フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
5体満足で起きれた後、霊夢に言われた一言は一般転生者ダンテを絶望の淵に落としかけた。本当に落ちると開門ちゃうから耐えないとね。はー辛えわ。
脱線しかけたので戻しまして。その言葉は「午後3時までにロストワードを見つけないと全員死ぬわよ。」あまりの驚きで数秒フリーズしたのは内緒。
ロストワード異変を早急に解決しないとダメってのは、わかる・・・・・・スゲーよくわかる。異変は全て長続きしない方が良いからな・・・。
だが、ロストワードのせいで幻想郷滅亡するってどういう事なんだああ〜〜〜っ!?
言葉が失われる程度で滅亡するかよーーーーーッ!
ナメやがってあの博麗の巫女ォ、ガキンチョの癖に馬鹿にしやがって超イラつくぜェ〜〜〜ッ!?
言葉が消えると滅びるなら、何回も世界滅亡しちまうじゃあねーか!滅ぼせるなら滅ぼしてみやがれってんだ!チクショーーッ!
どういう事だ!どういう事だよッ!クソッ!言葉が消えると滅ぶって、どういう事だッ!ナメやがってクソッ!クソッ!
・・・・・ふぅ。心の声をギアッチョ構文で叫んだことですしお寿司。どうしましょう。私は何の手掛かりも見つけてない。ならどうするかって?
秘儀『HI☆TO☆MA☆KA☆SE!』
そうすると暇になるな・・・せや!自分の能力の確認でもしようか。昨日のアレを完全に理解して、場合によっては金稼ぎに利用してやる。
「戻らなくても良いのか?」
「何かあったときすぐに行動できないとサーヴァント失格ですからね。」
ケルベロスとかマレブランケとかと同じ存在だと思ってたけど・・・貴女サーヴァントだったのね!?
そんなの僕のデータにないぞ!?追加しておこ。
「ところでダンテ。この服装は似合ってますか?」
「似合っているよ。」
オルタがシエル先生の格好になってる!眼鏡もしてる!縁が黒色だけど。教導官と書かれた腕章もしてる!水色ではなく赤色だけど。だがこれで良い!推しが可愛いからOKです!
「何から試しますか?」
「フフ・・・昨日の夜にする力から・・・。」
蓮子とマエリベリーの話が本当なら、月天と太陽天とやらの力らしい。どうすることでああなるのかチェックしましょ。これのおかげで生き残れるかもしれないからね。
それでは・・・うおおおお!!!暗くなれえええ!!!
暗くなりました。原理が分からないから若干恐怖を感じるが、それも今だけ。さっそく暴いていくぜ!
「オルタ、説明してくれるかい?」
オルタは地獄門の中にいたし、ワンチャン私の能力について詳しいかな〜って考えているんですけどどうですかね?仮にオルタちゃんが知らなくても聖杯に聞くから問題ないで。
「本物の月と太陽の力を使ったからですね。」
へ?
「現人神化したことで、ダンテが能力として使える天国の第一天と第四天に、一部とはいえ月と太陽の力が宿ったため、運用可能になっています。」
「ちなみに月天と太陽天、別名第一天と第四天。これらはそれぞれプトレマイオスの天動説において、月と太陽が位置する天球のことを指します。」
?????????????????????????????????????????????????????????????????????
俺、馬鹿だからよく分かってないんだけどよォ〜。勝手に人間をやめたせいで、星の力を一部だけでも使えるようになっちゃって・・・コト!?
それってもしかしなくてもヤバいことなんじゃない?型月世界からしたら俺ってヤバい存在になっているんじゃないか?
もし、もしだよ?幻想郷の外に型月世界の魔術師がいたとしたら・・・外の世界に出た瞬間、(人生)終わったわ☆になりますよね!?
そんな・・・あァァァんまりだァァアァ!幻想郷から出てって日本で前世みたいに暮らす計画が水の泡だよォォオォ!!これじゃ死ぬまで出れないじゃないかァァアァ!!!
いや・・・・・バレなきゃ犯罪じゃないって言葉もあるし平気か。よっしゃああああああああ!!!!これで計画が水の泡じゃなくなったぜ。
まあどちらにせよまだ出て行く気ないし良いけど。
・・・・・しっかし似合ってんなぁー。場所が教室だからより似合ってる。でもシエル先生の服だと、私がバッドエンド選択肢を選んだ男みたいじゃないですか。だが私には相手がいないから選択すらできぬゾ。
・・・・・せや!折角だからワイも着替えよ!学生服に!
オルタがシエル先生だから私はこれにしよ。夜を解除してから聖杯起動。それでは・・・チェェェンジ!!
