フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

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フフ・・・また戦わないとダメですか?

 

 

これが四面楚歌・・・絶望しそう。これを一人で一分以内に何とかしないといけないんですか!?無理ゲーやろ。大人しく令呪使おうかな・・・。

 

「令呪を使ったら、命の保障はできないわよ。」

 

何だよコイツ。巫女なのに命を奪おうとするなよ!でも私じゃ勝てないだろうしな・・・諦めて降伏するか。生きるためならプライドなんて捨ててやるよ!

 

「フフ・・・じゃあ降伏します・・・。」

 

ちゃんと両手を上げます。四対一は卑怯っすよね。くそっ!今ふざけたい気持ちを抑えているうちに早く止めてください。

 

「・・・・・どうするの?」

 

「念の為、拘束しましょう。」

 

おいふざけるなよアリス、パチュリー。私には時間がないんだぞ!とっとと帰らせろよ!早くしないと怒られちゃうから・・・ね?ね?ね?

 

「ダンテ、何かありましたか?」

 

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!

穏便に誤解を解こうとしたのにいいいい!!!!!

おのれ単独権限(天使)EXめええええええ!!!!!

 

「また異変を起こす気かしら?」

 

正面に霊夢と紫、真後ろには魔理沙、左右にアリスとパチュリー、そして右隣には裁判長が・・・。

 

「ダンテ大丈夫ー?」

 

左隣に怠惰ヌ←new!何だこれ地獄かね?私が・・・私が何をしたと言うのだ!私は悪人ではないのに!!

 

「え?あのどういう状況ですか?」

 

霊夢の側に連れてかれた名前も知らない少女でかした!そのまま話を有耶無耶にしろ少女!パン屋来たときにおまけしてやるから頼むぞ少女!

 

「アイツは幻想郷を滅ぼす異変を起こした危険人物よ。」

 

「フフ・・・そんなことしてないよ・・・。」

 

逆だぞ逆!幻想郷滅亡異変を解決したMVPだぞ!私がいないと皆んな大天使に殺害されていたのに、何でそんなに警戒するんだよ!?

 

何か私しました?もしかしてですけど、貴女は今『転生者=元凶』という偏見に基づいて警戒していましたよね?そうだとしたら、博麗の巫女は廃業して転生者差別屋さんにでも転職したら良いんじゃないですか?(早口)

 

「幻想郷?異変?それって何ですか?」

 

何と言うことだ、あの少女が外の世界の住民だったなんて・・・。本当に幻想郷に人って来るんだ(感動)。昔の夢を体現した人がいるだなんて(嬉し泣き)。

 

「君、そんなことも知らないの!?」

 

「幻想郷を知らないと言うことは、外から迷い込んだとか?」

 

幻想郷を知らなくても安心してくれ少女。私は幻想郷に来てほぼ一年だが、今だに弾幕ごっこのやり方どころか、スペルカードの作り方を知らない。何なら幻想郷に来たときに体が他人のものになってないだけマシやろ。

 

「貴方、外来人に何をする気だったのかしら?」

 

紫さんお怒りで草ァ!そんなことしても良いのかな?私の両隣にはメタトロンがいるだぞ。助けてくれるはずだから止めてください死んでしまいます。

 

「"私の"マスターに手を出すつもりなら相手になってあげますよ。」

 

「怠いけど相手になるよ。"私の"マスターでもあるんだからね?」

 

よっっっし!!!生存確定演出来たーーー!!!!

これが絆の力だ見たことか!!絆レベル5以上突破した頑張りは、私を守るという形で報われるのだ。

 

ハイテンションを鎮めましてー・・・早速止めないとな。ここで争ったら私も巻き込まれるし、あともうグラナートに帰りたいので。陰キャは理由なく外に出れない生き物だからね仕方ないね。

 

「私としても争いは嫌だ。話し合いでもしよう。」

 

本当にお願いします。何でもしますから。靴でも何でも舐めますから。私と裁判長と怠惰ヌの命だけでも助けてください。何もしないでので信じてください。ただパン屋を営業しながらグラナートに住んでいるからだけですから。巫女様、魔法使い様、大妖怪様、大天使様、主様どうかお願いします。

 

「どうするの紫?」

 

「・・・博麗神社に来なさい。」

 

ガチで殺されると思いました。やっぱり妖怪は怖いわ。あまりの恐怖に刺された心臓が疼くほどに。完治して傷跡ないけど。何で私がメタトロンを止めているのに、こんな扱いなんですか?

 

「じゃあ私と霊夢は神社に行くから、お茶会は二人でやっててくれ。」

 

「神社に行くから、ちゃんと掴みなさい。」

 

「はい・・・!」

 

霊夢、魔理沙、紫、名前不明の少女は神社に向かった。行きたくないなぁ・・・紫と話し合いなんて怖いなぁ・・・グラナートに帰りたいなぁ・・・帰っちゃダメですか?ダメだよねぇ〜。しゃーないから行くか。

 

 

 


 

 

 


 

 

 


 

 

 

「何でこんなに遅くなったのかしら?」

 

「二人が・・・歩いて行きたいと言ったので・・・。」

 

怒らないで下さいね?オタクって推しに逆らえないじゃないですか。なので仕方なかったってやつです。二人が手を繋いで行きたいと言ったから歩いて来たんだよ、なんか文句あんのかゴルァ!!

 

「早く本題に入ってください。私達には時間がないのです。」

 

時間がないのは裁判長のせいでもあるのでは?ダンテは訝しんだ。けど言わないよ。推しの名誉を傷つけるようなことを言う奴は、オタクの風上にも置けねぇ奴だ!

 

「単刀直入に聞くわ。封結晶はアンタが出したの?答えなさい。」

 

 

 

 

 

「知らん・・・何それ・・・怖・・・。」

 

私はグラナートにずっといたんだぞ?知るわけないやん。メタトロンと何処かに出かけることはあっても、陰キャな私は一人で外に出るなんて滅多にないんだ!信じてくれ頼むよぉ〜。

 

「知らないのか、封結晶!?」

 

そうなのよ霧雨さん、私知らないの!だから疑わないでくだちゃい。前世で犯罪してことないんだからそろそろ君たちに優しくされたいなぁ〜!チラッチラッ

 

「一応、5個あるがいるかい?」

 

別にいらないし上げようとしたとき、隣に座っている二人のメタトロンから念話が届く。

 

(帰ったら説教の時間です。)

 

(グラナートでちょっとお話ししようね。)

 

電話越しなのに怖いナリ・・・確かに約束破って封結晶集めてたのは悪いけど、異変解決しないとこっちにまで被害くるかもしれないでしょ!?

 

どうしてこんな目に遭うの・・・誰か私の不幸だけ代わりに背負ってくれ。そしたら推しと幸せなスローライフを送れるはずだから。

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