フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
「ベアトリーチェはメタトロンの面倒よろしく。」
やめてええ!!私の仕事を取らないでえええ!!!働きたくないいい!!うわあああああん!!!!!
一般人メンタル持ちに弾幕ごっこをさせようとしないでくださぁぁぁあああい!!!!
「ダンテも一緒に遊ぼ♪」
パチュリーと戦う相手が増えてフランは嬉しそう。マジでムカつくわクソッタレめ!!レミリアがいないんだし、後でお前さんに日光を全身に浴びさせてやる!!覚えておけ!!!
「そんな・・・私は・・・作家だぞ!?」
「燃やそうとした以上、関係ないわよ。」
私が燃やそうとした証拠でも、あるんですかー!?何時何分何秒、地球が何回が回った時ー!?答えられないなら、魔女だろうが文句を言うな!!!
「フフ・・・危ないじゃないか・・・。」
あっぶな!あっぶな!数mmズレてたら当たってたんですけど!?常識を思い出せ!殺害はダメ!死刑!後でメタトロン(裁判長)に言いつけてやる!!帰る時が楽しみだなぁ・・・。
「それにしては静かね。」
心の声を表に出せると思うじゃねえぞ!陰キャはコミュ症なのに、隠し事だらけなせいで、余計に改善しようと思えない奴らなんだぞ。つまり何が言いたいかと言うと・・・・・思ってることは口にしたくないです。命に関わることでも。
仮に死んでも大天使の力、もしくは聖杯で蘇れば良いし、ダンテのスキル的に、あの世から歩いて現世に帰ってこれそうやから問題ないさ。全部失敗したのなら来世に期待や。
「実は戦った経験があったりして!」
んなことはない!前世でもない!勝負はゲームの中しかやってないと言っても、過言じゃない生活を送ってきたんだぞ。それなのにこの吸血鬼は・・・紅夢異変から1000年ここにいたとはいえ、誰もが戦闘狂だと思うじゃねえ!
だが落ち着け!プランはまだある。私にはトロンヌ印の羽ペンがある。これで何とかすれば1000%生き残れる。必ずお前に勝ってやるぞ魔女め!
「話す余裕があるみたいね・・・。」
あっちょっと待って弾幕の量が増えてる。このままだと死んじゃう!誰か助けてー!そんな考えとは裏腹に、怠惰ヌはすやすや寝ている。可愛いな本当!
こうなったら、大天使の羽ペンを使うしかない!隠しておきたかったが、怪我しない方が最優先。我が身の健康を守らないと、推しを見れんからね。
・・・・・なんて考えてたけど、普通に自分の能力を使えば良いか。よっしゃ地獄門を開けるやでー!
「
怒らないでくださいね。戦闘慣れしてない一般人が、怪我しないために宝具を使うことは当然ですよね。それに火を出さないように加減したから許してくだちぃ。
マレブランケ!ケルベロス!ケンタウロス!パチュリーにジェットストリームアタックを仕掛けるぞ!
・・・・・いとも容易く負けたな。
「本気出しなさいよダンテ!」
「作家に戦闘を求めるな!!!」
こちら側は妖怪退治の専門家、能力チートの代表格の吸血鬼。相手側は七曜の魔女。私がお前達に合わせられると思ってるんじゃあねえ!!
「現人神になった外の世界の人物・・・・・・
これはとても興味ぶか————むきゅー!?」
さっき出した魔獣達はやられたが、パチュリーの背後に現れた地獄門から出てきた、魔獣の群勢に抵抗する間もなく飲み込まれていった。
知らん・・・何これ・・・怖。私は確かに命令したよ?パチュリーを倒せって。でも勝手に地獄門の位置を変えても良いとは言っとらんぞ。
「すごーい!ねえダンテ、この子たちと遊びたいから少し借りて良いー?」
『『『———————!?』』』
フランのその一言が耳に入るや否や、数十体も出てきた魔獣達は、一斉に地獄門の中に戻っていった。その移動によってパチュリーを踏んだ個体もいたが注意する気にはならなかった。
それもそのはず、言葉を発した時のフランの顔が、笑顔だけど獲物を見る目をしてたからだ。
この世界に来る前に、お前に追いかけられたから、十分に怖さを知ってる。だからこそ魔獣達の気持ちがよく分かる。命令したら襲うだろうけど、意味もなく殺されたくないもんな。
「フフ・・・悪いけど嫌みたいだ。お菓子をあげるから許しておくれ。」
「ありがとうダンテ。」
今の場面、私が不審者に見られないか?見た目幼女にお菓子をあげただけなのに!なお年齢。(少なくてもこの世界のフランは1000歳超えている)
「やればできるじゃない。その調子でルールを守ってね。」
ルール?何の?教えられてないから守るもんも守れないよ!?まあ知りたくないから良いけど。だって聞いたら、次からは反論できなくなるじゃん。
裁判長がいるんだから、こういうところで頭を使わないと、私のこと守ってくれなさそうだし。令呪を持ったマスターの姿か・・・これが・・・?