「・・・その格好は?」
私が選んだのは遠野志貴の服装です。志貴とシエルが出たから次はアルクだよね?グラナートに帰ったらサイバンチョにコスプレしてもらお。絶対に似合うから着てほしい。一生のお願いと土下座で着させるぞ!
「フフ・・・折角だから学生服を着たが嫌だった?」
「いいえ!とてもお似合いで大好きです!!」
「そ、そうか・・・。」
まだ朝なのに元気だなこの堕天使。可愛いな・・・邪ンヌを作ってジルもこんな気持ちだったのかな。言葉じゃなく、心で理解したぜ!
「ダンテが学生服を着たなら・・・コホン。それではオルタ先生が授業を始めます!」
懐かしいなぁ・・・前世の思い出が蘇る。
牛乳が飲めなくて飲むまで片付け禁止された一年生の私・・・。
勉強したのにテストの点数が上がらなかった中学一年生の私・・・。
入学できたのに友達ができずに孤立した高校一年生の私・・・。
もうやめましょう私。隠の者な私に明るい学校生活を思い浮かべるなんて土台無理な話だったんだ。代わりに残りの数時間でオルタと学生の思い出を満喫しますから・・・。
「ダンテは現人神化によってステータスが上昇しています。」
おお!これで私も筋力D卒業ですか!?悪いなフェイカー!これは一人用なんだ。今日から私もメタトロンと同じ筋力になるんだ!!
「魔力がB++からA++になっています!」
いや・・・凄く嬉しいんですよ?ランク一段階上昇はとても良いんですよ?けど言わせてくれ。筋力は!?俊敏は!?耐久は!?幸運は!?宝具はもうEXだからもう上がらないけど。せめて魔力以外が上がって欲しかったぁ・・・!
あと魔力がB++なのがどれくらいの凄いのか分からない男が、A++になっても分かるわけないでしょ。サーヴァントで例えてくれたら分かるかもしれないのになァー!
「これは前から知っていると思いますが、スキルが権能になっていることも現人神化の恩恵ですね!」
魔術師なら狂喜乱舞するんだろうなぁ・・・。でも魔術素人な私は使っても変わってなくね?と思ってる。違いを探すために能力使うの怖いからね仕方ない。
「質問があります。オルタ先生!」
「はいダンテさんどうぞ!」
オルタめっちゃウキウキしてるな。初めてみたときは無口で儚げだったのに・・・まあどれも可愛いから私的には最&高ですわ!
「現人神になってしまったらしいですけど、寿命ってどうなるんですか?」
これが最重要だ。不老不死になったのなら、不死殺しの研究をしなければならない。人間だから生きたい欲求はあるが、不老不死が辛いものだと知ってるから私は求めない。ソースはインターネット。
「寿命は人間のままですよ。」
おお!最高じゃ〜ん!なら現人神のままでええか。信仰消すのも面倒だし、何もしなくても良いならその方が良いや。前世からの怠け者なんで極力動きたくないし。
「ですが死後は確定で神霊になります。」
「なんで?」
嫌じゃ嫌じゃ!ワシは人の寿命なぞ超えて生きとうない!なろうとか見かける『不老不死になって平和に暮らします』系は私は望んでない!
「どうしてこんな目に・・・。」
「信仰を集め過ぎたからですね。今からでも根こそぎ消せれば戻れますけど、確実に邪魔する人が二人いますからね。」
そんなことするやついる〜?裁判長も怠惰ヌも頼んだら協力してくれそうやん。それに私が純人間に戻って困ることないだろうし、そもそも私の種族くらい私に決めさせろや。
前回の続き。発生したブラックホールモドキを聖杯で対処しようとしましたが、ダンテの不注意で吸い込まれている複数の物に思いっきり当たり、ダンテは吸い込まれていきました。(内心で『はいもう死んだー!第二の生、完!』なんて思いながら)
そんなこんなでダンテが帰ってきたが、二人が見たのはピクリとも動かず(痛みで体が動かせない)全身血まみれになった(一緒に吸い込まれた棚に入ってた血糊を浴びた)ダンテの姿が。
想像もしていない姿を見てフリーズした二人を見たダンテは、命に別状もなくグラナートに帰って来れた安心でその場で爆睡しました。
死にそう(ではない)姿を見て発狂しかけた二人は即座に治した後、ダンテから並行世界に行った記憶を消し去った結果、封結晶がマスターの仇になったW大天使と何も知らないダンテの完成!
※ちなみにダンテは二人のことを口説いていないので、二人から恋愛感情を向けられていない。