フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

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フフ・・・何でここで戦闘を?

 

 

「お、やっと来たな!」

 

集合場所に行くともう全員いた。どうやら私が最後だったみたい。途中で裁判長とオルタと話したのはロスではないし・・・何が原因で遅くなったってしまったのか、私には見当もつかない。

 

「フフ・・・遅くなってごめん。」

 

「3分も経ってないから気にすんな!」

 

少し話しただけで分かるそのコミュ力良いなぁ!その力が欲しかったなぁ!手に入らなくても、君みたいな人と友達になりたかったなぁ!

 

「それじゃあ楽しむぞー!」

 

「「おー!」」

 

・・・・・元気だなぁ。私には眩しすぎる。これに似たのを前世で見たのは、小学生が最後だった。最初はあったんですコミュ力!でも中学生になってたらいきなりいなくなったんです!

 

「ダンテ達も言おうよ。」

 

「・・・分かった。2人は言いたくないなら、無理しなくて大丈夫だからね。」

 

行事ごとでサボってるのがクラスの女子にバレて注意されてる気分だ。やはり転生しても陰キャの業からは逃れなれぬ運命なのか。

 

「あらためて・・・それじゃあ楽しむぞー!」

 

「「「おー!」」」

 

Wメタトロンは真顔でこっちを見てる。笑顔も良いけど真顔も良いよね。推しの真顔でしかとれない栄養素が摂取できて、推しの顔を見て眼福を味わう。両方やらなくちゃならないのが、オタクの辛いところだな。

 

「今回は海女服じゃないんですね。」

 

「そっちが良かったか?」

 

「おい馬鹿やめろ。」

 

あ、話すの忘れてたがオルタの水着は邪ンヌのと同じ。そして裁判長は姉なる者の呪いの装備(ジャンヌ・ダルクの水着)です。今回は月の頃みたいに、暴走させないよう頑張ります!

 

 

 


 

 

 

いやーここは素晴らしいね!ウォータースライダーに、波があるプール、サウナもある。しかもグルメも堪能できる。魔理沙についてきて良かった。

 

「初めて食べたけど、たい焼き美味しいね。」

 

「ダンテ、私にも一口。」

 

(私も食べたいです!)

 

「裁判長からね。はい、あーん。」

 

何で自分のがあるのに私のを食べようとするんだ?男の食いかけなんてばっちいのに・・・まあ本人が食べたがってるので黙ってあげます。

 

「うわ・・・まだ争ってるよアイツら。」

 

私が裁判長とオルタとだけ行動してるのは、魔理沙とベアトリーチェが戦闘に参加してるから。

 

理由は不明だが依神姉妹と弾幕ごっこをしだしたんだよね。少し目を離したらこうなるなんて予想できるか!説得も面倒なんで、Wメタトロンと一緒に逃げました。

 

ベアトリーチェは・・・何かノリノリだったから置いてきた。私の知らないうちに戦闘民族化が進んでいるとは・・・これは迅速な救護が必要です!

 

「よそ見しないで、私達に集中してください。」

 

まるで彼女みたいなこと言うじゃん。思わせぶりな態度すると騙されるから、出来ればやめてほしい(建前)。役得だからもっとやって(本心)。

 

(・・・・・。)

 

ん?どうしたオルタ?って痛い痛い痛い!!何で抓るんだよ?!やめてくれ!!私が何をしたというのだ!?無言はやめなさ痛たたたたたた!!!!!

 

「ところでオルタな私、喋らないのは構いません。しかしダンテ以外にも意思疎通を取れるようにしなさい。」

 

やっと抓るのやめてくれた・・・・・誠にごめんなさい。次はしません!えっ『何が悪いのか言ってみろ』ですって?それは・・・・・ごめんちゃい☆

 

『これで良いですか?』

 

ゲームで見たことある吹き出し!ゲームで見たことある吹き出しじゃないか!まさか久しぶりに見れるとは思わなかったよ、画面上ではなく現実で。

 

「良いですよ。」

 

良いんだこれ。直接話せとか、念話しろとか言うものかと思ってました・・・ごめんね裁判長。責任持って後で切腹します。そしてガッツ発動させて『田中君なら眉ひとつ動かさん』ごっこしよ。

 

・・・・・・・・・・もちろん嘘だからね?やるわけないじゃん。だから嬉々として、介錯しようとするのはやめなされ。生きたまま火葬しようとするのもやめなされ!いや土葬なら良いわけじゃなくてね!?

 

『この後は何をするか決めてますか?』

 

「何も決めてないね。」

 

戦いに巻き込まれたくないから、離れる口実を作っただけやし。だって食べ終わる頃には戦闘終了しとると思ったんじゃ!無計画とか言うでない!

 

「ならサウナに行きましょう。」

 

『ならウォータースライダーをやりましょう。』

 

裁判長とオルタが同時に提案した。メタトロン同士の仲が良くて、俺・・・涙が出そうだよ・・・・・。(歓喜)

 

「『・・・・・は?』」

 

裁判長とオルタが同じ言葉を出した。メタトロン同士喧嘩が始まりそうだな。さっきまで平和だったのにこうなるなんて・・・俺・・・涙が出そうだよ・・・・・。(悲哀)

 

———我が英霊感覚(ダンテセンス)がここから席を外せと言っている。てなわけで静かに逃げまーす。喧嘩が終わったら帰るから、互いに重傷を負わせないようにね。

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ・・・バレずに離れられたけど、終わるまで何をしよう。散歩でもして何をするか考えようか。

 

「奴はいたか?」

 

「はい、確認しました。」

 

お?何か面白そうですね?盗み聞きしーちゃお。私がここに来たのが運の尽きだ。来世では幸運A以上になれると良いなお前達。

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

「え?」

 

あっやべ心の声漏れた。バレてないと良いな(願望)。まあ絶対バレるんですけどね!大丈夫、もう慣れてるから。

 

「・・・・・っ!この声は・・・!?」

 

「間違えない、ダンテ・アリギエーリだ!」

 

魔理沙とベアトリーチェ、戦闘に参加中。

裁判長とオルタ、おそらく喧嘩中。

私、私を狙う殺し屋と接敵中。

 

あのさぁ・・・何で三箇所でバトルが始まってるんですか?ここは幻想郷でも、これだけは言わせて。室内プールは戦闘場所じゃありません!!

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