フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・   作:空の鏡

167 / 198
フフ・・・恨みを買った覚えは無いはずなのに

 

 

幻想入りして一年が経ちました。現在私は命を狙われています。目の前の黒ずくめの男二人に。どうせなら可愛い女の子が良いです。チェンジで。

 

「本当なら安らかに殺す予定だったが、バレたなら仕方ない。苦痛を味わせてから殺してやる。」

 

安らかに殺す予定だった←案外優しいんだなお前。

バレたから苦痛を味わせる←?????????

 

他の奴らに気づかれないためにも、早く殺せば良いのに。あっいや、死にたいわけじゃないっすよ!?私としては寿命まで生きたいですし。

 

まさかとは思うが、メタトロンと一緒の奴に慈悲はない。とっとと逝け!と考えてる人はいないよね?仮にいたとしても聖杯とガッツを持っている以上、私は死にましぇーんww

 

・・・・・だからって私に武器を向けないで?一回殺すために幻想入りしようとしないで?うちのパン屋を出禁にされたいのか!?

 

「お前には()()1()9()()と同じ苦痛を受けて貰う!」

 

あの・・・19人?誰のこと?多分だけど、私はその人達と会ったことがな———っ!(事実に気がついた音)

 

「19人・・・そうか・・・お前達が・・・。」

 

新聞で見た、連続行方不明事件の犯人なんだね!?分かったとも!こうして事件の主犯者を見るなんて初めて!すごーい命を狙われてなければ、素直に喜べたのになぁ!

 

分からない人ためにも説明しよう!連続行方不明事件とは、三週間に連続で19人が消息不明になった事件だ!ちなみに、既に全員死んだのにまだ死体は発見されてないぞ!

 

賢い諸君はきっと『行方不明事件なのに何で死んだこと分かるの?』と疑問を抱いたはずだ。もちろん私が殺したとかじゃないから、安心してくれ。

 

T()()()使()()1()9()()()()()()()()()()()()()と言ったから知ってるんだ。裁判長の情報網すごいな・・・文々。(ぶんぶんまる)新聞でも死んだこと分かってないのに。やっぱり推しは最強だな。

 

「気づいたみたいだな。生かして帰さないから意味はないがな。」

 

ヒェ・・・20人目の被害者にされる・・・!しかし助けは呼ばない。推しは今頃喧嘩が終わって、この施設を満喫してるだろう。そんな時間を邪魔出来ねぇよ!

 

「貴様が逃げぬように人質も容易した。見せてやれ。」

 

「了解です。」

 

一人の男が空間に穴を開け、そこから人質を出す様子。私の周りに人質にするほど、弱いやついないけど誰なんだ?気になるから見よ!

 

「あ、やっほーダンテ。」

 

「??????????」

 

アイエエエ!?メタンヌ!?メタンヌナンデ!?貴女能力とステータスからして絶対にそいつらに負けないはずでしょ!?何で捕まってるの!?

 

「コイツを殺されたくなければ、大人しく命を差し出せ。」

 

「・・・・・ちなみに私が死んだ後、彼女はどうする気なんだい?」

 

「そりゃもちろん、お前と仲良くした罪を体で償って貰うのさ。」

 

うーん・・・じゃ、やっぱ殺すしかねーな。だが殺人なんてしたくないし、痛めつけるだけにしとくか。

 

「それで?差し出す気には・・・・・・ぐはぁ!?」

 

まず一人に腹パン。筋力Dだからと侮るなよ?同じ筋力のジル(キャスター)が人は頭を握りつぶせるからな。手加減はしたから、慰謝料の心配もないね!

 

「き、貴様!こうなったら・・・!」

 

見て!トロンヌを連れてきた男が、手にしたナイフで刺そうとしてるよ!お前を半殺しにします(殺意)。くらえ!顔面パーンチ!

 

「え?は?ぎゃあああああ!!!!!」

 

Eランクで一般人と同等、なら敏捷がCランクの私は早く動けて当然なんですね。あの急接近する伯爵よりも一ランク上の敏捷持ちなんで、当然のことです。

 

「メタトロン、大丈夫?」

 

「うん、何もされてないよ。」

 

良かった〜〜〜!されてならガチで犯罪者になるしかなったよ。でもまぁ、必要なら殺人なんて・・・相手が誰であろうとやるさ。

 

「この人達はどうする?」

 

「置いてけ。こんな奴ら。」

 

骨折しても悪いのはアッチなんで。それに幻想郷ならどうせ、骨の一本や十本折れても治せる薬あるべ?治療可能なら殺人よりマシだな。ヨシ!

 

「ところで何してたの?」

 

「裁判長とオルタとプールを楽しんでた。メタトロンもどう?」

 

「なら私もやるー。」

 

 

 


 

 

 


 

 

 


 

 

 

「まだ生きてるみたいだね。ダンテは優しいねー。」

 

ダンテを殺そうとした二人を見下ろす。どうやら二人は殴られた衝撃で気絶しているみたい。苦痛を味わえ〜なんて言ったのに、本人は気絶してるのは笑えるね。

 

「まったく・・・天使に身内を殺されたからって、何でダンテを狙うかな。悪いのは裁判長なのに。」

 

誰にも聞かれない愚痴を溢しながら、前のことを思い出す。ダンテが気づかなかっただけで、殺そうとした人がいたから始末したことを。

 

命乞いでもう殺そうとしないと言ったのに、魂を見れば私も殺そうとしているのを見た時は呆れたね。面倒な事だったけど、ダンテを守れてると考えればまたやろうと思えた。

 

・・・・・でもまさか、この人達を含めて21人に命を狙われるとは思わなかった。

 

「これで私も七人目だね。」

 

今まで通りに串刺しにして殺した後、証拠隠滅のために凶器、遺体、魂を抹消する。これで世間では行方不明者が増えるだけですむ。

 

仮にバレてもダンテは殺させないけどね。誰かに見られないうちに、分身を解除して現場から消えよう。この後はダンテと遊べる。二人っきりじゃないのは残念だが、それは別の機会に、ね?




ダンテを殺そうとした21人は天使のせいで家族や友人が死んだ、或いは家を壊され、ダンテに恨みを持った者達です。

ちなみにダンテにこの事を言えば、聖杯で死者蘇生したり、家建てたり、お金出したりしてくれました。
それなのに会話をしないで殺そうとしたのは・・・お前のせいだなイシュメール!(ピークォド号船長並感)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。