フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
「おかえりなさいダンテ。晩御飯はできてますよ。」
待て待て待て待て待て!!!!何でここに裁判長がいるんだよ!並行世界を超えるなんて不可能なことじゃなかったのか!?教えはどうしたんだよ!!
「・・・何でここに。」
ほらー!あのメタトロン(怠惰)も困惑しているじゃん。しかも結構真面目な雰囲気まで出しちゃってるし。くぉれは説明が必要です!早くしてくれ。私は今、冷静さを欠こうとしてます。
「私が何の対策もしないと考えてましたか?」
さっすがメタトロン(裁判長)!私には出来ないことを平然とやってのける!そこが好き好き大好き〜!
「ふ〜ん。裁判長は用意周到だね。」
「怠惰な私が企んでいることなんて、私にはお見通しでしたので。」
今日のご飯は何かな。推しが作ったから、大抵のものでも食べられる自信があるわ。食べれないもの?昆虫食、アニメで見る紫色の料理の二つかな。
「ダンテ、まだ靴を脱がないでください。」
怠惰ヌは靴脱いで上がったのに、私だけダメなのはどうして〜?持ち物検査か消毒だとしても、大天使パワーで扉を潜ったら終わるようにしてくれよ。
「それでは・・・ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも私にしますか?」
・・・何だこれは現実かね?目の前に理想がある。前前世で何をしたらこんなことになったんだ。ちゃんと働いてくれてんじゃん幸運Aさんよ〜。
「フフ・・・ご飯で。」
しかし驕ることなかれ。ここでメタトロンを選んだら殺される・・・とまではいかなくても、説教されるに決まってる。それはごめんだ。だから選ばないようにする必要があったんですね。
あと尊死しないようにする必要があります。ガッツが無駄になるからね。次から気をつけます。(無音でガッツ発動した人)
「今のは素ですか?それともわざとですか?」
その質問に何の意図が?まあ答えるけど。推しの頼みなら多少のことはできる。私には万能の願望器が予備を含めて10個あるからね!
「嫌だと思いご飯にしたから・・・わざとかな?」
「そうですか。ダンテはクソボケだと再確認できました。」
「何故そうなる!?」
彼女ならまだしも、裁判長と私は主従関係でしかないじゃない。もしかして関係を進展させたかったんですか!?ま、あり得ないけどね!アッハッハ!
・・・・・・そう思ってくれたら嬉しかったけど、前世でも来世でも、現実は非情なものよな。俺は他の転生者のようにはなれない!!
「今は許してあげますが、今度は有罪にしますから。分かりましたか?」
「・・・・・・はい・・・。」
権力を私欲で使うな職権濫用だぞ!奏章IVの時もそうだったけど、やめてください本当に。貴女チートなんで止められないんですわー!
「今のはナイスだけど、男としてはダメだよ。」
トロンヌの優しい?辛辣?な言葉が、私をことを慰めたような、抉ったような気がした。やはり大天使は人の心が分からない。
飯をうめっ・・・うめっ・・・って思いながら食べたので、後は風呂に入るだけ。一見普通に見えるけど実は高難易度なんです。理由?これを見れば分かる。
「早く脱いでください。風呂に入りますよ。」
「私も入るー。お願い脱がしてー。」
「自分でやりなさい怠惰な私。」
私と一緒に風呂に入ろうとするからです。凄く役得だけど、毎回理性と戦わされる私の身にもなってほしい。そのせいで天国なのに地獄なんです!
こうなったのは三ヶ月前・・・いや1日前だったか。まあどっちでもいっか。魔力供給をしたいと言われたので、手首を切ろうとしてからこんな感じ。もしかして私のせいなのでは?
この罪悪感のせいで私は拒否できない。一回だけ勇気を出して断ろうとしたが、ナイフをこちらに向けられたからできなかった。あの瞳には、刺すと決めたなら刺す凄みがあった。
しかも幻聴で『カーナーシーミノー ムコーオーヘトー…』って聞こえたからね。あの時は死ぬかもしれないってガチで思ったな。そっから生存できた私を褒めてほしい。
ここまでの説明で疑問が浮かぶだろう。それは大天使二人と風呂に入って、ダンテのダンテは無事なのか?その答えは無事。何の問題もないですよ。
混浴が確定した瞬間、天才な私はすぐに問題を起こさないように、聖杯を速攻で使用しました。
これによりダンテのダンテが
聖杯を
ところで諸君、何で武器の準備をしているんです?何で処刑法で盛り上がってるんです?あっ(察し)。
悪いがもう時間だ。それじゃあバイバイ!