フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
「外の世界の方が暑い・・・」
「フフ・・・なら降りたらどうだい?」
「やだ!」
「やだかぁ・・・。」
現在私とメタトロン(怠惰)は、外の世界の海水浴場に来ています。何でと思ったそこの貴方、私も同感です。どうして幻想郷から出れたんだ・・・?
何故こうなったのか三行で言うと、
怠惰ヌ「裁判長だけ二人になれてズルい!」
私「フフ・・・今度二人で何処か行こうね・・・。」
怠惰ヌ「分かった、今から外の世界に行こう!」
そうはならんだろって?なっとるやろがい!!
幸いなことに、祭りから帰ってすぐじゃなくて、その翌日だったことくらいだけ。外の世界は懸念点が多すぎるねん!だから出たくなかっんだよ!
だって幻想郷があるだけで、外は型月世界の可能性があるんだぞ!?魔術師会ったらどう逃げれば良いの!?抑止力があったらどう対処したら良いの!?カルデアにバレたらどう回避したら良いの!?聖杯戦争に巻き込まれたらどうやって生き残れるの!?
「安心して。いざとなったら必ず守るよ。」
「フフ・・・ありがとう・・・。」
私の推しが頼もしい〜!嬉しいけど、争いは起こしたくない。裁判長が人類の嫌悪に目覚める可能性があるし。マスターとして、何としても阻止しなければならない(戒め)。
「私たち以外に人いないね。」
海水浴場なのに誰もいない。不思議だ・・・やっぱり外の世界は型月世界で、ここには魔術師がいるのでは?お、おい、もう帰ろうぜ。ガタガタガタガタ
「そっちの方が嬉しいでしょ?」
「まぁ・・・はい・・・嬉しいです。」
人がいないのはマジで嬉しい!陰キャな私は他人に見られている感覚が嫌いだから、人がいないのは幸運だ。裁判長の異変を止めた徳があるんで、このくらいはしてもらわないと。
「なら良かった。私に感謝してねー。」
「頼もしい!可愛い!愛してる!」
トロンヌが人のいない海水浴場を選んだってことか。もちろん感謝するとも!推しのためなら何をしても褒めれる、それがオタクという生物よ。
「そんなに褒めても何も出ないよ。ほら二人で泳ぎに行こ。」
「フフ・・・了解でーす・・・。」
魔術師がいるかもしれないから、周りを警戒しつつ遊びまくるぞぉー!・・・・・まぁ前世陰キャだから、明日筋肉痛になってるかもしれないからけどね。皆んなは体は動かそうね!
「人避けの結界貼って良かった。」
メタトロン(怠惰)が月の海で着ていた水着を着ている。ねぇトロンヌ、
「前よりも上手だね。」
「フフ・・・私はやればできる男。」
やればできる・・・異変も解決できるし、メタトロンも召喚できる。ただし前世では呼べなかった。計七十連も回したんだから、一体は出てきやがれよォ!!アショカ王が宝具5になったのに、メタジャンは0!宝具0!こんな世の中、間違ってる。
・・・・・せや。喰らえメタジャン、前世の恨み!
「うわっ!?ちょっと何するのさー!」
「フフ・・・ここは海だから・・・仕方ないね。」
一回はかけたかった、後悔はない。だって前世では友達と海に来たことないから・・・なんなら友達もいなかった。何だこれは?目から汗が。いや海水か?
「やったな〜?水火静尋ー。」
メタジャンはどこからともなくペンを取り出し動かす。メタトロンを召喚するために、何度もフレンドから借りた私には見覚えがある。あれは確か・・・攻撃するときの動きっ・・・!
瞬間、海面に隕石が落ちてきたみたいな津波ができる。メタジャンこれ加減失敗してるよ!人間どころか妖怪でも死んじゃうよこれは!
