フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
「ごめんなさい。また会えたのが嬉しくてつい・・・。」
「フフ・・・大丈夫・・・。」
メリーが謝罪しているが、今はそれどころじゃない。幻覚でしか見てない二人の好感度が高いなんて怖すぎる。何を企んでいるのか?私はそれを調査するため、秘封倶楽部の部員と会話を始めた。
「君たちはどうやってここに?」
「赤い結晶体を使って幻想郷に行きたかったんだけど、結果はこの有り様。」
ふむふむなるほど。何故幻想郷を知っているのか気になるがまだ早い♤こういうのは質問攻めにしてはならない。長期間かけないと不審がられる。そうネットにあった。
「私もここに来た方法は一致している。どうやらこの赤い結晶・・・封結晶が移動手段のようだな。」
「中には小さな穴があるの。その穴は幻想郷に通じるものらしいのだけど・・・・・。」
何故か海があるってことか。私も分からないから、手伝うことはできぬ。すまんな。悪くは思わないでくれ。私は自分の意思で来たわけじゃない。
「この謎を解決しないと帰れなさそうね。」
「それって・・・最っ高に・・・・・。」
「「面白そうだわ!」」
何だコイツら。馬鹿なんちゃう?こんなものよりも自室でゲームした方が楽しいやろ。まぁ一年近くゲームやってないんですけどね!そろそろキツい・・・推しがいたから何とかなったが、残念なことに今はいない。自分の鯖を冠位鯖にしてみたいよぉぉお!
「フフ・・・同感・・・。」
そんな気持ちを出してはならない。良いかい?女性という生き物は怖い生物なんだ。だから狙われないように当たり障りのない発言をしないとダメだぞ!英霊(見た目だけ)との約束だ!
「ダンテに聞きたいのだけど、ここは海がある以外は幻想郷と同じ?」
「まだ全体を見てないが同じ部分はある。」
まだ博麗神社も紅魔館も人里も見てないっすね。一人旅みたいで少しだけ楽しみだったのに・・・何で謎解きに巻き込まれなくちゃいけないんですか?
「ならここは別の幻想郷ってことかな。」
「・・・・・。」
「メリー?どうしたの?」」
マエリベリーが海の向こうを見ている。船とか魚でもいたのか?何もいないやんけ。間際らしいことしないでもらえますかー?
しかしそんなことを口にすることができない。女は敵に回してはいけない。ほんっっっっっとうに恐ろしい存在だからな女子学生って!!!
「
「それってつまり・・・。」
「幻想郷しか残ってない・・・ってことか。」
なんでなんでなんでなんでなんで!!!!????外の世界も!?月の都も!?何が原因で!!??
「とりあえずここの幻想郷の住民を探そう。」
八雲紫さんと魔多羅隠岐奈さんは何をしているんだ。お前達が何もしないとダメじゃないか!それでも妖怪と神霊かよ。いや・・・失敗したのか?あんなチート能力者なのに?
「行く当てはあるの?」
「フフ・・・あるとも。蓮子、マエリベリー、ついてきてくれ。」
博麗神社。そこにいる博麗霊夢に元の世界に戻してもらおう。ここは危険すぎる。餅は餅屋ということわざがあるように、異変の解決は巫女を任せて大人しく帰ろう。
でも、このままだと帰る気はなさそうだな。その時は聖杯で記憶を消すか。なんでか知らないが好感度が高いんだ。騙せるさ、きっと。
だってダンテのクラスはプリテンダー。そして私はダンテ。つまり私はプリテンダー。簡単に騙してやるぜ!だから清姫みたいな嘘発見が得意な人じゃないことを祈りながら博麗神社に向かう。
Wメタトロンと桂姫と純狐とヘカーティアと紫苑と女苑と現人神の私のパワーがあれば絶対に成功する。失敗なんて起こらない。私ってば天才ね!
「ねぇ。良ければ手を繋いでくれない?」
「私も繋ぎたいなだけど良いかしら?」
なんやお前ら。野郎の手なんざ触っても良いことなんて何一つないぞ。でも二人は能力者なんだよね。どんな能力かは知らん。忘れた。
「フフ・・・良いよー・・・。」
「「ありがとう!」」
最近の学生さんは人に触れたいのか?女性の考えはよく分からぬ。メタトロンも手を繋ぐとかハグとかしてほしいって言ったときあるし、女性全員が持っているのか?
嬉しいけど、陰キャにはキツいっす・・・一人で自室にこもってゲームをしていた頃がとても懐かしい。今度一人でゲームしよ。できないなら外の世界にやりに行こう。誰にも邪魔はさせない。