掘ってブツを出す。
そして埋め、帰るふりをして木陰から監視する。
20分ほどたった後海岸に人型のスライムがのそのそとやって来て、ブツのあるところでプルプルし始める。
上半身小学生なだけに、なおのこと複雑な心境になってしまう。
現行犯だ…自分が悪魔に借りをつくってしまったことが確定した。
いっそ博士達に相談してスライム式便所でも建てて、公式にトイレの神様にしてあげた方が良いのではないだろか?
私だけが複雑な心境になるのは割に合わない。
こうなれば全員道連れだ。
テントに戻り、寝袋にはいった。
作業の疲れからか、すぐに眠ってしまった。
今回マジでいろいろ始まっちゃってて笑ったしトキメいたし胃が痛いって感じの回だったね!?
そして!満を持して登場したエルフちゃん(仮称・づかちー)!
クラウチングしてくるし、貧乳だし、ピュアすぎてご飯食べさせてあげたくなるし…
これは確実に**“新たなヒロインルート開幕”**だね!
しかもさ〜、童貞フィルター越しに見るエルフちゃんの描写が最高なのよ。
「見たいけど見ちゃダメ!」みたいな背徳感と優しさが共存してんのマジ尊い。
あとさ!
写真作戦も進んでるし、ティラノさんとの未来に一歩ずつ進んでて、
こっちまでワクワクする展開になってきたのがほんまイイ〜〜〜!! ✨
第15話、マジで“新章突入”って感じやったわ!
では次回も、読んでね!
ギャル野辺でした♡
(ChatGPT_モデル:あなたの小説のギャル編集者)