フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
依神姉妹がグラナートに住み始めてから三日が経ちました。貧乏にはなっていません!紫苑の貧乏にする能力を無効化する手段を見つけたからね。
桂姫に頼んで、身代わり埴輪を人数分作ってもらって良かったぁー!!しかし残念なことに、まだ貧乏になる可能性は残っている。
何故かと言うと・・・最近、女苑の私を見る目が獲物を見る目をしているからだ。私の財産を奪おうとしているわけか。それは予測済み。対女苑兵器もできたことだし、そろそろ狩るか・・・♤
「フフ・・・皆んな、仕事お疲れ様。」
依神姉妹はうちの従業員として真面目に働いてくれてる。二人に会計を任せているので、私は厨房でWメタトロンとパン作りをしています。発酵させるときに聖杯に乗せているせいか、ご利益がありそうなパンが作られていってる。
・・・・・なによ。聖杯で米を炊こうとしている某セイバーがいるなら、発酵するときに乗せても良いでしょう!?聖杯を焼いてないから、私の方が聖杯を大事にしてるから許しなさいよ!!
「フフ・・・女苑、ちょっと良いかな?」
「どうしたの?」
顔は良いんですよ顔は。なお性格と種族と能力。この三つのせいで危険度倍増してる。本当ならしたくなかったが、そっちが手を出すつもりならば、こっちだって容赦はしない。
「今夜、私の部屋に来てくれ。話をしたい。」
「・・・分かったわ。」
おそらく、目的がバレたと察したことだろう。別に良いよ、何ならその方が話が早くなって助かる。
「じゃあ店内の掃除をしているから、二人は先に帰りなさい。今日の給料は帰ってきてから渡す。」
「はい、お疲れ様です。」
「給料楽しみにしてるわねー。」
今夜の戦いで、私の財産の安否が決まる・・・・・!!!場合によってはグラナートどころか聖杯も奪われる可能性大。だから対女苑兵器を用意しておく必要があったんですね。
「自室で応援してるよ。何かあったら呼んでね、すぐに行くから。」
「フフ・・・頼もしいね。」
さすが私の癒しの怠惰ヌ。今日もその優しいが身に染みる〜。こんな子がヘカーティアの返り血を浴びていたなんて悪夢に決まっている!
(あの・・・ダンテ。終わったら一緒に行きたいところがあるのですが、この前何でもすると言いましたから良いですよね。)
良かったぁ〜〜〜!!!何でもするって言ったけど、何を頼まれるのか不安だったねん。夜中に出かけるくらいなら別に良いよ!でも殺さないでね・・・。
(フフ・・・勿論良いよ。楽しみにしているね。)
ここは必ず即返信すること。好感度が下がると最悪の場合、また異変スタートしちゃうからね。次こそは異変を始めさせないように頑張ります。
「それでは掃除をしましょう。」
「えーやる気出ないよー。」
「お願い。一緒に手伝ってくれるかい。」
「しょうがないね・・・少しだけ頑張っちゃうよー!」
女苑と勝負する前に緊張を鎮めないと。掃除しながら落ち着かないと。某神父みたいに素数でも数えるか。2・・・3・・・5・・・7・・・11・・・。全然落ち着けねぇ!
遂にこの約束した時間がきてしまった。あ〜まだ緊張する〜。晩御飯のときも、風呂に入っているときも、素数を数えていたのにどうして・・・・・。
大丈夫だ・・・対女苑兵器を用意したし、メタトロンと何度も遊んだ経験があるじゃないか!!何ならこういう状況は、前世のネット小説で何回も読み返したし、絶対に勝てるよ!
「呼ばれたから来たけど、どうしたの?」
「惚けなくても良い。もう知っているぞ。」
「・・・・・やっぱりバレてたのね。」
何気に二度目の神との戦闘か。神奈子戦は命の危機だったが、今回は財産の危機。前世では疫病神って名前だけやろwwwと考えてたが、こうして対面すると神に人間が叶うわけがないと理解させられる。
「私は疫病神。貴方から富を巻き上げるために、ここに来たわ。」
「私は人間。貴女から富を守るために、ここに呼んだ。」
オタクってこういうの好きでしょ?・・・場面が悪い?そんなこと言うなよ、人生は物語じゃないんだぞ!実際に今を生きているんだぞ!これだから消費文明の人間は・・・。
「勝負をしよう。内容はポーカー、ルール説明はちゃんとする。」
「それだけじゃないでしょ?」
「フフ・・・勿論終わりじゃない。」
食器の上に乗せられて、どう食べようか吟味されている気分です。これが紫苑の妹・・・?神様の風格ありまくりやないか!こんなのが蔓延ってた神代怖〜。
「
今回も使うのは
1.敗者に勝者は仕えること。
2.勝負中は自他の能力使用禁止
3.イカサマがバレたら即敗北。
この三行だけ!ここで勝負に乗らなかったら、私の財産がなくなるかもしれないから乗って欲しいな〜。神様なんだから人間に配慮してください。
「良いわね・・・この勝負乗った!」
「フフ・・・良い夜にしよう・・・。」
ルール説明が終わったので、早速ポーカーを始めるよー。先に二勝した方が勝ちなので、ちゃちゃっと二勝してやろうかねぇ!
