フフ・・・気づいたらダンテになって幻想郷にいた・・・ 作:空の鏡
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!私は今、指差し確認をして男湯に入ったはずなのに、混浴に入っていた。な・・・何を言ってるのかわからねーと思うが、私も何をされたのかわからなかった・・・。
頭がどうにかなりそうだった・・・。催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ・・・。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・。
何でこうなるの?!一級フラグ建設士じゃないねんぞ私は!!だが私には希望がある。大丈夫だダンテ・アリギエーリよ、落ち着ける(0コスト)。
まだここには大天使'sと魔理沙とベアトリーチェが来ていない。つまり逃げれば、来たことがバレないわけ。アタイってば天才ね!
そうと決まれば脱出するぞ!幸いなことに、脱ぐ前に気づけたから、このままでも問題にはならない。周りを確認しといて良かった。これでフラグ回収はされないZE!
よっしゃ脱出できた!何事もなく出れた!あとは男湯に入るだけ・・・と考えてたけど、もしかして男湯に入ろうとしたら、自動的に混浴にワープされるんじゃないか?(名推理)
じゃあ今日は風呂キャンセルしたら良いやん!聖杯に体を綺麗にしてもらったら、入らずとも清潔になれるし、我ながらこんな名案を思いつくなんて・・・・・
アタイってば天才ね!
「これから入浴ですか?」
あ、裁判長だ。見つからずに帰ろうとしたが仕方ない。大人しく男湯に入ろう。聖杯パワーを舐めるなよ?その気になれば何でもできるんだからな。
「そうだよ。それではバイバイ・・・。」
「そっちは男湯ですよダンテ。」
何故か裁判長に止められた。おかしい・・・私は女でも性別不明でもないのに。私は女湯に入らんぞ、絶対に捕まるし、それ以前に犯罪者になりたくない。
「冷静に考えてください。」
「冷静に考えます。」
「地獄は危険なので一緒に入るべきです。」
そうかな・・・そうかも。じゃあ入っても問題ないか。一応聖杯で○⚪︎○対策だけしといて・・・一緒に入ろうぜ裁判長!第二の生初の温泉楽しみー!
何故私は裁判長と温泉に・・・?!断るつもりだったのに、どうして抵抗もせず混浴したの私!?え?説得でクリティカルで出てきた?まあクリティカルならしゃーない。
さて・・・どうやって逃げ出すか。さっきまで脱衣所にいた人、浴場に入っていった人が、誰一人いないから裁判長さえ何とかすれば良いんだが・・・何も思いつかないな。
「また、置いていくのですか?」
訂正、逃亡を諦めます。だって目に光がないよ!雰囲気が怖いよ!でも可愛いな。前世でも見たかったが、今世で見れたので満足です!
「なんだ、先に入ってたんだ。」
『偶然ですね。ダンテ。』
怠惰ヌとオルタが浴場に入場。足音が聞こえなかったぞ。ワープして来たのか?そうしたらわざわざ扉を開けてこないよな。私の知らぬ間に、抜き足差し足忍び足のプロになったのか!?(迷推理)
「空気を読まずにノコノコと・・・・・。」
裁判長さん!?乙女がそんなことを・・・言・・・ってるのを見たことをあるけど、やめなってー!幻想郷で自分同士でバチバチに喧嘩するのはマズイですよ!!幻想郷滅んじゃう^〜。
しかし好都合。私と聖杯にかかれば、この状況からの脱出は100%成功する。過去に二回もやったしな。バイバイ、私のトリプル大天使〜!
「もういたんですね!」
な、なにぃぃぃぃいいいいいいいいい!!!???馬鹿な!ここに魔理沙とベアトリーチェが来るなんて・・・気は確かか!?ここは混浴だぞ、女湯に入れ!
「まさか男湯も女湯も使えなくて、今は混浴しか無理とはな。」
えっそうなの?聖杯チェック!・・・・・・マジじゃん。使えなくなってる。
「洗いましょうか?」
「フフ・・・自分で出来る・・・。」