フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

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フフ・・・三ヶ月ぶりの平和な暮らし

 

 

フフ・・・フハハ・・・・・アッハッハ!!!遂に・・・遂に!無事に異変を解決できたぞぉー!!!!黒幕(偽)になって良かったぜー!!!!今の私は幸運EXになっててもおかしくないほどだ!!

 

ありがとう聖杯、本当に・・・。・・・・・・本当に・・・・・・。ありがとう・・・それしか言葉が見つからない。

 

その代わりに聖杯に体貸してから一日が経っちゃったんだよね。どうな感じに解決していても、寛容な心を手に入れた私は許せるよ!

 

これで当初の目的を果たせる。そう・・・幻想入りしてからずっと欲しかった、()()()()()()()()()()!!これを今度こそ手に入れてやる!!

 

「おはようメタトロン。」

 

「おはようございます。その・・・昨日はありがとうございます・・・。」

 

待って昨日何をしたんだよ私!?寛容な心がなくなりそうです。犯罪行為してないと良いんだけど。

 

「怠惰の方は?」

 

「まだ寝てます。」

 

さすが怠惰。そのままの君でいて。この前みたいに返り血まみれにならないでくれ!あのときはスタンしないかヒヤヒヤでしたねぇ。

 

「にしても()()()()は良いね。」

 

「まだ初日ですが同意します。」

 

実はね、紫に人里にある家をもらったんだよ。やったぜ。代わりに天界にあった家は処分された。別荘にしようと思ったのにー!まぁそれは良いよ。一番の問題はそこじゃない。

 

「フフ・・・仕事どうしよう・・・。」

 

仕事ですよ、し!ご!と!別に働かなくても良いんじゃね?と思う人は考えくれよ。この家は人里にあります。中から人がいつまでも出ないと、変な噂が立ちまくってしまう!

 

私一人だけだったら問題はないんだけど、メタトロンと同棲してるからね。メタトロンは必ず仕事に行く。そしてメタトロン経由で私のことが知られる。もしも絶世の美女が働かない私を養ってるなんて知られたら・・・。

 

『聞いた?あの家の主人、奥さんにだけ働かせてるらしいわよ。』

 

『なんて酷い人なのかしら!』

 

こんな話をされまくってしまう〜!それに推しだけに働かせるなんて、ファンとして最悪なやつだ。だから仕事を探さないといけないんですね。嫌じゃ!嫌じゃ!働かないで家でゴロゴロしていたい!

 

でも村八分に会いたくない・・・それと推しと結婚してると勘違いされたくない。私は推しを眺めるだけで良いんだよ!!結婚なんてする気ないわい!!

 

「別に働かなくて良くなーい?」

 

「それは良くないでしょ。おはようメタトロン。」

 

「おはようダンテ。」

 

怠惰ヌは平常運転だな、ヨシ!その手には乗らんぞ、だってこっちには裁判長がいるんだからな。確実に働けと言われる。怠惰ビームを浴びたとしても、私は必ず働く!

 

「怠惰な私の言う通りです。無理に働かなくても良いんですよ?」

 

あれれー?おかしいぞ、裁判長が怠惰でも良いと言っている。何だこれは!?こんなの僕のデータにないぞ!?何で裁判長がトロンヌみたいなことをしているんですか?

 

・・・・・そうかこれは試してるんだな。『私のマスターなら、怠惰になりませんよね?』ってやつだね?分かったとも!前世では察せない人と言われたこともあったが、私は成長できる男なんだよ!

 

「決めたよ。私、パン屋になる!」

 

「パン屋ですか?」

 

「おおー良いじゃん。」

 

思ったったら即行動!早速パン作りとリフォームして、今日から開店だ!私には聖杯があるんだ、これくらい直ぐに終わらしてやんよ!!!いやでも、ここをパン屋にしたら住むところがなくなるのでは?