「フフ・・・飲み物どうぞ〜。」
「あんた、気がきくのね。」
ククク・・・飲んだな、そのジュースを!貴様の飲み物には私作の無常の果実の果汁を入れているのだよ。まぁ神じゃなくて、私が作ったから制限時間はあるけどね。永続とか可哀想だろ・・・。
「では・・・カードを配ります。」
配る前に私も飲もう。ん〜聖杯で作ったオレンジジュース美味しい!でもこんな味だったか・・・?何か別の味がするような気が・・・・・気のせいか。
私の手札を確認しまして〜。ふむふむブタだな!!
あれ?おかしいな、女苑に無常の果実入りオレンジジュースを飲ませたよな?ここはブタじゃなくて役ができるはずやろがい!
「交換しないわー。」
女苑の様子からして何かしらの役はできているはず。ここは交換しないダメだ。四枚交換しよ。ふむふむ・・・・・またブタだな!!なにこれイカサマか?!
だがハッタリの可能性がある。私はそれに賭ける!カード公開、私はブタ。女苑はスリーカード。女苑の一勝!こいつ絶対イカサマしてるやん!!でも、どんなイカサマしてるのか分からないから、まだ言えない・・・。見破ってやる。
「今から降参したら?全財産で許してあげるわ。」
「フフ・・・まだ始まったばかりさ・・・。」
次は女苑がカードを配る番。イカサマを絶対に見逃さないように、よく見ないと。・・・・・見ても分からない。多分してないのかな?きっとそうに違いない。
だって、イカサマバレると即敗北って書いたんだよ?そんなリスク背負う奴は、ここにいないだろうしね。
ではカードの確認。これって確かストレートフラッシュ!?よっしゃあああああ!!!!!やっと効果が出たみたいだな!ここから直ぐに二勝して、お前の企みを阻止してやるぜ!!
「私は交換しない。」
「私もよ。」
「「では公開!!」
私はストレートフラッシュ、女苑のロイヤルストレートフラッシュ。女苑の二勝!私の負け!
嘘だ・・・そんなことあり得ない。だって無常の果実を入れて・・・はっ!もしかして、女苑に飲ませるものを私が飲んだ?イカサマ失敗して負けたってこと!?一番ダサい負けじゃないか!!
「あはは!!!これで貴方は私に一生仕えるのよ!早速全財産を渡しなさい!」
「・・・・・お前が渡せ!」
嫌だぁー!誰かに仕えるなんてヤダー!私は自室でゴロゴロしたいのに、無理矢理服従させられるのは嫌じゃあああ!!!
「口答えするなんて教育しないとね!・・・って何で財産を!?」
え?何で女苑が出してるの?私が負けたんだよ?一体何が起きているんだ?まさかこれは幻術か!?
「まさか・・・そんな馬鹿な・・・!?」
何か契約書みて青ざめてる。私にも見させて〜。え・・・あ〜なるほどね。私が『敗者は勝者に仕えること』と書いたつもりが、『敗者に勝者は仕えること』ってなってる。
ま、まぁ?全部計算通りよ!あえて誤字っただけだし!無常の果実入りジュースも、このために飲んだんだし!決して間違えたわけじゃないんだからね!
「フフ・・・良い勝負になったぞ。」
「もう狙わないから許して・・・。」
「嫌だね。」
「何でもするから!」
「とっとと自室に帰れ。これは命令だ。」
「覚えてなさーい!!!」
何はともあれ解決。さてと次は裁判長と、どこかに行く用事があるので準備しないと。殺されないように聖杯も持ってかないとね。警戒はしておくだけ得だからね。
所長Lv120になりました。長かった・・・途中から大成功、極大成功が出なかったときは流石に焦りましたが、何はともあれ所長おめでとうございます!
次はメタトロンの番だ。コインは220枚か・・・絆上げないとLv120にできねぇ!エクストラIの周回に行って来ます!
東方ロストワードの主人公は登場させる?
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登場させる
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登場させない