フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
「ダンテ。ロストワードが分かったから紫の所に行くわよ。」
ええー?ほんとにござるかぁ?失われた言葉を手掛かり0で見つけられるわけナイナイwww
でもまぁ、可哀想だから付き合ってあげますよ。私は優しいですからね!感謝しろよ博麗の巫女よ。
「フフ・・・分かったよ。」
「・・・その姿は何よ。」
何って・・・ただの学生服と教師服だが?おかしくないだろお前たちも学生服着ているんだから。年齢も紫と隠岐奈がいるなら問題ない。
「こうして対面するのは初めてね。私は霊夢。よろしくね。」
「・・・・・。」
オルタは沈黙している。知 っ て ま し た。
これでも会話はできるんです。さっきまで質問に答えてくれたし、二人で話しながら聖杯カレーライスも食べてたし。
何で黙るんやろなぁ〜?念話で聞いてみるか。答えてくれなかったら大人しく諦めます(諦めるとは言ってない)。
(オルタ。どうして君は私以外と話さないんだい?)
なんか赤ずきんみたいな聞き方してる。ダンテが幼女と同じなわけない・・・はず?私は未所持だから知らないが、幼女みたいな可能性もある。そうだとしたら私は幼女力を鍛えなければならない・・・?
(声とは、生きていく中で確実に誰かに聞かれるものです。そこに種族は関係ありません。)
(ですが私は幸運なことに、生まれてから声は一度も聞かれていません。)
何言ってだ俺は聞いとるぞ。地獄にいすぎて疲れたのか?だとしたら本っっっ当にごめんなさいッ!これからはずっと外にいても大丈夫だからね!
(俺は聞いているが?)
(はぁ〜〜〜。マスターは乙女心が分からない人間なんですか?)
突然罵倒されたんですけど何なんですか!?しかもため息もして・・・一応マスターなんですけどー!?
あと乙女心知らなくてごめんなさいねぇ!前世で彼女できてないんで文句は今の私に言わないでくれ。
悪いのは全て前世の私だ。だからこれ以上、今の私への罵倒は許さないぞ。
(マスターにも伝わるように言いますと・・・
(オルタは物ではなくサーヴァントだ。あと軽率に人生に委ねない。)
今絶対に良いこと言えた!これは好感度上昇確定ですね。惚れても別に良いですけどー?まぁ期待なんてしてないっすけど!?でも万が一があるかもしれないから仕方ないね!
(ダンテって絶対アホと言われてますよね。)
(フフ・・・意見かい?)
(確信です。)
酷ない?一応マスターなんですけどー!?(二回目)
星5プリテンダーでイケメンなのにそんなこと言われるなんて酷過ぎますよね!?そんなことない?
今この場で地獄出すけど良いんか!?
「ベアトリーチェ。ちょうど今、呼びに行こうと思っていたの。」
「チャイムがなってしまう前に、紫の部屋へ向かわないとね。」
「もしかしてロストワードが分かったんですか?」
あ、ベアトリーチェがいる。会ってすぐに霊夢と話し出した。気まずいな・・・。前世でよくある『自分だけ会話に参加できない状況』を再び味わうことになるだなんて。
自分という存在が空気になる感覚・・・懐かしいからなのか涙が出てきそうだよ。
仲が良くて良いなぁ・・・。私も霊夢とあんな感じに話せたらなぁ。何故か知らないけど警戒されっぱなしだからね・・・そんな私には最強の大天使達と自慢の後輩がいます。
(ダンテはあんな感じの子がタイプなんですか?)
突然何を言い出したんだこの堕天使!?吹き出しそうになったじゃないか!
(いやそんなわけないが。)
昨日、幻想入りしてきたやつが俺のタイプど真ん中なわけないやん。そんな都合の良いことは起きませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから。オルタは変なことを聞くな〜。
(なら良かったです。ダンテでもそれくらいは分かってたんですね。)
また馬鹿にしてない?私が何としたというのだ!もしかして何をしてないのが悪いとか言う気じゃないだろうな。言われたら呼延灼みたいにキラキラして消えるからやめてね!
(にしても羨ましいですね。)
(誰が?博麗の巫女がかい?)
(巫女じゃないです。ベアトリーチェがです。)
ベアトリーチェがなの?後輩に対してこんなことを言うのもアレだが、メタトロンと比べて顔は普通だし、力も圧倒的に弱い。そんななのにか?
(だって彼女は
そりゃベアトリーチェって名付けたんだからベアトリーチェや。当たり前のことを聞いてくるな。てか名前がベアトリーチェなのが羨ましいの?なんで?
(私は貴方の能力の一部。煉獄も天国の力も、使おうと思えば使えるのです。)
(それを踏まえた上で言います。意味が分からなくたって、覚えていてくださいね。)
(私、メタトロン・ジャンヌ・オルタは、
言われてみればその通りだな。そもそもオルタは、神曲のサタンにメタトロンを魔術記号として使用してできた存在。ある意味、私と同じ
今のクラスはルーラーだが、新たに役を羽織るなんても、いとも容易く出来ることだろう。
クラスを変えたオベロンやカリオストロがいるし、その要領で霊基の変更をすれば、ベアトリーチェになれるはず。プリテンダーって本当に凄いなマジ。
ちなみに私はクラス変えれません。だってそのやり方知らないもん。今度練習するか。裁判長と怠惰ヌの機嫌を直してからね。
「あの、おはようございます!」
ベアトリーチェが話しかけたら消えた。地獄に戻ったって私は分かるけど、ベアトリーチェは初見なんだからビビっちゃうでしょうが。
「き、消えちゃった・・・・・・!?」
「おはよう。それと心配しなくても大丈夫。また会える。」
本来なら月だけの命だったのは秘密ね。それ言うと後輩にドン引かられるし、ダンテはそんな悪役になれないのに勘違いされちゃうじゃない!
「霊夢がロストワードを発見したみたいですね。」
「ああ、やっと帰れる。良ければ帰ったら、幻想郷について教えてあげようか?」
「良いんですか?」
「何も知らない地にいるのは・・・苦しいからね。」
幻想入りしてすぐ森は死を覚悟したもんね。最初に会ったのがルーミアじゃなくてチルノで良かった!ルーミアだったら犠牲者になる所だし。そんな感じで幻想郷は危険が多すぎる!
生存率を上げる為にも、先輩らしいところ見せてやるよ!早苗も先輩だけどアレはダメだ。外にいた時にも神がいたから参考にならん。
「そいつのことは信じちゃダメよ。最悪の場合、殺されるわよ。」
「フフ・・・意見かい?」
「事実よ。」
この博麗の巫女、人間に当たり強ない?私なんかよりも、人外どもを警戒しろ!現人神でも・・・分類は人間なんだぞ!