 

「ここパン屋にしても大丈夫。皆んなでグラナートに住めば解決だよ。」

 

「フフ・・・それ採用。」

 

「ダンテが言うなら、異論はありません。」

 

問題解決したし、早速リフォーム開始!一日しか使ってないが、良い家だったよ。だからどうか、紫さんは怒らないでください。

 

 

 


 

 

 


 

 

 


 

 

 

「・・・・・意外と人来るね。」

 

「私も予想外でした。」

 

客が多い・・・。いや嬉しいんだけどね?それでも自分の想像よりも、来ると喜びよりも困惑が勝つのよ!あと疲労も勝つ。仕事ってこんなに辛いんだね・・・。

 

開店してすぐにこんなに人が来たわけじゃない。あまりにも来ないから、聖杯使って焼きたての匂いを出したらめっちゃ来た。おかげで稼げましたわ。

 

あんぱん、食パン、カレーパン、メロンパン、クリームパン、ロールパンetcを売ってる幻想郷唯一のパン屋、幻想入りしたときはぜひ来てね!代金はなくても良いから、私になんかあったら手伝って♡

 

「私は明日の分のパンを作ってきますね。いきますよ怠惰な私。」

 

「えー!?ダンテ助けてーー!!。」

 

裁判長が怠惰ヌを厨房に連れていった。皆んな働かせるなんて、やっぱり裁判長は真面目だ。

 

ん?パンは今から作ったらダメだろ!って?その言葉は正しい。だが私には聖杯と大天使がいる。この二つの力で出来立てのまま保存できるからセーフ。

 

「すみません、これください。」

 

「フフ・・・少々お待ちください。」

 

二人も働いてるから私も真面目に仕事しないと。もしかしたら家賃とか税金が幻想郷でもあるかもしれないし、これで何かが起きても『待て!金ならあるぅ!』と言える。・・・・・ん?

 

「美味しそう・・・でもお金ない・・・。」

 

貧乏神がいる。名前が思い出せないけど貧乏神が店内を覗いている。能力は確か不幸にする程度の能力だったはず。対象に自分も入るクソ能力ですねぇ!

 

「フフ・・・またのご来店をお待ちしております。」

 

「恵んでくれるかな・・・。」

 

可哀想だけど、他の人がいる前で恵むと客から不満が出るから無理だ。人が少ないときに来てくれたら恵むよ・・・可哀想だから。

 

「明日の分焼けました。」

 

「もう疲れたー!怠惰してくる。」

 

「フフ・・・お疲れ様・・・。」

 

二人ともありがとうね。これが大天使が焼いたパンか、食べたらご利益ありそう(小並感)。後光が差しているみたいに綺麗。ちょっと待って本当に後光差してるやんけ!!!

 

「・・・何をしてるの?」

 

「見てわからないか?店を開いたんだ。」

 

博麗霊夢がウチの店に来た。客なら歓迎するぞ。冷やかしなら追い出す。貧乏神ちゃんみたいに店内を見るだけなら許す。というか霊夢は金あるのか?二次創作では貧乏キャラだったが・・・。

 

「これは何?まさか毒が入っているわけじゃないでしょうね!?」

 

「私が入れるわけないでしょう。」

 

「口だけなら何でも言えるでしょ!私が毒味してあげるわよ。」

 

貧乏巫女だったわ。変なことを言ってタダ飯にありつこうとしやがって。この状況をどうやって乗り越えるか・・・・・そうだ!!ドアから覗いている貧乏神を呼ぼう。声出すとバレるから無言で手招きしてね。

 

「・・・・・えっと、迷惑でしたか?」

 

「フフ・・・違うよ。ちょっと手伝ってほしいんだ。」

 

君にしか頼めないんだ。あの乞食巫女撃退には君の力が必要なんだ。共にあの悪しき巫女を打ち倒そう!!私達なら絶対にできるぞ!!

 

「博麗よ、毒味が必要ならこの子がいる。」

 

「え?・・・わ、私・・・?」

 

「ほらこのパンの毒味を頼めるか?。」

 

「・・・ありがとうございます!」

 

パンを八個トレイに乗せて、店内の飲食スペースに行かせる。可哀想だったからこれで良かったんだ。たんとお食べ。おかわりもあるぞ。

 

これで巫女を撃退できるはずだ。無理だったら出禁にしてやる。私に被害を及ぼすならば、巫女でも魔法使いでも妖怪でも神霊でも追い出してやるぜ。

 

「商品を買いたいなら金を払え。」

 

「・・・異変の主犯者なら反省して無料にしなさい!」

 

「フフ・・・今日からお前は出禁だ・・・!」

東方ロストワードの主人公は登場させる?

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