フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
「ここが・・・紅魔館か・・・。」
何気に初めての紅魔館。内装は動画で見たのとそっくり。東方好きが幻想入りしたら、行きたい場所TOP10に含まれるここにこれで良かった!
さて諸君は館について知っているか?誰もが聞いたことがあり、知っているが、実際に住む者、訪れる者が少ない場所。そんな場に一般人メンタルの人が来たら・・・めっちゃテンションが上がっても仕方がないだろう。
「メタトロン。良いか?」
「まったくダンテ、貴方という人は・・・・・。」
流石にダメだったかな?絆レベルを信じすぎたみたいだ。次からは最初の頃を思い出しながら接しないとな。小さな失敗が、大きな過ちにならないように。
「行きますよダンテ。レッツ探検です。」
そういやサーヴァントってマスターと比較的性質が似る側面が召喚されるんだったな。本当に最高な法則だな!!ハッハァ!行くぜ相棒ゥ!新大陸を目指して出発だァー!
何の成果も、得られませんでしたァ!初めての館だし地図もないから適当に歩いているせいで、何一つも発見できませんでしたァ!
それなのに裁判長は文句の一つも言わずに着いてきてくれる。本当に感謝するぜ相棒!!
「次は地下に行くぞメタトロン!」
「フフ・・・あまりはしゃぎすぎないでくださいね。」
さて今日私が探す場所は地下室。ここには何かお宝があるのが鉄則だからね・・・がっぽり稼いでやるぜ!
『聖杯があるなら宝がなくても良くね?』という疑問を浮かべた人。凡人です。普通の人間なら分かるだろう?これは
金目の物を根こそぎ奪い取ってやるぜ!勿論ギリギリ犯罪者にならない範囲で。推しに怒られたくないからなァ!探している時点で説教確定なんて言わないでクレメンス・・・・・。
お、丁度いいくらいの扉があるじゃないか。こんな前世でもたまに見る扉なら俺でも開けれるぜ。俺は楽に稼ぎたいんだよ。宝を集めて転売すりゃあ懐に入る金も多くなるからな。
例え中に妖精がいても、俺とサーヴァントの力で全滅状態にしてやれるが、とりあえず俺はそこそこの宝を集めて帰宅するぜ。
せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!!(開扉)なんだこの子供部屋はぁ!?
てか待てよ?紅魔館、地下、子供部屋・・・まさかここってフランの部屋じゃね?もしかして:この後即死。そんな・・・私はマスターだぞ!?
だがプランはまだある。ここにフランがいない可能性だってある。その場合は急いでその場から逃亡すれば大丈夫だ。問題ない。そして現に・・・この部屋に人影はいない。やった!私はやったんだああ!!!
「貴方達、誰?」
うわあああああああああああ!!!!!吸血鬼だ!この館には吸血鬼が住んでいるんだ!(周知の事実)
こんな人外が住む場所に残るだなんて冗談じゃないわ!私はもう帰らせていただきます!今更帰らないでと言われても、もう遅ーい!さようならフランドール!!バイバーイ!!!
「行くぞメタトロン。」
「了解です。」
全力疾走しなければ、私達が死んじゃう!何なのよー!部屋にいないと喜んだのに、上にいるとか想像つかんやろがい!とにかく遠くに逃げないと!
ふぅ・・・ここまで逃げれば安全だな。よし。
「逃げますよダンテ!」
突然のお姫様抱っこ・・・私でも反応できないね。そんな訳で抵抗するよりも先に抱っこされました。そして嫌な可能性を思い浮かべてしまった。それを否定したくて後ろを見ると・・・。
「待ってよー!一緒に遊ぼー!」
フランドール・スカーレット接近中!これは確かに私が運ばれた方が良いわ。奴は(推定)メタトロン殺害可能な饕餮をぶっ殺せる存在。危なすぎるッピ!
彼女の能力は簡潔に言うなら、対象の弱い部分を手の平にテレポートして握ると、対象は粉砕!玉砕!大喝采!!するというもの。何かどことなく直死の魔眼に似ている気がしますね〜。
「鬼ごっこ楽しいねー!」
現在フランは私たちと鬼ごっこをしていると思っているみたい。俺たちがお前から逃げていることだけは当たっているな。
あ、見て!巻き込まれた妖精がやられているよ!しかも物が大量に破壊されてるよ!ご愁傷様です・・・。
誰ともあまり遊んでくれないのは可哀想だが、俺はお前と遊ぶ気なぞない。申し訳ないが、ワンチャン大天使破壊可能な吸血鬼はNG。
「こうなったら・・・きゅっとしてドカーン!」
うわああああ!!これ絶対俺死んだ奴じゃん!!!最悪だああああああああ!!!!!・・・・・ってあれ?まだ生きてる?じゃ、じゃあメタトロンが死ん・・・でないじゃんね。
「あれ?何で目を潰そうとしたのに来なかったの!?」
「そのくらいなら防げますとも。大天使ですので、当然のことです。」
そうか!?真名七十二(A)を使って、弱い部分・・・フラン曰く、目とやらが手の平に移動されることがないから、破壊されないんだ!!やっぱり大天使は最強なんだ!!
「なら・・・貴女に触ったら目が来るのかなー?」
(流石の私でも触れられていたら破壊されてしまいます。どうしますか?)
うーーーーーん。悩ましいな。紅魔館の連中を怒らせないようにしつつ、私たちの身の安全を確保する方法を選ばないとダメだもんな。
何だよこのクソゲー!?やめたいんですけど良いですか!?まぁ本当にやめたら二人一緒にご臨終なんで諦めないけど。
聖杯に聞きたいんだけど、どうやったら最低限の行動で生き残れる?・・・・・ふむふむなるほど。OKありがとう。よし決めたぞ。私のやることは
これが聖杯の最適解。だから・・・逃げるんだよー!
メタトロン、全速力で図書館へ向かえー!!!