「・・・加減ミスっちゃった。てへぺろ☆」
「なんでさー!!」
あっぶ・・・なかった・・・聖杯がなければ即死だった。やっぱり人外と人間は完全に共存できないんだな。それでも相手が推しなら耐えてみせる。
「本当にごめんね。」
「フフ・・・命に別状ないから大丈夫。」
—————あれ?何だこの感触?何故か私は横になっている。メタトロンの顔が日の光に照らされ、肌は彫刻、目は宝石にような美しさを出している。私が陰キャじゃなければ惚れていたね。
「どう?私の膝は痛くない?」
膝?まさか頭に広がる柔らかい感触の正体は、メタトロンの膝だったってことか。これで謎が解けた。私は今、メタトロン(怠惰)に膝枕をされている!!
「・・・・・柔らかいです。」
「なら良かった〜。」
メタトロンが聖女の様な微笑みを浮かべる。何だこの子は聖女かな?外殻は聖女だったわ。まるでヒロインみたいな美しさだ。こんな子が彼女・・・妻に欲しかったなぁー!
「ダンテのためなら、いつでもしてあげるからね。」
「フフ・・・めっちゃ嬉しい・・・。」
実は死んで天国にいると言われても納得できるほど幸せだ。もうここで死んでも・・・・・良くない良くない!!まだ怠惰ヌとの旅行は終わってねぇ!!!
海遊びが終わって次は水族館。近くにあったからメタトロンをおんぶしながら来ました。周りの人から見られなかった。理由?私にも分からん。
「メタトロン、もうチケット買ったから降りな。」
「えー、いやだなぁ。」
メタトロン(怠惰)が怠惰している。海遊びするからこうなるんじゃ。私としては推しが可愛いのでOKなんですが、水族館をおんぶは味気ないと思う。で〜す〜の〜で〜
「なら・・・こうするね。」
「ふぇ!?」
私が好きな水族館を推しと巡る・・・そうそう!これだよこれ!巫女に疑われたり、胸を刺されたりしないで、アニメで良くある役得を望んでいたんだよ!
「フフ・・・それでは出発〜。」
メタトロンの顔が赤くなっているが、確実に病気ではないからセーフだ。だってメタトロンはサーヴァントだもん。例外以外はかからないよ。
やっぱり水族館は良いね・・・。私は魚好きだし、室内だし、水族館によっては海鮮丼食べれるし。魚を見たあと食べる魚料理は絶品だからね。それを推しと楽しめる。これは異変解決したご褒美に相応しい。良いよ良いよ、こういうのもっとちょうだい。
「ダンテ、ここで降ろして。」
「フフ・・・足元に気をつけてね。」
怠惰ヌが降りたいみたいなので降ろします。私はこのままでも良かったが、推しがそうしたいならそうするまで。
「今日は付き合ってくれてありがとね。」
こちらこそ推しと出かけれて最高でした!感謝してもしきれないよ!前世でも体験したかったです。
「フフ・・・お礼はいらないよ・・・。」
「そうだね。ダンテはそう言うもんね。」
「だから受け取ってもらうね。」
なんか顔が近くな————なんで!?なんで!?なんでメタトロン(怠惰)にキスされてるの!?実は普段から魔力足りないのか?聖杯あるのに・・・。
「どうかな?私のファーストキス。」
「・・・耳が赤いぞ。恥ずかしいならしなければ良いのに。」
メタトロンの耳が真っ赤になってる。漫画で見た表現だ!現実でも起こるものなんだなぁ・・・・・。
「でも良かったでしょ?」
「まぁ・・・はい。」
彼女いない男にはキスは刺激が強い。そしてそれが推しにされるのはもっと刺激が強いです!まぁキスされていなければ瀕死ですまなかったぜ。
「ここからは手を繋いで行こ。恋人繋ぎでさ。」
「フフ・・・良いよー・・・。」
いつなってもこれ慣れないな。だって私は彼女いない陰キャなんだもん。まぁ彼女いなくても充実しているから悲しくはないんですけどね。
東方ロストワードの主人公は登場させる?
-
登場させる
-
登場させない