フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
紅夢の魔女の物語を聞きました。無視すると言ったな?事実ではあるんだが、人体って万能じゃないねん。聞きたくないのに、全部聞こえることがあるくらいにはな。
紅夢の魔女・・・十中八九、私が会った紅魔理沙のことやな。紅魔理沙がしたことと、同じことをすれば、ここから出られるんだね?分かるとも(高IQ)。
つまり、炎を頭上に出して何も燃やさずに通れば良いんだな!?いやーやっぱり、私の優れた知能が、こうも皆んなの役に立つなんて気分が良いね!!
「その太陽のアンクがあれば通れるわけね。」
は!?ありえない、ありえない、ありえない!!!炎は使わねえのかよ、灼熱とか出てきたなら使えやボケナス!!
「アンク・・・もしかしてこれのこと?」
先に出しておこ。探してる最中に見つかったら怪しまれそうだし。私は学習する人間だからね。現人神は分類上は人間だし、死んだ後は神霊になる気はないのでセーフです。
「珍しく役に立ったわね。」
「フフ・・・もう並行世界に来たくないからね。」
事故か何かで帰れなくなるのは、もう体験したくないからね。今回は幻想郷で、聖杯持ち、ダンテの体という、最高な状態だったから発狂してないけど、もしかしたら次は発狂するかもしれんからね。
「皆んな見て、妖精がコッチにくるよ。じゃあ私は寝るから。」
「本当に来てるね。じゃあ私はメタトロンを抱っこしてるから。」
「少しは手伝いなさいよ、アンタら!!!」
戦闘なんて怠いものに、一般転生者を巻き込もうとするな。殺意と恐怖で地獄が出るぞ。だからお願いします。やめてください。
転生者傍観中・・・
「お疲れ様。早めに終わって良かった。」
「手伝ってくれたら、もっと早かったわよ。」
感謝してやったのに文句を返すとは恥を知れ。戦力で言ったら、私はともかく、メタトロンの方が圧倒的なことを忘れるなよ?
「これで安心して進めますね。」
喧嘩しないで先に行きましょうよ!紅魔理沙と戦闘になるだろうから、少しでも体力を温存しなさい。やめなってー!仲間割れは幻想郷では恥ずかしいことなんだよー!
「メタトロンは起こす?」
フランが怠惰ヌを起こすのか質問している。もちろん答えは一つだ。寝かせる。推しの幸せのために寝かせる。邪魔するなら(聖杯が)お前達を攻撃する。
「このままで良いよ。」
あ^〜推しの寝顔が見れるなんて役得〜!前世で犯罪しなくて良かったと、心の底から思えるぜ。今世は推しの役に立つように行動するので、来世でFGO始めた時は来てください。
「扱いが赤子と同じね。本当にあの裁判長から、切り離された存在なのか疑わしいわね。」
「仮にも天使に不敬じゃないかい?あ、抱っこ紐つけてるから、いつでも手伝えるよ。」
「私が不敬ならアンタも同罪よ。」
ああ言えばこう言うなんて、楽園の巫女の姿か?これが。一応私も外来人なんだから優しくしてよ。やっぱり性別か!?男だから優しくしないのか!?ふざけんなよ貴様ッ!!!
「道を開く方法・・・お話ではどうなんでしたっけ?」
「『自らの炎で本が、焼かれるのを良しとせず、太陽のアンクを掲げ、道を開きます。』だったよ♪」
「まさか・・・まずは本を焼いて、それからこれを掲げろってことかしら・・・?」
よっしゃ!!!俺のほぼ考え的中やん!!!さすがは私。よし、早速焼いていこうか。常識?幻想郷では囚われてはいけない定期。
「フフ・・・新鮮な地獄の炎、準備完了です。」
一般人なのに放火することになるとはね・・・だが安心したまえ。覚悟はできてる。紅魔館・・・いや紅魔塔の図書館で焚書をするぞー!!
「本は焼いちゃダメー!」
パチュリーが焦った様子でこっちに来た。どうも初めまして、私の名はダンテ・アリギエーリと申します。ロスワ異変が解決するまでの間、よろしくな!
この抱っこ紐につけられたまま寝ているのが、ルーラーのサーヴァントのメタトロン・ジャンヌ(怠惰)。
起こそうとしたら、手が出るからするなよな。
「霊夢と・・・誰?」
「私はベアトリーチェです!」
「寝ているのがメタトロン・ジャンヌで、そして私はマスターのダンテ・アリギエーリだ。」
自己紹介をしていたがあれは嘘だ。陰キャはね、誰かの後から自己紹介するし、長々と喋らないし、心の中では元気じゃなきゃいけないの。
うわっ!!何か近づいてきたぞ!?困りますお客様!大半の陰キャが惚れる距離まで、近づかないでくださいませお客様ー!私だから無事なものの、次から配慮してよ?
『無事な理由』ですか?パチュリーの良さは分かるが、それ以上に好きな推しがいるからです。可愛いのは知っているが、パチュリーに恋してる暇なんか存在しない!!
・・・・・何か霊夢達と話してるな。懐かしいな、この会話にハブられている感覚。前世で何度も受けたやつと同じだぁ(白目)。これの何が酷いって、苦しみの他にも安堵があるんだよね。
苦しかったが・・・かけがえのない学校生活だったな。まあ高校の卒業だけは出来なかったんですけどね。アハハハハ・・・・・やめよう。これ以上は自分の首を絞めることになる。
「貴女達、本を燃やそうとしてたわね。」
「ヤバいわよベアトリーチェ!!」
「くっ!」
「大変だね君たち。」
燃や"そう"としただけなんだから許してよ。これを許さないなんて器小さいぞ魔女。まあ言い出しっぺは、博麗霊夢さんだけだから、戦闘に参加させるなよ。
「
「なななな、なっ、何ですってーーーー!!??」